【呆然】Pixel 7a、Pixel 7 Pro、iPhone(USB2.0)でデータ転送速度を比較したらエグい結果に

6万円台のPixel 7aはiPhone 15並みにUSBデータ転送速度が遅いのか検証

ユーザー待望の『USB-C化』を果たしたiPhone 15、iPhone 15 Proシリーズ。せっかくコネクタは汎用的なものとなったのに、下位モデル『iPhone 15』『iPhone 15 Plus』のUSB規格は旧型と同じ『2.0』のまま。

下位モデルとはいえ、販売価格は余裕の10万超え。コネクタが変わっても転送速度は変わらず。SNS界隈では批判の声が相次いでいます。それもその筈。USB 2.0が策定されたのは、『iPhone 3G』がリリースされた2008年。今から約15年前です。

実際どの程度遅いのかを試した(USB 2.0のiPhone 13使用)ところ、2.44GBのデータをWindowsパソコンに転送するのに『6分40秒』かかりました。直接Wi-Fi接続すれば転送速度を上げられますが、その際はひと手間必要に。

あわせて読みたい
iPhone 15のUSB-Cポートは『USB2.0』の激遅仕様。PCへのデータ転送速度を『1/5』程度に短縮する方法 Appleは2023年9月13日(水)に開催したイベント内で、最新モデルとなる『iPhone 15』シリーズをリリースしました。2023年9月15日(金)午後9時から予約の受付が開始され...

iPhoneをWindowsパソコンにUSB接続しても、基本的に『画像』『動画』の書き出ししか行う事が出来ません。転送速度以前に、ストレージとしての使い勝手がとても不便です。

4K動画を60FPSで頻繁に撮影すると、iPhoneはMicro SDカードを使えないのですぐに内部ストレージが圧迫されてしまいます。それを避ける為にパソコンにデータを移したい訳ですが、USB2.0だとかなり厳しい。

iPhone 15のデータ転送を早める裏技

Appleより

Apple製品同士では高速ワイヤレス通信『AirDrop(Wi-Fi 6対応機同士であれば最大9.6Gbps)』を利用可能。結局のところ『Apple製品で揃えましょう』ということなのか。

あわせて読みたい
そろそろiPhoneを卒業すべき理由。ボロボロの旧型iPhoneより安いAndroidスマートフォンの方が高確率で快適 今は殆の人にとって生活必需品となっているスマートフォン。OSは『Android』『iOS』に大分類されます。日本はiOS、つまりiPhoneの利用者が多いことで有名な国。 Webトラ...

とはいえ、基本的に高額なAppleデバイス。『iPhone』『iPad』『MacBook』と全て揃えたら一体いくらになってしまうのか。ボロボロの旧型を『使い続ける』という未来が垣間見えてしまいます。

上位モデルとなる『iPhone 15 Pro』『iPhone 15 Pro Max』は、最大『10Gbps』の転送速度に対応するUSB 3.2 Gen 2に準拠。頻繁にWindowsパソコンに動画撮影データを移動したい場合は159,800円~のこれらが選択肢に。

iPhoneの対極となるのがGoogleの『Pixel』シリーズ。生粋のAndroidスマートフォンです。124,800円のiPhone 15がUSB2.0なのだから、62,700円Pixel 7aも当然『激遅』だろうというのが一般的な予想。実際にどうなのかを検証してみました。

あわせて読みたい
Pixel 7aで『平日お昼』にSIM6種類速度比較!SoftBank『LINEMO』が桁違いの爆速ブッチギリで優勝! 2023年5月11日に登場したGoogleのスマートフォン『Pixel 7a』。物価高の影響が続き、2023年前半は盛り上がりに欠けたSIMフリーAndroid市場。Pixel 7aがカンフル剤となり...

PixelシリーズはiPhoneと違って、『動画』『画像』以外のデータも読み書きが可能。データ転送時にエラーも起きません。Windowsパソコンとの相性は一枚も二枚も上手です。

ケーブルはUSB 3.2 Gen 2(最大10Gbps)に準拠するコチラのものをを使用。パソコンのUSBポートはUSB 3.1 Gen 2。ちなみに『USB 3.1 Gen 2=USB 3.2 Gen 2』なので実は同じ規格。紛らわしいですよね。

検証結果はiPhoneユーザーが驚くべき内容に。なんと『6.18GB』のデータを転送するのにかかった時間はたったの『21秒』。2回実測して同じ結果となりました。

あわせて読みたい
Pixel 7aやPixel 7 Proのロック解除を顔・指紋認証以外で『爆速化』する方法。マスク&ガラスフィルムOK 有機ELディスプレイを採用するスマートフォンは、指紋認証センサーを『画面内』に搭載している場合があります。Googleの『Pixel 7a』『Pixel 7』『Pixel 7 Pro』もそれ...

規格を調べてみると、Pixel 7aは『iPhone 15 Pro』『iPhone 15 Pro Max』と同じ『USB 3.2 Gen 2』に準拠していたのです。つまりiPhone 15 Proシリーズでは、同等の速度でWindowsパソコンに動画データを転送可能ということ。

ついでに上位モデル『Pixel 7 Pro』のUSB転送速度も同じ条件でチェック。こちらは2回とも『24秒』。なんと一番データ転送速度がはやいのは『Pixel 7a』でした。恐るべし6万円台のスマホ。これなら安心して4K(60FPS)動画を撮りまくれますね!

お得にSoftbank回線を使える格安プラン&格安SIM
created by Rinker
あわせて読みたい
【簡単節約】楽天ポイントの正しい使い方とは。物価高で月末に残るお金がどんどん減っている人は楽天錬... 楽天市場やパートナー企業で買い物をすると付与される『楽天ポイント』。付与されたポイントは楽天市場に加え、『飲食店』『美容室』『引っ越し』といったパートナー企...
あわせて読みたい
高品質なソフトバンク回線を安く使いたい人は『ワイモバイルの営業マン』になって『一人目のユーザー』... 通信キャリアSoftBankは、オンライン専用ブランド『LINEMO(ラインモ)』と、サブブランドの『ワイモバイル』を展開。月額基本料金のみで比較すると、下記の通りLINEMO...

Pixel 6a、Pixel 7aの主要スペック

Pixel 6a Pixel 7a(G82U8)
Soc Google Tensor Google Tensor G2
容量
  • 6GB(LPDDR5 RAM)/128GB(UFS 3.1)
  • 8GB(LPDDR5 RAM)/128GB(UFS 3.1)
電池 4,410mAh(有線充電:最大18W) 4,385mAh(有線充電:最大18W 無線充電対応
サイズ 高さ 152.2 mm×幅 71.8 mm×厚さ 8.9 mm 高さ 152 mm×幅 72.9 mm×厚さ 9.0 mm
重量 約178g 約193.5g
画面
  • サイズ:6.1インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:60Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比:1000,000:1
  • 素材:ゴリラガラス3
  • 常時表示:対応
  • サイズ:6.1インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比:1000,000:1
  • 素材:ゴリラガラス3
  • 常時表示:対応
カメラ メインカメラ

  • 解像度:1,220万画素
  • F値:1.7
  • 視野:77度
  • ピクセルサイズ:1.4µm
  • イメージセンサーサイズ:1/2.55インチ
  • 超解像ズーム:7倍
  • オートフォーカス:デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
  • 手ブレ補正:光学式

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • 画角:水平114度
  • F値:2.2
  • ピクセル幅:1.25µm
  • レンズ補正:対応

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
  • F値:2.0
  • 視野:84度
  • ピクセル幅:1.12µm

カメラ機能

夜景モード、トップショット、ポートレート モード、超解像ズーム、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレート ライト、消しゴムマジック、リアルトーンᵀᴹ、 顔のぼかし解除、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ

メインカメラ

  • 解像度:6,400万画素
  • F値:1.89
  • 視野:80度
  • ピクセル幅:0.8µm
  • イメージセンサーサイズ:1/1.73インチ
  • 超解像ズーム:8倍
  • オートフォーカス:デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
  • 手ブレ補正:光学式

超広角カメラ

  • 解像度:1,300万画素
  • 画角:水平120度
  • F値:2.2
  • ピクセル幅:1.12µm
  • レンズ補正:対応

フロントカメラ

  • 解像度:1,300万画素
  • F値:2.2
  • 視野:95度
  • ピクセル幅:1.12µm

カメラ機能

ボケ補正、夜景モード、トップショット、ポートレート モード、超解像ズーム、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレート ライト、消しゴムマジック、長時間露光 リアルトーンᵀᴹ、顔フォーカス、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ

オーディオ
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
防水防塵 IP67 IP67
認証 ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証 ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証、顔認証
USB USB Type-C® 3.1 Gen 1 USB Type-C® 3.2 Gen 2
Bluetooth 5.2 5.3
Wi-Fi Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、MIMO Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、HE80、MIMO
位置情報 GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDou GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou
おサイフケータイ 対応 対応
Google One VPN 250円~(Google One) 無料
SIM  nano SIM+eSIM nano SIM+eSIM
Google Playストア販売価格 53,900円 62,700円

Google Pixel 7a(G82U8)にお勧めなSIM

  • 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド  1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

格安SIMに関連する記事

一覧はコチラから

  • URLをコピーしました!