Motorolaの廉価なスマートフォン『moto g24』。約2万円という直販価格なので、過度な期待をすべきでは絶対にありません。
ただし実際に使ってみると『見た目のデザイン』『オーディオ環境』など満足度の高い要素もチラホラ。
『電池もち』も他社のスマートフォンと実際に比較してみて悪くない。『メモリ大容量(8GB)』の明確な優位性も発見。
おサイフケータイは使えませんが、NFC(A/B)をサポートしているので『タッチ決済』は利用可能。
スマートフォンヘビーユーザー以外はメイン端末として使っても恐らく支障なし。ハイエンド所有者は『サブ機として有効活用出来そう』というのが、ここまでmoto g24を使って色々な検証を行った私の意見。
もう一点気になっていたのが『カメラ画質』です。最近のスマートフォンは最適化が進み、明るい場所においては廉価モデルでもソコソコの画質を得られるようになりました。
カメラの画質に大きな影響を与える『イメージセンサー』『レンズ』に加えて、画像を処理する『ISP』は旧モデルとなるmoto g13と同じ『moto g24』。つまりハードの面では『大きな改善を見込めない』というのが正直なところ。
moto g24のカメラアプリを起動してみると、まずUIが大きく変わっていることに気が付きました。バージョンを確認すると『9.0.30.02(moto g13)』が『14.0.00.93』に。
カメラアプリのアップデートにより、moto g13から『何かしらの画質の変化』は起きているかもしれません。
とはいえハードウェアが同じなので、『劇的な画質の向上』は想定外。ちょっとした『変化』に注目しつつ、実際に撮影した画像(写真)をご覧ください。
ここから書かれている内容
- moto g13とmoto g14のカメラ(写真)画質比較
- moto g24の標準カメラアプリで改善して欲しいところ
- moto g24のカメラで撮影したその他写真作例まとめ
- moto g24のスペック
- moto g24にお勧めな格安SIM
- 関連リンク
moto g13とmoto g14のカメラ(写真)画質比較
moto g13はホワイトバランスが明らかに不適正。全体的に青が強めの仕上がりに。moto g24では暖色よりに色温度が調整されており、自然な色合いに近づきました。
少し前までスマートフォンの標準カメラアプリはおおよそが『明るさ重視』。ある程度の補正は確かに必要ですが、白トビが目立ったり質感が損なわれてしまっては本末顛倒。
私は標準カメラアプリが気に入らない場合、露出(明るさ)控えめな無料のカメラアプリ(Google Play非認証)GCamをインストールしていました。
moto g24は露出に関してもmoto g13から適正化されている印象。『全てがベストな露出』だとは感じませんが、個人的に好きな雰囲気の描写が多いですね。
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moto g13やmoto g24を含めた廉価なスマートフォンの大半は、イメージセンサーやレンズのサイズが小さめなので、光の集光量が少なく『低照度な場所』での撮影が苦手です。
HDR(複数枚の明るさの異なる画像を合成して明暗差を広げる技術)をオート設定にしていると、『moto g13』『moto g24』どちらも日陰では高い確率で『HDR』が機能。
光が強めの場所では露出控えめなmoto g24ですが、HDRは被写体の色によってmoto g13より明るく仕上げることも。明暗差にも開きあり。
スマートフォン成長過渡期は、シリーズがアップデートされる度に『新しいイメージセンサー』『新しいISP』が採用されていました。最近はそういったハードウェアの更新頻度が減少(廉価モデルは特に)。
ユーザー側は『新モデルを使って欲しい』と思うかもしれませんが、ハードウェアを変更するとそれに合わせて『最適化』が必要に。それがうまくいかないと『色がおかしい』『ホワイトバランスが崩れた』などの原因となり、アップデートがマイナスに作用する場合もあるのです。
ハードウェアではなく『ソフトウェア』の開発に予算をかけて、前モデルより画質を引き上げるというのが最近はトレンドのような。moto g13からmoto g24へのアップデートもそういった流れを踏襲していると感じました。
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moto g24の標準カメラアプリで改善して欲しいところ
一点どうしても気に入らなかったのは『フォーカス』『シャッター』の音が他モデルと比較して大きいこと(moto g13はフォーカス音無し)。この部分は今後変更されるかもしれませんが、最低でも『音を小さく』して欲しいですね。←アップデートによりアプリ内の設定でシャッター音のON/OFFが可能になりました(フォーカス音も消えています)。
moto g24のカメラで撮影したその他写真作例まとめ
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moto g24のスペック
Motorola moto g24 | |
---|---|
Soc | MediaTek Helio G85 |
容量 | 8GB/128GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約181g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンマイクジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
SIM | NanoSIM カード×2(DSDV) |
防塵防水 | IP52 |
指紋認証 | 側面 |
スピーカー | ステレオ(DOLBY ATMOS対応) |
NFC | 対応 |
Micro SDカード | 対応(最大1TBまで) |
moto g24にお勧めな格安SIM
- 4G:LTE LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
- 3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8
- 2G:GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)