サプライヤーの供給に変化。2021年後半は5G対応チップセットが値下がり、4Gは値上がり傾向に。

5G

DIGITIMES asia』によると、モバイルチップのサプライヤーは現在5Gソリューションに比重を移しており、4G関連の部品供給をを徐々に縮小。2021年後半には5Gモバイルチップの価格が下落し、4Gモバイルチップの値上げが始まるだろうとしています。

半導体

すでにMediaTekQualcommといった主力半導体メーカーは、『エントリー』『ミッドレンジ』『ハイエンド』といった異なる価格帯に合わせたSocのモデルチェンジを完了しており、4Gチップに関連するウェハ製造ラインを段階的に廃止。

MediaTekの5G対応Soc

Qualcommの5G対応Soc

未だに4Gネットワークをメインに利用している市場が日本を含め大半ですが、半導体の需要が生産を上回る現状を鑑みても、これ以上4Gモバイルチップに労力を割く余裕は無いという事でしょう。

中国の携帯電話ODM企業の情報によると、中国では引き続き5Gスマートフォンの需要が堅調。今後2~3年で出荷量は2倍程度まで向上するとしています。

ソース:DIGITIMES asia

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