楽天グループのRakuten Kobo Inc.が、最新電子書籍リーダー『kobo libra 2』をリリースしました。すでに予約が受け付けられており、10月20日(水)から発売開始予定。販売価格は23,980円(税込)。
kobo libra 2の純粋な競合モデルとなるのはKindleの最上位モデルKindle Oasis。しかし9月22日(水)に下位モデルのKindle PaperwhiteがKindle Oasisに迫る内容のアップデートを行いました(11月10日(水)発売予定)。よって今回はあえてkobo libra 2と新型Kindle Paperwhiteのスペックを比較して、両モデルにどういった違いがあるのかをチェックしていきたいと思います!
Kindle Paperwhiteとkobo libra 2の仕様
Kindle Paperwhite | kobo libra 2 | |
---|---|---|
サイズ | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm | 161.6 mm x 166.6 mm x 9.0 mm |
重量 | 207g | 215g |
ディスプレイ | 6.8インチ反射抑制スクリーン | 7.0 インチの Carta E Ink HD 1200 タッチスクリーン |
容量 | 8GB | 32GB |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED17個 | 不明 |
充電コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
防水 | IPX8 | IPX8 |
色調調節ライト | 対応 | 対応(自動調整可能) |
画面自動回転 | 非対応(手動) | 対応 |
ページ送りボタン | 非搭載 | 搭載 |
カラー | ブラック | ブラック/ホワイト |
接続 | Wi-Fi | Wi-Fi |
通常販売価格 | 14,980円 | 23,980円 |
ディスプレイサイズはKindle Paperwhiteが6.8インチでkobo libra 2が7インチとほぼ変わらずですが、Kindle Paperwhiteが縦長なのに対し、kobo libra 2は高さと幅が同程度。Kindle Oasisに近い形状となっています。
重量はKindle Paperwhiteが207gでkobo libra 2が215gで微差。購入を決める基準の一つになるレベルではありません。
容量はKindle Paperwhiteが8GBでkobo libra 2が32GB。Amazon公式情報によると、一般書籍であれば8GBに数千冊の保存が可能。読みたい本が文字メインの場合は容量が不足する事はないでしょう。
ただし漫画の場合はデータ量が一気に増える(8GBで150冊程度※楽天ブックス参考)ので、長い目でみれば容量の大きいkobo libra 2をセレクトするのが無難。
漫画を読むのにkobo libra 2を選んだ方が良い理由がもう2つ。それは『画面自動回転機能』と『ページ送りボタン』を備えているから。
Kindle Paperwhiteも表示を手動で方向を『横』に設定すれば、画面を横向きにして漫画を2ページ並べて読む事は可能。ただし設定が意外と分かりづらく何より面倒です。
また、漫画は小説などと比較して文字数が少ないので、ページ送りを行う回数が増えます。その都度画面をスライドするのもやはり面倒。ボタンでサクサクページを送りを出来た方が間違いなく快適です。
解像度はどちらも紙の印刷に近い300ppi。最高レベルとなるIPX8の防水規格に準拠しているのでお風呂で読書するにも最適。読書する場所や本の内容に合わせて画面の色を調整する事も(kobo libra 2は自動調整対応)。販売価格が9千円違うので、読みたい本が文字多めの人はKindle Paperwhite、漫画の場合はkobo libra 2を購入した方がコスパは高くなるでしょう。
ちなみにKindle Palerwhiteの前モデルは期間限定セールで5,000円OFFに。画面サイズが6インチでも満足、とりあえずお風呂で本が読みたいという人にお勧めです。在庫限りのセールかもしれないのでお早めに。