
この記事に書いてある内容一覧
- 【電池もち】Pixel 9aは『一般的』な部類
- YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
- 屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を
- 【充電】Pixel 9aはAC充電器の付属なし。有線に加えてワイヤレス対応も速度はイマイチ
- 市販のAC充電器で約15分間充電した結果
- 手軽に行えるワイヤレスで約10分間充電した結果
- 持ち運びしやすいモバイルバッテリー(Anker Nano Power Bank USB-C)で約15分間充電した結果
- 【リアカメラ】解像感に優れる安定した広角(メイン)カメラ。マクロフォーカスが撮影の幅を広げてくれる
- Pixel 9aの主なリアカメラ仕様
- 直感的で撮影前に細かく調整出来るカメラアプリ
- Pixel 9aではシャッター音をOFFに出来ない
- 【写真作例】Pixel 9aの『超広角』『広角(メイン)等倍/2倍ズーム』カメラ画質比較
- 【写真作例】Pixel 9aのメインカメラで撮影
- 【写真作例】Pixel 9aのメイン(広角)カメラ(マクロフォーカス)で撮影
- 【写真作例】Pixel 9aの広角カメラ(超高解像ズーム)で撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
- 【写真作例】Pixel 9aの広角(メイン)カメラ(ポートレートモード)で撮影
- 【写真作例】Pixel 9aのメイン広角(メイン)/超広角カメラ(夜景モード/手持ち)で撮影した静止画
- 【動画作例】Pixel 9aの広角(メイン)/超広角カメラで撮影
- 【フロントカメラ】ディテールの保持がしっかりで色合い良好。ただしポートレートモードでは境界処理に粗さも
- ビデオ会議サービス(Meet)の利用は『画質』『音声』ともに問題なし
- 【ベンチマーク】Pixel 9aの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
- 【実測】Pixel 9aのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
- 【実測】ミドルクラスの性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
- 【実測】Pixel 9aのGeekbench6(CPU)スコア
- 【実測】Pixel 9aの3DMark Wild Life Stress Testスコア
- 【デザイン】Pixel 9aでは象徴となるカメラバーが無くなりフラットデザインを採用
- 女性に人気が高そうな見た目。リサイクル素材多用で環境に配慮しているのも特徴
- Pixel 9aに近い画面サイズの端末重量
- 【画面】とにかく明るい!屋外でも視認性バッチリ。HDRコンテンツの表示に最適
- Pixel 9aのディスプレイガラスは『Gorilla Glass 3』
- 明るい場所でも十分な視認性を得られるが長時間利用には注意
- 高いコントラスト比で『鮮やか』『ドラマチック』にコンテンツを表現
- ディスプレイのカラー変更方法
- ブルーライトを制御する夜間モードはスケジュール機能つき
- 【指紋認証】一般的なスピードで解除。精度(速度)重視ならフィルム選びは慎重に
- 【スピーカー】シャープで輪郭がはっきりした『声』『メロディー』重視の設計。低音域や広がりには物足りなさ
- 【Bluetooth】低いビットレートで高音質を実現する『LC3』をサポート
- 【LE Audio(LC3)】電池の減りとデータ転送量を抑えつつ高音質で音楽を聴ける。低遅延にも対応
- 【USB3.2】外部ストレージに大きなデータを短時間で素早く転送出来る
- 【有線映像出力】動画やゲームの画面をタイムラグなしで大画面表示
- 【ジェスチャー】カメラ、ウォレット、デジタルアシスタントまで対応する柔軟かつ豊富なショートカット機能
- ジェスチャー一覧
- デジタルアシスタントを変更する方法
- 【アプリ複製&ロック】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に行える
- 【Pixel Studio】文字を入力すると想像上の画像が生成。自分で撮った写真を取り込んで編集することも
- 【リアルタイム音声文字起こし】デバイス内で安全に音声データを処理。精度高めで録音後の確認も効率的に行えるレコーダーアプリ
- 【裏技】通話スクリーニングを自動化すると留守電代わりに
- 【ケース】Amazonから千円以内で購入したマグネット充電対応ケースが驚きの高品質!
- Pixel 9aで楽天モバイルを使えるか
- Pixel 9aの日本発売日
- Pixel 9aの日本販売価格
- Pixel 9aのアップデート保証期間
- Pixel 9aの同梱品
- 【スペック】Pixel 9aの主な仕様
- Pixel 9aにお勧めなSIM
- Pixel 9aを実際に使って感じたメリットとデメリット
- Pixel 9aに関するQ&A
- 関連リンク
一般的なAndroidスマートフォンは、『Google』『スマホメーカー』のアプリがどちらもインストールされている場合が殆ど。さらに何かしらのカスタマイズが行わており、場合によってはそれが原因で無駄にメモリを消費。
Pixel 9aのメーカーは『Google』なので、プリインストールされているアプリが最小限。ベンチマーク的にはミドルクラスながら、一般的な動作はハイエンド並みに軽いです。
広角(メイン)カメラのポテンシャルもストロングポイントの一つ。処理が難しい『夜景』から『高解像度(4K)動画』までそつ無くこなします。
USB-Cポートが有線映像出力をサポートしているので、タイムラグを気にせず端末内のデータを大画面出力可能。仕事のプレゼンからストリーミング動画まで幅広く対応します。
Pixelシリーズの中では廉価モデルという位置付けながら、ミドルクラス上位の性能を持つPixel 9a。初Pixelという人にピッタリな1台。まずは実機を使用した詳細なレビューをご覧ください(メリット以外にデメリットについても解説しています)。
【電池もち】Pixel 9aは『一般的』な部類
YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。
| 端末名 | 画面サイズ(解像度) | 電池容量 | 減った電池量 |
| CMF Phone 2 Pro | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| Nothing Phone(2) | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 4,700mAh | -6% |
| Nothing Phone(3a) | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| POCO F7 Ultra | 6.67インチ(3,200×1,440px) | 5,300mAh | -6% |
| POCO X7 Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 6,000mAh | -9% |
| Xiaomi 13T Pro | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -10% |
| Xiaomi 14T Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 14 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 15 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,410mAh | -4% |
| Pixel 7a | 6.1インチ(2,400×1,080px) | 4,385mAh | -9% |
| Pixel 9a | 6.3インチ(2,400×1,080px) | 5,100mAh | -7% |
| Pixel 8 | 6.2インチ(2,400×1,080px) | 4575mAh | -8% |
| OPPO A79 5G | 6.72インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Reno9 A | 6.4インチ(2,400×1,080px) | 4,500mAh | -6% |
| OPPO Reno11 A | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Find X8 | 6.6インチ(2,760×1,256px) | 5,630mAh | -5% |
| moto g24 | 6.6インチ(1,612×720px) | 5,000mAh | -7% |
| moto g66j 5G | 6.7インチ(2,400×1,080px) | 5,200mAh | -7% |
| AQUOS sense8 | 6.1インチ(2,432×1,080px) | 5,000Ah | -4% |
| AQUOS wish4 | 6.6インチ(720×1,612px) | 5,000mAh | -4% |
| AQUOS sense9 | 6.1インチ | 5,000mAh | -5% |
Pixel 9aでYouTube動画(1080p)を約90分間再生し、減った電池の量は『-7%』程度。これは他メーカーの端末と比較して『一般的』な部類。
旧モデルPixel 7aの時点では『-9%』。画面の大型化に伴い電池容量が『5,100mAh』まで増量されているので、そのことも電池もちの改善に影響しているかと。
屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を
画面が明るいと、屋外(直射日光下など)での視認性が向上。ただしその分消費電力が上がるので、『電池もち』が悪くなります。
スマートフォンはメーカーやモデルによって『画面の明るさ』の設定が異なります。最近多いのは、『屋外(サンライト)モード』『自動明るさ調整』をONにした時だけ最大輝度が上がるタイプ。
Pixel 9aは最大輝度が『1,800nit(HDR)』と高めで、屋外モードの切り替えはなし。明るさの自動調節をONにしない状態(手動)でも画面がかなり明るくなります。
明るさのレベルを上げすぎると間違いなく電池の減りが早くなるので、電池もちを優先する場合は『明るさのレベル控えめ』『明るさの自動調節ON(屋外では明るくなる)』『画面自動消灯時間を短く』『ダークモードON』『スムーズディスプレイOFF』『バッテリーセーバーを使用』など、負荷を抑えた設定を行いましょう。


【充電】Pixel 9aはAC充電器の付属なし。有線に加えてワイヤレス対応も速度はイマイチ
市販のAC充電器で約15分間充電した結果
Pixel 9aにはAC充電器が付属しません(USB-C×USB-Cのケーブルは付属)。汎用的なAC充電器(Anker Nano II 65W)を使用して約15分間充電したところ、電池残量は『約18%』増えました。これは一般的には『エントリーモデル並み』の速度です。
先日検証を行ったXiaomi 14T Proは、付属の充電器で約10分間充電して『+48%』。Androidスマートフォンは超急速充電に対応する端末が増えていますが、Pixelシリーズはどちらかと言えば『iPhone』に照準を合わせている印象。
| 端末名 | 充電時間(有線) | 増えた電池残量 |
| Pixel 9a | 約15分間 | +18% |
| moto g66j 5G | 約15分間 | +22% |
| CMF Phone 2 Pro | 約15分間 | +24% |
| Nothing Phone(3a) | 約10分間 | +20% |
| POCO F7 Ultra | 約10分間 | +34% |
| Xiaomi 14T Pro | 約10分間 | +48% |
手軽に行えるワイヤレスで約10分間充電した結果

Pixel 9aはワイヤレス充電に対応。以前Amazonで購入した折りたたみ式のワイヤレス充電スタンドで約10分間充電すると、増えた電池残量は『+4%』。フル充電するには有線よりもさらに時間がかかります。Pixel 9aは充電速度が総じて控えめなので、『充電し忘れ』には気をつけた方が良さそうです。
持ち運びしやすいモバイルバッテリー(Anker Nano Power Bank USB-C)で約15分間充電した結果

朝起きて『充電のし忘れ』に気づいたら大惨事になりかねないPixel 9a。小型軽量で持ち運びしやすいモバイルバッテリー『Anker Nano Power Bank USB-C』で約15分間充電したところ、電池残量は『+13%』。
充電しながら端末を利用すると、発熱によりパフォーマンスが落ちやすく。Anker Nano Power Bank USB-Cは『ながら利用』に適したデザインですが、ゲームなど負荷のかかる作業は『充電後』をお勧めします。
【リアカメラ】解像感に優れる安定した広角(メイン)カメラ。マクロフォーカスが撮影の幅を広げてくれる

Pixel 9aの主なリアカメラ仕様
| 端末名 | Pixel 9a |
| メインカメラ | 解像度:4,800万画素 F値:1.7 イメージセンサーサイズ:1/2インチ 視野角:82度 手ぶれ補正:光学式+電子式 |
| 超広角カメラ | 解像度:1,300万画素 F値:2.2 イメージセンサーサイズ:1/3.1インチ 視野角:120度 |
Pixel 9aのメインカメラは、イメージセンサーサイズが前世代(Pixel 8a)から小型化して『1/2インチ』に。レンズをF1.89から『F1.7』に大口径化することでカバーしています。手ぶれ補正は『光学式』『電子式』をサポート。アルゴリズムを駆使した超解像ズームの最大倍率は『8倍』。
写真を2枚撮影して組み合わせることで、集合写真に撮影者を収めることが出来る『一緒に写る』に対応しています。


直感的で撮影前に細かく調整出来るカメラアプリ
上からは『HDR』『AIカメラ』『アスペクト比』『タイマー』『チルシフト』『タイムバースト』『アシストカメラ』『透かし』『設定』。下からは『ウルトラHD』『夜景』『スローモーション』『タイムラプス』『デュアルビデオ』『映画』『長時間露光』『パノラマ』『ショートビデオ』のON/OFFや切り替えが可能です。

写真撮影画面で左下のアイコン(歯車とカメラ)を選択すると、写真の設定では『光量の調節』『トップショット(短い動画を撮影)』『タイマー』、そして『比率』の変更が可能です。

その他の設定からは『位置情報の保存』『カメラスキャンの候補』『手のひらタイマー』『フレームに関するヒント』『グリッドの種類』の選択もしくはON/OFFなど。
クイックアクセスコントロールをONにすると、写真撮影画面上に『ホワイトバランス』『明るさ』『シャドウ』を変更可能なバーが表示。写真撮影画面で右下のバーアイコンを選択しても、同様の調整を行えます(クイックアクセスコントロールのバーが邪魔だと感じる人はこちらの方がお勧め)。

動画撮影画面で左下のアイコン(歯車とカメラ)を選択すると、動画の設定では『フラッシュ』『解像度』『FPS』『動画の手ぶれ補正』『音声拡張機能』の変更が可能です。

動画撮影画面では、右下のバーアイコンから『露出』『ホワイトバランス』を変更出来ます。

Pixel 9aではシャッター音をOFFに出来ない
メーカーによっては用意されている『シャッター音OFF』機能。地域を日本以外に設定することで可能になることも。Pixelシリーズの場合は地域設定とGoogleアカウントが紐づけられており、その他の設定内に『カメラの音』という項目はあるものの、日本においては変更不可です。

【写真作例】Pixel 9aの『超広角』『広角(メイン)等倍/2倍ズーム』カメラ画質比較
超広角カメラ



メイン(広角)カメラ



メイン(広角)カメラ2倍ズーム



【写真作例】Pixel 9aのメインカメラで撮影
















広角(メイン)カメラの画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.5/5
建物や葉の細部、料理のテクスチャまでしっかり写っています。スマホとしては高いクオリティですが、拡大するとやや人工的なシャープネス補正感があります。
色再現(発色の自然さ)
評価:4.0/5
自然光下では忠実でニュートラルな発色。料理写真も美味しそうに見える色づくり。ただし、曇り空や日陰ではやや寒色寄り(青っぽく)写る傾向があり、肉眼よりも冷たい印象になることがあります。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4.0/5
逆光や明暗差のあるシーンでも白飛びや黒つぶれをよく抑えています。ただし、空や白い花などハイライト部分の粘りはもう一歩で、HDR処理の自然さでは上位モデルに譲ります。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:3.5/5
広角25mm相当らしい広がり感がありますが、画面端の葉や建物ではわずかに流れや収差が出ます。中心部は非常にシャープ。料理や花など中央主体の構図では問題なし。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:3.5/5
F1.7の明るいレンズのおかげで近接撮影では自然なボケが得られます。花や料理の写真は立体感がしっかり出ています。ただし背景ボケはやや硬く、大型イメージセンサー採用モデルのような『とろけ感』は望めません。
総合評価
評価:4.0/5
『解像感の高さ』『自然な色づくり』『場面を選ばない安定感』が魅力。特に日常スナップや料理撮影には非常に強い性能。ただし、曇りや夜景では少し寒色気味、ダイナミックレンジは上位モデルほどの余裕はありません。『コンパクトなのに正確で、普段使いなら必要十分』なカメラ です。
【写真作例】Pixel 9aのメイン(広角)カメラ(マクロフォーカス)で撮影

Pixel 9aでは、同シリーズで初めて『マクロフォーカス』機能が搭載されました。簡易的なマクロモードは『超広角カメラ』を使用して撮影するので画質がイマイチ。同機能は『メイン(広角)カメラ』で撮影。一定の距離まで被写体によると、マクロマーク(花のアイコン)が表示されて『マクロフォーカス』へと自動的に切り替わります。











メイン(広角)カメラ(マクロフォーカス)の画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:5/5
花びらの質感や花粉、食べ物の粒感など、細部まで非常にクリアに表現されています。マクロフォーカス特有の『寄っても解像感が落ちにくい』強みがよく出ています。
色再現(発色の自然さ)
評価:4/5
花や料理の色は鮮やかで目を引きます。ただし、やや彩度が強めで『見栄え優先』の方向に振られており、自然光下でのニュアンスが少し失われるケースもあります。SNS向き。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:3/5
背景が白飛びや黒つぶれしやすく、明暗差の大きいシーンではディテールが失われる場面があります。被写体自体はしっかり写りますが、背景の階調表現は限定的。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:4/5
歪みはほとんど感じられず優秀。ただし、強い逆光や光の反射では周辺部にパープルフリンジ(紫のにじみ)がわずかに見られることがあります。中心部は非常に安定。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4/5
スマホの広角単焦点にしてはかなり自然なボケが得られています。玉ボケも美しく、立体感が強調されます。ただし、被写体の輪郭と背景の境目で『AI補正っぽさ』が出るカットもあり、完全に自然な光学ボケとは言えません。
総合評価
評価:4.2/5
『寄っても破綻しない解像感』『SNS向きの鮮やかな色再現』 が強み。一方で、背景のダイナミックレンジやAI補正由来のボケの違和感が弱点です。それでも『スマホカメラでここまで寄れる』点で非常に優秀な仕上がりです。
【写真作例】Pixel 9aの広角カメラ(超高解像ズーム)で撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
Pixel 9aの光学性能が最も活きる領域(等倍)
- 解像感:木の根や葉のディテールまでシャープで自然
- 色再現:緑の発色は落ち着いており、肉眼に近い忠実な色合い。

日常使いに十分耐えるクオリティ(2倍)
- 解像感::超解像処理のおかげで、まだ十分シャープ。枝や葉もつぶれない。
- 色再現:発色は等倍と変わらず安定。彩度・ホワイトバランスも良好。

超解像処理が強くなる(5倍)
- 解像感:ディテールは保たれているが塗り絵感が出始める。細部を拡大すると人工的。
- 色再現: 色のバランスは崩れず、自然なまま維持されている。

緊急的なズーム用途なら可。画質としては限界(8倍)
- 解像感:ディテールが潰れて輪郭も不自然。
- 色再現:色味自体は大きく崩れず頑張っている。

【写真作例】Pixel 9aの広角(メイン)カメラ(ポートレートモード)で撮影
Pixel 9aのポートレートモードは『1.5倍〜3倍』に倍率を変更可能です。
Pixelらしくニュートラルかつ階調がしっかり残っており、白飛びや黒潰れも抑えられています。2倍のほうは自然な圧縮効果が加わり、人物や物撮りでも映えるバランス。ただし自然な光学的ボケに比べるとやや『二重ボケ』『不自然な円形ボケ』が出ており、被写体の周辺で境界認識が甘く感じることがあります。特に複雑な背景では違和感が出やすい。






【写真作例】Pixel 9aのメイン広角(メイン)/超広角カメラ(夜景モード/手持ち)で撮影した静止画
広角(メイン)カメラで撮影した夜景





解像感
評価:4.0/5
建物の窓やフェンス、木々の葉のディテールがしっかり出ている。遠景の看板や電線も視認可能で、塗りつぶし感が少ない。ただし街灯周辺はわずかに白飛びがあり、解像が甘くなる部分も。
色再現
評価:4.3/5
夜空のグレーから黒へのグラデーションが自然。街路樹の緑、花や建物の光の色が誇張されすぎずリアル。白い花のカットでは、色飽和せずにディテールと色味を保持。
ダイナミックレンジ
評価:4.4/5
強い街灯やネオンサインの白飛びを最小限に抑え、暗部も黒つぶれが少ない。 ISO1000前後の条件でも明暗のバランスが優秀。 • 夜空の階調と街灯下の影の再現性が高く、被写体の立体感を損なわない。
ノイズ処理
評価:4.1/5
高ISO撮影でも、粒子感は抑えられており滑らかな仕上がり。暗部の壁面やアスファルトも塗り絵感が少なく、テクスチャが維持されている。花びらのような微細な部分も破綻せず残せている。
雰囲気・表現力
評価:4.6/5
照明下の道路や建物が浮かび上がる描写はとてもドラマチック。花のアップでは立体感と柔らかさがあり、夜景ポートレート的な質感も感じる。光源を活かした構図では『肉眼以上に幻想的』な表現ができている。
総評
評価:4.3/5
ミドルクラス帯の中では上位のクオリティ。明暗の階調・発色の安定感・ノイズの少なさが高水準。弱点は『光源周りのにじみ』と『遠景ディテールの甘さ』。
超広角カメラで撮影した夜景




解像感
評価:3.6/5
フレーム全体を広く収められているが、中心部に比べて周辺部の解像感が大きく低下。街灯や建物の窓など細部は『にじみ』があり、超広角レンズ特有の収差が顕著。
色再現
評価:3.9/5
夜空のグレー、建物の白壁、植栽の緑は比較的正確に再現。ただし高ISOの影響で緑が『にごり気味』に転んでおり、色の深みが不足。
ダイナミックレンジ
評価:4.0/5
街灯やネオンの白飛びはある程度抑えられているが、広角レンズで光源が入るとハローが大きめに発生。暗部は潰れが少なく、広角ながら被写体の階調は確保されている。
ノイズ処理
評価:3.7/5
高ISO(1000〜3000以上)により、空や暗部にザラつきが見える。塗りつぶし処理の影響で細部がやや損なわれ、テクスチャーは平面的。
雰囲気・表現力
評価:4.1/5
画角が広いため、校庭や街並みをスケール感を持って描写できている。ただし光源フレアやノイズの影響で『クリアな夜景感』より『やや霞んだ雰囲気』に。
総評
評価:3.9/5
『被写体を広く収めたいときには便利』だが、解像感・色の正確さ・ノイズ耐性はいずれも標準広角に劣る。夜景らしい雰囲気は十分あるが、作品性というより『記録寄り』の写り。細部の描写や色の深みは広角(メイン)に大きく劣る。作品撮りより記録用の広角夜景ショットとして使うのがベター。
【動画作例】Pixel 9aの広角(メイン)/超広角カメラで撮影
広角(メイン)カメラで撮影した動画




解像感が高く、柵や木肌のディテールがしっかり残っている。ただし明暗差の強い場面では白飛び、黒つぶれが見られる。解像度を『4K』に上げても高精細さを維持。ただし30fpsではややカクつき。『歩きながら撮影する』など滑らかさを重視するなら『1080p/60fps』。解像感と色再現を重視するなら『2160p/60fps』がお勧め。
超広角カメラで撮影した動画



1080pでは木の葉のディテールが潰れ気味で、被写体ブレやモスキートノイズが少し目立つ。解像度を『2160p』に上げると、ディテールの部分はある程度改善。『1080p/30fps』は作品性控えめで記録向きなクオリティ。滑らかさ重視なら『1080p/60fps』。ワイド感とディテール表現を求めるなら『2160p/30fps』。
【フロントカメラ】ディテールの保持がしっかりで色合い良好。ただしポートレートモードでは境界処理に粗さも

- 解像感:顔の細部(布マスクやニット帽の編み目)がシャープに出ています。
- 露出:顔と背景の明るさバランスが良く、逆光にもかかわらずディテール保持が適切。
- 色再現:肌の色や衣服の質感が自然寄りでニュートラル。全体的に忠実な再現性。
- 背景処理:木の葉や電線までくっきり映っており、情報量は豊富。ただし人物が背景に埋もれやすい。

- 解像感:顔まわりはシャープに維持しつつ、背景がソフトにボケ処理。
- 露出:被写体優先の明るさで、顔が浮き立つ。背景はやや暗めになり立体感が強調。
- 色再現:やや暖色寄りの処理で、人肌を健康的に見せる方向。
- 背景処理:ボケは自然ですが、人物と背景の境界が甘い。葉や枝のエッジ部分に多少の処理ミスが見られる可能性も。
ビデオ会議サービス(Meet)の利用は『画質』『音声』ともに問題なし
フロントカメラでGoogleのビデオ会議サービス『Meet』を試してみました(外からの自然光のみ)。明るさ・画質ともに問題なし(デフォルトではやや明るめな印象)。



2台のスマートフォンを使用して『音声』がしっかり聞こえるかをテストしましたが、こちらも問題ありませんでした(Pixel 9aはデュアルマイク仕様)。WEB会議用途でも使えるスマートフォンといえるでしょう。
【ベンチマーク】Pixel 9aの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
【実測】Pixel 9aのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
| AnTuTuスコア目安 | 性能レベル | 適した使い方(参考程度) |
|---|---|---|
| 〜40万程度 | 一般的なエントリークラス | 通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい |
| 40万〜65程度 | エントリークラス上位〜下位ミドルクラス | SNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度 |
| 65万〜90万程度 | 一般的なミドルクラス | 日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる |
| 90万〜130万程度 | 上位ミドルクラス | 3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える |
| 130万〜200万程度 | ハイエンド | 負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き |
| 200万〜 | 超ハイエンド | 最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級 |
室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。



SocにSamsungとGoogleが共同開発した『Tensor G4』を搭載するPixel 9a。AnTuTu Benchmarkの実測結果は1回目が100万超え。2回目からは100万を割り込み、3回目の実測値は『91,4957』。これはミドルクラス上位と判断出来るスコアです。
電池温度の上昇は、リチウムイオン電池が劣化しやすくなるとされる『45度』ギリギリライン。CPUのクロック周波数を下げることで、電池温度の上昇を制御していることが分かります。
CPUのクロックダウンは体感に影響する場合が多く、アプリの動作速度を示す『UX』スコアが20万付近から17万台に低下。一般的な使い方であれば十分な処理能力を維持していますが、あくまで『ミドルクラスの枠内』といったところ。
【実測】ミドルクラスの性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
全端末室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。




3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測(同じ環境)して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

【実測】Pixel 9aのGeekbench6(CPU)スコア


全端末室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Pixel 9のGeekbench6(CPU)スコアは、単体で処理をするシングルコアが1,700付近。総合力を示すマルチコアも4,000付近と、ミドルクラスの中では優秀な値。廉価モデルながら、1世代前の上位モデル『Pixel 8(Tensor G3)』よりCPUの処理能力は上です。
【実測】Pixel 9aの3DMark Wild Life Stress Testスコア

1回目のベストループスコアは『8,839』で最大フレームレートは『69FPS』。ミドルクラスのスマートフォンとしては良好な結果です。しかし20回中最低ループスコアは『4,724』まで低下。安定性は53.4%と低めです。最大温度は『45度』まで上昇。長時間高負荷な3Dゲームを続けると、フレームレートが大きく落ち込む可能性があります。
電池残量が『-8%』減少してしているのも不安要素。充電しながらゲームプレイをプレイすると、サーマルスロットリング(熱による性能制限)が発動しやすくなり、全体的にパフォーマンスが低下。Pixel 9aは、高負荷なゲームを長時間プレイするには不向きな端末と言えるでしょう。
もっとも、3DMark Wild Life Stress Testは『GPUに負荷をかけ続けること』が目的のベンチマーク。通常負荷が重い3Dゲームはシーンによって波があるので、同様の状況は『存在しない』と言っても過言ではありません。最悪条件での持久力テストを20回連続で行い、『53.4%程度のパフォーマンスを維持』というのが今回の検証結果です。
Pixel 9aのゲーム推奨設定(参考程度)
| ジャンル | 解像度 | フレームレート | グラフィック品質 | エフェクト / 陰影 |
|---|---|---|---|---|
| 超重量級RPG(原神 / Honkai: Star Rail / Tower of Fantasy) | FHD+ | 30fps〜60fps推奨(安定性重視なら30fps固定推奨) | 中 | 中(長時間は発熱でfps低下あり) |
| FPS / TPS(PUBG Mobile / Apex / COD Mobile) | FHD+ | 60fps安定、90fpsは短時間のみ可 | HD〜HDR相当 | 中 |
| MOBA / 格闘 / カジュアル(LoL: Wild Rift / 荒野行動 / モンスト) | FHD+ | 60fps固定 | 高 | 中 |
| エミュレーション(PS2 / Switch等) | FHD+(スケーリング1.0〜1.2倍程度まで推奨) | 60fps上限(重い場面では30fps落ちあり) | 中 | – |
| レース / スポーツ(Asphalt / eFootball等) | FHD+ | 60fps推奨(90fpsは短時間) | 中〜高 | 中 |
| バトルロイヤル長時間プレイ | FHD+ | 40〜60fps安定設定 | 中 | 低〜中(発熱抑制目的) |
【デザイン】Pixel 9aでは象徴となるカメラバーが無くなりフラットデザインを採用
女性に人気が高そうな見た目。リサイクル素材多用で環境に配慮しているのも特徴
Pixel 9aは『Obsidian(オブシディアン)』『Porcelain(ポーセリン)』『Iris(アイリス)』『Peony(ピオニー)』の4色展開。私が所有するのはPeonyです。
再生素材を多用しており、背面の81%は再生プラスチック(サラサラした質感で指紋が目立ちづらい)。サテン仕上げの金属サイドフレームにも、再生アルミニウム(100%)が使われています(リサイクル素材でも高級感あり)。




Pixel 8aまではGoogle端末の象徴となる『カメラバー』を採用していました。Pixel 9aではデザインの大幅な刷新が行われ、カメラバーが無くなってレンズの主張が控えめに。

背面は丸みを帯びた形状からフラットに。手に触れる面積が増して、ガッチリと片手持ち出来るようになりました。



Peonyは女性にお勧めなカラー。男性のビジネススタイルには合いませんね。違和感ありです。ディスプレイ面は他メーカーの最新モデルと比較して太めなベゼルが残念なポイント。

画像編集で色合いをObsidianに近づけてきました。光沢が無くフラットデザインなので、厚いカードが入っているような見た目に。違和感なしですね。

Pixel 9aに近い画面サイズの端末重量
Pixel 9aの重量は『約186g』。同じ画面サイズを採用する『Pixel 9』『Pixel 9 Pro』『Pixel 10』『Pixel 10 Pro』の中で一番の軽さ。もっとも、巷ではiPhone Airが『6.5インチ:165g』で登場したばかり。軽さで際立っているかと言えば、微妙なところです。
| 端末名 | 画面サイズ | 重量 |
|---|---|---|
| Pixel 9a | 約 6.3インチ | 約 186g |
| Pixel 9 | 約 6.3インチ | 約 198g |
| Pixel 9 Pro | 約 6.3インチ | 約 199g |
| Pixel 10 | 約 6.3インチ | 約 204g |
| Pixel 10 Pro | 約 6.3インチ | 約 207g |
【画面】とにかく明るい!屋外でも視認性バッチリ。HDRコンテンツの表示に最適

Pixel 9aのディスプレイガラスは『Gorilla Glass 3』
Pixel 9aはディスプレイにコーニング社の『Gorilla Glass 3』というガラスを採用。同ガラスが発表されたのは2013年。NDR 技術を初導入し、従来よりも傷やクラックの進行を抑制出来るように。製造コストが安価であることも特徴です。
2025年時点では『Gorilla Glass Victusシリーズ』『Gorilla Glass Victus Armor』といった最新モデルが登場しており、それらと比較して『耐久性』『透明度』などが弱め。ケースや保護フィルムの併用をお勧めします。
明るい場所でも十分な視認性を得られるが長時間利用には注意
Pixel 9aの画面の明るさを手動で『100%』に設定し、照度計で実測すると『1417LUX』を記録。屋内では『眩しい』とさえ感じるかなりの明るさです。
画面の明るさは直射日光下での視認性向上に寄与。カメラ撮影時に被写体をしっかり確認しながら撮影出来るなど、メリットは様々です。ただし『明るい表示』には大きな消費電力が伴うので、『明るい設定のまま長時間使用を続ける』のは出来るだけ避けましょう。

高い輝度とコントラスト比で『鮮やか』『ドラマチック』にコンテンツを表現
CANON EOS RP(フルサイズ)でPixel 9aの画面を撮影後、RAW現像して色合いを近づけています(実際の表示と異なる場合あり)。色彩の設定は自動調整。
最上位モデルとはディスプレイの仕様が異なりますが(LTPOではない)、有機EL特有となる発色の美しさは健在。1,000,000:1 以上のコントラスト比で明るい部分と暗い部分の差をダイナミックに表現。


夕焼けのグラデーションも滑らか。HDRコンテンツを表示する際は、ピーク輝度(部分的な明るさ)を『2,700nit』まで高めて立体感・リアリティを高めます。


ディスプレイのカラー変更方法
『設定』→『ディスプレイとタップ』→『カラー』から『ナチュラル』『自動調整』の変更を行えます。他メーカーの端末で行える『色温度の変更』項目は見当たらず。

ブルーライトを制御する夜間モードはスケジュール機能つき
ブルーライトは夜に昼間の光を浴びせる効果 を持ち、メラトニン抑制 → 体内時計の乱れ → 覚醒度上昇 により睡眠の質を低下させる原因に。ブルーライトを制御する夜間モードの設定は、『設定』→『ディスプレイとタップ』→『夜間モード』から。

夜間モード内のスケジュールから『指定した時間にON』を設定しておくと、開始時間には夜間モードへと自動的に切り替わり、終了時間になると自動OFF。『日の入りから日の出までON』といった柔軟な設定も用意されています。

【指紋認証】一般的なスピードで解除。精度(速度)重視ならフィルム選びは慎重に
Pixel 9aの指紋認証センサーは、体感速度からして画面埋込み型の『光学式』である可能性が高いです。比較的多くのスマートフォンが採用している技術で、『指が濡れている』といった状況では認証の失敗率が上がります。
認証速度は超音波式の端末と比較して『ワンテンポ遅いかな』と感じる程度。顔認証と組み合わせて『サブ的』に利用するには問題なし。ただし分厚いガラスフィルムを貼り付けると認証精度が低下する場合も。
指紋認証の精度を重視するのであれば、薄型のガラスフィルム(0.2〜0.3mm程度)か、TPU・PET系(柔らかい素材)のフィルムがお勧めです。
【スピーカー】シャープで輪郭がはっきりした『声』『メロディー』重視の設計。低音域や広がりには物足りなさ



Xiaomi 15 Ultraで録音したwaveデータをスペクトログラム化しています。
基本的に低音域(20〜200Hz)が弱めだが、音源によってはそれなりに存在感を出せる。スマートフォンのサイズを考えると平均以上。中音域(200Hz〜3kHz)は安定。ボーカルや会話が聴き取りやすい設計。日常用途や動画視聴に強い。高音域(3kHz〜10kHz)はピークが強めでシャリつく場合あり。
シャープで輪郭ははっきりしているものの、広がりが控えめで『スピーカーから正面に音が鳴っている』という印象が強い。定位は明確だが、包まれるような広がりは少ない。
音楽再生もそれなりにこなせるが、重低音や音の広がりを求めると物足りない。声・メロディ重視の設計なので、日常用途や動画視聴では十分満足出来る。
【LE Audio(LC3)】電池の減りとデータ転送量を抑えつつ高音質で音楽を聴ける。低遅延にも対応
Pixel 9aは、次世代オーディオコーデック『LC3(LE Audio)』をサポート。LC3はSBCと比較して、『同等のビットレートで優れた音質』『低遅延』『低消費電力』を実現。
メーカーによってはまだ不安定なLE Audio環境ですが、Pixel 9aでは『Xiaomi(Redmi Buds 5 Pro)』『Creative(Zen Air Pro)』ともに接続可能(Redmi Buds ProはLE Audio設定時専用アプリが認識せず)。
Zen Air Proを例にすると、ペアリング後に『設定』→『接続設定』→『Zen Air Proの右側に表示された歯車アイコン』から『LE Audio』をONにするとLC3で接続。切り替えはとても簡単です。

| 項目 | SBC(クラシックA2DP) | LC3(LE Audio) |
|---|---|---|
| 標準登場年 | Bluetooth A2DP(2003頃)、必須コーデック | Bluetooth 5.2 に伴う LE Audio(2020年発表) |
| ビットレート範囲 | 約 192–345 kbps(最大で512 kbpsステレオ仕様あり) | 約 16 kbps ~ 345 kbps/ch。より柔軟で低ビットレートでも高品質 |
| サンプリングレート | 最大 48 kHz(16–48 kHz 対応) | 8 ~ 48 kHz(柔軟)|高解像度版 LC3plus では最大 96 kHz also supported |
| オーディオ品質 | 中程度(ビットレートに依存) | 同等ビットレートでも明らかに高品質。低ビットレートでも優れた音質 |
| 遅延(レイテンシ) | 高め(約 200ms 程度)でリアルタイム処理には不利 | 低遅延を実現、リアルタイム用途に強い |
| 効率(圧縮・電力) | 非効率、高ビットレート必要、消費電力や帯域を多く使用 | 非常に効率的で、帯域や電力消費を抑制しつつ高音質化 |
| パケット損失への耐性 | 特記事項なし | パケットロス補完(Packet Loss Concealment)機構により、途切れにくく安定した再生 |
| 主な用途・特徴 | Bluetooth Classic デバイス全般の標準で広く普及 | 音楽・通話・補聴器・ブロードキャスト(Auracast)など対応用途が多岐にわたる |
【USB3.2】外部ストレージに大きなデータを短時間で素早く転送出来る

ノートパソコンなどと比較して、スペックがおざなりになっている『USB-C』ポート。ハイエンドでも『USB2.0』の旧規格を採用している場合があるので、外部ストレージを利用したい人は要注意。
| 規格(バージョン) | 最大転送速度(理論値) |
| USB 2.0 | 480Mbps |
| USB 3.0 | 5Gbps |
| USB 3.1 Gen 1 | 5Gbps |
| USB 3.1 Gen 2 | 10Gbps |
| USB 3.2 Gen 1 | 5Gbps |
| USB 3.2 Gen 2 | 10Gbps |
| USB 3.2 Gen 2×2 | 20Gbps |
| USB4 Gen 2×2 | 20Gbps |
| USB4 Gen 3×2 | 40Gbps |
Pixel 9aは廉価モデルながら、『USB 3.2 Gen 1』をサポート。私が所有するポータブルSSD(SSD、ケース、ケーブル)に約12GBのデータを転送(Files使用)したところ、かかった時間はたったの『1分7秒』。
USB2.0の端末に同じデータ(約12GB)を転送してみると、5分経過時点でようやく『2GB』程度(他メーカーの場合はFiles経由で若干遅くなる場合がある)。

高解像度動画を頻繁に撮影したりダウンロードすると、内部ストレージ容量が圧迫して動作不良の原因に。Micro SDカードスロットを備えないPixel 9aにとって、高速データ転送は大きなメリットと言えるでしょう。
【有線映像出力】動画やゲームの画面をタイムラグなしで大画面表示
Pixel 9aのUSB-Cポートは、『充電』『データ転送』に加えて『映像出力』にも対応。ケーブル1本で外部ディスプレイと簡単に接続可能(ケーブル接続後、ディスプレイをミラーリングするを選択するだけ)。

有線で外部ディスプレイと接続する一番のメリットは『遅延』の低減です。ワイヤレス接続時の圧縮も不要となり、『色再現』『解像度』『フレームレート』などが安定。

『プロジェクターに接続してプレゼン』『動画表示(YouTubeとNetflixは映像の表示を確認)』『ゲームプレイ』といった用途の際も、タイムラグが発生しない接続環境を確保出来ます。
【ジェスチャー】カメラ、ウォレット、デジタルアシスタントまで対応する柔軟かつ豊富なショートカット機能
Pixel 9aには便利なジェスチャー機能が用意されています(設定→システム→ジェスチャーから細かく設定可能)。
ジェスチャー一覧
- スマートフォンの背面を2回タップ
- スクリーンショットを撮る
- デジタルアシスタントの起動
- メディアを再生または一時停止
- 最近使用したアプリを表示通知を表示
- ライトのON/OFFを切り替える
- アプリを開く
- 電源ボタンを2回押す
- カメラアプリ
- ウォレット
- Googleカメラを起動した状態で2回ひねる
- 前面カメラと背面カメラを切り替え
- 画面をタップ
- 時刻、通知などの情報を確認
- 持ち上げる
- 時刻、通知などの情報を確認
- 片手モード
- 片手で操作しやすいよう、画面の上半分が下に移動
- 電源ボタン長押し
- 電源ボタンメニュー
- デジタルアシスタント
- 平らな場所で画面を下にしてふせる
- サイレントモードON
デジタルアシスタントを変更する方法
- 『設定』を開いて検索ボックスに『デフォルト』と入力
- 一覧から『デフォルトのデジタルアシスタントアプリ』を選択
- 利用したいデジタルアシスタントアプリ(ChatGPTなど)を選択

【アプリ複製&ロック】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に行える
Pixel 9aには、アプリの『複製』『ロック(保護)』を同時に行える『プライベートスペース』が用意されています。プライベートスペースを利用するには、まず『設定』→『セキュリティとプライバシー』→『プライベートスペース』から設定を開始。

プライベートスペースでは、異なるGoogleアカウントでログインが可能。

デバイスのユーザーは『自分用』『子ども用』を選択出来ます。『プライベートと仕事』『家族』などそれぞれの使い方に対応。

プライベートスペースに入るロック解除方法は、既存の画面ロックを指定することも。設定を終えると、アプリアイコン一覧の最下部にプライベートスペースへの入口が。

選択後にロックを解除すると、プライベートスペースが表示されます(非表示に設定することも可能)。

プライベートスペース左上の『インストールする(+アイコン)』を選択すると、Google Playが起動。メインスペースとは異なる『プライベートスペース用』のアプリを追加でインストール可能です。

これは『1台で同じアプリを2つ(異なるID)運用可能になる』ことを意味します。セキュリティ保護も万全なプライベートスペース。『仕事とプライベートの使い分け』に最適です。
【Pixel Studio】文字を入力すると想像上の画像が生成。自分で撮った写真を取り込んで編集することも
Pixel 9aで利用可能なAI画像生成・編集アプリ『Pixel Studio』。テキスト(プロンプト)を入力して画像を生成したり、その生成画像に対して『スタイルを変える』『一部を別のモノに変更・消去』追加編集も可能。
使い方はとても簡単です。Pixel Studioを起動後して作成ボタンを押したら、入力画面に生成したい画像のイメージをテキストで入力。『山奥にそびえる巨大なビル』を生成するとこの様に。

低解像度かと思いきや、『4,096×4,096px』というWEB用途であれば十分なサイズ。

画像を編集ボタン上の真ん中のアイコンを選択すると、『おすすめのスタイル』一覧が表示。フリースタイルから『スケッチ』に変更して生成された画像がこちら。

続いて『海を疾走するライオン(生成画像)』を編集してみます。画像下に表示されたアイコンを選択してライオン全体を囲みます(影部分を含めた方が綺麗に仕上がる)。


説明部分に『ホワイトタイガー』と入力して生成された画像がこちら。画像生成に力を入れているGoogleだけあって驚きのクオリティ。

『Pixel Studio』では、自分で撮影した写真を取り込んで編集することも可能。白いバラを赤いバラに編集してみました。



ライオン→ホワイトタイガーよりクオリティは低め。バラが浮いているように見えなくもない(合成っぽい)。今後のアップデートで改善されるかもしれませんね。
【リアルタイム音声文字起こし】デバイス内で安全に音声データを処理。精度高めで録音後の確認も効率的に行えるレコーダーアプリ
レコーダーアプリに『文字起こし機能』を搭載しているスマートフォンが増えています。それらは『オンデバイス』『クラウド』に処理が分類。クラウドは音声データがサーバーに送られるので、『議事録』などには不向き。
Pixel 9aの場合はGoogle Tensorチップに搭載されたAIアクセラレーション機能を使い、端末内でリアルタイムに文字起こしを完結させます。通信環境を必要としないのも強み。
問題は文字起こしの『精度』です。実際に3分程度の音声データ(サッカー選手がアナウンサーに取材を受けているという設定)を他のスマートフォンスピーカーから流し、整合性を検証してみました。

一致率は『約95%』と高め。一番大きなミスは『本日は 試合直後 のお忙しい中、ありがとうございます。→本日は 市街直後 のお忙しい中ありがとうございます。』この部分。文脈を辿れば内容の理解は可能。
他には『あの 歓声 をピッチの上で聞いた時…→あの 完成 をピッチの上で聞いた時…』『指示がありました→指示がおりました』など微差。大きな文意の欠落はなく、細かい誤変換や言葉の揺れのみ。オンデバイス処理にしてはかなり優秀と言えるでしょう。
話し手で区切る機能も備えますが、こちらの整合性は現段階でイマイチ。今回の検証で言えば『アナウンサー』『サッカー選手』の区別がつけられていません(録音元の声は分かりやすく異なる)。
もっとも、Pixel 9aのレコーダアプリは録音したデータの『音声再生』『文字送り』が同期しているので(文字データから目的箇所を見つけ出し移動出来る)、『誰が話していた内容か』は瞬時に把握出来ます。
【裏技】通話スクリーニングを自動化すると留守電代わりに

Pixel 9aの通話アプリで利用可能な『通話スクリーニング』機能は、AIが本人の代わりに『応答』『録音』『文字起こし』をしてくれます。ただしデフォルトの状態では、着信画面で『AIで応答』ボタンをタップしなければなりません。
MacroDroidという無料アプリを利用すると、通話スクリーニング機能の自動化が可能。下記の記事で設定方法を解説しているので、興味のある方はご覧ください。

【ケース】Amazonから千円以内で購入したマグネット充電対応ケースが驚きの高品質!
Pixel 9aにはケースが同梱されていません。不人気モデルはサードパーティからケースが販売されず、選択肢が限られます。Pixel 9aの場合はSpigenやTORRASといった人気メーカーがケースを販売しているので、その部分に関しては心配なし。
私が購入したケースは、Amazonで『749円(購入時点)』の超低価格モデル(勿論ノーブランド)。品質が心配になる安さですが、実物は『2倍の価格でも売れそう』なクオリティ。

背面は半透明で、側面はややクッション性のあるマットなTPU素材。ベタつかずフィット感良好です。

レンズまわりは傷がつきづらい2段設計。超広角撮影時に『端にケースがかぶる』といったことはありませんでした。

ディスプレイ面も同じく高めな設計。ボタンの押しやすさ、ホールの位置(大きさ)ともに問題なし。



驚いたのがストラップ。いかにもオマケといった安っぽいタイプではなく、TPU素材のしっかりした作りのものが付属。

ロゴまわりのサークル部分はマグネット素材(外型からの凹凸はなし)。マグネット式の充電器に対応しますが、Pixel 9aのワイヤレス充電速度は『速くない』ことは予め認識しておきしょう。


Pixel 9aで楽天モバイルを使えるか
Pixel 9aは楽天モバイルの取り扱い端末(2025年7月1日より)。主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM対応)。

実機で通話アプリRakuten Linkの動作状況を確認したところ『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました。
Pixel 9aは底面と上部にそれぞれマイクを搭載。マイクホールにほこりなどが混入すると、音質が低下する可能性があるので注意しましょう。
Pixel 9aの日本発売日
2025年4月16日
Pixel 9aの日本販売価格
- 8GB/128GBモデル:79,900円(税込)
- 8GB/256GBモデル:94,900円(税込)
Pixel 9aのアップデート保証期間
米国の Google ストアでのデバイス販売開始日からOS、セキュリティ、Pixel Drop のアップデートを7年間提供
Pixel 9aの同梱品
- Google Pixel 9a
- 1 m USB-C® – USB-C® ケーブル(USB 2.0)
- SIM 取り出しツール
【スペック】Pixel 9aの主な仕様
プロセッサ
- Google Tensor G4
- Titan M2 セキュリティ コプロセッサ
メモリ & ストレージ
- 8GB RAM
- 128GB / 256GB
サイズ & 重量
- 高さ:154.7 mm
- 幅:73.3 mm
- 厚さ:8.9 mm
- 重量:186 g
ディスプレイ
- 6.3 インチ Actua ディスプレイ(pOLED)
- 解像度:1080 × 2424(422.2 PPI)
- アスペクト比:20:9
- リフレッシュレート:60~120Hz(スムーズ ディスプレイ)
- Gorilla Glass 3 カバーガラス
- 最大輝度:1800 ニト(HDR)、2700 ニト(ピーク)
- コントラスト比:1,000,000:1 以上
- HDR サポート、24ビットフルカラー
バッテリー & 充電
- 標準:5100 mAh(最小5000 mAh)
- 30時間以上の駆動
- スーパー バッテリーセーバー:最大100時間
- 急速充電対応
- Qi ワイヤレス充電対応
背面カメラ
- デュアルカメラシステム
- 広角:48MP(ƒ/1.7、82°、1/2 インチセンサー、OIS/EIS対応)
- 超広角:13MP(ƒ/2.2、120°、1/3.1 インチセンサー)
- 超解像ズーム最大8倍
- カメラ機能:夜景モード、天体写真、ポートレート、長時間露光、リアルトーン、消しゴムマジック、ボケ補正、ベストテイク ほか
- 動画:4K(30/60fps)、1080p(30/60fps)、スローモーション(最大240fps)、4Kタイムラプス、シネマティック撮影、手ぶれ補正各種
前面カメラ
- 13MP(ƒ/2.2、96.1° ウルトラワイド)
- 4K/30fps 動画撮影対応
オーディオ
- ステレオスピーカー
- ステレオ録音
- 音声拡張機能、ウィンドノイズ低減
接続 & ネットワーク
- デュアルSIM(nanoSIM + eSIM、または eSIM×2)
- 5G Sub6、LTE、UMTS/HSPA+、GSM/EDGE 各種バンド対応
- Wi-Fi 6E
- Bluetooth 5.3
- NFC、Google Cast
セキュリティ
- 指紋認証
- 顔認証
- Google VPN(追加料金なし)
- Titan M2 セキュリティチップ + 複数レイヤのハードウェアセキュリティ
耐久性
- Gorilla Glass 3 カバーガラス
- 複合素材背面ガラス + メタルフレーム
- 防水防塵:IP68
- リサイクル素材使用(アルミ100%、背面プラ81%、全体23%以上)
ソフトウェア & サポート
- Android 15 搭載
- OS / セキュリティ / Pixel Drop アップデート:7年間提供
AI 機能
- Gemini Nano 搭載
- Gemini アプリ、Gemini Live
- かこって検索
- リアルタイム翻訳、通話アシスト
カラー
- Obsidian
- Porcelain
- Iris
- Peony
Pixel 9aにお勧めなSIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Pixel 9aを実際に使って感じたメリットとデメリット

- 広角(メイン)カメラの画質が安定している
- マクロフォーカス機能に対応。広角(メイン)カメラの高画質を維持したまま接写可能
- ノイズが少なく高水準な夜景モード
- 4K動画撮影時の解像感と色再現が優秀
- 手ブレ補正精度が高く60fps動画撮影時の滑らかさはハイエンド並み
- レンズの凹凸がほぼ無いフラットデザイン
- 低ビットレートで高音質&低遅延を実現するBluetoothコーデックLE Audio(LC3)対応
- USB 3.2 Gen 1をサポート。外部ストレージに大きなデータを高速転送出来る
- USB-Cポートが映像出力に対応。タイムラグを抑えた有線による大画面出力が可能
- 文字の打ち込みで画像を自由自在に生成・編集出来るPixel Studioを使える
- おサイフケータイ&防塵防水(IP68)対応
- 直射日光下でもしっかり情報を認識出来る明るい有機ELディスプレイ
- レコーダーアプリがデバイス内で高精度かつ安全にリアルタイム文字起こし
- プリインストールされているアプリの数が少なくOSの挙動が軽い
- アップデートによりAndroidの最新機能を早めに利用出来る
- 最新Android端末と比較して充電に時間がかかる
- 超広角カメラの画質がイマイチ
- ポートレートモードの境界認識が甘い
- 高負荷時にCPU及びGPU性能が低下しやすい
- ディスプレイガラスの耐久性が低め
- フラットデザインと太目のベゼルがアンバランス
Pixel 9aに関するQ&A
- Pixel 9aはワイヤレス充電に対応していますか?
ワイヤレス充電に対応しています(速度は遅い)。
- Pixel 9aではおサイフケータイを使えますか?
FeliCa ICチップを搭載しているのでおサイフケータイを使えます。
- Pixel 9aにケースは付属しますか?
付属しません。
- Pixel 9aに充電器は付属しますか?
付属しません。
- Pixel 9aの画面にフィルムは貼られていますか?
貼られていません。
- Pixel 9aのカメラはマクロ撮影に対応していますか?
メインカメラがマクロフォーカスに対応しています。
- Pixel 9aの防塵防水性能は?
最上位クラスとなるIP68に準拠しています。
- Pixel 9aではeSIMを使えますか?
使えます。
- 想定していたより充電速度が遅い
恐らく仕様です。
