Nothing Phone(3a)レビュー|派手に見えて堅実なスマホ。カメラと音の良さ光る

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Nothing Phone(3a)は、デザイン性と実用性を高いレベルで両立させたミドルクラスのスマートフォンです。スケルトンデザインは所有欲を刺激し、一目でNothingの端末とわかる個性を放ちます。

メインカメラの画質はハイエンドを凌駕するクオリティ。Snapdragon 7s Gen 3に基づく高い電力効率とAI処理能力は、『長時間使用』『カメラの高倍率撮影』時に真価を発揮。繊細な階調表現に優れた10bit有機ELディスプレイも強みの要素です。

Glyphライトによる静音通知、機能を柔軟に割り当てられる電源ボタンのジェスチャー操作、プライベートと仕事の使い分けを可能にするクローンアプリ/アプリロッカー、そしてFeliCa対応やaptX Adaptive/LC3の対応など、実用性と利便性を兼ね備えている点も高評価です。

【電池もち】Nothing Phone (3a)は『やや良い』程度

YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)

※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。

端末名画面サイズ(解像度)電池容量減った電池量
Nothing Phone(2)6.7インチ(2,412×1,080px)4,700mAh-6%
Nothing Phone(3a)6.77インチ(2,392×1,080px)5,000mAh-6%
POCO X7 Pro6.67インチ(2712 × 1220px)6,000mAh-9%
Xiaomi 14T Pro6.67インチ(2712 × 1220px)5,000mAh-8%
Xiaomi 14 Ultra6.73インチ(3,200×1,440px)5,000mAh-8%
Xiaomi 15 Ultra6.73インチ(3,200×1,440px)5,410mAh-4%
Pixel 86.2インチ(2,400×1,080px)4575mAh-8%
OPPO A79 5G6.72インチ(2,400×1,080px)5,000mAh-6%
OPPO Reno9 A6.4インチ(2,400×1,080px)4,500mAh-6%
OPPO Reno11 A6.7インチ(2,412×1,080px)5,000mAh-6%
OPPO Find X86.6インチ(2,760×1,256px)5,630mAh-5%
moto g246.6インチ(1,612×720px)5,000mAh-7%
moto g66j 5G6.7インチ(2,400×1,080px)5,200mAh-7%
AQUOS sense86.1インチ(2,432×1,080px)5,000Ah-4%
AQUOS wish46.6インチ(720×1,612px)5,000mAh-4%
AQUOS sense96.1インチ5,000mAh-5%

YouTubeで動画(1080p)を約90分間再生して、Phone(3a)で減った電池の量は『-6%』程度。6.77インチの大画面サイズを鑑みれば、これまで検証した他端末と比較して『やや電池もちが良い』部類に入ります。

屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を

ただしPhone(3a)はディスプレイの最大輝度が高めなので、長時間高輝度を維持していると、その分消費電力が多くなり電池の減りは早くなります。

電池もちを優先する場合は、『明るさの自動調節(昼間の屋外など明るい場所では消費電力が上がる可能性がある)』『画面自動消灯を短め』『ディスプレイのリフレッシュレートを標準』『バッテリーセーバーON(ダークモード)』などの設定を行いましょう。

汎用的な充電器で10分充電して電池残量+20%

Phone(3a)は最大『50W』の充電速度に対応しています。汎用的なAC充電器(Anker Nano II 65W)を使用して約10分間充電したところ、電池残量は『約20%』増えました。朝起きて出かける準備をしている間に、それなりの駆動時間を確保出来そうです。

端末名充電時間(有線)増えた電池残量
Pixel 9a約15分間+18%
moto g66j 5G約15分間+22%
CMF Phone 2 Pro約15分間+24%
Nothing Phone(3a)約10分間+20%
POCO F7 Ultra約10分間+34%
Xiaomi 14T Pro約10分間+48%

【リアカメラ】画質はハイエンド並み。AI性能の高さを活かし高倍率撮影にも強み

Nothing Phone (3a)、Nothing Phone (2a)、CMF Phone 2 Proの主な背面カメラ仕様

端末名Nothing Phone (3a)Nothing Phone (2a)CMF Phone 2 Pro
メイン(広角)カメラ解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
F値:1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
手ブレ補正:光学式&電子式
オートフォーカス:対応
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
F値:1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.56インチ
手ブレ補正:光学式&電子式
オートフォーカス:対応
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
F値:1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
手ブレ補正:電子式
オートフォーカス:位相差検出オートフォーカス
望遠カメラ解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
F値:2.0
イメージセンサーサイズ:1/2.75インチ
手ブレ補正:電子式
光学ズーム:2倍
センサー内ズーム:4倍
ウルトラズーム:30倍
解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
F値:1.85
イメージセンサーサイズ:1/2.88インチ
手ブレ補正:電子式
光学ズーム:2倍
デジタルズーム:2倍
超広角カメラ解像度:800万画素
焦点距離:15mm
F値:2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:120度
解像度:5,000万画素
焦点距離:15mm
F値:2.2
イメージセンサーサイズ:1/2.76インチ
視野角:114度
解像度:800万画素
焦点距離:15mm
F値:2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:119.5度

Phone (3a)では新たに『望遠カメラ』が追加されています。また、メイン(広角カメラ)のイメージセンサーは最大電荷量が『約2倍』に。

イメージセンサーは、画素ごとに『小さなバケツ』を持っています。光が画素に当たり、電子に変換されてバケツに溜まるイメージ。つまりバケツの容量が大きくなると、各画素がより多くの光(電子)を溜められるということです。

これによりハイライト耐性が上がり、逆光下など光量が多すぎる場所でも『白飛び』しづらいダイナミックレンジの広い描写を得やすくなります。

直感的で扱いやすくカスタマイズ性にも優れるNothingのカメラアプリ

Nothing OSと同様に、無駄がなく直感的で扱いやすいPhone (3a)のカメラアプリ。写真のメニューには『フラッシュ』『タイマー』『HDR』『露出』『フィルタ』『自動色調調整』『モーション』『品質(解像度)』『グリッド』『比率』『その他設定』が含まれます。

写真メニュー一覧

『フラッシュ』からはGLYPHインターフェイスを活用した『GLYPHフィルライト』を選択可能。通常のフラッシュライトとは異なる効果を得られます。

GLYPHインターフェイス
車オブジェ撮影1
フラッシュ(オート)で撮影
車オブジェ撮影2
GLYPHフィルライトで撮影

『フィルタ』は用意されたエフェクト効果を選択出来るだけでなく、LUT(.CUBE)データを読み込んで独自のフィルタを作成することも。

LUTについて

作成したカスタムフィルタを『プリセット』に組み込めば、自分の好きな『色合い』『カメラ設定』をいつでも簡単に適用出来ます。

ハイパーガジェットフィルター

『フィルタ』『プリセット』の設定(追加)方法はCMF Phone 2 Proと同じなので、下記の記事を参考にしてください。

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『シャッター音』『位置情報』『Ultra XDR』『スタンプ』などのON/OFFは『その他設定』から。

カメラの設定

Nothing Phone (3a)、Phone (2a)のメインカメラ画質を比較(屋内)

照明ありの環境で撮影(屋内)

スマホ撮影1
Nothing Phone (2a)のメインカメラで撮影(等倍)照明あり
スマホ撮影2
Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)照明あり
ウォレット撮影1
Nothing Phone (2a)のメインカメラで撮影(等倍)照明あり
ウォレット撮影2
Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)照明あり

照明なしの環境で撮影(屋内)

Phone (2a)は中間部のコントラストを意識しすぎることで暗部の階調が弱めに。Phone (3a)では暗部から明部までバランスがとれて自然な色合いに。広い階調表現を活かした描写に変化しています。

低照度ウォレット1
Nothing Phone (2a)のメインカメラ(ナイトモード:1秒)で撮影(等倍)照明なし
低照度ウォレット2
Nothing Phone (3a)のメインカメラ(ナイトモード:1秒)で撮影(等倍)照明なし

『照明なし』の環境でもPhone (3a)の進化を確認。Phone (2a)は暗部が沈みがち。コントラストを高めることで暗い部分のディテールがやや失われています。

Phone (3a)では影部分のディテールをしっかりと残せており、それでいて『生地の素材感』『縫い目』まで確認出来る仕上がり。背景の木の質感も自然です。

望遠カメラとメインカメラ(トリミング)の違いを検証

ナイロンウォレット

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影:等倍
ナイロンウォレット拡大
Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影してトリミング:等倍
ナイロンウォレット撮影拡大2
Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影:2倍(光学)
ナイロンウォレット切り取り
Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影してトリミング:等倍
グレゴリーウォレットデジタルズーム
Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影:4倍(センサー内)

メインカメラのトリミングは、拡大率が上がるほどディテールがつぶれ『質感』『立体感』が損なわれる傾向に。

望遠カメラでは『4倍』においても生地の光沢や凹凸がリアルに描写されており、『縫い目』『ロゴ』部分まで精細。

ただしセンサーサイズやレンズ(F値)の兼ね合いから、『光量』には注意が必要。低照度なシーンでは『画質の低下』『手ブレ』が発生しやすいと認識しておきましょう。

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影した静止画(昼間の屋外)

ハナカイドウ
わさびの花
陽光桜
シダ
黄色い水仙
桃の花1
黄色いチューリップ
すずらん
ピンクのチューリップ
オステオスペルマム
赤オレンジのチューリップ
オステオスペルマム
線路
とたん
街路

全体的に派手過ぎず落ち着いた発色が特徴的。原色は彩度を残しつつ、色被りが少なく花びらの階調が丁寧。アスファルトのひび割れまで明瞭に解像されており、レンズの良好な光学性能が垣間見えます。

最大電荷量が約2倍に増えた恩恵か、ハイライトが飛びにくく『影』『空』『雲』の階調も滑らか。ダイナミックレンジの広さを活かした描写が目立ちます。柔らかな背景が被写体の立体感を強調する画作り。

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影した静止画(昼間の屋内)

つばき
つばき2
ガザニア
ワインコルク
フキン
お寿司
スープ
カルパッチョ1
サーモンカルパッチョ2
肉
チョコケーキ
ピザ
漬物や昆布
タイのカルパッチョ
湯呑み2
白米
抹茶ゼリー
コーヒー

昼間の屋内は、自然光と室内照明の光が混じり合った難しい撮影シーンが増えます。Phone(3a)はそういった環境でもホワイトバランスが安定。食べ物は過度な誇張をせずに自然な色合いで表現。

ノイズリダクションが効きすぎていないので、ディテールの再現性が高く画像から素材の質感を得られる点も好印象。暗部の潰れを最小限に抑えつつ、白いごはんの階調は保持。イメージセンサーに加えてISP性能の高さも実感出来ました。

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Nothing Phone (3a)のポートレートモードで撮影した静止画

Phone(3a)のポートレートモードは、F値に加えてボケ効果を『VELVET』『TWIST』『PENTACLE』『SNOWFLAKE』から選択出来ます。

ポートレート1
Nothing Phone (3a)のメインカメラ(ポートレートモード:SNOWFLAKE)で撮影(等倍)
ポートレート2
Nothing Phone (3a)の望遠カメラ(ポートレートモード:PENTACLE)で撮影(2倍)
ポートレート3
Nothing Phone (3a)の望遠カメラ(ポートレートモード:VELVET)で撮影(2倍)

逆光のシーンでは、コントラストを重視したややアンダー寄りのドラマティックな描写に。背景ボケは滑らかで、被写体に添った自然な分離を確認。

ライト2
Nothing Phone (3a)のメインカメラ(ポートレートモード)で撮影(等倍)
余市
Nothing Phone (3a)のメインカメラ(ポートレートモード)で撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメイン(広角)カメラと超広角カメラで撮影した静止画を比較

森林1
Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影
森林2
Nothing Phone (3a)の超広角カメラで撮影
森林3
Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影
森林4
Nothing Phone (3a)の超広角カメラで撮影

望遠カメラが追加されたことで、Phone(2a)からスペック的にはダウングレードとなったPhone(3a)の超広角カメラ。HDR処理を強めにかけて明るさを持ち上げようとおり、その影響でコントラストが低下。遠近感はあるものの、メインカメラと比較して平坦な印象を受けます。

Nothing Phone (3a)のメイン(広角カメラで撮影した静止画(夜景)

夜の町並み
夜の町並み2
夜のあじさい

強い光源を含む夜景シーンながら、暗部を潰さず丁寧に描写出来ています。露出の制御に優れ、花びらの階調を保っている点も見事。色合は昼間と同様に自然です。

建物のディテールは精細かつ明瞭。全体的にノイズが少なめで、ノイズの処理から発色、階調にかけて高レベルを維持しています。カメラ画質に力を入れている、ハイエンドモデルとすら張り合えるクオリティと言えるでしょう。

Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影した静止画(5倍〜10倍)

リチウムイオン電池1
Phone (2a) のメインカメラで撮影(倍率10倍)
リチウムイオン電池2
Phone (3a) の望遠カメラで撮影(倍率10倍)
むらさきくんしらん
Phone (3a) の望遠カメラで撮影(倍率5倍)
あじさい
Phone (3a) の望遠カメラで撮影(倍率5倍)
みつばち
Phone (3a) の望遠カメラで撮影(倍率5倍)

Phone(3a)ではAI性能が飛躍的に向上。AITuTu Benchmark(V3.5.6)の実測結果では、『Super Resolution(超解像)』『Style Transfer(ある画像をモチーフに新しい画像を作る技術)』のスコアが特に高い数値を記録しました。

『生成AIの強化』『望遠カメラの導入』により、高倍率撮影時の解像がワンランク上がり、Phone(2a)との差が顕著に。『5倍』で撮影しても、WEB素材で使える程度のクオリティを維持しています。

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Nothing Phone (3a)Phone (2a)のメインカメラで撮影した動画(昼間)

※サムネイルを選択するとYouTube動画の再生が開始します。

森を歩く動画サムネイル1
左:Phone (3a)(1080p/30fps)、右:Phone (2a)(1080p/30fps)
森を歩く動画サムネイル2
左:Phone (3a)(1080p/60fps)、右:Phone (2a)(1080p/60fps)
森を歩く動画サムネイル3
左:Phone (3a)(2160p/30fps)、右:Phone (2a)(2160p/30fps)

Phone(3a)では緑の再現性が向上。木の幹のテクスチャ処理が明瞭である点もプラスの要素。また手ぶれ補正の安定感が増し、1080p/60fpsの動画では性能差がはっきりと表れています。

『2160p/30fps』と撮影の難易度が上がっても、明部と暗部のバランスを維持しているPhone(3a)。フレーム単位での画質向上を遂げていました。

【フロントカメラ】センサー小型化ながら画像処理に力を入れ細部まで再現豊か

イメージセンサーは小型化も画像処理力の向上で細部までしっかり描写

Phone(2a)のフロントカメラで撮影
Phone(3a)のフロントカメラで撮影

Phone(3a)のフロントカメラはイメージセンサーのサイズが『1/3.44インチ』。これはPhone(2a)の『1/2.74インチ』から小型化しています。F値は変わらず『2.2(焦点距離:22mm)』。

物理的には一見スペックダウンですが、撮影結果はご覧の通り、Phone(3a)のほうが見映えが良い。露出を高めてシャープネスは強め。それでいて細部の再現性も高いので、画像処理の好影響が大きく出ていると言えるでしょう。

WEB会議用のカメラとしても優秀。声が小さいときはマイクのノイズリダクションをOFF設定に

白い背景でGoogleのビデオ会議サービス『Meet』を試してみました。フロントカメラで静止画を撮影した際に『ピントが合いやすい』と感じたPhone(3a)。背景の自動合成もスムーズです。

Meet1
Meet2
Meet3

レコーダーアプリでマイク性能を検証したところ、『ボイスフォーカス(音声重視)』設定時は録音の『音声が小さい』と感じました。ただし『通常』設定では、ノイズが少なく声の大きさも問題なし。

Meet利用時においては、特に音声のボリュームが小さいとは感じませんでした。もしアプリ側に『音声重視(クリアボイス)』的な設定がある場合、解除した方がはっきりと聞きとれるかもしれません(今後アップデートで調整される可能性あり)。

【ベンチマーク】Nothing Phone(3a)の処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life)』実測結果まとめ

AnTuTu Benchmarkはスマートフォンやタブレットの性能を数値化してくれる代表的なアプリ。『CPU(処理速度)』『GPU(グラフィック性能)』『MEM(RAM、ROMの読み書き速度)』『UX(アプリの動作速度)』を測定し、その結果を総合スコアとして表示します。

AnTuTuスコア目安性能レベル適した使い方(参考程度)
〜40万程度一般的なエントリークラス通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい
40万〜65程度エントリークラス上位〜下位ミドルクラスSNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度
65万〜90万程度一般的なミドルクラス日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる
90万〜130万程度上位ミドルクラス3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える
130万〜200万程度ハイエンド負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き
200万〜超ハイエンド最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級

Nothing Phone(3a)、Phone(2a)、CMF Phone 2 ProのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)

室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

AnTuTu Benchmarkまとめ
処理能力2
Nothing Phone 3a(Snapdragon 7s Gen 3)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
Nothing Phone 2a(Dimensity 7200 Pro)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
処理能力1
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G) のAnTuTu Benchmark(V10.5.1)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)

Phone(2a)からは『CPU』『GPU』のスコアが向上しているPhone(3a)。通常CPUとGPUの性能が上がると、『発熱』『電池の減り』が大きくなります。しかしPhone(3a)の場合はどちらも改善。Snapdragon 7s Gen 3は『電力効率に優れるSoc』であると判断すべきでしょう。

NothingPhone(3a)に近い性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10)

3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

AnTuTu Benchmarkスコア他端末と比較

Nothing Phone(3a)、Phone(2a)、CMF Phone 2 ProのAITuTu Benchmarkスコア(Ver.3.5.6)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Screenshot_20250727-203435.webp
Nothing Phone 3a(Snapdragon 7s Gen 3)のAITuTu Benchmark(V3.5.6)スコア実測結果
Nothing Phone 2a(Dimensity 7200 Pro)のAITuTu Benchmark(V3.5.6)スコア実測結果
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Screenshot_20250727-161156-1.webp
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G) のAITuTu Benchmark(V3.5.6)スコア実測結果

AITuTu Benchmarkのスコアが比較端末中完全に突き抜けているPhone(3a)。カメラに影響を与える『Super Resolution(超解像)』『Style Transfer(ある画像をモチーフに新しい画像を作る技術)』の数値が特に高く、その実力は高倍率撮影時の解像感が証明しています。

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Nothing Phone(3a)、Phone(2a)、CMF Phone 2 ProのGeekbench6(CPU)スコア

Geekbench6(CPU)は『シングルコア(1つのCPUコアで処理した時の性能』『マルチコア(複数コアで処理した時の総合的な性能)』を評価するベンチマーク。タスク処理の早さを知るための参考値となります。

室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Geekbench6(CPU)まとめ

CPUの総合力を示す『マルチコア』で『3,278』のスコアを記録したPhone(3a)。エントリーモデルの中で、は優秀な部類に入るmoto g66j 5Gのマルチコアは『2,427』。ミドルクラスらしさが数値で表れています。

CPU処理能力1
Nothing Phone 3a(Snapdragon 7s Gen 3)のGeekbench6スコア実測結果
CPU処理能力2
Nothing Phone 2a(Dimensity 7200 Pro)のGeekbench6スコア実測結果
CPU処理能力3
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G) のGeekbench6スコア実測結果

Nothing Phone(3a)、CMF Phone 2 Proの3DMark(Wild Life)スコア

3Dmark結果グラフ化
CMF Phone 2 ProとNothing Phone (3a)の3DMark(Wild Life)実測結果まとめ

3DMark(Wild Life)では、GPUのリアルタイム描画処理能力やフレームレートの安定性を知ることが出来ます。後発品のCMF Phone 2 Proとの比較では、Phone(3a)がワンランク上のパフォーマンスを発揮。

CMF Phone 2 Proは平均フレームレートが20fpsを切っているのに対し、Phone(3a)は25fps付近。ゲームによって最適化の相性はありますが、グラフィック処理能力自体はPhone(3a)の方が高いです(電力効率も上)。

GPU性能2
Nothing Phone 3a(Snapdragon 7s Gen 3)のGeekbench6スコア実測結果
GPU性能1
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G) のGeekbench6スコア実測結果

【デザイン】所有欲を満たしてくれるスケルトン仕様!静かな場所でもGlyph(グリフ)が光で連絡を通知

樹脂からガラスにアップグレードした背面素材。大画面を感じさせないホールド感

他メーカーとは一線を画した、Nothingの象徴とも言えるスケルトンデザインが施されたPhone(3a)。Phone(2a)では背面に樹脂素材を使用していましたが、Phone(3a)では『ガラス』に変更。

Phone(3a)のデザイン

サイズは163.5×77.5×8.35(mm)。縁の狭い均等ベゼルの影響か、6.77インチの大画面ながら余裕のあるホールド感。

ベゼルレスディスプレイ
Phone(3a)手持ち

個性的なデザインなのでジャケットスタイルには浮いてしまうかと思いきや、ブラックは出来る男を演出。

ポケットにPhone(3a)

カメラ部分を下にして入れると、Nothingのロゴがちょうどバランスよく見えてよりビジネライクに。

『Glyph(グリフ)』に切り替えを行うと、音ではなく『光』で通知。静かな場所で机の上に置きっぱなしでも、連絡に気づけるのは大きなメリット。

Glyph切り替え設定
設定→Glyph Interfaceから
Glyphインターフェース

Phone(3a)に近い画面サイズの端末重量

Phone(3a)のディスプレイサイズは、『約6.77インチ』とスマートフォンの中ではかなり大きい部類。重さは約208gです。200gを超えているので軽くはありませんが、『デザインにマッチした程よい重さ』というNothingプロダクトならではの捉え方を出来ます。

端末名画面サイズ重量
Nothing Phone(3a)約6.77インチ約208g
Galaxy S25 Ultra約6.9インチ約218g
Pixel 9 XL約6.8インチ約221g
Xiaomi 15 Ultra約6.73インチ約226g
AQUOS R9 Pro約6.7インチ約229g

【画面】自然な色合いで階調豊かなNothing Phone(3a)の有機ELディスプレイ。ブルーライト制御モードも

Phone(3a)のディスプレイはガラスフィルムの貼り付け推奨

Phone(3a)のディスプレイガラスは透明度の高さに定評のある『Panda Glass』。同ガラスの耐久性は不明。ただしNothingは製品ページでは、『ディスプレイ前面と背面カバーをスチールウールで2500回以上こすってテスト』とハードな摩耗擦り傷試験の内容が紹介されています。

耐傷性に関しては問題無さそうですが、落下など耐衝撃性においては最新Gorilla Glassほどの期待をすべきではありません。過去にスマートフォンを落としたことがある人は、『ガラスフィルムを貼る(出荷状態でTPUフィルムは貼り付け済み)』『画面保護機能のついたケースをつける』など早めに対策をした方が良さそうです。

ディスプレイ

Phone(3a)では手動設定可能な輝度が低めに。自動調節をONにすると明るい場所での視認性が向上

Phone(2a)とPhone(3a)の明るさのレベル(画面)を手動で『100%』に上げて照度計で実測してみると、Phone(2a)が『964LUX』でPhone(3a)の『604LUX』を上回りました。

次に『明るさの自動調節』をONにして直射日光下で再実測。Phone(2a)は『968LUX』とほぼ変わらずでしたが、Phone(3a)は『1,002LUX』まで高輝度化(テスト環境によって異なる結果になる場合あり)。

最近のスマートフォンディスプレイはPhone(3a)の仕様に近い傾向(手動で調整出来る輝度を制限)。明るさの自動調節をONにしていれば、輝度に関する使い勝手はあまり変わらない印象です。

カラーチャートを表示

カラーチャート
カラー表示鮮明(左からPhone 3a、Phone 2a、最大輝度、Xiaomi 15 Ultraで撮影)

カラー表示『鮮明』の比較

両モデルとも10bitの有機ELディスプレイを採用しているので、液晶モデルと比較して発色が美しく、深みを感じられます。

Phone(2a)ではコントラストが強めでやや『見映え重視』ととれる描写だったのに対し、Phone(3a)は派手さが抑えられ自然な色再現にシフト。暗部から名部にかけての階調も豊かで、『臨場感』『立体感』がはっきり伝わる高い表現力です。

ディスプレイ1
カラー表示鮮明(上からPhone 2a、Phone 3a、最大輝度、Xiaomi 15 Ultraで撮影)
ディスプレイ2

カラー表示鮮明(上からPhone 2a、Phone 3a、最大輝度、Xiaomi 15 Ultraで撮影)

ディスプレイの色温度調整方法

『設定』→『ディスプレイ』→『カラー』からは細かい色温度の調整を行えます。

カラー調整

ブルーライトを制御する夜間モードはスケジュール管理機能を搭載

夜間モードは、輝度設定黄味の強さに加えて『スケジュール』を組むことも可能。指定した時刻に『自動ON』『自動OFF』出来るので、毎日設定する必要はありません。

夜間モード
夜間モードスケジュール

【スピーカー】リズムに合わせてピカピカ光る!強弱が増し抑揚ある音色に。動画再生やスピーカー通話に最適化も

音のグラフ

Phone(3a)とPhone(2a)のスペクトログラム(最初の30秒)

最初の30秒から作成したスペクトログラムからは、両モデルが備えるスピーカーの特性が明らかに。Phone(2a)は10kHzを超えたあたりから弱くなり、全体的に音がこもりがち。低域もPhone(3a)と比較して控えめです。

Phone(3a)は低域(100Hz〜250Hz)から高域(8kHz〜15kHz)まで幅広く明瞭に出せており、ボーカル音や会話に影響を与える中域(500Hz〜5kHz)が特に強め。音楽以外に動画再生やスピーカー通話にも適した音の傾向。

全体を通して評価すると、Phone(2a)はステレオ出力時左右の高域に差があり、音像がやや偏りがち。Phone(3a)では左右の均一性が増しており、空間の広がり方が自然。

また、Phone(3a)では音の強弱差がはっきりとつけられており(ダイナミックレンジが広い)、Phone(2a)よりも抑揚を感じられます。

音に合わせてLEDライトが光る

Nothing(メインブランド)のスマートフォンは、背面にグリフインターフェース(細長いグリフライト)を備えます。『設定』→『Glyph Interface』から『ミュージックの視覚化』を音にすると、LEDライトが音に合わせて点滅。『ハウス』『テクノ』『トランス』との相性抜群です。

【Bluetooth】高音質&低遅延な『aptX Adaptive』、高効率な『LC3』をサポート

Bluetooth設定
Phone (3a)の設定画面

SocメーカーをMediaTekから『Qualcomm(Snapdragon 7s Gen 3)』に変更したことで、Bluetoothコーデック『aptX Adaptive』を利用可能になったのもポイント。

aptX Adaptiveは環境に合わせて『ビットレート(データ量)』を自動的に調整。電波干渉が大きいときは、転送するデータ量を減らして『音の途切れ』を制御します。

コーデック名aptXaptX AdaptiveLDAC
開発元QualcommQualcommSony
最大ビットレート352/384 kbps (固定)279~420 kbps (可変)330/660/990 kbps (選択)
最大サンプリング周波数48 kHz96 kHz96 kHz
最大ビット深度16 bit24 bit24 bit
遅延 (目安)約 100~150 ms約 50~80 ms (低遅延モード時)約 100~250 ms (ビットレート依存)
適応性なしあり (環境に合わせて可変)モード選択 (手動/自動)
特徴標準的な高音質音質、遅延、安定性のバランス高ビットレートでの高音質志向

スマートフォンの基本的な使い方である『音楽を聴く』『動画を観る』。その部分に直結するBluetoothコーデックを強化した、いかにもNothingらしいアップデートです。

aptX Adaptiveに加え、次世代音声規格である『LE Audio(LC3)』にも対応。LC3は低いビットレートで高音質を実現する高効率なBluetoothコーデック。電池の減りを抑えつつ、高音質で音楽を楽しめます。

Phone 3aにイヤフォン接続
Phone (3a)の設定画面
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【ジェスチャー】電源ボタン2回押しが『アプリ』から『機能』まで幅広く柔軟にサポート

Phone(3a)には便利なジェスチャー機能が用意されています(設定→特別機能→ジェスチャーから細かく設定可能)。

  • スクリーンショットのジェスチャー:3本指で下にスワイプしてスクリーンショットを撮影
  • 電源ボタンを2回押す:なし、カメラ、Glyphタイマー、トーチ、デバイスコントロール、ウォレット、QRコードスキャナ、ビデオカメラ、サイレントモード、ミュート、アプリとアプリのショートカット
  • 電源ボタン長押し:デジタルアシスタントにアクセスする

電源ボタン2回押しは『Glyphタイマー』から『ウォレット』『アプリのショートカット』まで幅広く対応。アプリのショートカットを『ChatGPT』、『電源ボタン長押し』のデジタルアシスタントを『Gemini(Google)』に設定するといった使い方も可能です。

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デジタルアシスタントを変える場合は『設定』→『アプリ』→『デフォルトアプリ』→『デジタルアシスタントアプリ』から。

デフォルトのデジタルアシスタント

【クローンアプリ&アプリロッカー】プライベートと仕事の使い分けを円滑かつ安全に

Phone(3a)では、アプリを複製(2つインストール)可能な『クローンアプリ』という機能を使うことが出来ます(設定→アプリ→クローンアプリから)。

クローンアプリ

例えばクローンアプリを開いて『Googleドライブ』にチェックを入れると、自動的に『もう一つのGoogleドライブ』がインストール。複製したアプリは『異なるID』でログイン可能です。

複製したドライブ
ログイン画面

仕事で利用する場合は『アプリロッカー(設定→アプリ→アプリロッカー)』の設定をお勧めします。アプリロッカーを適用したアプリを開くには『本人確認』が必要に。セキュリティを高めて安全に情報を管理。

本人確認

Nothing Phone (3a)は楽天モバイルで使えるか?

Nothing Phone (3a)は楽天モバイルの主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM対応)。楽天モバイルで購入することも可能です。

実機で通話アプリRakuten Linkの動作状況を確認したところ『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました。

Nothing Phone (3a)の発売日

2025年4月15日(火)

Nothing Phone (3a)の販売価格

  • 8GB/128GB:54,800円((税込)
  • 12GB/256GB:59,800円(税込)

Nothing Phone (3a)のアップデート保証期間

発売日を起点に3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティアップデート(機能改善や不具合修正が含まれる)

Nothing Phone (3a)の同梱品

  • Nothing Phone (3a)
  • Nothing ケーブル (USB-C / USB-C)100 cm
  • Phone (3a) スクリーンプロテクター (貼付済み)
  • SIMトレイ取り出しツール
  • 安全に関する情報

Nothing Phone (3a)とCMF Phone 2 Proの主なスペック

Nothing Phone (3a)CMF Phone 2 Pro
SocQualcomm Snapdragon 7s Gen 3(4nm)MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G(4nm)
容量8GB/128GB、12GB/256GB8GB/128GB、
8GB/256GB
電池5,000mAh5,000mAh
充電速度最大50W、7.5W(リバースチャージ)最大33W、5W(リバースチャージ)
サイズ163.5mm(高さ)×77.5mm(幅)×8.35mm(厚さ)164mm(高さ)×78mm(幅)×7.8mm(厚さ)
重量約208g約185g
画面サイズ:6.77インチ
ディスプレイテクノロジー:
フレキシブルAMOLED
スクリーンの素材:パンダガラス
解像度:1080 x 2392 (387 PPI)
色深度:10ビット
色数:
10億7000万色
コントラスト比:
1,000,000:1
ピーク輝度:1300nit
屋外輝度:1300nit
通常輝度:800nit
アダプティブリフレッシュレート:120Hz
タッチサンプリングレート:1000Hz
PW周波数:2160Hz
サイズ:6.77インチ
ディスプレイテクノロジー:
フレキシブルAMOLED
スクリーンの素材:パンダガラス
解像度:1080 x 2392 (387 PPI)
色深度:10ビット
色数:
10億7000万色
コントラスト比:
1,000,000:1
ピーク輝度:3000nit
屋外輝度:1300nit
通常輝度:800nit
アダプティブリフレッシュレート:120Hz
タッチサンプリングレート:1000Hz
PW周波数:2160Hz
カメラメインカメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F/1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
視野角:84.5度
オートフォーカス:対応
手ブレ補正:光学式、電子式
望遠カメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
絞り値:F/2.0
イメージセンサーサイズ:1/2.75インチ
視野角:49.5度
オートフォーカス:対応
光学ズーム:2倍
センサー内ズーム:4倍
ウルトラズーム:30倍
ウルトラワイドカメラ
解像度:800万画素
焦点距離:15mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:120度
フロントカメラ
解像度:3200万画素
焦点距離:22mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/3.44インチ
視野角:81.2度
メインカメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F/1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
視野角:84.5度
オートフォーカス:対応
手ぶれ補正:電子式
望遠カメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
絞り値:F/1.85
イメージセンサーサイズ:1/2.88インチ
光学ズーム:2倍
デジタルズーム:20倍
ウルトラワイドカメラ
解像度:800万画素
焦点距離:15mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:119.5度
動画撮影
4K録画:30FPS
1080p録画:30FPSまたは60FPS
スローモーション録画:120FPS
タイムラプス:4K
手ブレ補正:電子式
フロントカメラ
解像度:1600万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F2.45
イメージセンサーサイズ:1/3
おサイフケータイ対応対応
防塵防水IP64IP54
スピーカーデュアルステレオスピーカーシングルスピーカー
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G
対応周波数帯5G
デュアルモード (NSA & SA) と 4 x 4 MIMO
5G NR 周波数帯
n1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n28、n38、n40、n41、n48、n66、n77、n78
4G LTE 周波数帯
1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28、38、40、41、42、48、66
3G UMTS (WCDMA) 周波数帯
1、2、4、5、6、8、19
2G GSM
850、900、1800、1900
5G
デュアルモード (NSA & SA)
5G NR 周波数帯
n1、n2、n3、n5、n7、n8、n12,、n20、n28、n38、n40、n41、n48、n66、n77、n78
4G LTE 周波数帯
1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28、38、40、41、42、48、66
3G UMTS (WCDMA) 周波数帯
1、2、4、5、6、8、19
2G GSM
850、900、1800、1900
Bluetooth5.45.3
SIMnanoSIM+eSIM(日本のみ)nanoSIM+eSIM(日本のみ)
認証画面内指紋認証センサー、顔認証画面内指紋認証センサー、顔認証
Micro SDカード非対応対応
位置情報GPS (L1)、GLONASS (G1)、BDS (B1I)、GALILEO (E1)、QZSS (L1)GPS (L1), GLONASS (G1), BDS (B1I), GALILEO (E1), QZSS (L1)
Essential Space対応対応
アップデート3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ

Nothing Phone (3a)にお勧めなSIM

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

Nothing Phone(3a)のメリットとデメリット

Nothing Phone(3a)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 良好な電池もち
  • カメラ画質はハイエンド並み。AI性能の高さを活かし高倍率撮影にも強み
  • 画像処理に優れるフロントカメラ
  • 電力効率とAI性能の高いSnapdragon 7s Gen 3搭載
  • 所有欲を満たしてくれるスケルトンデザイン
  • 静かな場所でもGlyph(グリフ)が光で連絡を通知
  • 縁の狭い均等ベゼル採用。自然な色合いで階調豊かな有機ELディスプレイ
  • リズムに合わせて光るスピーカー。強弱が増し抑揚ある音色に
  • 電源ボタン2回押しジェスチャーは『アプリ』から『機能』まで幅広く柔軟に対応
  • クローンアプリとアプリロッカーを使って『プライベート』『仕事』の使い分けを円滑かつ安全に
  • 『高音質』『低遅延』な『aptX Adaptive』、高効率な『LC3』をサポートするNothing Phone(3a)の充実したBluetooth環境
  • 3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ
  • おサイフケータイ(FeliCa)対応
デメリット
  • レコーダーアプリ使用時に音声重視をONにすると声が小さくなる
  • ディスプレイガラスの耐衝撃性が未知数
  • 超広角カメラの画質がイマイチ
  • ケース選びが難航する

Nothing Phone (3a)に関するQ&A

Nothing Phone (3a) はワイヤレス充電に対応していますか?

ワイヤレス充電には非対応です。最大50Wの有線充電と7.5Wのリバース充電に対応しています。

Nothing Phone (3a) はおサイフケータイを使えますか?

FeliCa ICチップを搭載しており、おサイフケータイを利用することが可能です。

Nothing Phone (3a) にケースは付属しますか?

付属しません。

Nothing Phone (3a) に充電器は付属しますか?

付属しません。

関連リンク

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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