スマートフォンは性能に合わせて『エントリー』『ミッドレンジ』『ハイエンド』にクラス分けをする事が可能です。
エントリークラスの価格は大体1~2万円台。価格は手頃ですが、『動作がもたつく』『ディスプレイが液晶でリフレッシュレートが60Hz』『カメラ画質がイマイチ』など安いが故の弱点も。これは上位モデルとの差別化を図る上である意味仕方のないことですね。
ただし2022年3月10日発売開始された『Xiaomi Remdi Note 11』ではエントリークラスの底上げが行われています。スマートフォンの性能をトータルで示すAntutu Benchmarkの数値も、一昔前は10万台だったのが25万程度まで上昇。
GPU性能は上がっていないのでゲームプレイには不向き。しかしアプリの処理速度全般に影響を与えるCPUの数値は8万超え。日常的な使い方であれば、動作にストレスを感じない程度に改善されています。
メモリ容量は『4GB』と控えめですが、Redmi Note 11はストレージをメモリとして仮想的に使用する『メモリ増設』機能を搭載(+1GBで合計5GB)。
ストレージの方が読み書き速度が遅いので、単純にメモリを増やすのとは異なりますが、複数のアプリを同時に使用した時などに動作が安定するのが増設メモリのメリット。
そしてコストの安い『液晶』ではなく『有機EL』を採用したのもRedmi Note 11の特徴。有機ELは画素を消灯させて『漆黒の黒』を表現出来たり、液晶と比較して輝度やコントラスト比が高いなど様々な点で優れます。
応答速度が速いので素早い動きを表示した際に残像が出来づらいという強みも。さらにパックライトなどの部品が不要となり薄型軽量化にも寄与。表示以外に物理的な恩恵を受けられるのも有機ELならでは。
そして1秒間に画面の切り替え可能な回数を示す最大リフレッシュレートは『90Hz』。ミッドレンジクラス以上は90Hz~が当たり前。一度その滑らかさに慣れてしまうと、60Hzではやや物足りなさを感じます。実用的な性能アップもしっかりと。
そこそこの処理能力と有機ELディスプレイ(最大リフレッシュレート90Hz)を持つエントリーモデルRedmi Note 11。実際に使用していて一番気に入ってるのが『カメラ』です。
おなじXiaomiのエントリーモデル『Redmi 9T』はデフォルトアプリのオートフォーカス性能がイマイチで、それを補填するためにGCamというGoogle Play非承認のアプリのインストールが必須でした。
廉価モデルに関してはMotorolaのほうがカメラ性能は上かなと感じていたのですが、Redmi Note 11を使ってみてその評価が逆転。苦手だったオートフォーカス性能が上がり、画質の明瞭さが大幅に向上。お値段以上のカメラへと進化しました。
6nmという電力効率の高いSocに加え、5,000mAhの大容量電池を搭載。電池の持ちも抜群に良い、安いけど使えるスマートフォンRedmi Note 11。購入代金を極力抑えつつ実用的な端末が欲しい人にお薦めです!
Xiaomi Redmi Note 11の主な仕様
Xiaomi Redmi Note 11 | |
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Soc | Snapdragon 680 |
容量 | 4GB/64GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約179g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い) |
指紋認証 | 側面 |
NFC | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 11 |
Xiaomi Redmi Note 11にお勧めな格安SIM
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
- 4G:LTE TDD: 38/40/41
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)