最近スマートフォンに関する調査結果を2つ参考にさせていただきました。1つ目は大手グローバルスマートフォンメーカー『OPPO』が、『OPPO Reno5 A』の発売に関連して20代後半~40代前半の男女800名を対象に行った『スマートフォンを選ぶ際、一番重視するポイントは何ですか?』という内容のアンケート(掲載はPR TIMES)。
そしてもう1つは株式会社ショーケースが運営するスマートフォン情報メディア『bitWave』が日本在住の10~60代の男女500名に対して2021年8月6日に行った『iPhone 13に期待すること』というアンケート調査。
この2つのアンケートの『1位』と『2位』の内容は同じ。大部分のスマートフォンユーザーは『価格の安さ』と『電池もちの良さ』を求めているという事です。
電池もちを長くするには、2つの要素が重要になります。それが『電池容量』と『Soc』です。電池容量が大きくなれば連続駆動時間が長くなるというのは皆さんご存知でしょう。
次に重要になるのがSoc。Socは基本的にプロセスルール(最小加工寸法)が小さくなるほど、微細化により電力効率が上がるとされています。
ハイエンドモデルはプロセスルールを小さくしつつ、最大クロック周波数を高めている(クロック周波数が上がるほど処理速度が速くなる)ので、処理能力が向上しても電池の持ちが極端に悪くなる事は無いのです。
あらゆる面での素早い動作が魅力のハイエンドモデルですが、クロック周波数が低いスマートフォンと比較すると、電池の持ちは短くなります。スマートフォンでゲームをする人にとって処理能力の高さは必須性能ですが、それ以外の人にとってはオーバースペックという事に。
かといって電池持ちと価格だけを優先して処理能力の低いスマートフォンを選んでしまうと、全体的に動きが『モッサリ』としてしまい、日常的にストレスを感じる事になります。それでは安物買いの銭失いに。
『価格が安い』『大容量電池搭載』『Socのプロセスルールが小さめ』『処理能力がある程度高い』がスマートフォンを選ぶ上で理想の条件。これらに『おサイフケータイ対応』『最高レベルの防塵防水(IP68)』という日本2大人気機能を加えたのがXiaomiの『Redmi Note 10 JE』です。
auとUQモバイル(2021年8月24日時点ではauのみ)でしか購入する事は出来ませんが、価格は『28,765円(auでの販売価格)』。電池容量は4,800mAhと大きめ。SocにはSnapdragon 480 5Gを搭載し、プロセスルールは8nmと一桁台。
更にスマートフォンの処理能力を総合的に示すAntutuのベンチマークスコアは30万程度。下位モデルとなるRedmi 9T(Snapdragon 662搭載)のスコアは20万弱程度なのでそれを遥かに上回ります。
連続駆動時間を計測する上で最も適しているのはPC Markのbattery life。『Webブラウジング』『動画編集』『文字打ち』『画像編集』『データ編集』といった作業を仮想的に繰り返し、電池容量が100%から20%まで減る時間を計測してくれます。
これまで実測した中で一番電池持ちが良かったのはXiaomiの『Redmi Note 9S』で25時間31分を記録。色々な作業を行い続けても1日以上電池が持つという事です。25時間以上経過して、まだ電池は20%残ってますからね。
Redmi Note 10 JEはなんとRedmi Note 9Sの記録を更新して『25時間42分』を記録。battery lifeのバージョンが新しくなっている事や、Redmi Note 10 JEは輝度を最低(Redmi Note 9Sの時は25~30%程度)にして計測を行っているので厳密には同じ環境ではありませんが、それでも十分すぎる電池持ち。
Redmi Note 10 JEは5Gネットワークに対応しているので将来的に超高速通信が可能。5Gのネックは消費電力の高さですが、これだけ連続駆動時間に余裕があれば安定した環境で5G通信が行えるでしょう。
Redmi Note 10 JEで利用するのにお勧めなSIMカード
UQモバイルなら高速・節約(低速)の切り替えが可能
Redmi Note 10 JEはauの回線に最適化されています。わたしがお勧めしたいSIMはauのサブブランドとなる『UQモバイル』のくりこしプラン(M・L)。
UQモバイルは『高速モード/節約(低速)モード』の切り替えが可能。ahamo、LINEMO、povoには低速への切り替えが用意されていません。節約モード設定時は通信がノーカウントに。通信速度も最大1Mbps程度(くりこしプランM・Lの場合)と実用的。
UQモバイルの節約モードで一体何が出来るのかを実際に試してみましたが、『YouTubeの視聴』『ストリーミング音楽鑑賞』『オンラインゲーム』など様々。
大きなデータを短時間で一度にダウンロードするといった利用には不向きですが、動画や音楽は再生と読み込みを徐々に行うので、最大1Mbpsという通信速度でも問題なし。後は気づけば通信量が膨大になっているフリマアプリの閲覧などにも向いていますね。
節約したデータは翌月にくりこし出来る!うまく使いこなして月末の低速化を回避
くりこしプランはその名の通り、節約した容量を翌月に繰り越す事が可能。節約モードとデータ繰り越しをうまく活用すれば、『使いすぎて月末にはいつも低速』といった状況を回避出来ます。バランスを重視したスマートフォンRedmi Note 10 JEとUQモバイルの組み合わせ。安定性抜群です。
Redmi Note 10 JEの主な仕様
Redmi Note 10 JE | |
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Soc | Snapdragon 480 5G(8nm) |
容量 | 4GB/64GB
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電池 | 4,800mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 200g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
深度測定カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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防水防塵 | IP68(IPX8/IP6X) |
おサイフケータイ | 対応 |
指紋認証 | 側面 |
外部メモリー | 最大1TB |
Redmi Note 10 JEにお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)