Nothing Phone (2)が搭載している『Snapdragon 8+ Gen 1』は、Xiaomi 12T ProやZenfone 9が採用しているものよりCPUの最大動作周波数がやや低め。
動作周波数の高さは『動きのはやさ』を意味します。AnTuTu Benchmark(Ver.10)の比較では、『CPU』『GPU』のスコアがどちらもXiaomi 12T Proより低い数値に。
ただし3DMark(Wild Life)の実測では、温度上昇を低く抑えつつ『Maxed Out!』を連発するなど電力効率の高さを見せつける結果に。
今回は負荷の重い3Dゲームとして有名な原神を『画質:最高、フレームレート:60FPS』設定で20分以上プレイ。GPUスコアの高いスマートフォンでも、Socの電力効率が低い場合はプレイ時間が長くなるとフレームレートが低下します。
Nothing Phone (2)は滑らかな動きを継続することが出来るのか(画像を選択すると動画再生)。プレイ開始から1分程度はほぼ60FPS付近を維持。戦闘シーンで一瞬45FPSまで落ちましたが、すぐに持ち直しました。
グラフで局所的にフレームレートが大きく低下しているところは、メニュー画面の表示の場合も。発熱によるフレーム落ちといった感じではありません。
プレイ時間10分を超えても60FPS付近を意地し続けています。動作はいたって滑らかなまま。
Nothing Phone (2)は画素自体が発光する有機ELディスプレイを採用しているので、明るい昼間の時間帯は消費電力が上がります(暗い色は省電力)。よって昼間のプレイ時間が伸びると流石にフレームレートが低下しはじめるかと思いきや、抜群の安定感に衰えは見られず。
結局プレイ時間20分を超えても大きなパフォーマンスの低下は見られませんでした。端末は少し温かくなる程度。サーマルスロットリングの制御内で、高いフレームレートが維持されていたということでしょう。
iOS向けは『120FPS』に対応した原神。一部からは『電池の減りが凄まじい』との声が聞こえます。Androidでは2023年11月時点で120FPSを選べませんし、当面は『60FPSで安定して遊べること』を優先した方が良いでしょう。
記事が見つかりませんでした。
Nothing Phone (2)の主な仕様
Nothing Phone (2) | |
---|---|
Soc | Qualcomm Snapdragon™ 8+ Gen 1
【CPU】
【GPU】
|
容量 | 8GB/128GB、12GB/256GB、12GB/512GB |
電池 | 4,700mAh(有線充電:45W、無線充電:15W、無線給電:5W) |
重量 | 約200.68g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 非対応 |
位置情報 | GPS:L1+L5 デュアルバンド、A-GPS、GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS、NavIC、SBAS |
Wi-Fi | Wi-Fi 6、802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G デュアルバンド |
Bluetooth | 5.3 |
SIM | nanoSIM×2 (5G+5G) |
防塵防水 | IP54 |
指紋認証 | 画面内 |
おサイフケータイ | 非対応 |
Micro SDカード | 非対応 |
スピーカー | デュアルステレオ |
Nothing Phone (2)にお勧めな格安SIM
日本国内
- 5G(Sub6): n1, n3, n28,n41, n77, n78
- 4G LTE:1, 3, 8,18, 19, 26, 28,41,42
- 3G UMTS (WCDMA): bands 1,6,8,19
国際ローミング
- 5G(Sub6):n2,n5, n7, n8,n12,n20,n25,n30,n38, n40,n66,n71,n75
- 4G LTE: 2, 4, 5, 7,12,17, 20,25,30,32, 34, 38, 39, 40, 48,66,71
- 3G UMTS (WCDMA): bands 2,4,5
- 2G GSM : 850/900/1800/1900
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パー77トナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Nothingに関連する記事
一覧はコチラから