iPadOS 17で話題沸騰のUVCは格安Androidタブレットでも使える!Redmi Padを外部ディスプレイ化。

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安いタブレットを安いアダプタで外部ディスプレイに

Appleは2023年9月19日(火)、『iPadOS 17』の配信を開始しました。iPadOS 17へのアップデートにより、一部のiPadが『UVC(USB video class)』をサポート。『HDMI キャプチャーボード(USB-C)』と組み合わせることで、外部ディスプレイ化が可能になりました。

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とはいえ、2018年モデルの iPad Pro 11インチ (第1世代)ですら、Amazonにおける販売価格(2023年9月25日時点)は8万円程度。『手軽』に外部ディスプレイ化が可能になっても、『手頃』とは言えません。

実売2万円台~で購入可能なXiaomiの『Redmi Pad』は、SocにMediaTekの『Helio G99』を搭載するAndroidタブレット。AnTuTu Benchmark(Ver.10)のトータルスコアは42万程度。

処理能力

Xiaomi Redmi PadをAnTuTu Benchmark(Ver.10)で実測

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最新iPadの様な『負荷の重い3Dゲームをバリバリプレイする』といった使い方には不向きですが、『ネットサーフィン』『SNS』『ライティング』など、一般的な使い方なら十分なパフォーマンスを発揮。

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デジタル著作権管理法(DRM)に基づいたセキュリティレベルは最高クラスの『Widevine L1』。ストリーミング動画の高解像度生成に対応します(セキュリティレベルが低い端末はSD画質に低下)。

プライムビデオの解像度

ストレスを感じない程度の動作速度。ストリーミング動画を『高解像度』で再生。さらにRedmi Padは『UVC』までサポート。HDMI キャプチャーボード(USB-C)を用意すれば、高額なiPadの様に『外部ディスプレイ化』が可能。実売2万円台~はどう考えても破格。

タブレットを外部ディスプレイ化するメリットは『ディスプレイ自体のスペックが高め』『スクリーンショット・ムービーを直接撮れる』『バッテリー一体型』など。

Redmi Padを外部ディスプレイ化する方法は、基本的にiPadと同じ。まずGoogle PlayストアからUSBカメラ用のアプリをダウンロード。色々試したところ『USB Camera Viewer』が良さげ。

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無料ながら『フルHD(1920×1080)解像度』『60fps』を選択出来ます(設定は画面右上から)。

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アプリをダウンロードしたら、USB Type-CポートにHDMI キャプチャボードを接続。私が所有しているのは、Amazonで1,500円程度で購入したもの。リーズナブルながら『1080p/60fps』の出力に対応しているので、USB Camera Viewerとの相性もバッチリ。

HDMI接続

実際に接続して使えた機器は『Fire TV Stickシリーズ』『Windowsパソコン』『スマートフォン』『iPhone』など様々。音声は出力側の機器とBluetoothイヤフォンを接続したら聞こえるようになりました。

ストリーミング動画はRedmi Pad自体で観られます。Fire TV Stickを接続して使いたいのは『ミラーリング機能』。スマートフォンの画面をワイヤレスでRedmi Padに表示可能に。

Fire TV Stick

パソコンを接続すると、AndroidWindowsをどちらも使用可能な『デュアルOS』状態に(恐らくMacもいける)。高性能なデスクトップPCを接続するには適しませんが、最近流行りのバッテリーを内蔵した『ミニPC』と組み合わせたら、かなり楽しいことになりそう。

Windows

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デスクトップ機能(Ready For)を備えるスマートフォン(Motorola edge 30 Pro)の出力も問題なし。有線接続なので動作が極めてスムーズ。Ready Forはマルチウインドウ対応。Chromebookライクな感覚を味わえます。

Ready for

実際はAndroidタブレットとして利用する機会の方が圧倒的に多いと思いますが、『Windowsのディスプレイとして利用する』という使い方が想定外にかなり良い。キーパッドとキーボード付きのケースが欲しくなってしまいました。

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Xiaomi Redmi PadとXiaomi Pad 5の主な仕様

Xiaomi Redmi PadXiaomi Pad 5
SocMediaTek Helio G99(6nm)Qualcomm Snapdragon 860(7nm)
容量
  • 3GB/64GB
  • 4GB/128GB
  • 6GB/128GB
  • 6GB/256GB
電池8,000mAh8,720mAh
充電18W最大33W
重量445g511g
サイズ高さ:250.38mm
幅:157.98mm
厚さ:7.05mm
高さ:254.69mm
幅:166.25mm
厚さ:6.85mm
画面
  • サイズ:10.61インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:2,000 x 1,200ピクセル
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • ピーク輝度:400nit
  • 表示色:10億色以上
  • サイズ:11インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:2,560 x 1,600ピクセル
  • 最大リフレッシュレート:120Hz
  • ピーク輝度:500nit
  • 表示色:10億色以上
  • Dolby Vision:対応
  • HDR10:対応
カメラリアカメラ

  • 解像度:800万画素

フロントカメラ

  • 解像度:800万画
リアカメラ

  • 解像度:1,300万

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
コネクタUSB Type-CUSB Type-C
スマートペン非対応対応
Bluetooth5.35.0
Wi-FiWi-Fi 5 2.4GHz/5GHzIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
オーディオクアッド(4つ)スピーカー(Dolby Atmos対応)クアッド(4つ)スピーカー(Dolby Atmos対応)
OSMIUI for PadMIUI for Pad
カラーグラファイトグレー、ムーンライトシルバー、ミントグリーンパールホワイト、コズミックグレー

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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