2023年4月20日(木)より、KDDI株式会社は『au』『UQモバイル』『povo2.0』の事務手数料をそれぞれ『3,850円(税込)』に改定。改定内容の詳細は下記の通り。
KDDIの事務手数料改定について
au/UQ mobile(KDDIより)
手続き内容 | 事務手数料 | |
---|---|---|
改定前 | 改定後 | |
新規契約 | 3,000円 (税込3,300円) | 3,500円 (税込3,850円) |
機種変更 | 3,000円 (税込3,300円)/ 2,000円 (税込2,200円) (※1) |
|
SIMカードの再発行・eSIMからの切替 | 3,000円 (税込3,300円)/ 2,000円 (税込2,200円) (※1) |
|
eSIMの再発行・SIMカードからの切替 (※2) | 3,000円 (税込3,300円)/ 2,000円 (税込2,200円) (※1) |
|
電話番号の変更 (※3) | 2,000円 (税込2,200円) | |
一時休止 (※3) | 2,000円 (税込2,200円) | |
譲渡 (※3) | 2,700円 (税込2,970円) |
※1:通信方式の変更を伴わない場合の手数料。UQ mobileのくりこしプラン+5G以外の料金プラン利用の場合、SIMカードの再発行は3,000円 (税込3,300円) 。
※2:My auおよびMy UQ mobileでの手続きかつ通信方式の変更を伴わない場合を除く。
※3:UQ mobileでは受け付けていない手続き。
povo(KDDIより)
お手続き内容 | 事務手数料 | |
---|---|---|
改定前 | 改定後 | |
新規契約 | 3,000円 (税込3,300円) | 3,500円 (税込3,850円) |
SIMカードの再発行・eSIMからの切替 | 2,000円 (税込2,200円) | 3,500円 (税込3,850円) |
個人的に気になったのはオンライン専用ブランド『povo2.0』。事務手数料や月額基本料金『0円』が同ブランドの大きな魅力。事務手数料が『3,850円(税込)』に引き上げられたら、他のオンラインブランドと差が生まれて契約のハードルが一気に上がるのは間違いなし。
povo2.0、UQモバイルと他社サービスの比較
※右にスクロール可
ahamo | LINEMO | povo2.0 | 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VII) | ワイモバイル(シンプルS・M・L) | UQモバイル(くりこしプランS/M/L) | OCNモバイル ONE(新コース) |
IIJmio(ギガプラン) | イオンモバイル | |
契約事務手数料(通常時) | 0円(ドコモショップで手続きの場合は3,300円) | 0円 | 0円(4月20日以降 過去1年以内に同一名義で povo2.0を累計5回線以上 申し込んだユーザーのみ3,850円) |
0円 | 3,300円(SoftBank、LINEMOからの乗り換え、WEBから手続きの場合は0円) | 3,300円(4月20日以降3,850円。au、povo1.0、povo2.0からの乗り換えの場合は0円) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 433.4円 | タイプD:433.4円 タイプA:446.6円 |
0円 |
eSIM発行手数料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | – | 220円 | – |
SIMカード再発行手数料 | 1,100円 (故障の場合は0円。チャットで申込みは2,200円) |
0円 | 0円 | 0円 | 3,300円 | 3,300円(4月20日以降は3,850円) | SIMカード変更手数料:1,980円 SIMカード手配料:433.4円 |
SIMカード変更手数料:2,200円 発行手数料: タイプD:433.4円 タイプA:446.6円 eSIM(音声/データ):220円 |
3,300円 |
eSIM再発行手数料 | 0円 (ドコモショップで手続きする場合は3,300円) |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 (店頭で手続きする場合は3,300円) |
0円 (店頭で手続きする場合は2,200円※4月20日以降は3,850円) |
– | 220円 | – |
解約金 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
転出手数料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
povo2.0は『過去1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上申し込んだユーザーのみ』に契約事務手数料が発生。この部分は基本的に変わりません。よって通常の『新規契約』では従来通り『0円』が継続。
投稿が見つかりません。また、『SIMカードの再発行』『eSIMからの切替』時に発生する手数料に関しても、povo2.0は『当面無料』。つまり4月20日以降も『急にこれまでと異なる支払いが発生する』といったことはありません。
先述している通り、povo2.0は事務手数料だけでなく月額基本料金が『0円』。無課金の状態でも最大『128kbps』の通信速度でデータ通信し放題、電話番号を使用した通話が行えるサービス精神旺盛ぶり。
必要な時だけデータ容量を『トッピング』すれば良いので、無駄なランニングコストが発生しません。スマートフォンを日常的に使わない人や、いざという時の副回線に最適。
また、先日『ネットワークカメラ』とpovo2.0を組み合わせて使用したところ、外出先から『動体検知の通知』に加えて『通知時に撮影した画像を確認』することまで出来ました。基本料金『0円』でホームセキュリティを組めてしまうとは驚き。
トッピングメニューには『24時間データ使い放題(330円)』も用意されています。光回線を契約していないと、ファームウェアやゲームの大型アップデートに即時対応出来ません。NetflixやAmazonプライムビデオをまとめてダウンロードすることも実質不可能。
24時間データ使い放題は高速大容量通信をスポットで使用出来るのが大きな特長。私がはじめて同サービスを使用した時は、30GB以上通信していました。それだけ高いポテンシャルを持っているのです。
povo2.0には『SIMを有効化した日から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合順次利用停止(通知あり)』という規約があります。もし180日が迫り通知が来てしまったら、1回330円の『24時間使データ使い放題』をお試しください。
povo2.0について
- 音声対応SIM基本料金:0円(税込)
- 契約月の基本料金:0円(税込)
- 5分かけ放題:550円(税込)
- 無制限かけ放題:1,650円(税込)
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:1GB~(トッピング式)
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:au
- eSIM設定方法(Android):
https://povo.jp/support/guide/esim/android/#guide - eSIM設定方法(iOS):https://povo.jp/support/guide/esim/#guide
- APN設定方法(Android/iOS):https://povo.jp/support/guide/sim/
- 公式サイト:povo
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