5G世代の魅力的なエントリースマホ!Xiaomi Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gの違いとは。

5Gエントリーモデル

Xiaomi、OPPOより

Xiaomiが8月2日にリリースした初の日本特化モデル『Redmi Note 10 JE』。Socに『Snapdragon 480 5G』を搭載する5Gネットワーク対応モデルです。すでに日本市場にはOPPOが『OPPO A54 5G』という同Soc搭載端末を投入済み。

スマホ

Redmi Note 10 JE

OPPO A54 5G

OPPO A54 5G

 

Socはスマートフォンの性能にもっとも大きな影響を与えるので、『Redmi Note 10 JE』と『OPPO A54 5G』は同等の性能を持つ競合機という事に。しかし『Xiaomi』『OPPO』という異なるメーカーが作っているので、Soc以外のスペックは当然バラバラ。今回は両モデルの違いを検証し、どういった特長があるのかをチェックしていきたいと思います!

Snapdragon 480 5G搭載スマートフォン『Redmi Note 10 JE』『OPPO A54 5G』の違いを検証

Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5GのSocを比較

Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G
Soc:Qualcomm Snapdragon 480(8nm)
  • CPU:
    Kryo 460 Gold×2コア @ 2.0GHz
    Kryo 460 Silver×6コア @ 1.8GHz
  • GPU: Adreno 619
Soc:Qualcomm Snapdragon 480(8nm)
  • CPU:
    Kryo 460 Gold×2コア @ 2.0GHz
    Kryo 460 Silver×6コア @ 1.8GHz
  • GPU: Adreno 619
Antutu(Ver.9)

未測定

Antutu(Ver.9)

291,107(実測)

Snapdragon 480はエントリーモデルながら最大周波数は2.0GHzと高め。GPUにはSnapdragon 750Gと同じAdreno 619を採用するなど、全体的にかなりしっかりとした構成。Antutuのトータルベンチマークスコアも30万弱まで向上しており、もはやエントリーモデルという呼び方に違和感すら感じます。

GPU性能が引き上げられているので、最高のグラフィック設定とはいかないものの、比較的安定した環境でゲームを遊ぶ事も可能。クロック周波数の高いスマートフォンは発熱しやすいので、夏場の使用に適しているとは言えません。消化系のゲームをする機会が多いのであれば、バッテリー温度が上昇しづらいSnapdragon 480 5G搭載モデルをあえて選択するのもアリかと。

OPPO A54とReno3 A ゲーム性能

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Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gのメモリ・ストレージを比較

Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G
4GB/64GB
  • メモリ:不明
  • ストレージ: UFS2.2
4GB/64GB
  • メモリ:LPDDR4X
  • ストレージ: UFS2.1

Redmi Note 10 JEのメモリ規格は非公表となっていますが、同ランクのXiaomi端末にはLPDDR4Xが採用されています。よってメモリ性能に関してはOPPO A54 5Gと大きな差は無い可能性が高いです。

ただし『MIUI 13』へのアップデート(12.5の段階で提供されるかもしれません)では『拡張RAM』機能が追加される予定。その部分を考慮すると、Redmi Note 10 JEの方がやや使い勝手は上か。

ただしOPPO A54 5Gの上位モデルとなるOPPO Reno5 A 5Gにはすでに『拡張RAM』機能が提供されているので、今後OPPO A54 5Gでも同機能が使えるようになる可能性は十分にあります。

ストレージの規格はRedmi Note 10 JEが『UFS 2.2』でOPPO A54 5Gが『UFS 2.1』。UFS2.2はUFS2.1の上位規格となるので、Redmi Note 10 JEの方がデータの読み書き速度に優れます。

拡張RAMはストレージを仮想的にRAMとして使用する機能なのでストレージの速度が重要に。拡張RAMの使用を前提にするならRedmi Note 10 JEの方がお勧めですね。

Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gのディスプレイスペックを比較

Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G
  • サイズ:6.5インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz(50Hz~90Hz)
  • タッチサンプリングレート:非公開
  • ピーク輝度:非公開
  • コントラスト比:非公開
  • サイズ:6.5インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:
    90Hz(60Hz~90Hz※実測)
  • タッチサンプリングレート:180Hz
  • ピーク輝度:550nit
  • コントラスト比:1500:1
  • DCI-P3:100%

Redmi Note 10 JEのディスプレイは公開されている情報が少ないので、明るさやコントラスト比を重視する場合は実機を見てから購入した方が良いと思います。

1秒間に画面を切り替え可能な回数を示すリフレッシュレートはどちらも最大90Hz。Redmi Note 10 JEはコンテンツに合わせて50Hz/60Hz/90Hzと3段階でリフレッシュレートを自動切り替え。OPPO A54 5Gは実機検証したところ60Hz/90Hzに自動切り替えを行っていました。

リフレッシュレートが高いほど表示は滑らかになりますが、その分消費電力がアップ。静止画など画面を切り替える必要が無い時は、出来るだけ低いリフレッシュレートに設定するのが理想。よってリフレッシュレートの部分に関してはRedmi Note 10 JEの方が優れていると言えます。

90Hz

Xiaomiより

Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gの電池・充電スペックを比較

Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G
  • 電池容量:4,800mAh
  • 充電速度:最大18W
  • 電池容量:5,000mAh
  • 充電速度:最大18W

電池容量はRedmi Note 10 JEが『4,800mAh』でOPPO A54 5Gが『5,000mAh』。どちらも大容量モデルなので、200mAh程度の差を気にする必要は無いかと。最大充電速度は18Wと変わりません。

Snapdragon 888』を搭載するFind X3 Pro、『Snapdragon 765G』を搭載するOPPO Reno 5A 5G、『Snapdragon 480 5G』を搭載するOPPO A54 5GでAntutuのストレステストを行った結果、電池の減りがダントツで少なかったのはOPPO A54 5Gでした。

連続駆動時間が出来るだけ長い5G対応のスマートフォンを探しているのであれば、Redmi Note 10 JEOPPO A54 5Gは一押しですね。

 

OPPO A54 5G

OPPOより

Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gのデザインを比較

Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G
縦: 約163mm
横: 約76mm
厚さ: 約9.0mm
質量: 約200g
指紋認証:側面
カラー:グラファイトグレー、クロームシルバー
縦: 約162.9mm
横: 約74.7mm
厚さ: 約8.4mm
質量: 約190g
指紋認証:側面
カラー:ファンタスティックパープル、シルバーブラック
Redmi Note 10 JE グレー

Xiaomiより

Redmi Note 10 JE シルバー

Xiaomiより

Redmi Note 10 JEOPPO A54 5Gはどちらも電源ボタン一体型の側面指紋認証を採用。ガラス素材を使用しているので安っぽさは皆無。Redmi Note 10 JEがグレーとシルバーの落ち着いたカラーリングなのに対し、OPPO A54 5Gにはグレーに加えて夏らしさを感じられるファンタスティックパープルが用意されています。

スマホ

OPPOより

スマホ

OPPOより

厚みはOPPO A54 5Gのほうが約6mm薄く重量も約10g軽いので、スリムデザインを重視するのであればOPPO A54 5Gの方がお勧め。ただし電池大容量タイプなので、Mi 11 Lite 5Gのような極端な軽さではありません。

Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gのカメラスペックを比較

Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G
メインカメラ

  • 解像度:4,800万画素

深度測定カメラ

  • 解像度:200万画素

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
メインカメラ

  • 解像度:4,800画素
  • F値:1.7

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平119度
  • F値:2.2

モノクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

フロントカメラ

    • 解像度:1,600万画素
    • F値:2.0

メインカメラは両端末ともに4,800万画素の高解像度撮影に対応。OPPO A54 5Gはさらに『超高解像度』モードを備え、1億800万画素相当に解像度を拡張する事が可能です。

3眼カメラ

Xiaomiより

200万画素のマクロカメラや夜景モードの採用はどちらも共通。しかし『超広角』で撮れるのはOPPO A54 5Gのみなので、広い景色を撮る機会が多い人は注意が必要。

カメラ

OPPOより

Snapdragon 480 5Gには3台のカメラを使って同時に撮影(1,300万画素)が可能な『QualcommSpectra™345』という高性能ISPが採用されています。OPPO A54 5Gのメインカメラで実際に撮影してみましたが、とてもエントリークラスとは思えない画質。どんよりした天候でもご覧の通り明るく撮れます。Redmi Note 10 JEのカメラも期待出来そうです。

カーネーション

紫の花

白い花

綿毛

畑

Redmi Note 10 JEとOPPO A54 5Gはどちらを買うべきか?

超高解像度モードの採用に加え、超広角撮影が可能なOPPO A54 5G。カメラ性能に関してはRedmi Note 10 JEを一歩リード。しかしRedmi Note 10 JEには日本特化モデルだからこその2大人気機能が備えられています。

その一つが『FeliCaチップ』。XiaomiではRedmi Note 9TとMi 11 Lite 5Gに続く3台目のおサイフケータイ対応スマートフォンに。2つ目はRedmiブランドで初めて最高水準の防水防塵規格『IP68』に対応。日本ユーザーの需要が詰まった一台に。

防水

Xiaomiより

おサイフケータイ

Xiaomiより

ただしRedmi Note 10 JEauUQモバイルの専売モデルなので通信環境がau回線に最適化OPPO A54 5GはSIMフリーのフルバンド対応なので、その部分も考慮した上で、自分に合ったスマートフォンを選びましょう!

Redmi Note 10 JEの主な仕様

Redmi Note 10 JE
Soc Snapdragon 480 5G(8nm)
容量 4GB/64GB

  • ストレージ:UFS2.2
電池 4,800mAh(最大18W急速充電)
重量 200g
画面
  • サイズ:6.5インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:90Hz(アダプティブ)
  • 360度周囲光センサー
カメラ メインカメラ

  • 解像度:4,800万画素

深度測定カメラ

  • 解像度:200万画素

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
防水防塵 IP68(IPX8/IP6X)
おサイフケータイ 対応
指紋認証 側面
外部メモリー 最大1TB

OPPO A54 5Gの主な仕様

OPPO A54 5G
Soc Snapdragon 480 5G(8nm)
容量 4GB/64GB

  • ストレージ:UFS2.1
電池 5,000mAh(最大18W急速充電)
重量 190g
画面
  • サイズ:6.5インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz(60Hz/90Hz※実測))
  • タッチサンプリングレート:180Hz
  • ピーク輝度:550nit
  • コントラスト比:1500:1
  • DCI-P3:100%
カメラ メインカメラ

  • 解像度:4,800画素
  • F値:1.7

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平119度
  • F値:2.2

モノクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

フロントカメラ

    • 解像度:1,600万画素
    • F値:2.0
防水防塵 不明
おサイフケータイ 非対応
指紋認証 側面
外部メモリー 最大1TB

Redmi Note 10 JEにお勧めな格安SIM

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(×)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

OCN モバイル ONEIIJmio

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(×)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

ワイモバイル

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

BIGLOBEモバイルUQモバイル

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイル

OPPO A54 5Gにお勧めな格安SIM

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

OCN モバイル ONEIIJmio

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

ワイモバイル

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

BIGLOBEモバイルUQモバイル

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイル

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