Xiaomiの超人気スマートフォン『Mi Lite 11 Lite 5G』。これまでXiaomiが国内でリリースした端末の重さはどれも190g以上。しかしMi 11 Lite 5Gでは『159g』という圧倒的な軽さを実現しました。
軽量化しつつ、電池容量を前モデルとなるMi 10 Lite 5Gの『4,160mAh』から『4,250mAh』に増量するという離れ業を披露。
ただしリフレッシュレートが60Hzから最大90Hzに引き上げられたので、Redmi 9TやRedmi Note 9Sといった最大リフレッシュレート60Hz、電池容量5,000mAh以上の端末から機種変する場合は、やや電池の持ちが悪くなったと感じるかもしれません(YouTubeを輝度50%で再生して電池の減りは6%程度でした)。
今回はMi 11 Lite 5Gの電池持ちを出来るだけ長くしたい人にお勧めな低消費電力設定方法をお伝えしたいと思います!
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの電池もちを出来るだけ長くする6つの簡単な方法
1.ダークモードを設定する
『設定』→『ディスプレイ』→『ダークモード』
上部のクイック設定パネルからもワンタッチで設定可能な『ダークモード』。一部の白と黒の表示を自動的に反転させます。このダークモードによる低消費電力効果を得られるのは有機ELディスプレイのみ。
液晶の場合はバックライトが画面全体を照らして表示を行うので、白を黒に変えても消費電力は変わりません。しかし有機ELの場合はピクセル一つ一つを点灯させているので、白を黒に近づけるほど電力が削減。つまりダークモードに設定すると大きな低消費電力効果を得られます。
2.黒がベースの壁紙に変更する
『ファイルマネージャー』→『壁紙にする画像を選択』→『右下のマーク』→『壁紙に設定』
表示する色が暗くなるほど低消費電力効果を得られる有機ELディスプレイ。ダークモードへの設定が完了したら、折角なので壁紙も黒ベースのデザインに切り替えましょう。
3.明るさを抑える
『設定』→『ディスプレイ』→『明るさのレベル』
いくらダークモードを設定していても、常にディスプレイの明るさがMAXの状態だと省電力効果は薄れます。毎回切り替えをするのが面倒な場合は『明るさを自動調整』に設定すればOK。手動での切り替えは上部のクイック設定パネルから行いましょう。
4.位置情報をOFFにする
『設定』→『位置情報』
何かアプリをインストールした時に、意識せずONに切り替えている事が多い『位置情報』。スマートウォッチを例に出すと分かりやすいのですが、例えばMi Watchの位置情報をONにすると通常モードでは『最大16時間』の電池持ちが『50時間』まで短縮されます。OFFにした方が良い理由はこれで十分。上部のクイック設定からもON/OFF可能です。
5.触覚フィードバックをOFFにする
『設定』→『サウンドバイブレーション』→『触覚フィードバック』
文字を打ったりスクロールした時に発生するバイブレーション効果。感覚的なわかり易さは増しますが、煩わしいと感じている人も多いのでは。しかも振動を起こす度に電力を消費しているので、電池の持ちを考慮するのであれば迷わず『触覚フィードバック』はOFFにして下さい。
6.リフレッシュレートを60Hzに設定する
『設定』→『ディスプレイ』→『リフレッシュレート』
リフレッシュレートは1秒間に画面を切り替え可能な回数を示します。『90Hz』に設定した方がスクロールした時の画面表示は滑らか。その滑らか表示に慣れてしまうと『60Hz』に戻したくないと思うかもしれません。なのでリフレッシュレートの切り替えは最終手段で良いかと。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの電池もちを極限まで長くする方法
バッテリーセーバーをONにする
『設定』→『バッテリーとパフォーマンス』→『バッテリーセーバー』
最初の6項目に加えて、さらに低消費電力効果を高められるのが『バッテリーセーバー』。バックグラウンドで動作するアプリの停止やキャッシュ消去といった下記の作業を自動的に行ってくれます。
- システムアプリのアクティビティを制限
- バックグラウンドアプリのアプリを凍結
- デバイスのロック時にキャッシュを消去
- 電力消費の大きいサービスと機能をオフにする(同期、5Gネットワーク接続、持ち上げてスリープ解除、画面オフ時に指紋アイコンを表示)
電力消費の大きいサービスの同期がオフになるなど一部制限が発生(LINEは受信しました)するので、自分の利用環境に適しているかは実際に使ってみて確認しましょう。
バッテリーセーバーを細かく設定する
『設定』→『バッテリーとパフォーマンス』→『右上のマーク』→『バッテリーセーバー』
バッテリーセーバーをに追加で下記の設定を加える事が可能。ONにするとバッテリーセーバー利用時に自動的に実行されます。
通知受診時に画面のスリープを解除しない
スマートフォンが情報を受信した時に、画面に内容を表示する機能をOFFにします。Mi Bandシリーズで通知を受ける様に設定すれば『情報逃し』を回避出来るのでお勧め。
常時ONディスプレイをオフにする
有機ELディスプレイなので低消費電力で利用可能な『常時ONディスプレイ』機能ですが、かばんの中に入れっぱなしの状態では表示させておく意味はなく、無駄に電力を消費している事になります。
充電完了後オフにする
充電残量が60%以上に回復したら自動的にバッテリーセーバーをOFFにします。
モードを切り替える時間を設定する
バッテリーセーバーを使用する時間を予め決める事が出来ます。外出する時間帯が決まっている場合は設定しておくと便利でしょう。
アプリバッテリーセーバーを利用する
『設定』→『バッテリーとパフォーマンス』→『右上のマーク』→『アプリバッテリーセーバー』
アプリバッテリーセーバーはバックグラウンドで動作するアプリの動きを制限する機能。下記の4レベルの調整が可能です。
- 制限なし:
バッテリーセーバーはアプリのアクティビティを制限しない - バッテリーセーバー(推奨):
アプリとアクティビティを特定し、重要なプロセスを継続。バッテリーセーバーは重要なアプリを選択的に扱う - バックルラウンドアプリを制限する:
バックグラウンドでアクティビティが10分間実行された場合はアプリを閉じる - バックグラウンドアクティビティを制限する:
節電のためにアプリを閉じる
ウルトラバッテリーセーバーを利用する
『設定』→『バッテリーとパフォーマンス』→『ウルトラセーバー』
究極の低消費電力機能『ウルトラバッテリーセーバー』。独自の簡素なホーム画面に切り替わり、『時刻』『月日』『曜日』『指定したアプリ』『通話』『連絡先』『メッセージ』のみが表示されます。
電池の持ちは驚くほど長くなりますが、機能が制限されるので、緊急時のみの利用に留めた方が良いと思います。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに関連する記事
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 780G(5nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,250mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 159g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
NFC | 対応 |
オーディオ | デュアルスピーカー |
OS | MIUI12(Android 11) |
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの対応周波数帯に関する情報
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- LTE TDD:38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 2G GSM:2/3/5/8
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)