グローバルスマートフォンメーカーOPPO(オッポ)の大人気シリーズ『OPPO Reno』。2022年モデル『OPPO Reno7 A』はデザインへの拘りを強く感じられる1台ですが、性能面でも着実なアップデートが行われています。
電池容量を4,000mAhから『4,500mAh』に増やしたことで電池もちがより長く。それでいて『7g』軽量化しているのだから文句なしです。『おサイフケータイ』『最高クラスの防塵防水(IP68)』に対応する実用的なスマートフォン。残るチェックポイントは『カメラ画質』のみ!
メインカメラの最大解像度はOPPO Reno5 Aの『6,400万画素』から『4,800万画素』に下がっています。しかしカメラの画質は『解像度では決まらない』のでこの部分は気にする必要なし。
レンズのF値は『1.7』。前モデルと同様に『明るさ』と『ボケやすさ』に重点が置かれています。イメージセンサーとISPが変わっているので、その事が画質にどの程度影響を与えているか。実際に撮り比べた画像をご覧ください。
2022年7月22日午前11時頃から撮影を開始。天気は晴れ時々曇り。AI機能はOFFでHDRはオート。一部撮影後に端末で調整(説明あり)以外加工無しの撮って出しです。
色合いやボケ方はほぼ同じ。OPPO Reno5 Aの方が若干明るい以外、大きな画質差は感じません。ディテールの精細さで言えばOPPO Reno7 Aの方がやや上か。F値が小さく被写界深度が浅いので、大きくダイナミックにボケてくれるのが良いですね。
2枚めは色にはっきりとした違いあり。OPPO Reno7 Aは緑が深く、全体的にクリアな印象。OPPO Reno5 Aは黄色が強く夕暮れ時の様なイメージに。実際の色に近いのはOPPO Reno7 Aですね。
3枚めは比較的どちらも近いイメージですが、OPPO Reno5 Aは陰影が弱く質感が損なわれています。OPPO Reno7 Aは影がしっかり出ていて立体的。
撮影は基本的にオート。詳細情報を見ると、OPPO Reno7 Aは自動的に『-3』の露出補正が行われていました。陰影がはっきりしているのはその為でしょう。ソフトウェアが優秀ということですね。
4枚めはOPPO Reno5 Aが暖色よりの仕上がり。拡大してみるとOPPO Reno7 Aの方がしっかりフォーカス。ゴチャゴチャした合わせづらい被写体にうまくピントを合わせているのはナイス。
5枚めは色の違いがはっきり。OPPO Reno5 Aはやや着色感がありますが、この被写体の場合はそれがプラスに作用。OPPO Reno7 Aはやや淡白な印象。
撮った後に『物足りなさ』と感じたら、デフォルトで用意されている『編集機能』を使ってみましょう。『写真』アプリから目当ての画像を開き『編集』を選択。
編集の中にある『調整』を開き、『コントラストの数値を大きく』『彩度の数値を大きく』『露出の数値を小さく』『色温度の数値を大きく』すると、OPPO Reno5 Aの画像に近づきます。
続いて『デジタルズーム』の画質を比較。2倍で常用は当たり前なので、今回は『5倍』にチャレンジ。
OPPO Reno5 Aはモアレが目立ち、通常利用にはやや厳しいレベル。OPPO Reno7 Aはリダクションがうまく作用しており、WEB素材程度であれば使えそう。
両モデルともデジタル5倍ズームとは思えない高クオリティ。OPPO Reno5 A、OPPO Reno7 Aには、アルゴリズムを使用して『1億800万画素相当』で撮影可能な『超高解像モード』が用意(その他から超高解像を選択)されています。この精細さはそのアルゴリズムの応用かもしれませんね。
最後はOPPOの独自機能『ネオンポートレート』を使用した作例。殆どのスマートフォンはイメージセンサーサイズが小さめなので、大きめな『玉ボケ』を物理的に作り出す事が困難。その玉ボケを擬似的に拡大してくれるのが『ネオンポートレート』機能です。
撮影モードをポートレートに切り替え、フィルターから『ネオンポートレート』を選ぶと効果を得られます。OPPO Reno5 Aはアップデートで名称が『ぼけフレアポートレート』に変わっていました。
本来は夜に使用する機能ですが、実は昼間でも使えます。ボケの位置がずれてしまったり撮影難易度は高めですが、だからこそハマった時に得られる描写と喜びは格別。OPPO Reno5 A、OPPO Reno7 Aを購入したら、絶対に試してみてください。
OPPO Reno7 A(SMフリー版)の主な仕様
OPPO Reno7 A | |
---|---|
Soc | Snapdragon 695 5G(6nm)
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容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,500mAh(最大18W急速充電)※充電機同梱なし |
重量 | 約175g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
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防水防塵 | IP68 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS、BeiDou、GLONASS、GALILEO、QZSS |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi® 2.4GHz/5GHz |
SIM | NanoSIM+eSIM |
指紋認証 | ディスプレイ |
おサイフケータイ | 対応 |
Micro SDカード | 対応(1TBまで) |
OS | ColorOS 12 based on Android™ 11 |
OPPO Reno7 A(SIMフリー版)にお勧めな格安SIM
OPPO Reno7 A(SIMフリー版)が対応する周波数帯
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G: UMTS(WCDMA) Band 1/4/5/6/8/19
- 4G: TD-LTE Band 38/40/41/42
4G: LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 - 5G: n3/n28/n41/n77/n78
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
OPPO Reno5 A(SIMフリー版)の主な仕様
OPPO Reno5 A 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 765G 5G(7nm) |
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 182g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP68 |
センサー | 地磁気センサー、環境光センサー、色温度センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、歩数計 |
OS | ColorOS 11 based on Android™ 11 |
OPPO Reno5 A(SIMフリー版)にお勧めな格安SIM
OPPO Reno5 Aが対応する周波数帯
- 5G:n3/n28/n77/n78 (NSA)
- 4G:FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TDD-LTE 38/39/40/41 (2545-2655MHz)/42 - 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:850/900/1800/1900
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)