私が現在所有しているもっとも古いXiaomi(シャオミ)端末は『Redmi S2』です。発売日は2018年5月と5年以上前。すでにAndroidのセキュリティアップデートは終了しています。
ここで気になるのは、Redmi S2のセキュリティ状態が今どういった状態にあるかということ。まずはGoogle Playストアの更新状況から確認していきましょう。
Google Playストアに掲載されているアプリは、基本的に入念なチェックが行われており、承認されたものしかダウンロードすることが出来ません。
さらに『Google Playプロテクト』という24時間可動のセキュリティシステムが稼働しており、毎日1,000億を超えるアプリをスキャンしてその安全性を確認。万が一ポリシー違反があった場合は、都度デベロッパーを『利用停止』にしています。
つまり、Google Playストアの更新状況はとても重要だということ。バージョンの確認方法は、まずGoogle Playストアを開いて右上のアイコンから『設定』を選択。
設定内にある『基本情報』を展開すると、『Playストアのバージョン』が表示されます。
Redmi S2にインストールされているGoogle Playストアのバージョンは、2023年6月16日時点で『36.2.11-21』。安全性を示すGoogle Playプロテクトの認定はされたまま。これには一安心といったところ。
しかし『36.2.11-21』が新しいものなのか分からないので、Googleの純正デバイス『Pixel 7a』と比較してみました。ここでバージョンが極端に離れていれば、『使うのを止めた方が良いかもしれない』という判断に。
Pixel 7aのバージョン(Google Playストア)は『36.2.11-29』でRedmi S2とほぼ変わらず。Google PlayストアのアップデートとGoogle Playプロテクトの認定は、発売から5年が経過した端末でも継続されていました。
Google Playプロテクトに加え、Xiaomiのスマートフォンには『セキュリティ』というデバイスを『安全』かつ『高速』に保つための独自アプリがインストールされています。
Xiaomiの『セキュリティ』アプリについても、Google Playストアと同様にチェックしていきましょう。バージョンを確認すると『7.2.1-221208.1.3』。『221208』の部分がアップデートの日付を示すので、2022年12月8日が最終日。
Redmi S2の発売日は2018年5月なので、4年半程度は『セキュリティ』のアップデートが提供されていたことになります。
投稿が見つかりません。もっとも、ウィルスを検知する為の『定義ファイル』の更新は2023年6月16日現在も継続中。最新端末では『Avast』のみとなっていますが、Redmi S2では『AVL』の選択も可能です。
ウィルス定義ファイルのアップデート状況は『セキュリティ』→『右上の六角形アイコン』→『セキュリティスキャン』→『アップデートを確認』から。システムアップデートにチェックが入っていると、定義ファイルは自動的に更新されます。
『セキュリティ』は端末にアプリをインストールしようとすると自動的に起動。Google Playストア以外からダウンロードしたアプリに関してもテストを行い、インストール前にリスクを検出してくれます。5年前に登場したスマホにもこの機能がついてるのはありがたい。
もっとも、あらゆる環境において万全な状態で使いたいという人は、MIUI(Android)のアップデートが提供されている端末を選ぶべき。今回は5年前に購入したXiaomiのスマートフォン、『Redmi S2』のセキュリティ状況をお届けしました!
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