通信サービスの基本料金が大幅に引き下げられ、2種類のSIMを使う『デュアルSIM運用』を容易に行える環境となりました。サブSIMを契約する前に、必ず確認すべきなのが『SIMカードスロット』。
物理的なスロットが不要となるeSIM対応の場合は別として、デュアルSIM運用を行うにはカードスロットが最低『2つ』必要になります。ただしMicro SDカードに対応している端末は片方が排他的な扱いで、『SIMカード2枚』『SIMカード1枚+Micro SDカード1枚』といった使い方しか出来ません。
最近では容量差別化の為、Micro SDカードをサポートする端末自体が減少傾向に。高画質な動画をダウンロードして通勤や通学途中に観たいという人にとって、Micro SDカードの対応はかなり重要。端末選びの優先事項になっていても何ら違和感はありません。
しかしMicro SDカードの使用が前提だと、2カードスロットではデュアルSIM運用が出来なくなります。楽天モバイルを通話用SIMにすれば、データ通信1GBまでは基本料『0円』で国内通話かけ放題になのに!
Micro SDカードを使いつつ、デュアルSIM運用を可能とするのが『トリプルカードスロット』です。この仕様、日本モデルでは殆ど見た事がありません。なぜなら、日本は元々通信キャリアがSIMロックをかけた状態でスマートフォンを販売していたので、そもそもデュアルカードスロットすら必要が無かったのです。
この日本では希少なトリプルカードスロットを採用するのがXiaomiの『Redmi Note 11』。同社のスマートフォンは上部のコントロールセンターから簡単にSIMの切り替えが可能。操作のしやすさでもデュアルSIMに適しています。
Redmi Note 11は『有機ELディスプレイ(6.43インチ)』を搭載。有機ELは液晶と比較して応答速度がはやく、素早い動きに対して残像が出来づらいのが特徴。さらに画素を消灯させて漆黒を表現する事も。
もっともグレードの高いハイエンドはその殆どが有機ELですが、最近はコストの大暴騰によりミッドレンジ以下では液晶の採用が増えています。2万円台前半で有機ELが使える最新国内端末は、他にMotorola moto g31くらいでしょうか。
1秒間に画面を切り替え可能な回数を示す『リフレッシュレート』が一般的な60Hzではなく『90Hz』である点にも注目。画面をスクロールした時に30コマ分の滑らかさを体感出来ます。Twitterやフリマアプリなどスクロールを多用するサービスでは効果てきめん。
Micro SDカードを使えばストレージの空き容量を気にせず済むので、動画視聴だけでなく写真も沢山撮らなければ勿体ない。先述している通り、Redmi Note 11は2万円台前半で有機EL。価格とスペック的に求めすぎは禁物です。
オマケ程度の画質でも文句は言えないエントリーモデル。実際に撮影してみると、Redmi Note 11のカメラがオマケではない事がはっきりと分かりました。前世代までイマイチだったオートフォーカスの改善がとても大きいですね。
処理能力が高いとは言えませんが、Redmi 9Tからは明確に底上げ。競合機となるMotorola moto g31よりもベンチマークスコアは上です。メモリ増設機能も備え、日常的な使い方ではそれなりにキビキビと動きます。
トリプルカードスロットなのでSIMは勿論選び放題。個人的にはmineoの『マイそく(スタンダード)』と『povo2.0』の組み合わせが激推し。月額『990円(税込)』でどれ位の自由度を味わせるか、是非実際に試して欲しいです!
投稿が見つかりません。Xiaomi Redmi Note 11の主な仕様
Xiaomi Redmi Note 11 | |
---|---|
Soc | Snapdragon 680 |
容量 | 4GB/64GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約179g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い) |
指紋認証 | 側面 |
NFC | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 11 |
Xiaomi Redmi Note 11にお勧めな格安SIM
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
- 4G:LTE TDD: 38/40/41
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)