【凄技】MotorolaのReady Forが神すぎ。タブレット(メーカー問わず)からスマホの操作(ファイル共有)可能

MotorolaのReady Forはタブレットでスマートフォンを操作出来る超便利機能

Samsung、Huawei、Xiaomiといったメーカーは、一部のフラッグシップに、デバイスにパソコンやタブレットとスマートフォンの画面同期機能(Dexやマルチスクリーンコラボレーションなど)を提供しています。

しかしタブレットとスマートフォンを同期させる場合は、『同じメーカー同士』であることが条件。画面同期に対応しているスマートフォン自体稀なので、折角の便利機能ながら『手軽に使えない』のが現状です。

Motorolaも上記メーカーと同様の『Ready For』を提供しています。Ready Forには専用のデスクトップUIが用意されており、対応端末と外部ディスプレイを接続してパソコンライクに使用するのが一般的。

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しかしつい最近、Motorola edge 40の仕様を読んでいて気になる関連ワードを発見しました。それが『Ready For Tablet』。Motorolaのタブレットに搭載されている機能かと思ったのですが、そもそもMotorolaのタブレットって何(思い浮かばない)?

補足に『Ready For Tablet は、一部のデバイス、および Android 11 以降のタブレットで利用できます。』と書かれているので、とりあえずXiaomiの『Redmi Pad』で『Ready For』と検索してみました。するとスマートフォンでは見たことが無い驚きの表示結果が!

Ready For

Ready Forアシスタント』はスマートフォンに非対応。よってスマートフォンの検索結果には表示されません。2023年7月20日(木)時点でダウンロード総数は5000+。『多くのユーザーに認識されている』という訳では無いようです。

早速Redmi PadにReady Forアシスタントをダウンロードして開いてみました。出来ることは大きく分けて『接続したスマートフォンの画面表示(操作)』『インスタントテザリング』『ファイル共有』の3つ。

Ready Forの機能

モバイル表示を選択すると、接続用のQRコードが表示。Ready Forに対応するスマートフォンのカメラでQRコードを読み込むと、数秒で自動接続。タブレットにスマートフォンのホーム画面がフローティング表示。

ホーム画面

Motorola edge 20 fusionは、Ready Forの『ケーブル』『ワイヤレス』接続に非対応。ワイヤレス非対応だとタブレットで『使えないのでは?』と思ったのですが、試してみたら問題なし。『Motorola edge 20』『Motorola edge 30 Pro』も使えました。

Ready for 対応

Ready Forは一般的なミラーリングとは異なり、『スマートフォンの画面に表示されている内容をそのままタブレットに写す』といったものではありません。

タブレットの画面』『Ready Forの画面』『スマートフォンの画面』はそれぞれ表示内容が独立。例えばReady Forの画面でYouTubeの動画を再生したとしても、スマートフォンの画面は消えたままです(ただし同じアプリを同時に起動させる事は出来ない)。

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Ready Forは表示に加えて『操作』も可能です。スマートフォンのデータをタブレットに移動したい場合は、ファイルを選択して共有先に『Ready For』を指定するだけ。『送受信』から『画面を開く』までがシームレス化。

ファイル共有

Ready For画面内にあるスピーカーアイコンからメディア出力を『接続済みPC』に切り替えれば、音声はタブレットのスピーカーから流れます。Ready Forはバックグラウンド再生に対応しているので、タブレットの画面を消しても音声は流れたまま。

メディア出力切り替え

YouTube、YouTube Musicは、有料のYouTube Premiumに加入しなければ本来バックグラウンド再生が不可能。Ready Forを介せば、裏技的にバックグラウンド再生を出来るようになります。

特に『便利だな』と感じたのは『Rakuten Link』。『発信』『着信』『SMSメッセージの送受信』を全てに対応。ただしマイクが使えないのでイヤフォンマイクは必要。2023年8月に楽天モバイルがリリース予定の『Rakuten Linkデスクトップ版』を先取りしたイメージですね。

Rakuten Link

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Rakuten Link SMSメッセージ

もう1つが『Googleマップ』。タブレットはGPSを搭載していないモデルが多く、その場合はナビとしての機能が損なわれます。Ready Forアシスタントを活用すれば、スマートフォンのGPSを使って正確な位置情報を取得しながら経路を表示。音声案内もタブレットからはっきりと聞こえます。

Google Map

タブレット側に『メーカー縛り』が無いのは大きなメリット。1万円ちょっとで購入したスペックの低い8インチデバイス『UAUU T30』でも問題なく動作しました。Ready Forに対応するスマートフォンユーザーは是非お試しあれ!

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