Xiaomi(シャオミ)は10月4日(火)日本時間午後9時から、グローバル市場に向けたリリースイベントを行います。すでにスマートフォン『Xiaomi 12T』シリーズの登場が確定。さらに追加で『Redmi Pad』『Xiaomi Smart Band 7 Pro』のリリースを公式TwitterとRedmi Indiaがアナウンス。
公式サイトには、すでにRedmi Padの特設ページが公開されています。
著名メディアGSMArenaによると、Redmi PadはSocにMediaTekの『Helio G99』を採用。Helio G99の基本構成は下記の通り。
- プロセスサイズ:6nm
- CPU:Arm Cortex-A76×2(最大クロック周波数2.2GHz)、Arm Cortex-A55×6(最大クロック周波数2.0GHz)
- GPU:Arm Mali G57
Helio G99は同社のPOCO M5に先行搭載。YouTubeチャンネルGameERによると、AnTuTu Benchmarkは『31,9724(温度上昇+2度、電池の減り-2%)』。Snapdragon 480 5Gをやや上回る性能を持ちます。
先日日本リリースされたOPPO Pad Airが採用しているSocは『Snapdragon 680』。同モデルのAnTuTu Benchmarkスコアは20万台前半なので、性能ではRedmi Padが上回る事になりそうです。
ディスプレイサイズ10.61インチで、解像度は『2,000×1,200』ピクセル。『10bit』の色深度に対応し、最大輝度は『400nit』。電池容量は『8,000mAh』でグラファイトグレー、ムーンライトシルバー、ミントグリーンの3色展開。これらのスペックが正しいかは、10月4日のイベント内で明らかになります。
現在日本市場ではiPadの競合となるXiaomi Pad 5を『59,800円(税込)~』と少し高めの価格帯で販売中のXiaomi。OPPO Pad Airが『37,800円(税込)』なので、この価格を下回れるなら、日本市場で新たにライトユーザーを獲得出来るでしょう。
Xiaomi Smart Band 7 Proは、すでに中国市場で発売中。有機ELディスプレイサイズはXiaomi Smart Band 7の1.62インチより少しだけ大きい『1.64インチ』。
『117種類測定可能な運動モード』『10種類のランニングモード』『24時間心拍数測定』『健康追跡』『酸素飽和度測定』『睡眠追跡』『ストレスチェック』『月経管理』『常時点灯』『NFC』といった機能を備えます。5気圧防水対応。
Xiaomi Smart Band 7とXiaomi Smart Band 7 Proのもっとも大きな違いは『GPS』の搭載。Xiaomi Smart Band 7は単体で位置情報を取得する事が出来ないので、ランニング時などはスマートフォンの携帯が必須に。
Xiaomi Smart Band 7 Proは時計だけで追跡が可能となります。GPS使用時の消費電力増加を想定し、電池容量をXiaomi Smart Band 7の180mAhから『235mAh』に増量。
日本市場で発売されている『Xiaomi Redmi Watch 2』もGPSを搭載していますが、ディスプレイは『液晶』です。Xiaomi Smart Band 7 Proは有機EL。Xiaomi Redmi Watch 2と同程度の価格で発売したらかなり売れそうですね!