OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 AでAntutuのベンチマークスコアを実測比較
スマートフォンの性能をトータルでベンチマーク化してくれる『Antutu』。最上位モデルとなるFind X3 ProのスコアはOPPO Reno3 Aと比較して『約3.5倍』、OPPO Reno5 A 5Gと比較して『約2倍』。初っ端からいきなり規格外の強さを見せつけました。これがフラッグシップモデルの実力です。
中でもグラフィックの処理をメインに行うGPU性能のスコア差が特に顕著に。OPPO Reno5 5Gでもある程度快適にゲームで遊ぶ事は出来ますが、最高のグラフィック設定は選択不可能。Find X3 Proにしか見えない景色がゲームの中にあるのです。
OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 AでGeekbench5のスコアを実測比較
スマートフォンの頭脳となるCPUの性能を数値化してくれる『Geekbench5』。CPUの性能が上がるほどアプリの実行速度やレスポンスが早くなるので、高性能なスマートフォン=CPU性能が高いという事になります。
重要になるのが複数の処理を同時にこなす『マルチコア』。Find X3 Proのマルチコアは『3,206』となりOPPO Reno3 Aの『約3倍』、OPPO Reno5 A 5Gの『約2倍』。デフォルトの状態ではOPPO Reno5 A 5Gも十分動きは軽いですが、複数のアプリを立ち上げてマルチタスクで利用すると徐々に動きは重くなります。
Find X3 Proを使っていて『動作が重くなった』と感じた事は今のところありません。これから5Gネットワークが普及すればオンライン環境においても益々動きが『軽くなる』Find X3 Pro。モッサリとおサラバしましょう。
OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 Aで3DMarkのスコアを実測比較
かなり重い動画データを流して表示可能なフレームレートの検証を行う『3DMark』。3DMarkのスコアはGPU性能に直結しており、数値が高いスマートフォンほどグラフィックを処理する能力に秀でています。
Find X3 Proのスコアは『5,716』。OPPO Reno3 Aは『367』と10分の1以下。もはや別のデータで検証を行っているのかと思ってしまう大きな開き。アベレージフレームレートも『2.20』とかなり低いので、OPPO Reno3 Aはゲームプレイに向いていない端末と言えます。
GPU性能の差がしっかりと表れている動画がコチラ。OPPO Reno5 A 5Gに関しては比較的滑らかですが、OPPO Reno3 Aはカクつきがひどいです。Find X3 Proは一切カクつきなく高画質な映画を観ているような動き。没入感を極限まで高めています。
OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 Aでストレージ・メモリ速度を実測比較(CPDT)
速度のはやいストレージとメモリを採用しているスマートフォンは、アプリの起動やデータ移動をスムーズに行う事が出来ます。ストレージの書き込み、読み込み速度が一番速かったのはFind X3 Pro。OPPO Reno3 Aとの比較だと速度差は2倍以上。扱うデータ量が大きくなるほど、Find X3 Proを利用するメリットが増すという事です。
メモリ速度も爆速なFind X3 Pro。ミッドレンジ上位モデルのOPPO Reno5 A 5Gを3GB/s程度も上回ります。そして速いだけでなく容量は12GB。高いCPU、GPU性能に加え速度に優れる大容量メモリ搭載。全てがハイスペックなのは、世界を代表する大手スマートフォンメーカーOPPOの最上位モデルFind X3 Proだからこそ。
OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 Aのディスプレイに60fps、90fps、120fpsの動画を表示して比較
Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 Aのディスプレイに『60fps』『90fps』『120fps』の動画を表示しています。Find X3 Proは120Hz、OPPO Reno5 A 5Gは90Hz、OPPO Reno3 Aは60Hzのリフレッシュレートに対応。Hzは1秒間に可能な画面の切り替え回数を示します。
OPPO Reno5 A 5Gは液晶ディスプレイを採用しているので、有機ELと比較して応答速度が遅く残像が多め。OPPO Reno3 Aは90fpsからカクつきが見られます。60fpsから120fpsまで残像、カクつきもなく表示出来るのはFind X3 Proのみ。難しい表示環境でこそ最上位モデルの真価を発揮します。
OPPO Find X3 Proのディスプレイタッチサンプリングレートを複数のスマートフォンと実測比較(Touch MultiTest)
端末 | タッチサンプリングレート |
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moto g8 power | 115~120Hz |
OPPO Reno A | 150~155Hz |
Rakuten Hand | 155~160Hz |
TCL 10 Lite | 165~170Hz |
Xiaomi Mi Note 10 Lite | 165~170Hz |
Xiaomi Mi Note 10 | 170~175Hz |
OPPO A5 2020 | 170~175Hz |
SONY Xperia 10 II | 175~180Hz |
SHARP AQUOS sense4 | 175~180Hz |
Xiaomi Redmi 9T | 175~180Hz |
Xiaomi Redmi Note 9S | 175~180Hz |
Xiaomi Redmi Note 9T | 175~180Hz |
ASUS ZenFone 7 | 175~180Hz |
OPPO A73 | 190~195Hz |
OPPO Reno3 A | 190~195Hz |
OnePlus 7T | 215~220Hz |
Xaomi Mi 10 | 215~220Hz |
Xiaomi Mi 10 Lite | 220~225Hz |
OPPO Find X3 Pro | 240~245Hz |
OPPO Reno5 A 5G | 250~260Hz |
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | 310~320Hz |
Xiaomi Mi 11 | 320~325Hz |
Xiaomi POCO X3 | 330~340Hz |
Xiaomi Redmi Note 10 Pro | 330~340Hz |
1秒間にディスプレイがタッチに何回反応するかを示す『タッチサンプリングレート』。公表値より高い数値を記録する端末が多い中、Find X3 Proはほぼ一致で240Hz~245Hz。下位モデルとなるOPPO Reno5 A 5Gからわずかに下回ります。
ただし240Hzというタッチサンプリングレートはそもそもゲーミングスマートフォン並みの高さ。操作性はもちろん抜群です。体感的には数値で僅かに上回るOPPO Reno5 A 5Gより『手に吸い付くような動き』を実現していると感じます。120Hzのリフレッシュレートが関係しているのかと。
OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno5 A 5G、OPPO Reno3 AのディスプレイにカラーグラデーションとHDRコンテンツを表示して比較
階調が最も滑らかなのは10bit表示に対応するFind X3 Pro。デフォルトのままだと少し分かりづらいですが、拡大すると色表現の精細さが伝わるかと。本当はこういった比較はマクロで撮影した方が良いのかもしれませんね。
一瞬『あれ?』と思ったのがHDRコンテンツの表示。どうみても真ん中のOPPO Reno3 Aが一番明るくクッキリと表示されてますよね。輝度は3端末とも一番明るい状態です。
全体的に明るく見えるのはOPPO Reno3 Aですが、じっくり見ると色や質感の表現が丁寧なのはFind X3 Pro。実物に近い(実物を見たわけではありませんが)といった表現が適切でしょうか。玄人受けしそうなディスプレイだなと感じました。
OPPO Find X3 Proを購入可能な店舗
- Amazon
- 楽天市場
- OCN モバイル ONE
- IIJmio
OPPO Find X3 Proの主な仕様
OPPO Find X3 Pro | |
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Soc |
Qualcomm Snapdragon 888 5G(5nm)
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容量 | 12GB/256GB
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電池 |
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サイズ |
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重量 |
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画面 |
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カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
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センサー |
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SIM |
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NFC |
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防水 |
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OS |
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OPPO Find X3 Proの対応周波数帯に関する情報
- 2G: GSM, 850/900/1800/1900 MHz
- 3G: UMTS (WCDMA) bands 1/2/4/5/6/8/19
- 4G: TD-LTE bands 34/38/39/40/41(194Mhz: 2496MHz—2690MHz)/42
- 4G: LTE FDD bands 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66
- 4G+: TD-LTE: B38C/B39C/B40C/B41C/B42C/B40D/B41D/等
- 4G+: LTE FDD: B1C/B3C/B7C/B1A+B3A/B1A+B3A+B5A/B1A+B5A/B3A+B5A/B1A+B8A/B3A+B8A/B1A+B3C/B3A+B41A/B8A+B41A/等
- 5G NR: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n79
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)