タブレットとスマートフォンの違いは『画面サイズ』。一般的には7インチ以下が『スマートフォン』、7インチ以上は『タブレット』と定義されています。
タブレットは『16:9』程度のアスペクト比に対応するモデルが多いのに対し、スマートフォンは持ち安さを考慮して『20:9』程度の縦長が主流。
YouTubeなどのストリーミング動画は16:9比率のコンテンツがほとんど。よってYouTubeを観る事が主な目的なのであれば、16:9比率に近いアスペクト比を持つタブレットを購入するのがベスト。
タブレットはAmazonのFireタブレットシリーズをはじめ、1万円以内で購入可能な格安モデルが多数ラインナップされています。ただし価格が安いタブレットには共通する下記の様なデメリットも。
- 処理能力が低く動作がモッサリ
- リフレッシュレートが低いので動きがカクつく
- 画面の解像度が低いので小さい文字が滲む
- 電池容量の割に電池もちが悪い
- 不具合があってもファームウェアのアップデートが行われない
- 単体でモバイル通信が使えない
- ベゼルが太く筐体サイズが大きい
- 重量が重く長時間の持ち運びに不向き
- 防水非対応で使える場所が限定
- おサイフケータイやGoogle Payが使えない
- GPS非対応でナビ機能が使えない
処理能力の低さは特に顕著。私が所有しているAmazonのFire HD 8 Plusを例にすると、端末の性能をトータルで示すAnTuTu Benchmarkのスコアは『101,236』。これは4G世代の現行エントリーモデルを遥かに下回ります。WEBページの閲覧程度であっても『モッサリ感』は否めません。
1秒間に画面を更新可能な回数を示す『リフレッシュレート』は、iPad Proの様な最上位モデル以外は基本的に『60Hz』。スマートフォンは90Hz~120Hzが主流となっているので、スクロールした際の滑らかさには大きな違いがあります。
タブレットは基本的に大きめの電池を搭載していますが、Socの電力効率が低い場合は連続駆動時間が電池量に見合わず短めに。重量が重く電池もちが悪いというのは間違いなくストレス要因。
タブレットがモバイル通信に非対応の場合、外出時は『2台持ち』が前提となります。8インチサイズのFire HD 8 Plusは『約355g』。スマートフォンが200g前後だとすれば合計で500gを超え。重さに耐えられず『持ち運ぶのを止めた』となりかねません。
不具合への対応も不安材料。殆どのメーカーはファームウェアを更新して早めに修正を行います。しかし中には『とりあえずOSを入れて売っている』というなんちゃってメーカーも。その場合は迅速な対応が難しくなり、安かろう悪かろうの状態に。
Motorolaのスマートフォン『moto g52j 5G』は『6.8インチ』のディスプレイを採用。アスペクト比率が20:9なので、タブレットとスマートフォンを足して2で割った様なイメージ。解像度はフルHD+(2,460×1,080ピクセル)。ウェブサイトやSNSの閲覧、電子書籍の読書、映画鑑賞には最適。タブレットと違い片手で持つことも可能です。
Socにはミッドレンジ用の『Snapdragon 695 5G』を採用。AnTuTu BenchmarkのトータルスコアはFire HD 8 Plusの4倍近く。データの演算処理を行う『CPU』とアプリの動作速度を示す『UX』の数値にも大きな開きあり。『モッサリ』と『サクサク』の違いを確実に体感出来ます。
Snapdragon 695 5Gは『6nm』の微細なプロセルサイズを採用。同Socは安定した処理能力に加えて電力効率の高さも特徴の一つです。AnTuTu Benchmark測定時の電池の減りはたったの『1%』。
moto g52j 5Gに近い画面サイズを持つスマートフォンは他にも存在しますが、販売価格は10万円超え。大画面を求めて買うには躊躇するレベル。重量もmoto g52j 5Gを上回ります。
端末名 | 画面サイズ | 電池容量 | 重さ | 販売価格 |
Motorola moto g52j 5G | 6.8インチ | 5,000mAh | 約206g | 39,800円 |
iPhone 13 Pro Max | 6.7インチ | 4,352mAh | 約238g | 159,800円~ |
Galaxy S22 Ultra | 6.8インチ | 5,000mAh | 約229g | 183,744円(docomo) |
Google Pixel 6 Pro | 6.7インチ | 5,000mAh | 約210g | 116,600円~ |
moto g52j 5Gはリフレッシュレートも最大『120Hz』と高め。1秒間に120回画面の更新が可能です。一度120Hzの滑らかさに慣れてしまうと、60Hzの端末には戻れません。それくらい60Hzと120Hzは別次元。画面サイズが大きくなればスクロール時の体感差は尚更のこと。
moto g52j 5Gの『j』は日本特化モデルを意味します。日本ユーザーの需要に合わせてMotorola初対応となったのが『最高水準の防塵防水(IP68)』と『おサイフケータイ(FeliCa)』。
大画面ながら防塵防水を持ち、キッチンやアウトドアなど幅広いシーンで使える。おサイフケータイ対応だからSuica、PASMO、会員証、クレジットカードなどをmoto g52j 5Gの中に入れて荷物をスリム化。タブレットとスマートフォン2台持ち状態の人は、一度『ファブレット1台』を検討してみては!移動がとてつもなく楽になりますよ。
Motorola moto g52j 5Gに関するセール情報
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Motorola moto g52j 5Gの主な仕様
Motorola moto g52j 5G | |
---|---|
Soc | Qualcomm Snapdragon 695 5G |
容量 | 6GB/128GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約206g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 対応 |
位置情報 | GPS, A-GPS, LTEPP, SUPL, GLONASS, Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
SIM | nanoSIM/eSIM(1 (nanoSIM)、DSDV) |
防塵防水 | IP68 |
指紋認証 | 側面 |
おサイフケータイ | 対応 |
Micro SDカード | 対応(最大1TBまで) |
Dolby Atmos | 対応 |
OS | Android™ 11 |
Motorola moto g52j 5Gにお勧めな格安SIM
- 5G NR:n3/n28/n77/n78
- 4G-LTE:
B1/B2/B3/B8/B18/B19/B28/B38/B41/B42 - 3G: W-CDMA B1/B2/B5/B8/B19
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)