スマホだけ使ってる人にお勧めな『安い大容量SIM』3選。

SIMカード

家では『パソコン』、外出先では『スマートフォン』と機器を使い分けている人は、大半が『光回線』を契約しているはず。

スマートフォンのみ』であれば、月額コストが最低でも4~5千円程度発生する光回線の契約は躊躇してしまうはず。

とはいえ、スマートフォンの利用時間が増えれば必然的に通信量も増加。アプリやOSのアップデートが頻繁に提供されたり、ストリーミング動画を長時間観ようものなら『GB』単位の消費はあっという間。月の途中で通信速度制限に陥りかねません。

家に帰ればパソコンと光回線環境が待っている』なら、気持ち的にまだ耐えられる速度制限。しかし『スマートフォンのみ』で『モバイルネットワークも実質使えない』状況はかなり危険。控えめに言っても『地獄』です。

一度その地獄を体験すると、『残りのデータ容量』が気になって仕方なくなります。物価高により上昇し続ける『生活コスト』に加え、『データ容量』まで節約しなければならないというのはそれもまた地獄。

通信キャリア(格安プラン含めず)以外契約したことが無い』という人は、『月額5千円以上』の通信料金を支払わなければ、まともな通信環境を得られないと思っているかもしれません。

通信キャリアから回線をレンタルしてサービスを提供するMVNOが誕生した初期の頃は、基地局の数が少なかったり帯域幅(道路の幅のようなもの)も狭かったので、少しでもユーザーが混雑すると『まともに通信が出来ない』という状況に陥りがちでした。

昨今は4Gに加えて更に帯域幅の広い『5G』が登場して混雑時の『最低速度』が全体的に向上。もっともユーザーが混雑する『平日のお昼』においても、複数の通信業者の速度を何度も実測して『1Mbps』を下回ることが無くなりました。

人が密集しやすい一部の場所において起こりうる『パケ詰まり』に関しては、私の利用環境だと『SoftBank回線』が影響を受けづらい印象(SNS上でもそういった声が多い)。都心が生活圏で『通信環境がイマイチ』と感じている人は検討の余地あり。

データ大容量のプランを契約すれば、ユーザーが混雑する平日のお昼は『ブラウジングや動画視聴』。GBを超える大型アップデートが配信されていたら『寝る前にダウンロード開始』といった流動的な使い方が出来ます(光回線の契約はもちろん不要)。

今回は『お金を節約しつつデータ容量は節約しない』という超理想を実現出来る通信業者を紹介します。

楽天モバイル(最強プラン)

楽天モバイルが通信キャリア(MNO)事業に算入したのは2019年10月。

最後発が故の圧倒的不利な状況の中でも設備投資を続け、2023年4月時点で『データ高速無制限エリア』の人口カバー率(国勢調査に用いられる約 500m 区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出)を『98.4%』まで拡大。

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2023年6月にスタートした『最強プラン』では、パートナー回線(au)エリアのデータ容量制限を撤廃。データ高速無制限エリアの人口カバー率を『99.9%』に引き上げました。

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2023年10月23日には満を持して『プラチナバンド(700MHz帯)』を獲得。月額『3,278円(税込)』で『高速データ通信し放題』『国内通話無料(Rakuten Link使用時)』は他社に真似出来ない『最強』のコスパです。

楽天モバイル速度

2024年4月12日午後6時38分にfast.comで楽天モバイル(最強プラン)の通信速度を実測(Xiaomi 13T使用)

mineo(マイピタ)

mineoは最大『1.5Mbpsでデータ通信し放題(3日で10GB以上通信すると速度制限)』のサービスを提供している通信業者。その環境でスマートフォンを利用してみると分かりますが、実は大概のことが出来てしまう。

最大1.5Mbpsの通信環境で実際に検証した結果

問題なく利用出来る(mineoマイそくスタンダード)

多少読み込みに時間がかかっても利用出来る(mineoマイそくスタンダード)

利用するのが難しい(mineoマイそくスタンダード)

  • データ容量の大きいファイルの送受信
  • 高解像度ストリーミング動画・音楽の再生
YouTube

マイそく(スタンダード)と光回線(Wi-Fi接続)でアプリの起動速度とブラウジングにどれだけ差が出るか検証した動画

マイピタ(音声通話+データ通信)は、10GB以上のコースに月額385円のオプションサービス『パケット放題放題Plus』が無料で付帯(申込みは必要)。同オプションに加入すると節約モード(ノーカウント)時の通信速度が最大200kbpsから『1.5Mbps』にアップ。

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2024年1月30日(火)に実施された『mineoサービス発表会 2024』の中で、2023年1月比較で平日昼の『通信品質約5倍改善』を公式発表した株式会社オプテージ。当然選びたいのは大容量プラン。

10GB(1,958円)と20GB(2,178円)の差額はわずか月額220円。この金額に最大1.5Mbpsで実質『100GB/月』程度使えるパケット放題Plusまで含まれているのだからお得すぎ。

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通信回線を『ドコモ』『SoftBank』『au』から選べるので、『他社から乗り換えやすい』のもmineoの魅力。データの節約とは真逆の『どう使い倒すか』を考えたくなる格安SIMです。

mineo1

2024年4月12日午後4時31分にfast.comでmineo(高速モード)の通信速度を実測(AQUOS sense8使用)

mineo2

2024年4月12日午後7時13分にfast.comでmineo(高速モード)の通信速度を実測(Pixel 8使用)

LINEMO(スマホプラン)

SoftBankの格安プラン『LINEMO(スマホプラン)』は月額『2,728円(税込)』でデータ容量が『20GB/月』。超過してしまっても最大『1Mbps』という実用的な通信速度を維持するので、通信手段が断たれた『制限地獄』には陥りません。

また、LINEMOユーザーには『LINEギガフリー』という独自サービスが提供されます。同サービスはLINEアプリの『トーク』『音声通話』『ビデオ通話』『画像・動画の送受信』をカウントフリーに。

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どちらかが『モバイルネットワーク』の場合は『データ容量超過と同時に通話終了』といった状況も十分想定されます。

LINEMOなら相手が光回線だろうと気が済むまでビデオ通話OK。しかもビデオ通話時のデータ通信量が100GBを超えても『カウントフリー』なのだから、控えめに言っても『神サービス』ですよね。

LINEMO

2024年4月12日午後6時59分にfast.comでLINEMOの通信速度を実測(Pixel 7a使用)

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