【写真作例】OPPO A79 5Gのカメラで撮ったり遊んだりしてみた。光学2倍ズーム導入など

記事には広告が含まれます。本内容は公開時の情報です。
OPPO A79 5Gカメラレビュー

直販価格2万円台の廉価なスマートフォン『OPPO A79 5G』。上位のOPPO Reno9 Aに加えて他社のエントリーモデルと『ベンチマーク』『スピーカーの音質』『ディスプレイの明るさ』『電池もち』などを実機比較した結果、独自の『強み』と受け取れる部分が随所に。『価格重視』でスマートフォン選びをしているなら一推しです。

あわせて読みたい
【使って比較レビュー】OPPO A79 5GとOPPO Reno9 Aはココが違う。スペックからは見えづらい詳細まで直販価格2万円台で購入可能なOPPOの廉価なスマートフォン『OPPO A79 5G』。上位モデルの『OPPO Reno9 A』とどちらを購入しようか悩んでいる人は多いはず。今回は両モデ...
あわせて読みたい
OPPO A79 5Gのスピーカー音をReno 9A、moto g53j 5G、Redmi 12 5Gと比較してみた。メーカー直販価格2万円台の廉価なスマートフォン『OPPO A79 5G』を使用して、これまで『ベンチマーク』『画面の明るさ』『ゲーム性能』『電池もち』を実測してきました...
あわせて読みたい
OPPO A79 5Gは画面デカいのに電池もち良すぎ。YouTube動画90分再生で-6%はLTPO採用スマホに近い!スマートフォンメーカーがこぞって競い合うスペックの一つが、明るい場所での視認性を高める『ディスプレイの明るさ』。先日ディスプレイの照度を実測してみたら、液晶...
あわせて読みたい
【レビュー】OPPO A79 5Gを約1ヶ月使用して感じたメリット『9つ』とデメリット『3つ』OPPOのエントリーモデル『OPPO A79 5G』。使いはじめて約1ヶ月が経過しました。直販価格『29,800円(税込)』という廉価設定なので、購入当初はあまり期待をしていなか...

シャッターは重めだけど画質はナカナカ

カメラ性能(写真)に関しては、上位モデルのOPPO Reno9 Aと比較してシャッターがやや重い印象。『ピント合わせ』や『データ処理』は時間がかかる傾向にあります。よって『サクサク撮りまくりたい』といった人には不向きかも。

ただし、それなりに撮影枚数を重ねてみると肝心の『画質』に関しては悪くない印象。私が被写体として撮ることが多い『』は、AIを『OFF』にした方が自然な仕上がりに。ONだと色被りが目立ちます。

赤い花1

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/100秒、ISO:185、倍率:等倍、データサイズ:5.46MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:ON

赤い花2

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/100秒、ISO:142、倍率:等倍、データサイズ:5.10MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

食べ物を撮るならAIをONにしてみよう

逆に食べ物は、AIを『ON』にしたほうが『美味しそう』に写ります。AIモードの使用でかなりイメージが変わるので、『不自然』『物足りない』と感じた時はON/OFFを切り替えてみましょう。

団子1

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/100秒、ISO:185、倍率:等倍、データサイズ:5.46MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

団子2

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/100秒、ISO:185、倍率:等倍、データサイズ:5.46MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:ON

[itemlink post_id=”111481″]

過去のエントリーモデルから色合いが改善された

OPPOの旧エントリーモデル(OPPO A73)では、『色(特に空)の表現がおかしい』と感じる事が度々ありました。

梅の花

【OPPO A73のデフォルトカメラアプリで撮影】F値:2.2、焦点距離:3mm、シャッタースピード:1/1602秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:3.61MB(JPEG)、撮影モード:オート、AI:OFF

それがOPPO A79 5Gでは修正されており、全体的に色の仕上がりが自然に。どちらかと言えばGoogleの『Pixelシリーズ』に近づいた印象です。

河津桜

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/287秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:3.03MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

白い梅の花

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/311秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:3.01MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

イメージセンサーサイズが小さく(5.24×3.95:Device Info HWより)レンズも大口径では無いので、光量が足りない場所での撮影はお勧めしません。

しかし明るい場所では、おおよその人が不満を感じないであろう画質を得られます。色の不自然さが解消されたのはやはり大きいですね。

シボリカタバミ

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/931秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:3.31MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

パンジー

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/271秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:3.23MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

スノーフレーク

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/397秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:2.96MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

ウメ

【OPPO A79 5Gのデフォルトカメラアプリで撮影】F値:1.8、焦点距離:4mm、シャッタースピード:1/257秒、ISO:100、倍率:等倍、データサイズ:2.77MB(JPEG)、撮影モード:オート(HDRオート)、AI:OFF

[itemlink post_id=”111679″]

安いスマホだからこそ遊びたい。光学2倍レンズを装着してパシャり

イメージセンサーやレンズの口径が小さいと『物理的なボケ』を得づらく、拡大時(デジタルズームやトリミングなど)の画質が劣化しやすくなります。それらを補うためにKenkoの『光学2倍レンズ』を導入。

水仙の花1

デジタルズーム4倍で撮影した画像をトリミング

水仙の花2

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影した画像をトリミング

ピントを合わせづらくなる』『画質・光量が落ちる』『デジタルズーム1.2~3倍で撮影しないと丸い黒枠が入る』といったデメリットはありますが、それらとひきかえに『大きなボケ味』を得られ、さらに『拡大時の解像』が向上。

[itemlink post_id=”116335″]

ガキルタンサス

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

ローズマリー

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

フィルタ効果ではなく、物理的に『デフォルトでは不可能な描写を得られる』というのがレンズ追加の醍醐味。OPPO A79 5Gの様な『安いスマートフォン』だからこそ、意外性で攻めてみるのも個人的にはアリだと思います。

キンセンカ

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

ボケの花

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

シモツケ

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

カナメモチ

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

サントリーナグリーン

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

バラ

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

ガーベラ

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

バラ

光学2倍レンズ装着+デジタルズーム2倍で撮影

[itemlink post_id=”111486″]

[itemlink post_id=”111773″]

OPPO A79 5Gは前モデル(OPPO A77)からどう変わったか

  • スマートフォンの処理能力を決めるSocがMediaTek社のHelio G35(12nm)からDimensity 6020(7nm)に刷新。データ処理速度と電力効率が改善。
  • ストレージ規格がeMMC 5.1からUFS2.2に変更。データの読み書き速度が向上し、消費電力低下。
  • ディスプレイの解像度がHD+からフルHD+に向上。画像や文字をより高精細に表示。
  • リフレッシュレート(画面を1秒間に書き換え可能な回数)が60Hzから90Hzに向上。1秒間に30コマ分滑らかな表示が可能に。
  • タッチサンプリングレート(1秒間に画面がタッチに反応する回数)が60Hzから180Hzに向上。タッチ感度が3倍に上がり操作性アップ。
  • FeliCa ICチップを搭載したことで、おサイフケータイやGoogleウォレットといったサービスに対応
  • SocがHelio G35からDimensity 6020に変更されたことで、4Gだけでなく5Gネットワークにも対応。
  • 物理的なSIMカードに加えてeSIMに対応。通信業者とのオンライン上のやりとりで最短即日開通可能
  • マスクを着用したままロック解除可能な顔認証

OPPO A77から引き継がれた強み

  • 最大33Wの急速充電に対応
  • 128GBの大容量ストレージ
  • Micro SDカード対応(最大1TBまで)
  • Bluetoothの規格が新しい(5.3)
  • ウルトラボリュームモード搭載で最大300%ボリュームアップ可能
  • OPPO独自開発のDynamic Computing Engineに対応し、バックグラウンドのアプリ動作を安定させ消費電力を制御
  • アイコンや文字サイズを大きく見やすくするシンプルモード搭載

OPPO A79 5Gを購入するのに不向きな人

  • 原神の様な負荷の重い3Dゲームで頻繁に遊ぶ
  • 日常的に使用しているアプリの数が多い(メモリ容量の多いOPPO Reno9 Aがお勧め)

OPPO A79 5GとOPPO A77の主な仕様

モデル名OPPO A79 5GOPPO A77
SocMediaTek Dimensity 6020(7nm)MediaTek Helio G35(12nm)
メモリ容量4GB(LPDDR4X)4GB(LPDDR4X)
ストレージ容量128GB(UFS 2.2)128GB(eMMC 5.1)
電池5,000mAh5,000mAh
充電速度最大33W(充電器別売)最大33W(充電器別売)
重量約193g約187g
サイズ
  • 高さ:約165.6mm
  • 幅:約76.0mm
  • 厚み:約8.04mm
  • 高さ:約163.7mm
  • 幅:約75.0mm
  • 厚み:約8.0mm
画面
  • タイプ:液晶
  • サイズ:6.72インチ
  • 解像度:フルHD+(2,400×1,080ピクセル)
  • 最大輝度:680nit
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • 最大タッチサンプリングレート:180Hz
  • サイズ:6.5インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:HD+(1,612×720ピクセル)
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:60Hz
  • 輝度:480nit(通常)、600nit(最大)
カメラメインカメラ(背面)

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.8

深度測定カメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
  • F値:2.0
メインカメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.8

深度測定カメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
  • F値:2.0
防水防塵IP54IP54
イヤフォンジャック搭載搭載
Bluetooth5.35.3
位置情報GPS、BeiDou、GLONASS、GALILEO、QZSS GPS、BeiDou、GLONASS、GALILEO、QZSS
Wi-FiWi-Fi:802.11a/b/g/n/acIEEE802.11 a/b/g/n/ac
SIMnano SIM×2+eSIM×1nano SIM+nano SIM
認証顔、側面顔、側面
おサイフケータイ対応非対応
スピーカーステレオ(ウルトラブースト)ステレオ(ウルトラブースト)
Micro SDカード対応(最大1TB)対応(最大1TB)
5G(Sub6)対応非対応
主な通信バンド対応4G&5Gドコモ、SoftBank、au、楽天(B79、ミリ波非対応)4G:ドコモ、SoftBank、au、楽天

OPPO A79 5G(オープンマーケット版)にお勧めなSIM

主な通信バンドに対応通信業者
ドコモIIJmioahamomineoNUROモバイル
SoftBankワイモバイルLINEMOmineoNUROモバイル
auUQモバイルmineoNUROモバイル
楽天楽天モバイル
瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
  • URLをコピーしました!