表現の幅が大きく広がったNothing Phone (3a)のカメラ。価格で上回るPixel 9aとの対峙はいかに
Nothingの『Phone (3a)』は、メインカメラが採用するイメージセンサーの最大電荷量(飽和電荷量)を『2倍』に拡大。蓄積可能な電子の量が増えたことで、Phone (2a)との撮り比べでは『ダイナミックレンジの広さ』の部分でPhone (3a)が明確な優位性を発揮。
私はPhone (2a)のカメラ画質も気に入っていたのですが、それはあくまで『ミドルクラス』としての評価。カメラに力を入れているXiaomi(シャオミ)のハイエンドなどと比較したらあと一歩・・・
だったのですが、Phone (3a)のカメラで食べ物から風景までそれなりの数作例を撮ってみて、一部の『ハイエンドすらも凌駕する』と感じる描写がチラホラ。

Phone (3a)は『8GB/128GB:54,800円(税込)』『12GB/256GB:59,800円(税込)』というミドルクラスの価格帯。同時期(2025年4月16日)に日本発売が開始されたGoogleのPixel 9a(直販価格:79,900円〜)と比較して安いです。
Pixelシリーズと言えば『カメラ』が一つのストロングポイントとなるスマートフォン。廉価な『aシリーズ』は、イメージセンサーのサイズが小さいので上位モデルほどの仕上がりは期待出来ません。
ただし価格で言えば『Phone (3a)』よりも上。比較対象としてはPixel 9aが適正と言えるでしょう。購入後にPixel 9aのカメラで撮影をする機会が無かったので、Phone (3a)と簡単に『撮り比べ』を行ってみました。価格差は『画質差』として表れるのでしょうか。
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Nothing Phone (3a)とPixel 9aのメインカメラ画質を比較

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)

Nothing Phone (3a)のメインカメラで撮影(等倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(等倍)
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Phone (3a)のメインカメラは、最大電荷量が2倍に増えたことで『ダイナミックレンジの広い描写』が可能に。ダイナミックレンジとは『明暗差』を示すので、『白飛び』『黒つぶれ』を抑えて撮れるようになったことを意味します。
明暗差の部分に注目すると、Phone (3a)の方がPixel 9aよりも『広く』描写出来ていることが分かると思います。廉価モデルとは言え、Pixelシリーズと比較してここまで画質差が出たのは正直おどろき。
ただし『ピントの合わせやすさ』に関してはPixel 9aの方が上だと感じました。これは『被写界深度』が影響しているかと。

Phone (3a)はアップデートの一つとして、新たに『望遠カメラ』を追加。Pixel 9aはアルゴリズムを駆使した『超高解像ズーム』に対応しています。高倍率で『高精細』に撮影出来るのはどちらの端末か。
Nothing Phone (3a)とPixel 9aのカメラで高倍率撮影時の画質を比較
『2倍』『4倍』『8倍』の比較がこちら。

Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影(2倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(2倍)

Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影(4倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(4倍)

Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影(8倍)

Pixel 9aのメインカメラで撮影(8倍)
Phone (3a)は『イメージセンサー』『レンズ』が変わっているので、メインカメラと比較してやや暗めな仕上がりに。Pixel 9aはメインカメラのままデジタルズーム。明るく撮れているのは『Pixel 9a』、高倍率でもナイロンの質感をリアルに感じられるのは『Phone (3a)』といったところか。
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8倍拡大撮影時はPixel 9aの超解像ズームに『デジタルの限界』が発生
Pixel 9aの超解像ズーム、デジタル処理にしては素晴らしい精細さなのは間違いなし。しかし最大倍率である『8倍』の画像を拡大してみると、Phone (3a)とやや異なる部分(明るい黄緑の箇所)を発見。

Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影(8倍)した画像をトリミング

Pixel 9aのメインカメラで撮影(8倍)した画像をトリミング
どちらが正しく書き出しているのか?Pixel 9aを該当部分に近づけ、物理的に拡大して再撮影。
Nothing Phone (3a)の最大倍率は30倍
これは『Phone (3a)の方が正しい』と言えますね。ちなみにPhone (3a)の最大倍率はPixel 9aの8倍を上回る『30倍』。実用的に使える画質かはさておき、『形状を拡大して記録する』といったメモ用途では役に立ちそうです。
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Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影(20倍)

Nothing Phone (3a)の望遠カメラで撮影(30倍)
