大手グローバルスマートフォンメーカーOPPOが日本向けモデルとしてリリースした『OPPO Reno A』『OPPO Reno3 A』『OPPO Reno5 A』。その最新形態となるのが『OPPO Reno7 A』です。
『最高水準の防塵防水性能(IP68)』と『おサイフケータイ(FeliCa)機能』を前モデルから踏襲しつつ、電池容量を4,000mAhから『4,500mAh』に増量。
スマートフォンの性能を決めるSocには電力効率に優れる『6nm』プロセスの『Snapdragon 695 5G』を採用。サクサクした動作環境と長い電池持ちを両立しました。
ディスプレイが液晶から『有機EL』に変更されたのも大きなポイント。液晶は表示するのに『バックライト』『液晶』『カラーフィルター』を必要とします。対して有機ELは画素自体が発光して表示を行うので、部品を削減して薄型軽量化が可能。
OPPO Reno7 Aは6.4インチの画面サイズを維持しつつ、重量を片手持ちも容易な『約175g』に抑えています。
勿論表示に関しても優れる有機EL。画素を消灯させる事で『漆黒』を表現し、ハイコントラストな画像を美しく描写。加えて『低消費電力化』により節電まで実現します。
さらには応答速度に優れ、素早い動きのコンテンツを残像感なく表示。DAZNなどスポーツ系のサブスクリプションサービスを利用している人にはピッタリ。
実用的進化を遂げたOPPO Reno7 Aには、使わなければ勿体ない優れた機能が盛りだくさん。今回はその中から厳選し、個人的に特にお勧めな『3つ』を紹介したいと思います!
OPPO Reno7 Aで特にお勧めな3つの機能
指紋認証長押しで5つのアプリや機能にショートカット
通常アプリを開くには『画面ロック解除』『ホーム画面からアプリを選択』という2ステップが発生します。OPPO Reno7 Aはおサイフケータイが使えるので、対応するサービスであればアプリを開かず決済が可能。
ただし『PayPay』『LINE Pay』『楽天Pay』などで『QRコード決済』する場合は、アプリを開いて画面の表示が必要。支払いの度に最低2ステップ行うのは正直面倒。
また、日常的に使用するアプリの数が多い人は、出来るだけホーム画面1ページ目に配置するアプリアイコンを減らしたいはず。支払い系の占有率が増えると、他のアプリをフォルダにまとめたり、2ページ目にずらす必要がでてきます。これもまた面倒。
OPPO Reno7 Aでは指紋認証センサーが背面から『画面内』に移動。画面内指紋認証の導入により、『クイック起動』という機能が使えるようになりました(設定→特殊機能→クイック起動)。
クイック起動に登録可能なのは『アプリ』と『機能』、全部で『5種類』。機能では『Chromeをシークレットブラウザで表示』『YouTubeの登録チャンネルを開く』『Googke Keepの音声メモを開く』などアプリの開き方を細かく指定出来ます。
同機能をONにして画面内指紋認証キーを長押しすると、登録した『機能』『アプリ』のアイコンが指紋認証キーのまわりに表示。指をそのままスライドさせるとシームレスに起動します。
安心して子供にスマートフォンを渡せるキッズスペース
どうしても手が離せない時のお助け子守アイテムスマートフォン。ただし子供にスマートフォンを『安心して渡せる』という人は少ないのではないでしょうか。
落下からは耐衝撃ケースと強化ガラスフィルムで守るとして、『操作』に関してはデフォルトの状態だと防ぎようがありません。用事の無い相手に電話をかけてしまったり、知らぬ間に課金されて後から巨額の請求が来たという話は珍しくありません。
OPPO Reno7 Aには子供に安心してスマートフォンを預けられるように『キッズスペース』という機能が備えられています(設定→特殊機能→キッズスペース)。同機能で出来ることは下記の3つ。
- 一度の使用時間を『15分』『30分』『1時間』『2時間』『3時間』『無制限』から設定
- 使用可能なアプリを指定
- モバイルネットワークをOFFにする
使用時間をあらかじめ設定出来るので、『気づいたらずっとゲームで遊んでた』という状況を防げます。
使用出来るアプリを限定することも。例えばキッズスペースで許可するアプリを『YouTube』『時計』に設定すると、ホーム画面にはYouTubeと時計アプリのアイコン以外表示されません。
モバイルネットワークをOFFに設定しておけば、Wi-Fi環境下以外では通信が遮断。データ通信し放題のプランに加入していれば良いですが、そうでない場合はストリーミング動画を長時間みようものならあっという間に速度制限。子守アイテムどころではなくなってしまいます。
キッズスペースは一度設定すれば上部のスライドメニューからワンタッチで移動可能。
キッズスペースから通常モードに戻る際には本人確認が必要となるので安心です。
スマートフォンカメラには苦手な玉ボケを演出してくれるネオンポートレート
スマートフォンのカメラには様々なフィルター機能がついています。OPPO Reno7 Aで使える『ネオンポートレート』は背景の光源を大きめに玉ボケさせて一眼レフチックに仕上げてくれる特殊機能。
同じ画角の場合、玉ボケの大きさはイメージセンサーサイズに依存します。よって一眼レフよりセンサーサイズが小さいスマートフォンのカメラは、玉ボケを得るのに適していません。
最近はメインカメラに1インチの大型センサーを採用する端末も出てきましたが、センサーサイズが大きくなるほどコストも上がり、その分販売価格が高くなります。ミッドレンジのOPPO Reno7 Aでこの玉ボケを得られる事にこそ意味があるのです。
昼間と夜で全く違った雰囲気を得られるので、とにかく撮っていて楽しいネオンポートレート。『どうやったらスマートフォンでそんな写真が撮れるの?』と聞かれる機会が増えそうです。
OPPO Reno7 Aを出来るだけ安く購入するには
OPPO Reno7 Aはこんなスマートフォンまとめ
- OPPOの独自背面加工技術となるOPPO Glowを国内モデルとして初採用。星空のような輝きとサラサラとした指紋がつきづらい質感が特徴
- FeliCa対応でおサイフケータイが使える。クレジットカードやSuica、PASMOをスマートフォンの中に入れて荷物をスリム化
- 最高クラスの防塵防水規格IP68に準拠。キッチンやプールといった水場を問わずスマートフォンを好きな場所で使える
- ディスプレイは前モデルの液晶から有機ELにアップグレード。ブリリアントモードではDCI-P3(100%)、sRGB(136%)の広い色域に対応
- 最大リフレッシュレートは90Hz。1秒間に90回画面の書き換えを行い画面表示を滑らかに
- 液晶から有機ELに変更した事でバックライトなどの部品が不要に。前モデル比較で約0.6mmの薄型化、約7gの軽量化を実現
- システム劣化防止機能の導入により、36ヶ月使用しても劣化をわずか5%以内に抑制。快適な動作環境が継続
- クイック起動を使用すれば指紋認証から5種類のアプリにショートカット出来る
- 複数のアプリを同時に立ち上げるなど、マルチタスク使用時の動作を安定させるRAMの拡張機能(ストレージの一部をメモリとして使用)。容量は2GB、3GB、5GBから自由に選択可能
- 電池容量は4,000mAhから4,500mAhに増量。18Wの急速充電により約30分で40%の残量を確保
- Socには十分な処理能力と高い電力効率をもつQualcommのSnapdragon 695 5Gを採用。安定した動作と長時間駆動を実現
- キッズスペースを利用する事でスマートフォンの使用を制御していたずらを抑制。安心して子供に貸せる
- リアカメラは広角(4,800万画素)、超広角(800万画素)、マクロ(200万画素)といった様々な被写体に対応する3眼構成。前モデルの好評機能ネオンポートレートを引き続きサポート
- Micro SDカード対応で最大1TBの容量拡張が可能
- Micro SDカードを使用しながらeSIM+物理SIMによるデュアルSIM運用が可能
- デザインを損なわないディスプレイ指紋認証によりマスク着用時もスタイリッシュに素早くロックを解除
- 高音質BluetoothコーデックLDACをサポート
- 3.5 mm ヘッドホンジャック搭載で手持ちのイヤフォンやヘッドフォンがそのまま使える
- NTTドコモ、SoftBank、au、楽天モバイルといった複数の通信回線に対応。格安SIMも選び放題
OPPO Reno7 A(SMフリー版)の主な仕様
OPPO Reno7 A | |
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Soc | Snapdragon 695 5G(6nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,500mAh(最大18W急速充電)※充電機同梱なし |
重量 | 約175g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
|
防水防塵 | IP68 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS、BeiDou、GLONASS、GALILEO、QZSS |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi® 2.4GHz/5GHz |
SIM | NanoSIM+eSIM |
指紋認証 | ディスプレイ |
おサイフケータイ | 対応 |
Micro SDカード | 対応(1TBまで) |
OS | ColorOS 12 based on Android™ 11 |
OPPO Reno7 A(SIMフリー版)にお勧めな格安SIM
OPPO Reno7 A(SIMフリー版)が対応する周波数帯
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G: UMTS(WCDMA) Band 1/4/5/6/8/19
- 4G: TD-LTE Band 38/40/41/42
4G: LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 - 5G: n3/n28/n41/n77/n78
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)