処理能力とディスプレイ性能の高さで同価格帯を圧倒。カメラも安定感抜群で無双モード
ハイエンドクラスの『Soc』と『ディスプレイ』を搭載する、4万円台のスマートフォン『POCO X7 Pro』。体感的な動作速度は最上位モデルさながら。ディスプレイはベゼルが狭く均等。没入感が高く見やすいです(反応も良い)。
速さの理由は明確で、POCO X7 Proは『Soc(Dimensity 8400-Ultra※AnTuTu Benchmark実測値160万程度)』『メモリ(LPDDR5X)』『内蔵ストレージ(UFS 4.0)』とハイエンドスペックのオンパレード。価格はミドルクラスなのに『速い』要素しか見当たらない。

AnTuTu Benchmark(v10.4.4)を3回連続で実測(左から1回目、2回目、3回目)。2回目以降電池温度が上がりすぎているので、実効スコアはもう少し低い値になりそう
ディスプレイに関しても同じことが言えます。『1.5K(2712 × 1220)』の高解像度に加え、1秒間に画面がタッチに反応する回数を示すタッチサンプリングレートは最大『480Hz』。色深度も『12bit』と大部分がミドル離れ。しかもガラスは高耐久な『Corning® Gorilla® Glass 7i』というオマケつき。

近年は『Nothing Phone(2a)』『Redmi Note 13 Pro+ 5G』などの登場により、グローバルと比較して控えめな日本市場でもミドルクラスの性能が底上げ。POCO X7 Proはその次元をさらに上へと持ち上げた印象です。
eSIMとFeliCaが使えないのは個人的に残念なポイントですが、『SIMカードへの切り替え』『QRコード決済』『Visaのタッチ決済』などである程度は補えます。
私が同端末を購入した一番の理由は、スペック的には『並(価格相応)』に見える『カメラ』の画質がどうしても気になったから。カメラさえも『並』では無いのなら、POCO X7 Proに『化けモノ』の称号を与えるべきです。
- ➡AmazonでPOCO X7 Proを購入する
- ➡楽天市場でPOCO X7 Proを購入する
- ➡Yahoo!ショッピングでPOCO X7 Proを購入する
- ➡イオシスでPOCO X7 Proを購入する
- ➡メルカリでPOCO X7 Proを購入する

実際に『Redmi 9T(1/2インチのイメージセンサー搭載)』『POCO F4 GT(1/1.73インチのイメージセンサーを搭載する上位シリーズ)』『iPhone 15(以前の検証で飽和信号量に優れることを確認)』と撮り比べを行ったところ、『色合い』『階調表現』『画像処理』の面で確かな優位性を発揮。

最初(試し撮り)の時点で画質が『イマイチ』だと、さらに時間をかけて枚数を増やしたいと思えません。POCO X7 Proの場合は『もっと撮りたい』という欲に駆られ、まだ『未知の領域』もあると判断。