Googleは2023年9月20日(水)、Pixel用Androidベータプログラムにおいて『Android 14 QPR1』をリリースしました。対応デバイスは下記の通り。
- Pixel 5a
- Pixel 6 and 6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 7
- Pixel 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel Fold
- Pixel Tablet
Android 14 QPR1は安定版(Stable)とは異なるので、『安定性』『バッテリー』『パフォーマンス』に問題が発生する可能性があります。
あくまで開発者や『いちはやくAndroid 14の新機能を体験してみたい人』に向けたもの。一般ユーザーは安定版が提供されるのを待ちましょう。
一部のバグなどを覚悟の上でAndroid 14 QPR1をインストールするには、コチラのリンク内に表示されている『登録可能なデバイス』から『登録』を選択。登録を行ったデバイスではAndroid 14 QPR1のダウンロードが可能になります。
私は検証用に所有しているPixel 6aを『Android 14 QPR1』にアップデート。設定項目を確認していて一番気になったのが『バッテリー情報(設定→デバイス情報から)』です。
バッテリー情報では端末の『サイクル回数』を確認出来るように。ちなみにAppleのiPhoneは、500回のフル充電サイクルを終えてバッテリー最大容量が『80%』を維持するように設計されています。
フル充電サイクルは、『0%~100%』の充電を『1回』とカウント。50%→100%の充電を2回繰り返したら、合計100%となりサイクル回数が『1回』増えます。iPhoneの場合は500サイクルを終えても『80%』程度の電池もちが維持されるということです。
私の所有するPixel 6aは、サイクル回数が『18』でした。Pixelシリーズは電池に関する詳細を公開していませんが、18回というサイクル回数の少なさから、『バッテリー最大容量は減っていない』と判断出来ます。
2023年はあらゆる物価の高騰が継続し、スマートフォンは中古市場が活性化。Android 14へのアップデートで『サイクル回数』の確認が可能になれば、曖昧な使用期間を指標にする必要が無くなる・・・はず。
Android 14以前のバージョンでも合計の『稼働時間』を表示することは出来ましたが、『すべてのデータを消去(初期設定にリセット)』すると、カウントは『0』に。
サイクル回数では初期化前の情報が引き継がれ、合計値が表示されるのか。Pixel 6aを初期化した結果がコチラ。
まさかの『0回』。ワンオーナーで『1度も端末を初期化していない』状態であれば、ある程度正確な電池の劣化具合を掴むことが出来ます。しかしそれ自体を証明するデータが無い。稼働時間と同じで、第三者が得られる情報の精度としては弱いです。
iPhoneのバッテリー『最大容量』は、初期化しても『100%』に戻ることはありません。中古iPhoneを購入したユーザー側で、出品者の説明が正しかったかどうかを確認出来るのです。
記事が見つかりませんでした。
Android 14(正規版)で『サイクル回数』を追加するのであれば、『初期化してもリセットされない』仕様に変更して欲しい!バッテリーの補足情報としては大歓迎な内容なので、実用的な改善を求めます。
記事が見つかりませんでした。
Google Pixel 6aの主な仕様
Google Pixel 6a | |
---|---|
Soc | Google Tensor
Titan M2™ セキュリティ コプロセッサ |
容量 |
|
電池 | 4,410mAh(最大18W充電) |
重量 | 178g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
防水防塵 | IP67 |
オーディオ |
|
おサイフケータイ | 対応 |
SIM | nano SIM+eSIM |
Google Pixel 6aにお勧めなSIM
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
格安SIMに関する記事
一覧はコチラから
Googleに関連する記事
一覧はコチラから