
この記事に書いてある内容一覧
- 【電池もち】Xiaomi 14T Proは『一般的』な部類
- YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
- 屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を
- 【充電】付属のAC充電器で約10分充電してみると電池残量『+48%』。充電し忘れが怖くない!手軽なワイヤレスもサポート
- 10分間で半分近くまで電池残量が増える有線充電
- 時間に余裕がある時は手軽にワイヤレス充電
- モバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で充電したら驚きの結果に
- 【リアカメラ】間違いなくXiaomi 14T Proの主役。Leica(ライカ)の世界観を奥深く楽しめる圧倒的な表現力
- Xiaomi 14T Proの主なリアカメラ仕様
- 上下から素早く呼び出せる撮影メニュー
- 地域を『日本以外』に設定するとシャッター音をOFFに出来る
- 【写真作例】Xiaomi 14T Proの『超広角』『広角(メイン)』『望遠』カメラ画質比較
- 【写真作例】Xiaomi 14T Proのライカ望遠カメラで撮影
- 【写真作例】ライカ望遠カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
- 【写真作例】Xiaomi 14T Proのライカメイン/望遠カメラでモノクロ撮影(Leica BW NATフィルター)
- 【写真作例】Xiaomi 14T Proのライカメインカメラにマクロレンズ(市販品)を装着して撮影
- 【写真作例】Xiaomi 14T Proのポートレートモードで撮影
- 【写真作例】Xiaomi 14T Proの『ライカメイン』『ライカ望遠』カメラ(夜景モード/自動夜景モード手持ち)で撮影した静止画
- 【動画作例】Xiaomi 14T ProとPOCO F7 Ultraのメイン(広角)/超広角カメラで撮影
- メイン(広角)カメラで撮影した動画
- 超広角カメラで撮影した動画
- 【フロントカメラ】解像度良好で質感しっかり。やや暗めに写る場合は『露出補正』を
- 暗部の階調が潰れやすいので低照度及び逆光での撮影は注意
- WEB会議の品質を高めてくれる『映像改善』『同時通訳』機能搭載
- 【ベンチマーク】Xiaomi 14T Proの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
- 【実測】Xiaomi 14T ProのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
- 【実測】Xiaomi 14T Proに近い性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
- 【実測】Xiaomi 14T ProのGeekbench6(CPU)スコア
- 【実測】Xiaomi 14T Proの3DMark Wild Life Stress Testスコア
- 【デザイン】主役のライカカメラを引き立てるラグジュアリーな見た目。サイドフレームに航空機用グレードのアルミニウム合金使用で堅牢性をプラス
- Xiaomi 14T Proに近い画面サイズの端末重量
- 【画面】Leicaの世界観を豊かに表現してくれる68億色対応の12bit有機ELディスプレイ。ブルーライトを抑えた読書モードはカスタマイズ可能
- Xiaomi 14T Proのディスプレイガラスは『Gorilla Glass 5』
- 『サンライトモード』をONにすると直射日光下での視認性が向上
- 光と影をを精細に美しく表示してくれる12bit(680億)の色深度
- ディスプレイの色彩(色温度など)調整方法
- ブルーライトを制御する読書モードは『周期』『時間』『色温度』『テクスチャ』など細かい設定が可能
- 【指紋認証】一般的なスピードで解除。顔認証のサブ的扱いなら不満なし
- 【スピーカー】中音域しっかり型で映像・会話コンテンツの再生に最適。低音域はやや厚み不足
- 【Bluetooth】低いビットレートで高音質を実現する『LC3』をサポート
- 【YouTube、アマプラ、Netflix】外部ストレージにコンテンツを保存出来る
- 【ジェスチャー】デジタルアシスタント、カメラアプリ、レコーダーの起動を素早く行える
- デジタルアシスタントを変更する方法
- 【デュアルアプリ&アプリロック】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に
- 【AI】文章から画像まで効率的に『生成』『拡張』『削除』『検索』出来る
- AIライティング
- AI画像拡張
- AI消しゴムPro
- 【マルチデバイス連係】アプリ表示/操作、ネットワーク接続、発着信などをタブレット側で行える
- 【付属ケース】良質でしっかりした作り。高級感を抑えて落ち着いた雰囲気に。持ちやすさも向上
- Xiaomi 14T Proで楽天モバイルを使えるか
- Xiaomi 14T Proの日本発売日
- Xiaomi 14T Proの日本販売価格
- Xiaomi 14T Proのアップデート保証期間
- Xiaomi 14T Proの同梱品
- 【スペック】Xiaomi 14T Proの主な仕様
- Xiaomi 14T Proにお勧めなSIM
- 実際に使った上で感じたXiaomi 14T Proのメリットとデメリット
- Xiaomi 14T Proに関するQ&A
- 関連リンク
Xiaomi 14T Proは『最大120W』の超急速充電に対応しています。実際に試してみると、約10分間で『50%程度』充電が完了。iPhoneから機種変をしたことが無いという人は、Xiaomi 14T Proを使用したらどんな印象を受けるのでしょうか。とても興味深い。
スマートフォンの処理能力を決めるSocはMediaTek社の『Dimensity 9300+』。AnTuTu Benchmarkの実測値(1回目)は190万超え。歴としたハイエンドスペックです。あらゆる動作がサクサクであるのは勿論のこと、負荷の重い3Dゲームをプレイするにも十分なGPU性能を備えます。
充電速度の速さや処理能力の高さを『オマケ』と感じさせてしまうのが、同シリーズの日本モデルでは初搭載となる『Leica(ライカ)カメラ』です。『名ばかりのライカ』で無いことは、実際にXiaomi 14T Proで撮影した瞬間に気づくはず。同端末の『主役』は間違いなくカメラです。
この記事では、『充電時間計測』『ベンチマーク実測』『カメラ撮影(静止画から動画まで』など、Xiaomi 14T Proの実機を使った様々な検証を行っています。購入を検討している人は、参考にしていただけたら幸いです(リンク付きの目次あり)。

Xiaomi 14T Pro
【電池もち】Xiaomi 14T Proは『一般的』な部類
YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。
| 端末名 | 画面サイズ(解像度) | 電池容量 | 減った電池量 |
| CMF Phone 2 Pro | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| Nothing Phone(2) | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 4,700mAh | -6% |
| Nothing Phone(3a) | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| POCO F7 Ultra | 6.67インチ(3,200×1,440px) | 5,300mAh | -6% |
| POCO X7 Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 6,000mAh | -9% |
| Xiaomi 13T Pro | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -10% |
| Xiaomi 14T Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 14 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 15 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,410mAh | -4% |
| Pixel 7a | 6.1インチ(2,400×1,080px) | 4,385mAh | -9% |
| Pixel 9a | 6.3インチ(2,400×1,080px) | 5,100mAh | -7% |
| Pixel 8 | 6.2インチ(2,400×1,080px) | 4575mAh | -8% |
| OPPO A79 5G | 6.72インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Reno9 A | 6.4インチ(2,400×1,080px) | 4,500mAh | -6% |
| OPPO Reno11 A | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Find X8 | 6.6インチ(2,760×1,256px) | 5,630mAh | -5% |
| moto g24 | 6.6インチ(1,612×720px) | 5,000mAh | -7% |
| moto g66j 5G | 6.7インチ(2,400×1,080px) | 5,200mAh | -7% |
| AQUOS sense8 | 6.1インチ(2,432×1,080px) | 5,000Ah | -4% |
| AQUOS wish4 | 6.6インチ(720×1,612px) | 5,000mAh | -4% |
| AQUOS sense9 | 6.1インチ | 5,000mAh | -5% |
Xiaomi 14T ProでYouTube動画(1080p)を約90分間再生し、減った電池の量は『-8%』程度。前モデルとなるXiaomi 13T Pro(-10%)からは改善されていますが、全体で見れば『電池もちが良い』とは言えません。これまで行った検証の結果を元にすると『一般的』な部類です。
屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を
設定項目の『ディスプレイと明るさ』を『サンライトモード』『自動明るさ調整』のいずれかに設定すると、最大輝度が高くなります。明るい画面表示の状態が続くと、消費電力が増えて電池の減りが早く。
電池もちを優先する場合は、『サンライトモードOFF』『画面自動消灯を短め』『ディスプレイのリフレッシュレート60Hz』『高度なテクスチャOFF』『バッテリーセーバーもしくはウルトラバッテリーセーバーON』『ダークモードに切り替える』など負荷を抑えた設定を行いましょう。

【充電】付属のAC充電器で約10分充電してみると電池残量『+48%』。充電し忘れが怖くない!手軽なワイヤレスもサポート
10分間で半分近くまで電池残量が増える有線充電
Xiaomi 14T Proは最大『120W』の充電速度に対応しています。付属の純正AC充電器+USBケーブル(120W対応)を使用して約10分間充電したところ、電池残量は有線充電モード標準で『+28%』。有線充電モードをトップスピードに切り替えると『+48%』。
| 端末名 | 充電時間(有線) | 増えた電池残量 |
| Pixel 9a | 約15分間 | +18% |
| moto g66j 5G | 約15分間 | +22% |
| CMF Phone 2 Pro | 約15分間 | +24% |
| Nothing Phone(3a) | 約10分間 | +20% |
| POCO F7 Ultra | 約10分間 | +34% |
| Xiaomi 14T Pro | 約10分間 | +48% |
ちなみに公称値は『約19分』でフル充電(検証結果とほぼ一致)。120W充電に対応するサブブランドのPOCO F7 Ultraは『約34分(フル充電)』なので、Xiaomi 14T Proはさらに素早く充電出来るということです。今使っているスマートフォンを10分充電して、電池残量がどの程度増えているか、ぜひ確認してみてください。

時間に余裕がある時は手軽にワイヤレス充電
Xiaomi 14T Proはワイヤレス充電にも対応。以前Amazonで購入した折りたたみ式のワイヤレス充電スタンドで約10分間充電すると、増えた電池残量は『+8%』。時間に余裕がある時は手軽な『ワイヤレス』。超素早くフル充電したい時は『有線』と使い分けられるのは良いですね。

モバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で充電したら驚きの結果に
搭載ケーブルが最大『120W』の出力に対応するモバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』。Xiaomi 14T Proを約10分間充電すると、電池残量は驚きの『+52%』。なんとAC充電時よりも増えている!
充電しながら端末を利用すると、温度上昇により充電速度や処理能力が落ちて非効率です。Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh×Xiaomi 14T Proの組み合わせなら、外出先でも短時間で素早く充電完了。高いパフォーマンスを維持してくれます。

【リアカメラ】間違いなくXiaomi 14T Proの主役。Leica(ライカ)の世界観を奥深く楽しめる圧倒的な表現力
Xiaomi 14T Proの主なリアカメラ仕様

| 端末名 | Xiaomi 14T Pro |
| ライカメインカメラ | 解像度:5,000万画素 焦点距離:23mm相当 F値:1.6 イメージセンサー:Light Fusion 900 イメージセンサーサイズ:1/1.31インチ 光学式手ぶれ補正:対応 |
| ライカ望遠カメラ | 解像度:5,000万画素 焦点距離:60mm相当 F値:2.0 |
| ライカ超広角カメラ | 解像度:1,200万画素 焦点距離:15mm相当 F値:2.2 視野角:120度 |
Xiaomi 14T Proのカメラは、同シリーズの日本モデルとして初めて『Leica(ライカ)』監修のカメラシステムを採用。『Leica Vibrant Look』『Leica Authentic Look』といった2つのライカ写真スタイルを体感出来ます。
メインカメラが搭載するイメージセンサーLight Fusion 900は、『Dual Native ISO Fusion Max』という技術を採用することで『13.5 EV』の広いダイナミックレンジをサポート。
通常優れた画質を得られるネイティブISOのセンサー回路は低感度用のみ。しかしXiaomi 14T Proのカメラには『高感度用』に設計された回路も備えられており、一定の高いISO値では、ノイズを抑えた描写が可能に。
最大54TOPSの『Xiaomi AISP(CPU、GPU、NPU、ISPのコンピューター処理を統合)』により、イメージング機能が全面的に向上しているのも同端末の強みです。
上下から素早く呼び出せる撮影メニュー
上からは『HDR』『AIカメラ』『アスペクト比』『タイマー』『チルシフト』『タイムバースト』『アシストカメラ』『透かし』『設定』。下からは『ウルトラHD』『夜景』『スローモーション』『タイムラプス』『デュアルビデオ』『映画』『長時間露光』『パノラマ』『ショートビデオ』のON/OFFや切り替えが可能です。


『Leica Vibrant Look』『Leica Authentic Look』といった写真スタイルに加え、『ポジティブ(FILM)』『ネガティブ(FILM)』『VIV(LEICA)』『NAT(LEICA)』『モノクロ(LEICA)』『モノクロHC(LEICA)』『セピア(LEICA)』『青(LEICA)』『シネマティック』『ブラックゴールド』『スカーレット』『ティールミスト』『ビビッド』『モンスーン』などフィルター効果が豊富に用意されています。
ライカのフィルター効果を使えるのはXiaomi 14T Proならでは。旅行先の風景や普段の街角を、独特な世界観で印象深く残せるのは大きな魅力です。
地域を『日本以外』に設定するとシャッター音をOFFに出来る
『設定』→『追加設定』→『地域』を日本以外(アメリカなど)に設定すると、カメラアプリ内の『設定』→『一般』からシャッター音をOFFに出来ます。

【写真作例】Xiaomi 14T Proの『超広角』『広角(メイン)』『望遠』カメラ画質比較
HDR:オート、フィルター:オリジナル、AIカメラ:OFF、フラッシュ:OFF
ライカ超広角カメラ




ライカメインカメラ




ライカ望遠カメラ




【写真作例】Xiaomi 14T Proのメインカメラで撮影






















広角(メイン)カメラの画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.5/5
木の葉や鉄道のレール、花びらの細部までしっかり描写されています。 被写体に寄った写真では特に解像感が高く、スマホとは思えないクオリティ。
色再現(発色の自然さ)
評価:4.5/5
花の鮮やかな色(黄色・ピンク)や夜景イルミネーションの青や赤はしっかり表現。一方で、日中の空や木の緑はやや鮮やかさ控えめで『ナチュラル寄りのLeica調』な色合い。派手さはないが忠実。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4.5/5
森林の木陰や夜のイルミネーションなど、白飛びや黒つぶれを最小限に抑えています。強い逆光でも被写体の質感を残しており、HDR処理が自然。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:4/5
広角ゆえに線が少し湾曲する場面(鉄道の線路)もあるが、補正が効いていて目立ちません。色収差もほとんど確認できず、周辺の解像も十分。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4.5/5
F1.6のレンズらしく自然なボケが得られ、花のマクロ撮影で立体感が際立ちます。スマホ特有の『処理感のあるボケ』は少なく、かなり自然に近い。
総合評価
評価:4.5/5
日中から夜景、スナップまでバランスよく高画質を実現。特に『解像感・ダイナミックレンジ・自然な色合い(Leica調)』の3点が強み。スマホカメラの中でも『一眼ライク』な仕上がり。 スマホで撮ったと気づかれないクオリティです。
【写真作例】Xiaomi 14T Proのライカ望遠カメラで撮影













ライカ望遠カメラの画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4/5
花や木の質感、雪道のテクスチャーなどはかなり鮮明に描写。ただし望遠88〜94mm域では細部にわずかに処理感があり、ディテールが甘くなるカットも。
色再現(発色の自然さ)
評価:4.5/5
花のピンク・黄色は非常に鮮やかで、空や緑の色も自然。夜間(雪道の街灯など)はオレンジ寄りに強調されるが、これは光源の影響でリアルに近い。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4/5
逆光気味の枝や白い花でも白飛びを最小限に抑え、黒つぶれも少ない。夜景(雪の道路)ではヘッドライト周囲がやや白飛び気味。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:4/5
中望遠〜望遠域なので歪みはほぼ皆無。色収差も目立たず、背景のボケも自然。ただしズーム域では周辺画質のシャープさがわずかに低下。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4.5/5
被写体をしっかり浮き立たせるナチュラルなボケが得られている。花や枝の前後の距離感が自然で、スマホとしてはかなり優秀。
総合評価
評価:4.2/5
望遠は『被写体を大きく切り取れる利点』と『スマホ処理感の限界』が混在。 花や植物など静物の撮影ではかなり高評価。夜景や細部描写では一眼レフに比べると弱さが出るが、スマホとしては上位の仕上がり。
【写真作例】ライカ望遠カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
一番自然でバランスの良い画
- 解像感: 街並みや屋根瓦まで鮮明。
- 色再現: 冬の乾いた空気感をよく表現。

実用的で十分使える望遠域
- 解像感: 橋のケーブルや建物のディテールはまだシャープ。
- 色再現: やや黄味寄りになるがリアル。

SNS用途ならOK、拡大すると粗さが目立つ
- 解像感: 少し甘くなり、処理感が見える。
- ダイナミックレンジ: 山肌の陰影がやや潰れる。

実用より『寄れる面白さ』重視の画
- 解像感: 橋のタワーは確認できるが細部は滲み気味。
- レンズ特性: 大気の揺らぎや手ぶれの影響も。

実用性は低く、記録・遊び用途向き
- 解像感: 大幅に低下し、細部は水彩画のよう。
- 色・コントラスト: 眠くなる傾向。

【写真作例】Xiaomi 14T Proのライカメイン/望遠カメラでモノクロ撮影(Leica BW NATフィルター)






ライカメイン/望遠カメラで撮影したモノクロ写真の評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.5/5
枯葉の質感、木肌の凹凸、花弁の繊細さなどが非常にクリア。 • モノクロである分、エッジの輪郭がより際立って感じられる。
トーン再現(階調の豊かさ)
評価:4.5/5
白飛びや黒つぶれが少なく、葉や花びらの陰影が立体的。川面やススキの穂先など、ハイライトからシャドウまで自然な階調。
コントラスト表現
評価:4.2/5
Leicaらしい強めのコントラストで被写体がくっきり。 ドラマチックさが増す反面、好みによっては少し硬い印象もあり。
色再現(発色の自然さ)
評価:4.5/5
花のピンク・黄色は非常に鮮やかで、空や緑の色も自然。夜間(雪道の街灯など)はオレンジ寄りに強調されるが、これは光源の影響でリアルに近い。
レンズ特性(歪み・描写の素直さ)
評価:4.3/5
広角23mmでも樹木や建築物の歪みは最小限。望遠75mmでは背景の整理が効き、モノクロとの相性良好。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4.4/5
近接撮影の花や枯葉で背景が柔らかく溶け、主役が浮かび上がる。モノクロのため、ボケの質感がより目立つが、不自然さは少ない。
総合評価
評価:4.5/5
スマホ撮影とは思えないクオリティ。特に『質感』『陰影』の表現が強く、モノクロ専用機を意識した絵作り。弱点は『コントラストの強さが人によって硬く見える場合がある』『ダイナミックレンジの限界で、逆光時に階調がやや狭まる』こと。
【写真作例】Xiaomi 14T Proのライカメインカメラにマクロレンズ(市販品)を装着して撮影







Xiaomi 14T Proのライカメインカメラ+マクロレンズ(市販品)の画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.6/5
花びらの繊細な質感、雄しべの粒感、布地の繊維の一本一本まで描写できている。レンズ追加によるわずかな周辺の甘さはあるが、被写体中心部は非常にシャープ。
色再現(発色の自然さ)
評価:4.5/5
紫やピンクなど彩度が高い色も破綻せず、ナチュラルかつ深みのある色合い。白い花も階調が飛ばず、陰影がしっかり残っている。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4.3/5
被写体が近接している分、光の当たり方で明暗が強調されやすいが、白飛びや黒つぶれは最小限。背景ボケとの明暗差も自然に表現。
レンズ特性(歪み・収差・周辺画質)
評価:4/5
周辺部はやや甘く、光量落ちも少し見られるが『マクロらしい雰囲気』としてプラスに働く。色収差(フリンジ)は抑えられている。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4.7/5
マクロレンズ特有の柔らかいボケが得られ、被写体が強調されている。背景は大きく溶けて立体感が出ており、スマホとは思えない印象。
総合評価
評価:4.5/5
『スマホの限界を超えたマクロ表現』 ができており、花や小物の撮影に大きな効果を発揮。 欠点は『周辺画質の低下』と『装着の手間』程度。
【写真作例】Xiaomi 14T Proのポートレートモードで撮影
Xiaomi 14T Proのポートレートモードは『LEICA PORTRAIT』『MASTER PORTRAIT』の2種類を用意。焦点距離(レンズ)は『23mm(広角)』『60mm(望遠)』『75mm(望遠)』で切り替えられます。
被写体をしっかり浮き上がらせる『演出力』が非常に高く、作品としての完成度を感じさせる。特に『小物』『室内の植物』『雪景色』などで 被写体を主役として強調したい場面に強い。 弱点は高ISO時のノイズと、人工処理の境界部分にわずかな違和感が出る点。








【写真作例】Xiaomi 14T Proの『ライカメイン』『ライカ望遠』カメラ(夜景モード/自動夜景モード手持ち)で撮影した静止画
ライカメインカメラで撮影した夜景






解像感
評価:4.3/5
雪面の粒状感や建物の窓、道路の質感などが十分に残されている。ISO4000〜10000でもディテールを大きく失わず、夜景スマホとしては優秀。
色再現
評価:4.4/5
雪の白が街灯で黄色〜緑に転ぶ場面でも、破綻せず雰囲気をうまく残している。 ナトリウム灯のオレンジ、LEDの白光など、異なる光源も自然に描写。
ダイナミックレンジ
評価:4.5/5
明るい街灯や窓の光が飛ばず、周囲の暗部も黒つぶれが少ない。特にISO10000の校庭カットは、肉眼以上に明暗が見える。
ノイズ処理
評価:4.2/5
高ISOでの夜景は多少のノイズが出るが、スマホとしてはかなり抑えられている。ノイズリダクションによる塗り絵感も少なく、質感が自然。
雰囲気・表現力
評価:4.6/5
雪国の静けさ、街の灯り、校舎や路地の奥行きなど、夜景特有の空気感を見事に表現。Leica調の色味が夜景のドラマチックさを増している。
総評
評価:4.4/5
暗所性能・色再現・表現力 の三拍子が揃った夜景モード。スマホカメラの夜景撮影としてはトップクラスのクオリティ。 弱点は『超高ISO時の微細なノイズ』と』一部で光源周りのにじみ』。
ライカ望遠カメラで撮影した夜景




解像感
評価:4.0/5
建物の窓や看板の文字、雪面の粒状感までしっかり捉えている。ただし光源付近では若干の滲みやハローが出ており、望遠センサーの暗所限界を感じる部分あり。
色再現
評価:4.3/5
雪の白が光源により赤・黄・緑に転んでいるが、自然な雰囲気を保っている。特に最後の路地裏のカットは緑色照明と街灯の対比がリアルで印象的。
ダイナミックレンジ
評価:4.4/5
明るいネオンサインや街灯の白飛びが抑えられており、暗部も黒つぶれが少ない。ISO3200〜10000まで引き上げても視認性が高く、被写体の階調が残っているのは優秀。
ノイズ処理
評価:4.1/5
高ISO特有のざらつきはあるが、塗り絵感が少なくディテールを残している。雪のテクスチャーや建物の壁の質感も破綻していない。
雰囲気・表現力
評価:4.6/5
照明に照らされた雪面や、窓明かりから漏れる暖色の表現がとてもドラマチック。特に水たまりに反射した光を捉えたカットは、夜景撮影らしい叙情性がある。
総評
評価:4.3/5
望遠夜景としては非常に健闘しており、スマホの弱点を感じさせないレベル。明部・暗部のバランスや色の再現力は一眼に迫る場面もある。 弱点は『光源周りのにじみ』と『被写体ブレを抑えるための高ISOによるざらつき』。も被写体の存在感を際立たせたい夜景シーンに向いている。
【動画作例】Xiaomi 14T ProとPOCO F7 Ultraのメイン(広角)/超広角カメラで撮影
POCO F7 Ultraよりもナチュラルよりの色合い。ShootSteady(強力な手ブレ補正機能)ではそこまで劇的な効果が見えませんが、『ShootSteady Pro』では『解像』『手ぶれ補正』クオリティが一気に向上。
高解像度(特に4K)撮影時も実用レベルを維持するも、夏場に休みなく長時間撮影しているとカクつく(フレーム落ち)可能性が上がります(ShootSteady Proも同じ)。クオリティを維持したい場合は間に休憩を挟みましょう。
メイン(広角)カメラで撮影した動画







超広角カメラで撮影した動画


メインカメラと比較して『色再現』『解像』は落ちますが、手ぶれ補正は比較的しっかりと。またPOCO F7 Ultraと比較してフレアの発生が制御されている印象。広い画角で遠近感が強調される超広角カメラ。都市や広大な景色を撮影するのにお勧めです(低照度では画質が落ちるので注意)。

Xiaomi 14T Pro
【フロントカメラ】解像度良好で質感しっかり。やや暗めに写る場合は『露出補正』を
暗部の階調が潰れやすいので低照度及び逆光での撮影は注意


1枚目は背景の緑がややオーバー気味で、被写体の顔(特にサングラス下)が暗く沈んでいます。ダイナミックレンジの限界が見えており、HDR補正を積極的に使うとよりバランスが取れそうです。
2枚目(ポートレートモード)は背景の玉ボケが強調され、光の演出としては魅力的。ただし人物の顔の明部が暗めに写っており、メイン被写体への露出優先が欲しい場面。
フロントカメラとしては解像度が良好で、衣服の質感やマスクの柄がしっかり表現されています。ただし暗部(帽子の部分)の階調が潰れやすく、もう一段明るく補正することで立体感を出せるかと。
WEB会議の品質を高めてくれる『映像改善』『同時通訳』機能搭載
Googleのビデオ会議サービス『Meet』を試してみると良好な画質(外からの自然光のみ)。境界の認識も綺麗に出来ています。



2台のスマートフォンを使用して『音声』がしっかり聞こえるかをテストしましたが、こちらも問題なし(Xiaomi 14T Proは底面に通話用マイク、上部にノイズ抑制用のセカンドマイクを搭載)。
通話ツールボックスからは『フィルライト(画面の端にしろを表示させライトに代用する機能)』『同時通訳』『クロスデバイスカメラ』を設定出来ます。

同時通訳(AI通訳)をONにすると、話した内容が指定した言語(その他の人)自動翻訳され、そのまま自分が話しているかの様に音声出力。相手の話した内容は自分が分かる言語に翻訳(音声出力)。言語が分からない外国人とのミーティングが成立します。

【ベンチマーク】Xiaomi 14T Proの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
【実測】Xiaomi 14T ProのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
| AnTuTuスコア目安 | 性能レベル | 適した使い方(参考程度) |
|---|---|---|
| 〜40万程度 | 一般的なエントリークラス | 通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい |
| 40万〜65程度 | エントリークラス上位〜下位ミドルクラス | SNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度 |
| 65万〜90万程度 | 一般的なミドルクラス | 日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる |
| 90万〜130万程度 | 上位ミドルクラス | 3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える |
| 130万〜200万程度 | ハイエンド | 負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き |
| 200万〜 | 超ハイエンド | 最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級 |
室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。



SocにMediaTek社の『Dimensity 9300+』を搭載するXiaomi 14T Pro。AnTuTu Benchmarkの実測結果は3回連続で150万超え。3回目の実測値も『1,617,689』とハイエンドらしいスコアを維持しています。
電池温度の上昇は、リチウムイオン電池が劣化しやすくなるとされる『45度』ギリギリライン。安定的に動作する性能というよりは、『トップスピード』を表す数値と認識しておきましょう。
詳細を見ると、スマートフォンの脳となる『CPU』、動作速度を示す『UX』のスコアは3回とも大きく変わらず。グラフィックの処理をメインで行う『GPU』のクロック周波数を下げて調整している感じですね。
【実測】Xiaomi 14T Proに近い性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
全端末室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。




3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測(同じ環境)して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

【実測】Xiaomi 14T ProのGeekbench6(CPU)スコア


全端末室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Xiaomi 14T ProのGeekbench6(CPU)スコアは、単体で処理をするシングルコアが2千を超えています。総合力を示すマルチコアも『6,627』とXiaomi 14 Ultraに肉薄。高いCPU性能を持つスマートフォンであることを実証する数値です。
【実測】Xiaomi 14T Proの3DMark Wild Life Stress Testスコア

1回目のベストループスコアは『13,355』で最大フレームレートは『97FPS』。20回中最低ループスコアは『9,342』、安定性は70%です。最大温度は『50度』まで上昇。長時間高負荷な状態が続くとスロットリング(性能低下)の発生する可能性が高まるので、安定性を重視するならグラフィックの設定をやや控えめにするのが実用的と言えます。
もっとも、3DMark Wild Life Stress Testは『GPUに負荷をかけ続けること』が目的。通常負荷が重い3Dゲームはシーンによって波があるので、同様の状況は『存在しない』と言っても過言ではありません。最悪条件での持久力テストを20回連続で行い、『70%程度のパフォーマンスを維持』というのが今回の検証結果です。
Xiaomi 14T Proのゲーム推奨設定(参考程度)
| ジャンル | 解像度 | フレームレート | グラフィック品質 | エフェクト / 陰影 |
|---|---|---|---|---|
| 超重量級RPG(原神 / Honkai: Star Rail / Tower of Fantasy) | FHD+ | 60fps固定 | 中〜高 | 中 |
| FPS / TPS(PUBG Mobile / Apex / COD Mobile) | FHD+ | 60fps〜90fps推奨(120fpsは短時間のみ可) | HD〜HDR相当 | 中 |
| MOBA / 格闘 / カジュアル(LoL: Wild Rift / 荒野行動 / モンスト) | FHD+ | 60fps固定 | 高 | 中 |
| エミュレーション(PS2 / Switch等) | FHD+(スケーリング1.0〜1.3倍程度) | 60fps上限 | 中 | – |
| レース / スポーツ(Asphalt / eFootball等) | FHD+ | 60fps〜90fps推奨 | 中〜高 | 中 |
| バトルロイヤル長時間プレイ | FHD+ | 60fps安定設定 | 中 | 低〜中(発熱抑制目的) |
【デザイン】主役のライカカメラを引き立てるラグジュアリーな見た目。サイドフレームに航空機用グレードのアルミニウム合金使用で堅牢性をプラス
Xiaomi 14T Proは『チタンブラック』『チタンブルー』『チタングレー』の3色展開。私が所有するのはチタングレーです。サイドフレームには、軽量で高い強度を誇る6シリーズ 航空機用グレードのアルミニウム合金を使用。電源ボタンの加工がオシャレ。


Leicaと共同開発したカメラ部分がハイエンドらしい高級感を演出。レンズの凹凸を『邪魔なモノ』ではなく『美しい主役』に見せる絶妙なバランス。

バックシェル(背面)には耐久性と美しい質感を兼ね備えた『Panda X』素材を使用。私の手の大きさでは余裕で『片手もち』が可能です。


チタングレーはフォーマルスタイルにもバッチリフィット。『LEICA』のロゴがキラリと光ります。

純正ケースを装着すると存在感が控えめに。高級感は削がれますが、派手さを抑えたい場合に有効です。

Xiaomi 14T Proに近い画面サイズの端末重量
Xiaomi 14T Proの重量は『約209g』。同じ画面サイズを採用するPOCO F7 Ultraより少しだけ軽いですが、軽量な部類には入りません。Leicaカメラ搭載モデルの『重厚感』と捉えるかはあなた次第。
| 端末名 | 画面サイズ | 重量 |
| Xiaomi 14T Pro | 約6.67インチ | 約209g |
| POCO X7 Pro | 約6.67インチ | 約195g(プラスチック)/198g(PU) |
| POCO F7 Ultra | 約6.67インチ | 約212g |
| CMF Phone 2 Pro | 約6.77インチ | 約185g |
| Nothing Phone(3a) | 約6.77インチ | 約208g |
| Galaxy S25 Ultra | 約6.9インチ | 約218g |
| Pixel 9 XL | 約6.8インチ | 約221g |
| Xiaomi 15 Ultra | 約6.73インチ | 約226g |
| AQUOS R9 Pro | 約6.7インチ | 約229g |
【画面】Leicaの世界観を豊かに表現してくれる68億色対応の12bit有機ELディスプレイ。ブルーライトを抑えた読書モードはカスタマイズ可能

Xiaomi 14T Proのディスプレイガラスは『Gorilla Glass 5』
Xiaomi 14T Proはディスプレイにコーニング社の『Gorilla Glass 5』というガラスを採用。Gorilla Glass 4と比較して耐落花生を大幅に改善していますが、最上位の『Gorilla Glass Victus / Victus 2』と比較すると硬度や擦り傷への耐性が低め。
角からの落下やアスファルトなど硬い地面では破損リスクが上がるので、出来るだけ長く使いたい場合は『コーティング補強』『ガラスフィルムの貼り付け』をお勧めします。
『サンライトモード』をONにすると直射日光下での視認性が向上
Xiaomi 14T Proの画面の明るさを手動で『100%』に設定し、照度計で実測すると『475LUX』を記録(POCO F7 Ultraよりも控えめな数値)。
続けて『サンライトモード』をONにして再実測すると『684LUX』、『自動明るさ設定』をONにすると『790LUX』まで上がりました(環境によって異なる場合あり)。
画面の明るさは直射日光下での視認性向上に寄与。カメラ撮影時に被写体をしっかり確認しながら撮影出来るなど、メリットは様々です。

光と影をを精細に美しく表示してくれる12bit(680億)の色深度
CANON EOS RP(フルサイズ)でXiaomi 14T Proの画面を撮影後、RAW現像して色合いを近づけています(実際の表示と異なる場合あり)。色彩の設定は原色Pro。


『680億色表示』『DCI-P3の広色域』をサポートするXiaomi 14T Proのディスプレイ。Leicaの世界観を得られるカメラシステムで撮影した写真や動画を、奥深さまでしっかり表現するのに最適。撮ったあとに『観る』楽しみがプラスされます。


色彩設定からはリアルな色を再現する『原色Pro』、周囲の光に合わせて色を自動調整する『アダプティブカラー』を選択することが可能です。


ディスプレイの色彩(色温度など)調整方法
『設定』→『ディスプレイと明るさ』→『色彩』からは細かい調整を行えます。

ブルーライトを制御する読書モードは『周期』『時間』『色温度』『テクスチャ』など細かい設定が可能
周期
アプリの種類と日の出/日の入りの時刻に基づいて色を自動的に調整。最適な快適さを実現。
クラシック
暖色系に切り替えてブルーライトの量を減らす。『色温度』『テクスチャ』『色彩(白黒もしくは単色)』を選択可能。

時間設定
- おやすみタイムの読書:日没後、自動的に読書モードに切り替える
- 読書モードの時間設定:開始時刻と終了時刻をスケジューリング出来る

【指紋認証】一般的なスピードで解除。顔認証のサブ的扱いなら不満なし
Xiaomi 14T Proの指紋認証センサーは、比較的多くのスマートフォンが採用している画面埋込み型の『光学式』。指紋の2Dパターンを光で撮影する仕組みなので、『指が濡れている』といった状況では認証の失敗率が上がります。
認証速度はPOCO F7 Ultraの超音波式と比較して『ちょっと遅いかな』と感じる程度。顔認証と組み合わせて『サブ的』に利用するには問題なし。ただし分厚いガラスフィルムを貼り付けると認証精度が低下する場合も。
指紋認証の精度を重視するのであれば、薄型のガラスフィルム(0.2〜0.3mm程度)か、TPU・PET系(柔らかい素材)のフィルムがお勧めです。
【スピーカー】中音域しっかり型で映像・会話コンテンツの再生に最適。低音域はやや厚み不足



Xiaomi 15 Ultraで録音したwaveデータをスペクトログラム化しています。
〜200Hzの低音域はスマートフォンとしては健闘。ただしEDMやHIPHOPのようなドンシャリ系を聴くにはやや物足りない。200Hz〜5kHzの中音域はしっかり明瞭に出力。バランスがとれていて聴きやすい。声やメロディの定位置が自然。5kHz〜15kHzの高音粋域は、音の輪郭や空気感の表現は感じられるがやや控えめ。
中音域の明瞭度が高く、声が前に出る設計なので動画視聴やゲーム内の音声を聴き取りやすい。バランス重視のチューニングなので聞き疲れも起こしにくい。ただし低音の厚みが不足しているので、本格的な音楽再生には物足りない印象。映像・会話コンテンツ用途に適したスピーカー。
【Bluetooth】低いビットレートで高音質を実現する『LC3』をサポート
【LE Audio(LC3)】電池の減りとデータ転送量を抑えつつ高音質で音楽を聴ける。低遅延にも対応
Xiaomi 14T Proは、次世代オーディオコーデック『LC3(LE Audio)』をサポート。発売開始当初は開発者オプションから別途設定を行う必要がありましたが、現状では設定不要で接続(Redmi Buds 5 Proの場合)。
Redmi Buds 5 Proを例にすると、ペアリング後に『設定』→『Bluetooth』→『Redmi Buds 5 Pro』→『オーディオ』から『Bluetooth LE Audio』をONにするとLC3で接続。
| 項目 | SBC(クラシックA2DP) | LC3(LE Audio) |
|---|---|---|
| 標準登場年 | Bluetooth A2DP(2003頃)、必須コーデック | Bluetooth 5.2 に伴う LE Audio(2020年発表) |
| ビットレート範囲 | 約 192–345 kbps(最大で512 kbpsステレオ仕様あり) | 約 16 kbps ~ 345 kbps/ch。より柔軟で低ビットレートでも高品質 |
| サンプリングレート | 最大 48 kHz(16–48 kHz 対応) | 8 ~ 48 kHz(柔軟)|高解像度版 LC3plus では最大 96 kHz also supported |
| オーディオ品質 | 中程度(ビットレートに依存) | 同等ビットレートでも明らかに高品質。低ビットレートでも優れた音質 |
| 遅延(レイテンシ) | 高め(約 200ms 程度)でリアルタイム処理には不利 | 低遅延を実現、リアルタイム用途に強い |
| 効率(圧縮・電力) | 非効率、高ビットレート必要、消費電力や帯域を多く使用 | 非常に効率的で、帯域や電力消費を抑制しつつ高音質化 |
| パケット損失への耐性 | 特記事項なし | パケットロス補完(Packet Loss Concealment)機構により、途切れにくく安定した再生 |
| 主な用途・特徴 | Bluetooth Classic デバイス全般の標準で広く普及 | 音楽・通話・補聴器・ブロードキャスト(Auracast)など対応用途が多岐にわたる |
LC3はSBCと比較して、同等のビットレートで優れた音質を実現。Redmi Buds 5 Proでは、同期中の遅延を最小限に抑える『低レイテンシー』を設定することも可能です。

【YouTube、アマプラ、Netflix】外部ストレージにコンテンツを保存出来る

Xiaomi 14T Proは『Micro SDカードスロット』を備えません。XiaomiのMicro SDカードスロットを備えない『一部ハイエンドモデル』は、USB Type-Cポートに接続した外部ストレージに『YouTube Premium』『Amazonプライムビデオ』『Netflix』などのコンテンツをダウンロードして保存可能。

この便利拡張機能がXiaomi 14T PRoでも使えます。私が所有する『ポータブルSSD』『SDカードリーダー』をどちらも認識。動画や音楽を高解像度で沢山保存しても、内部ストレージが圧迫されないのは大きなメリットです。

【ジェスチャー】デジタルアシスタント、カメラアプリ、レコーダーの起動を素早く行える
Xiaomi 14T Proには便利なジェスチャー機能が用意されています(設定→追加設定→ジェスチャーとショートカットから細かく設定可能)。
- デジタルアシスタントを起動:電源ボタンを0.5秒長押し
- スクリーンショットを撮影:3本の指を下にスライド、音量ダウン+電源
- 部分的なスクリーンショット:3本の指で長押し
- カメラを起動:電源ボタンを2回押す、画面ロック時に音量ダウンボタンを2回押す
- ライトをONにする:電源ボタンを2回押す
- 電源オフ:電源ボタンを3秒長押し、電源ボタンと音量ボタンを同時に押す
デジタルアシスタントを変更する方法
- 『設定』を開いて検索ボックスに『デフォルト』と入力
- 一覧から『デフォルトのアプリ』を選択
- アシストと音声入力を選択
- デジタルアシスタントアプリを選択
- 利用したいデジタルアシスタントアプリ(ChatGPTなど)を選択

【デュアルアプリ&アプリロック】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に
Xiaomi 14T Proでは、アプリを複製(2つインストール)可能な『デュアルアプリ』という機能を使うことが出来ます(設定→アプリ→デュアルアプリから)。

例えばデュアルアプリを開いて『LINE』にチェックを入れると、自動的に『もう一つのLINE』がインストール。複製したアプリは『異なるID』でログイン可能です。


仕事で利用する場合は『アプリロック(設定→アプリ→アプリロック)』の設定をお勧めします。アプリロッカーを適用したアプリを開くには『ロックの解除(指紋認証やパスワード)』が必要に。セキュリティを高めて安全に情報を管理。

【AI】文章から画像まで効率的に『生成』『拡張』『削除』『検索』出来る
AIライティング
文章の拡張、ブラッシュアップ、校正、要約、プロンプトに基づいた文章の作成機能。例えばメモアプリ(他のアプリにも対応)を開いてAIライティングのアイコン(カラフルなうずまきのような)をタップ。

プロンプトに『賞味期限が近い卵の美味しい食べ方』と入力すると、様々な美味しい食べ方がスピーディーに生成されます(文末に 日本語で と加えると確実)。

ChatGPTやGeminiも近い使い方を出来ますが、それぞれ内容が異なるので複数試すと理想に近い回答にたどり着けるはずです。
AI画像拡張
選択した画像を元に、背景を拡張生成してくれるAI拡張機能。提供開始当初とは比較にならないほどクオリティが上がっています。



AI消しゴムPro
簡易的な消しゴムツールとは異なり、複雑な画像でも違和感なく目的物を消してくれるAI消しゴムPro。仕上がりがイマイチだった場合は繰り返し適用可能です。



【マルチデバイス連係】アプリ表示/操作、ネットワーク接続、発着信などをタブレット側で行える
Xiaomi 14T Proは『Xiaomi Interconnectivity』というマルチデバイス連係機能に対応しています。
- スマートフォンとタブレットの両方をXiaomi HyperOS 2以降にアップデート
- BluetoothおよびWLAN設定を有効化
- 同一のXiaomiアカウントにログイン
- 設定→相互接続性→Xiaomi相互接続をON
- 相互接続する内容をON(アプリ、ホーム画面+、クリップボード、通知、通話の同期、ネットワークの同期)
例えばホーム画面+とアプリの相互接続をONにした状態であれば、Xiaomi Pad 7からXiaomi 14T Proにインストールしているアプリを表示及び操作することが可能に(Xiaomi 14T Pro側は基本的に画面表示OFF。アプリロックをかけていると表示されない)。
タブレットでXiaomi 14T Proのギャラリーアプリを開くと、小さいスマホマークが右上についたギャラリーアプリのアイコンがタスクバーに追加。選択すると、 Xiaomi 14T Proに保存されているデータが全画面表示されます。

Xiaomi 14T Proでは『Leica(ライカ)』のフィルター効果を利用可能。タブレットの大画面で『Leicaの色』を確認しながら作業出来るようになるということです。

通話の同期をONにしていれば、Xiaomi 14T Proをカバンの中に入れた状態でもタブレット側で発着信を行えます(接続環境によっては音が途切れやすくなる)。
ネットワークの同期をONにすると、タブレットのWi-Fiネットワーク選択にXiaomi 14T Proが表示。『ポータブルホットスポットをONにする』『パスワードを入力する』といった作業が不要で、シームレスにテザリング接続が可能です。

【付属ケース】良質でしっかりした作り。高級感を抑えて落ち着いた雰囲気に。持ちやすさも向上
コストを削減する目的か、最近のスマートフォンには『充電器』『ケース』『フィルム』が付属していません。すべて揃えれば数千円はくだらない必須アクセリー。
Xiaomi 14T Proには120W出力の超高性能なAC充電器(+USBケーブル)が付属し、フィルムは貼り付け済み。さらには『純正ケース』まで同梱。かなりしっかりとした品質(サラッとした手触り)で、装着すると見た目が一変。LEICAのロゴが入ったカメラ部分が強調されます。

ケースなしの状態だと、気温の低い時期は側面のアルミニウムがヒンヤリするXiaomi 14T Pro。ケースは本体を傷や衝撃からガードしてくれるだけでなく、『持ちやすさ』が向上するのもポイント。

絶対に傷をつけたくない、Xiaomi 14T Proの主役と言えるLEICAカメラ。ケースのカメラまわりは、机などに置いた際レンズが触れないよう高めに設計されています。

ディスプレイ面も同じく高めな設計。ボタンは押しやすく、ホールの位置もバッチリ。高級感はやや損なわれますが、ケース単体でのポテンシャルは極めて高いです。





Xiaomi 14T Proで楽天モバイルを使えるか
Xiaomi 14T Proは楽天モバイルの主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM対応)。

実機で通話アプリRakuten Linkの動作状況を確認したところ『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました。
Xiaomi 14T Proは底面に通話用マイク、上部にノイズ抑制用のセカンドマイクを搭載。マイクホールにほこりなどが混入すると、音質が低下する可能性があるので注意しましょう。
Xiaomi 14T Proの日本発売日
2024年11月29日(金)
Xiaomi 14T Proの日本販売価格
- 12GB/256GBモデル:109,800円(税込)
- 12GB/512GBモデル:119,800円(税込)

Xiaomi 14T Pro
Xiaomi 14T Proのアップデート保証期間
発売日を起点に4世代のAndroidアップデート、5年間のセキュリティアップデート
Xiaomi 14T Proの同梱品
- 携帯電話無線機
- ACアダプタ(試供品
- USB Type-Cケーブル(試供品)
- SIM取り出し用ピン(試供品)
- ソフトケース(試供品)
- クイックスタートガイド
【スペック】Xiaomi 14T Proの主な仕様
プロセッサ
- MediaTek Dimensity 9300+
- 4nm製造プロセス
- CPU:
- Cortex-X4 ×1(最大3.4GHz)
- Cortex-X4 ×3(最大2.85GHz)
- Cortex-A720 ×4(最大2.0GHz)
- GPU:Immortalis-G720 MC12
- AI:MediaTek NPU 790(生成AI対応)
メモリ & ストレージ
- 12GB + 256GB(最大8GBのROM拡張)
- 12GB + 512GB(最大16GBのROM拡張)
- LPDDR5X 8533Mbps
- UFS 4.0
- ※ROMの一部をRAMとして利用可能(速度はRAMと異なる)
サイズ・重量
- 高さ:160.4mm
- 幅:75.1mm
- 厚さ:8.39mm
- 重量:209g(社内ラボ試験値)
ディスプレイ
- 6.67インチ 有機EL(AMOLED)
- 解像度:2712×1220(446ppi)
- リフレッシュレート:最大144Hz
- タッチサンプリングレート:最大480Hz
- 色域:DCI-P3
- 色深度:68億色
- ピーク輝度:4000nits
- 調光:最大3840Hz PWM
- 対応機能:
- ダークモード / 自動輝度 / TrueColorディスプレイ / 原色Pro / アダプティブカラー / 読書モードPro
- HDR10+ / Dolby Vision® / AI画像エンジン
- 認証:TÜV Rheinland(低ブルーライト / フリッカーフリー / サーカディアンフレンドリー)
リアカメラ
- Leica プロフェッショナル光学レンズ
- Leica VARIO-SUMMILUX 1:1.6-2.2 / 15-60 ASPH.
- メインカメラ:5000万画素 Light Fusion 900センサー、OIS、23mm相当
- 望遠カメラ:5000万画素、F2.0、60mm相当
- 超広角カメラ:1200万画素、F2.2、15mm相当、120° FOV
- 機能:
- Leica Authentic / Vibrant Look
- Leica フィルター / シャッター音 / 透かし
- Master Lens System(35mm / 50mm / 75mm / 90mm)
- Xiaomi ProFocus、ProCut
- ナイトモード、ポートレートモード
- デジタルズーム最大30倍
- RAW(DNG)対応
- 動画撮影:
- 8K(24/30fps)
- 4K(24/30/60fps)
- FHD(30/60fps)
- HD(30fps)
- スローモーション:720p / 1080p(120/240/960fps)
- HDR10+ / MasterCinema / Proモード / ログ撮影
フロントカメラ
- 3200万画素、F2.0、25mm相当、80.8° FOV
- 写真機能:ナイトモード、HDR、ポートレート、セルフィータイマー、パームシャッターなど
- 動画撮影:
- 4K(30fps)
- 1080p(30/60fps)
- 720p(30fps)
- HDR10+対応
バッテリー & 充電
- 5000mAh
- 120W有線ハイパーチャージ
- 10Wワイヤレス充電対応(別売)
- PD3.0 / PD2.0 / Mi-FC 2.0対応
- USB Type-C
AI機能
- Google Gemini「Circle to Search」
- AI通訳、AIメモ、AIレコーダー、AI字幕、AIフィルム、AI画像編集、AIポートレート
冷却システム
- Xiaomi 3D IceLoop システム
セキュリティ
- 画面内指紋センサー
- AI顔認証
NFC & おサイフケータイ®(FeliCa)
- 対応
ネットワーク & 接続
- デュアルSIM(nano SIM + eSIM)
- 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78
- 4G FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66
- 4G TDD:B38/39/40/41/42/48
- 3G:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:850/900/1800/1900MHz
- Wi-Fi 7対応(地域によりWi-Fi 6E/6)
- Bluetooth 5.4、デュアルBluetooth
- オーディオコーデック:AAC / LDAC / LHDC 4.0 / LC3 / ASHA / Auracast
ナビゲーション
- GPS(L1+L5)、Galileo(E1+E5a+E5b)、GLONASS、BeiDou、NavIC(L5)
- 電子コンパス、A-GPS、ネットワーク測位対応
オーディオ
- ステレオスピーカー
- Hi-Res & Hi-Res Wireless認定
- Dolby Atmos®
動画再生
- MP4 / MKV / WEBM / 3GP対応
- HDR10 / HDR10+ / Dolby Vision®対応
防水・防塵
- IP68(最大水深2m、最長30分間の耐水)
※実使用条件では性能が低下する場合あり
センサー
- 近接センサー / 環境光センサー / 加速度計 / ジャイロスコープ
- 電子コンパス / 赤外線ブラスター / フリッカーセンサー
- X軸リニア振動モーター
Xiaomi 14T Proにお勧めなSIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
実際に使った上で感じたXiaomi 14T Proのメリットとデメリット

- Leicaと共同開発したカメラシステムの圧倒的な表現力
- メインカメラに加えて望遠カメラのポテンシャルも高め
- 市販のマクロレンズを装着してもLeicaの世界観とクオリティを維持
- 夜景撮影時に得られるダイナミックレンジの広さが秀逸
- スマホ超えを感じさせる『モノクロ』の描写力
- AI動画手振れ補正技術ShootSteady Proの『解像』『精度』が高い
- 堅牢性と高級感を兼ね備えた所有欲を満たすデザイン
- 約10分で50%近くまで充電可能
- 最大120W出力対応の充電器(AC充電器とUSBケーブル)が付属
- 外部ストレージにNetflixやアマプラの映像データを保存出来る
- 付属する純正ケースのクオリティが高い
- おサイフケータイ&防塵防水(IP68)対応
- 低ビットレートで高音質&低遅延を実現するBluetoothコーデックLE Audio(LC3)対応
- Leicaの世界観を表示するのに相応しい12bit(68億色)有機ELディスプレイ
- 指紋認証速度が一般的(速くはない)
- スピーカーの迫力があと一歩
- 低照度では超広角カメラとフロントカメラの画質が落ちやすい
Xiaomi 14T Proに関するQ&A
- Xiaomi 14T Proはワイヤレス充電に対応していますか?
ワイヤレス充電に対応しています。
- Xiaomi 14T Proではおサイフケータイを使えますか?
FeliCa ICチップを搭載しているのでおサイフケータイを使えます。
- Xiaomi 14T Proにケースは付属しますか?
純正ケース(ブラック)が付属します。
- Xiaomi 14T Proに充電器は付属しますか?
最大120W出力の純正AC充電器とUSBケーブルが付属します。
- Xiaomi 14T Proの画面にフィルムは貼られていますか?
開封時すでに貼り付けられていました。
- Xiaomi 14T Proのカメラはマクロ撮影に対応していますか?
デフォルトでは非対応です。市販のマクロレンズを購入して装着したら思いがけず良好な描写を得られました。
- Xiaomi 14T Proの防塵防水性能は?
最上位クラスとなるIP68に準拠しています。
- Xiaomi 14T ProではeSIMを使えますか?
使えます。
- 想定していたより充電速度が遅い
スマートフォンを利用しながら充電すると、速度が遅くなる場合があります。また有線充電モードを『標準』から『トップスピード』に切り替えましょう。
- 4Kや8Kで動画を撮影すると表示がカクつく
端末の温度が上がっている場合は休ませてください。それでも改善しない場合はビデオエンコーダーをH264からHEVCに変更してみてください。
