楽天モバイルは2022年7月1日から新プラン『Rakuten UN-LIMIT VII』をスタート。Rakuten UN-LIMIT VIIでは、データ通信『1GB以内』の基本料金を0円から『1,078円(税込)』に引き上げ。
『国内通話かけ放題(Rakuten Link使用時)』を目的に0円運用を行っていたユーザーが、一時解約ラッシュとなりました。しかし2022年11月にはユーザーの減少に歯止めがかかり、売上も増収へ。
そのタイミング(2022年11月1日)で楽天モバイルユーザーのSPUポイント倍率を+1倍から最大『+3倍』に大きく引き上げ(楽天モバイルキャリア決済で月に2,000円以上支払うとさらに+0.5倍)。
達成条件 | ポイント倍率 |
Rakuten UN-LIMIT VII契約中でダイヤモンド会員 | +3倍(上限7,000ポイント) |
Rakuten UN-LIMIT VII契約中でダイヤモンド会員以外 | +2倍(上限6,000ポイント) |
『楽天モバイルユーザーの維持・新規獲得』『楽天市場の売上アップ』をどちらも可能とする、楽天エコシステムの強みを活かした施策を打ち出したのです。
ダイヤモンド会員になるには、過去6ヶ月で『4,000ポイント(通常ポイント)以上獲得』『30回以上ポイント獲得』『楽天カード所有』といった条件があります。
『スーパーDEAL』と『お買い物マラソン』などのポイントアップキャンペーンを活用していれば、そこまで無理せずとも条件の達成は可能。Amazonより楽天市場で買い物をする機会が間違いなく増えるとは思いますが。
一年の内でどうしても物入りとなる年末。楽天モバイルユーザーのSPUポイント倍率アップは最高のタイミングでした。2022年11月と12月の合計獲得ポイント(楽天モバイル契約者特典)はなんと『11,791円』相当。私が楽天モバイルユーザーで無かったら、当然この分の還元は『0』。
月のデータ通信量が『3GB』以内で通話料金が『0円(Rakuten Linkを使用した無料通話のみ)』の場合、月に発生する料金は1,080円(税込)。『11,791円』相当の楽天ポイントは楽天モバイルの利用料金『11ヶ月分』に匹敵します。
楽天モバイルの利用料金は楽天ポイントで支払う事が可能。SPUで獲得出来るポイントは『期間限定』なので、楽天モバイルへの支払いが多い人ほど節約効果は高いです。
Rakuten UN-LIMIT VIIが開始されるまでは『1GB以内(基本料金0円)』で運用していたけど、付与される楽天ポイントが増えたので、それを消費する為に『無制限(基本料金3,278円)に切り替えた』という人が増えそうな予感。
このやり方はAmazonには真似出来ません。プラチナバンドの提供にも着々と前進している感のある楽天モバイル。もしかして、楽天グループが日本のネット通販から通信業界までを席巻する日が来るのでしょうか。
楽天モバイルについて
- 音声対応SIM基本料金:1,078円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割りなし
- 通話料金:22円/30秒(電話回線)、0円(Rakuten Link使用)
- 15分かけ放題(電話回線):1,100円(税込)
- 無制限かけ放題(Rakuten Link使用):0円(税込)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:楽天、au(パートナー回線)
- eSIM設定方法(Android):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001374/
- eSIM設定方法(iOS):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/
- APN設定方法(楽天モバイルで購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/
- APN設定方法(楽天モバイル以外で購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001495/?l-id=guide_faq
- 公式サイト:楽天モバイル