Xiaomi(シャオミ)のハイエンドモデル『Xiaomi 11T Pro』『Xiaomi 12T Pro』には、映像の動きを予測してフレームを補間する『MEMC』という機能が備えられています。
『Mi ビデオ』アプリを起動してビデオツールボックスから『写真』→『強化されたアニメーション』、もしくは『設定』→『ディスプレイ』→『AI画像エンジン』→『MEMC』をONにすると有効になります。
設定方法が少々分かりづらいので、機能自体を知らないという人もいるのでは。説明に書かれている通り、ONにすると消費電力がアップ。つまり効果が微妙なのであればOFFにすべき。
今回はMEMCをONにして、動画のフレームレートが本当に補間されているのかを実測。名ばかりの機能なのかをチェックしていきたいと思います(Xiaomi 12T Pro使用)!
まずはAsphalt 9のプレイ画面(Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G使用)を、スクリーンレコーダーで撮影した映像のフレームレートを確認。MEMCがOFFで23~25fps程度。ONの状態でフレームレートに変化が無かった場合は、ただ無駄に電力を消費することが確定。はたしてどうなるか!
フレームレートが30fps~45fpsに上昇。これは間違いなく補間されています。無駄な機能では無かった!しかし動画を再生する機会が多いのはローカルよりも圧倒的に『オンライン』。YouTube動画再生中もフレームは補間されるのか!
CCライセンスのカーレース動画をYouTubeで再生(MEMCはOFF)。フレームレートは先程と変わらず23~25fps程度。ONにするとどうだ!
フレームレートが『50fps』付近まで上がりました。コンテンツによるのかもしれませんが、ローカルストレージの動画よりストリーミングの方が安定して補間されているのは意外。ひとまず、YouTube動画でもMEMCは『効果アリ』です!まだ使ったことが無い人は是非お試しあれ!
Xiaomi 12T Pro(日本版)の主な仕様
Xiaomi 12T Pro | |
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Soc | Snapdragon 8+ Gen 1(4nm) |
容量 | 8GB/128GB、8GB/256GB
|
電池 | 5,000mAh(最大120W急速充電) |
重量 | 205g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
FeliCa | 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
Wi-Fi | Wi-Fi 4、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、802.11a/b/g |
センサー | 近接センサー、360度周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、IRブラスター、フリッカーセンサー、色温度センサー |
オーディオ | デュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応) |
SIM | デュアルSIM(nano SIM+eSIM) |
OS | MIUI 14(android 13) |
Xiaomi 12T Pro(日本版)にお勧めなSIM
- 5G:NSA + SA をサポート
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n75
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)