スマートフォンメーカーが看板商品として開発にもっとも力を入れる『ハイエンドモデル』。処理能力が高いのは勿論のこと、人によっては端末を選ぶ上で優先順位が一番上となる『カメラ』にも力を入れています。
『Xiaomi 11T Pro』『Motorola edge 30 Pro』はXiaomi(シャオミ)とMotorola(モトローラ)のハイエンド。メインカメラにはXiaomi 11T Proが『1/1.52インチ』、Motorola edge 30 Proは『1/1.5インチ』の大型イメージセンサーを採用。
イメージセンサーのサイズが大きくなると、光の取得量が増えてダイナミックレンジが拡大。質感豊かな奥行きのある描写を得られるようになります。今回は両モデルで撮り比べを行い、最上位モデルの画質差を検証していきたいと思います!
撮影は午前11時ころ(天候は曇り)から開始。。AIはOFFでHDRはAUTO。すべて加工無しの撮って出し画像です。
Xiaomi 11T Proではこれまで何度も撮影を行なっていますが、『映える』ような画作りが得意。レタッチが苦手な人には最適です。Motorola edge 30 Proは対照的で彩度控えめのナチュラルな仕上がり。花びらの細かいディテールやダイナミックなボケは大型イメージセンサーならでは。
少し奥にピントをずらした一枚。ここ数年で廉価なエントリーモデルでも綺麗な写真が撮れるようになりました。しかし感動するクオリティで撮れるのは『Xiaomi 11T Pro』『Motorola edge 30 Pro』といったハイエンド。スマートフォンなので難しい設定は勿論不要です。
両モデルの特徴がハッキリと表れたグラデーション豊かな紫陽花。Xiaomi 11T Proは一部の色のみを目立たせた鮮やかな画像処理が施されています。Motorola edge 30 Proはディテールがしっかりしているので、柔らかな色調でも被写体がボンヤリしてしまう事はありません。これは好みが分かれそうですね。
暗く写りがちな薄いブルーもXiaomi 11T Proでは映え写真に変化。Motorola edge 30 Proは上品な雰囲気と質感をキープ。廉価なスマートフォンカメラだと立体感が無くなり淡白な画像になったはず。同色系のシンプルな被写体でこそ、高性能カメラが真価を発揮します。
大型イメージセンサー採用モデルだからこそ出せるこの迫力。フェンスからはみ出した朝顔が立派な主役に。外出時に持ち歩く頻度が高いスマートフォンだからこそ撮れる写真が沢山あります。同じ一枚ならInstagramにアップしたくなる様な高画質がベスト。気づいたらシャッターを切っている人には『Xiaomi 11T Pro』『Motorola edge 30 Pro』お勧めです。
遠近感のある大きな前ボケ写真も手軽に撮れる両モデル。背景ではなく手前をぼかすと、単調になりがちな被写体に変化を与えられます。ぜひ一度試して欲しい撮り方の一つです。
ある程度広い画角で撮っても高精細なディテールを残せるXiaomi 11T Pro、Motorola edge 30 Pro。ただしXiaomi 11T Proは少し光を抑えた方が良かったかも。Motorola edge 30 Proはカメラ性能の高さを実感出来る一枚でした。
ダイナミックレンジが狭いと、色がかぶってしまい写真から得られる臨場感が損なわれます。自然の風景は基本的に緑が多いので、ダイナミックレンジが広いXiaomi 11T Pro、Motorola edge 30 Proのカメラで撮るメリットは十分。色の深みとディテールの細かさを両方感じられる筈。
Motorola edge 30 Proのカメラでは今回初めて撮影を行いましたが、自然な色調と丁寧な画作りが特徴的。撮った後に自分でレタッチを加えたかったり、生の雰囲気を大切にしたいという人にはベストなスマホカメラです。流石ハイエンド。
Motorola edge 30 proの主な仕様
Motorola edge 30 pro | |
---|---|
Soc | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 |
容量 | 8GB/128GB、12GB/256GB メモリ:LPDDR5 ストレージ:UFS 3.1 Host-Aware Performance Booster 2.0 |
電池 | 4,800mAh(有線充電:68W、無線充電:15W) |
重量 | 約196g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 非対応 |
位置情報 | GPS,AGPS,LTEPP,SUPL,Glonass,Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz / 5GHz / 6GHz) Wi-Fi 6E |
SIM | nanoSIM×2 (5G+5G) |
防塵防水 | IP52 |
指紋認証 | 側面 |
おサイフケータイ | 非対応 |
Micro SDカード | 非対応 |
Dolby Atmos | 対応 |
OS | Android™ 12 |
Motorola edge 30 proにお勧めな格安SIM
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G-LTE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B32/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48/B66 - 3G: W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Xiaomi 11T Proの主な仕様
Xiaomi 11T Pro | |
---|---|
Soc | Snapdragon 888(5nm) |
容量 | 8GB/128GB、8GB/256GB
|
電池 | 5,000mAh(最大120W急速充電) |
重量 | 204g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
FeliCa | 対応 |
センサー | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー |
オーディオ | デュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応) |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI 13、android 12 |
Xiaomi 11T Proにお勧めなSIM
- 5G:NSA + SA をサポート
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)