欲しい商品を『安く』購入したい時に便利なツール『Googleショッピング』。いつも通りGoogleで検索をし、タブを『ショッピング』に切り替えると『店舗名』『価格』などが一覧表示されます。
私は元々安く購入したい時に『価格.com』を活用していたのですが、最近はGoogleショッピングの利用頻度が増えました。『タブを切り替えるだけ』というのはやはり楽ちんです。
価格情報を一気に確認出来て効率的なGoogleショッピングには、2025年4月時点で『怪しい』と感じるやたら安い店舗が紛れ込んでいます。いくら価格が安くても、『聞いた事が無いお店』での購入は出来るだけ控えるべき。
しかし『どうしても気になって仕方がない』のであれば、まず『怪しい店・商品』なのかを最低限調べなければなりません。
『会社名』『代表者名』『電話番号』などで調べるのが一般的ですが、怪しい店には大体『嘘(もしくは実在しない)の情報』が書かれています。よってこれらは『当てにしない方が良い』というのが個人的な見解です。
最初にすべきは『画像』の検索。Googleショッピングに掲載するには『サムネイル画像』が必要に。怪しいお店はもちろん在庫を持っていないので、『公式画像』をそのまま使うか、『フリマアプリ』などから盗用しています。

メーカーによって動作は異なりますが、画像を長めにタップすると『Googleレンズで画像を検索』という項目が表示。
Googleレンズで検索をかけると、同一もしくは類似画像を簡単に見つけることが出来ます。ただし『元画像が削除されている』場合もあるので、発売時期が古い商品などでは『見分ける』精度が低くなりがち。
もし『欲しい商品の同一画像』が見つからなかった場合は、そのお店が掲載している『他の商品(発売時期が比較的新しいモノ)』をGoogleレンズの検索にかけてください。複数商品でチェックをかけると『詐欺』を見極められる確率が上がります。
画像が見つからなかった場合は『商品説明文』でワード検索。怪しい店では説明文を他サイトから『丸コピー』していることが多いです。こちらも1つではなく『複数商品』でチェックしましょう。
最近は『AIを使った編集』が容易になっているので、『画像』『文章』での見極めがより『難しくなる』可能性が高いです。最後は『ドメイン』を使った調べ方を紹介します。
ドメインというのはインターネット上の『住所』を示します。Googleショッピングに表示されているドメインは『偽物』の場合がある(違う住所に転送している)ので、必ず『開いた後』のドメインを参照しましょう。
ちなみに当サイトの場合は『hypergadget.jp』これがドメインになります。Googleであれば『google.com』です。

セキュリティで有名なNortonの『Safeweb』では、同社の評価およびコミュニティレビューに基づいて『サイトの安全性』を確認してくれます。
検索ボックスにドメインを入力(貼り付け)して検索をかけると、『注意』『安全』など評価レポートが数秒で出力。注意判定のドメインでは購入を控えるべきです。

Norton Safewebより
こちらのサイトでは『ドメイン年齢』『取得日』『有効期限』を調べることが可能。取得日が極端に新しかったり『非表示(-)』の場合は『黒』の可能性を疑いましょう。
ドメインに関しても『中古ドメインを買っている』場合があるので、完璧な精度とは言えません。安く買ったつもりが『クレジットカードの情報を盗まれた』という大事になりかねないので、やはり『怪しい店』での購入は極力控えるべきですね。
Googleは個人情報をだましとろうとしている『偽装ページ』の報告フォームを設けています。調べてみて『怪しい』と判断したら、こちらから通報することで被害者を減らせるかもしれません。
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