
この記事に書いてある内容一覧
- 【電池もち】POCO F7 Ultraは『やや良い』部類
- YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
- 屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を
- 【充電】付属のAC充電器で約10分充電してみると電池残量『+34%』。最大120W充電は伊達じゃない。ワイヤレス充電も急速
- とにかく速い有線充電
- 手軽に素早くワイヤレス充電
- アクセサリーの電池切れを助けるワイヤレス給電
- モバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で充電
- 【リアカメラ】POCO F7 Ultraのカメラはフローティング望遠が特に強い!『近く』から『遠く』までハイクオリティに描写
- POCO F7 Ultraの主なリアカメラ仕様
- 上下から素早く呼び出せる撮影メニュー
- 地域を『日本以外』に設定するとシャッター音をOFFに出来る
- 【写真作例】POCO F7 Ultraの『超広角』『広角(メイン)』『望遠』カメラ画質比較
- 【写真作例】POCO F7 Ultraの超広角カメラで撮影
- 【写真作例】POCO F7 Ultraのメインカメラで撮影
- 【写真作例】POCO F7 Ultraのフローティング望遠カメラで撮影
- 【写真作例】POCO F7 Ultraのフローティング望遠カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
- 【写真作例】POCO F7 Ultraのフローティング望遠カメラ(マクロモード)で撮影
- 【写真作例】POCO F7 Ultraのポートレートモードで撮影
- POCO F7 Ultraの『広角(メイン)』『望遠』カメラ(夜景モード手持ち)で撮影した静止画作例と評価
- 【動画作例】POCO F7 UltraとPOCO X7 Proの超広角/メイン(広角)カメラで撮影
- 【フロントカメラ】シャープかつ色鮮やかなSNS映えする描写。ビデオ通話やWEB会議用途にもぴったり
- 歪みを気にせず撮るなら30mm相当(等倍)での撮影がお勧め
- WEB会議の品質を高めてくれる『映像』『音声』改善機能搭載
- 【ベンチマーク】POCO F7 Ultraの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
- 【実測】POCO F7 UltraのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
- 【実測】POCO F7 Ultraに近い性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
- 【実測】POCO F7 UltraのGeekbench6(CPU)スコア
- 【実測】POCO F7 Ultraの3DMark Wild Life Stress Testスコア
- 【デザイン】差し色になるイエロー。付属の純正ケース(ブラック)を装着すればフォーマルスタイルにも対応
- スポーツカーを彷彿とさせるテイスト。超薄型ベゼル採用の恩恵で片手もちに余裕あり
- POCO F7 Ultraに近い画面サイズの端末重量
- 【画面】明るく深みを感じられる滑らかなPOCO F7 Ultraの12bit有機ELディスプレイ。ブルーライトを制御する読書モードはカスタマイズに対応
- POCO F7 Ultraのディスプレイガラスは『Xiaomi Shield Glass 2.0』?
- 『サンライトモード』をONにすると直射日光下での視認性が向上
- 12bit(680億)の色深度を体感出来る美しく滑らかな表示
- ディスプレイの色彩(色温度など)調整方法
- ブルーライトを制御する読書モードは『周期』『時間』『色温度』『テクスチャ』など細かい設定が可能
- 【指紋認証】センサー部分が水で濡れていてもスムーズにロック解除。フィルム選びは慎重に
- 【スピーカー】低域が軽い印象。中域強調型で通話やYouTube視聴に適した音
- 【Bluetooth】高音質&低遅延な『aptX Adaptive』、高効率な『LC3』をサポート
- 【aptX Adaptive】人が多い駅のホームなどで音が途切れづらくなる
- 【LE Audio(LC3)】電池の減りとデータ転送量を抑えつつ高音質で音楽を聴ける
- 【YouTube、アマプラ、Netflix】外部ストレージにコンテンツを保存出来る
- 【ジェスチャー】デジタルアシスタント、カメラアプリ、レコーダーの起動を素早く行える
- デジタルアシスタントを変更する方法
- 【デュアルアプリ&アプリロック】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に
- 【AI】文章から画像まで効率的に『生成』『拡張』『削除』『検索』出来る
- AIライティング
- AI画像拡張
- AI消しゴムPro
- AI検索
- 【マルチデバイス連係】アプリ表示/操作、ネットワーク接続、発着信などをタブレット側で行える
- 【タッチ決済】POCO F7 Ultraはおサイフケータイ非対応。ただしGoogleウォレットや楽天カードタッチ決済が使える
- 【付属ケース】市販されたら買いたくなるクオリティ
- POCO F7 Ultraで楽天モバイルを使えるか
- POCO F7 Ultraの日本発売日
- POCO F7 Ultraの日本販売価格
- POCO F7 Ultraのアップデート保証期間
- POCO F7 Ultraの同梱品
- POCO F7 Ultraの主なスペック
- POCO F7 Ultraにお勧めなSIM
- 実際に使った上で感じたPOCO F7 Ultraのメリットとデメリット
- POCO F7 Ultraに関するQ&A
- 関連リンク
Xiaomiのハイエンドモデルと言えば、『Leica(ライカ)』の世界観を得られるカメラが定番となりつつある昨今。サブブランドのPOCO F7 Ultraは『Leicaなし』なわけですが、実際使ってみてどうだったのか。
SocにSnapdragon 8 Eliteを搭載しているので、動作速度に関しては文句なし。最高クラスのサクサク感を味わえます。ディスプレイも『ハイエンドらしさ』を感じられる美しく滑らかな表示。一瞬でロック解除される高速指紋認証が評価を底上げ。
メインブランドと比較して『物足りなさ』が先行しそうなカメラは、『フローティング望遠』が想定超えの描写を披露。個人的には広角(メイン)以上に気に入りました。
10万円以下の価格帯で買えるスマートフォンとしては、トップクラスの満足度となったPOCO F7 Ultra。気になった方は、詳細なレビューをご覧ください。

【電池もち】POCO F7 Ultraは『やや良い』部類
YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。
| 端末名 | 画面サイズ(解像度) | 電池容量 | 減った電池量 |
| CMF Phone 2 Pro | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| Nothing Phone(2) | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 4,700mAh | -6% |
| Nothing Phone(3a) | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| POCO F7 Ultra | 6.67インチ(3,200×1,440px) | 5,300mAh | -6% |
| POCO X7 Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 6,000mAh | -9% |
| Xiaomi 14T Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 14 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 15 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,410mAh | -4% |
| Pixel 9a | 6.3インチ(2,400×1,080px) | 5,100mAh | -7% |
| Pixel 8 | 6.2インチ(2,400×1,080px) | 4575mAh | -8% |
| OPPO A79 5G | 6.72インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Reno9 A | 6.4インチ(2,400×1,080px) | 4,500mAh | -6% |
| OPPO Reno11 A | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Find X8 | 6.6インチ(2,760×1,256px) | 5,630mAh | -5% |
| moto g24 | 6.6インチ(1,612×720px) | 5,000mAh | -7% |
| moto g66j 5G | 6.7インチ(2,400×1,080px) | 5,200mAh | -7% |
| AQUOS sense8 | 6.1インチ(2,432×1,080px) | 5,000Ah | -4% |
| AQUOS wish4 | 6.6インチ(720×1,612px) | 5,000mAh | -4% |
| AQUOS sense9 | 6.1インチ | 5,000mAh | -5% |
POCO F7 UltraでYouTube動画(1080p)を約90分間再生し、減った電池の量は『-6%』程度。
Xiaomiのスマートフォンは動画再生時に電池がやや減りやすい傾向にありますが、『POCO X7 Pro』『Xiaomi 14T Pro』『Xiaomi 14 Ultra』よりも良好な結果に。他メーカーの端末と比較しても『やや電池もちが良い部類』に入ります。
屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を
POCO F7 Ultraはディスプレイの最大輝度が高めなので、長時間高輝度を維持しているとその分電力消費が大きくなり電池の減りが早く。
電池もちを優先する場合は、『サンライトモードOFF』『明るさの自動調節(昼間の屋外など明るい場所では消費電力が上がる可能性がある)』『画面自動消灯を短め』『ディスプレイのリフレッシュレート60Hz』『バッテリーモードをバッテリーセーバーもしくはウルトラバッテリーセーバーに設定』『ダークモードに切り替える』などの設定を行いましょう。
【充電】付属のAC充電器で約10分充電してみると電池残量『+34%』。最大120W充電は伊達じゃない。ワイヤレス充電も急速
とにかく速い有線充電
POCO F7 Ultraは最大『120W』の充電速度に対応しています。付属の純正AC充電器+USBケーブル(120W対応)を使用して約10分間充電したところ、電池残量は有線充電モード標準で『+24%』。有線充電モードをトップスピードに切り替えると『+34%』。
| 端末名 | 充電時間(有線) | 増えた電池残量 |
| Pixel 9a | 約15分間 | +18% |
| moto g66j 5G | 約15分間 | +22% |
| CMF Phone 2 Pro | 約15分間 | +24% |
| Nothing Phone(3a) | 約10分間 | +20% |
| POCO F7 Ultra | 約10分間 | +34% |
| Xiaomi 14T Pro | 約10分間 | +48% |
ちなみに公称値は約34分でフル充電(1%~100%)。もはやこれは『充電のし忘れ』を気にする必要が無いレベルです。

手軽に素早くワイヤレス充電
POCO F7 Ultraはワイヤレス充電にも対応。Xiaomiのワイヤレス充電器(日本未発売モデル。55W出力)で約10分間充電(設定は標準)して『+16%(ワイヤレスにしては速い)』。速度は有線を下回りますが(画面表示は50W MAX)、抜き差しが不要かつスタイリッシュに充電出来る点はメリット。

アクセサリーの電池切れを助けるワイヤレス給電
充電だけでなく、『ワイヤレス給電』まで行えるPOCO F7 Ultra(充電オプションからリバースワイヤレス充電をONにする必要あり。設定時はNFCがOFFになる)。

ロゴ(POCO)の少し上あたりに対応デバイスを置くと、自動的に充電が開始されます(POCO F7 Ultraの電池残量が30%以下、有線充電中は利用出来ない)。
モバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で充電
搭載ケーブルが最大『120W』の出力に対応するモバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』。POCO F7 Ultraを約10分間充電すると、電池残量は『+32%』増えていました(継続的に80W程度を維持)。
充電しながら端末を利用すると、温度上昇により充電速度や処理能力が落ちて非効率です。Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh×POCO F7 Ultraの組み合わせなら、外出先でも素早く充電を完了させて、高いパフォーマンスを維持してくれます。


【リアカメラ】POCO F7 Ultraのカメラはフローティング望遠が特に強い!『近く』から『遠く』までハイクオリティに描写
POCO F7 Ultraの主なリアカメラ仕様

| 端末名 | POCO F7 Ultra |
| メイン(広角)カメラ | 解像度:5,000万画素 焦点距離:24mm相当 F値:1.6 イメージセンサー:Light Fusion 800 イメージセンサーサイズ:1/1.55インチ 手ブレ補正:光学式 |
| フローティング望遠カメラ | 解像度:5,000万画素 焦点距離:60mm相当 F値:2.0 手ブレ補正:光学式 光学ズーム:2.5倍 マクロ:10cm |
| 超広角カメラ | 解像度:3,200万画素 焦点距離:15mm相当 F値:2.2 視野角:120度 |
POCO F7 Ultraのカメラは、同ブランドとして初めてAI演算写真プラットフォーム『POCO AISP』を採用。Xiaomi HyperOSを介して『CPU』『GPU』『NPU』および『ISP』の計算能力を統合。高度な計算写真機能を実現しています。
メインカメラが搭載するイメージセンサーLight Fusion 800は、『Dual Native ISO Fusion Max』という技術を採用することで『13.2 EV』の広いダイナミックレンジをサポート。
2.5倍の光学ズームに対応する望遠カメラは、カメラ内でレンズを物理的にシフトする『フローティング機構』を導入。10cmのマクロ撮影から遠景までを柔軟に撮りこなします。
上下から素早く呼び出せる撮影メニュー
上からは『HDR』『AIカメラ』『スーパーマクロ』『アスペクト比』『タイマー』『チルシフト』『タイムバースト』『透かし』『設定』。下からは『ウルトラHD』『夜景』『スローモーション』『タイムラプス』『デュアルビデオ』『長時間露光』『パノラマ』のON/OFFや切り替えが可能です。


Xiaomi 15 Ultraの様に『Leica(ライカ)』を選ぶことは出来ませんが、『ポジティブ』『ネガティブ』『自然』『ビビッド』『シネマティック』『ブラックゴールド』『フリーハンド』『モンスーン』『パルクール』『オーキッド』『怠惰な一日』『オールドタウン』『路地』『反転』と豊富なフィルター効果が用意されています。

地域を『日本以外』に設定するとシャッター音をOFFに出来る
『設定』→『追加設定』→『地域』を日本以外(アメリカなど)に設定すると、カメラアプリ内の『設定』→『一般』からシャッター音をOFFに出来ます。

【写真作例】POCO F7 Ultraの『超広角』『広角(メイン)』『望遠』カメラ画質比較
HDR:オート、フィルター:オリジナル、AIカメラ:OFF、フラッシュ:OFF
超広角カメラ



広角(メイン)カメラ



フローティング望遠カメラ



【写真作例】POCO F7 Ultraの超広角カメラで撮影



超広角カメラの画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4/5
水辺の石や葉の質感がきちんと描写されていて、スマホ超広角としては非常に優秀。画面中央はしっかり解像しているが、周辺部は少し甘くなる。ただし大きく拡大しない限り気にならないレベル。
色再現(発色の自然さ)
評価:4/5
青空や緑の発色は自然で落ち着いている。極端に派手にならず肉眼に近い。森のシーンでは暗部がやや沈み、濃い緑が黒っぽく感じられる場面もある。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:3.5/5
日なたと日陰が混在する森のシーンでも白飛び・黒潰れはある程度抑えられている。ただしハイライト(空の明るい部分)はやや飛びやすく、シャドウ(暗い森の部分)は潰れやすい。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:3.5/5
超広角らしく端にかけての歪みが少し出る。風景撮影ではほとんど気にならない程度。直線は湾曲しやすいので補正が必要。色にじみは目立たない。
総合評価
評価:4/5
スマホの超広角カメラとしてはバランスが良く、旅行や風景写真に強い。解像感と色再現は高水準、歪みやダイナミックレンジは及第点。
【写真作例】POCO F7 Ultraのメインカメラで撮影





















広角(メイン)カメラの画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.5/5
海の石や建物の輪郭までしっかり解像しており、超広角よりも安定感が高い。鉄道や新幹線など人工物の直線描写でも精細さを維持。室内・料理写真も質感がしっかり残っている。
色再現(発色の自然さ)
評価:4/5
青空や緑の鮮やかさは目に近く、過度に派手にならない。食べ物(ウニ・肉・寿司)は色味が濃厚に再現され、食欲を引き立てる。室内では少し暖色寄りになるが、雰囲気として好ましい範囲。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4/5
屋外シーンでは空や水面のハイライトをよく残している。鉄道や室内では暗部差が大きいものの、暗部の潰れをある程度抑えている。ただし逆光下では白飛び・黒潰れが少し出る。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:4.5/5
24mm相当の広角なので、超広角ほどの歪みはなく自然な見え方。建築物や鉄道の直線も安定して描写。色収差やフリンジもほとんど目立たない。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4/5
f/1.6の大口径レンズにより、近接撮影では自然なボケ感を得られる。ペコちゃんや器、料理写真で主題がきれいに浮き上がっており、スマホとしては上質。一方で背景が複雑な場面では補正の境界処理がやや甘いケースも。
総合評価
評価:4.5/5
広角メインカメラは「解像感の高さ」「自然な発色」「美しいボケ」が特徴。超広角に比べると歪みが少なく、万能に使える仕上がり。特に特定の被写体を際立たせたいシーンで真価を発揮する。
【写真作例】POCO F7 Ultraのフローティング望遠カメラで撮影










フローティング望遠カメラの画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.5/5
60mm〜241mmのレンズで撮影された写真はいずれも細部の描写がよく保たれている。特に120mmや241mmの花や岩の作例では、ディテールが鮮明でスマホ画質とは思えないレベル。遠景(建物や山)はややAI処理の強調感があるが、解像感は高い。
色再現(発色の自然さ)
評価:4/5
緑や花の発色は鮮やかで映えるが、若干彩度が高めに出る場面がある。室内撮影(遮光差しやシャンデリア)は落ち着いたトーンで雰囲気を保っており良好。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4/5
強い日差しの屋外でもハイライトの粘りがあり、空や雲のディテールもしっかり残る。暗部も潰れにくいが、処理による持ち上げ感がやや不自然になることがある。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:4.5/5
望遠域なので歪みはほとんどなく、直線も自然。色収差も目立たず良好。被写体の立体感を自然に表現できている。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4/5
60〜120mmの中望遠域では自然なボケが得られ、花や小物がきれいに浮き上がる。241mm付近では背景が大きくとろけ、被写体が強調される仕上がり。ボケの輪郭はやや硬い部分もあるが、スマホとしてはかなり上質。
総合評価
評価:4.5/5
フローティング望遠カメラは遠景・花・小物撮影に強い万能選択。解像感が高く、自然なボケで被写体を引き立てられる点が魅力。彩度の高さやAI処理の強さは好みが分かれるが、SNSや旅行撮影には映える仕上がり。
【写真作例】POCO F7 Ultraのフローティング望遠カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
環境描写向き
- 全体像を捉える段階で解像感は十分。
- 葉のディテールやチョウの存在は確認できるが、被写体が小さいため主題感は弱い。
- 色味は自然で、ノイズも目立たない。

観察に適した距離で最もバランスが良い
- 被写体が画面の中心に大きく入り、チョウの模様や触角まで確認できる。
- 解像感も高く、色再現も安定。
- 背景との分離が少し強まり、主題が浮き出てくる。

クローズアップ効果が出始め、迫力のある描写
- 羽の模様や体の細部がかなり鮮明に描写される。
- 背景の葉は柔らかくボケ始め、被写体が一気に際立つ。
- 若干AI処理による輪郭強調が見られるが、実用上は十分高画質。

ディテール重視だが処理感あり
- 羽の模様や鱗粉の質感までよく出るが、AI処理(シャープネス)がやや強めにかかる。
- 背景のボケは深まり、被写体分離はさらに良好。
- 解像感は維持されているが、細かい部分は自然さより強調感が優先される。

最大拡大で迫力優先、画質はやや犠牲
- チョウのディテールが大きく映るが、羽の質感にわずかなノイズ感や塗り絵っぽさが出る。
- 背景は大きくボケ、被写体が非常に強調される。
- 実用としては十分だが、画質のピークは120〜242mm付近で、これ以上は処理による補完の印象。

【写真作例】POCO F7 Ultraのフローティング望遠カメラ(マクロモード)で撮影






フローティング望遠カメラ(マクロ撮影)の画質評価
解像感(細部のシャープさ)
評価:4.5/5
細かな花弁の質感や葉の毛まで描写されており、スマホとしては非常に高解像。ただし、強いコントラスト部分ではAIの輪郭補正がやや強く、自然さが少し損なわれる場面もある。
色再現(発色の自然さ)
評価:4.5/5
発色はフレッシュで生き生きとしている。花の白や葉の緑のバランスも良好で、色被りもほぼない。一部のカットでは緑が強調されすぎ、ニュートラルというより『映える色』を狙ったチューニング。
ダイナミックレンジ(明暗差への強さ)
評価:4/5
明るい背景の玉ボケや光の反射を含んでも白飛びは大きくなく、良好にコントロールされている。ただし背景のハイライトが強い場合、ボケの中に白い“にじみ”が出やすく、ややうるさく見えることがある。
レンズ特性(歪み・色収差など)
評価:4/5
望遠マクロらしく被写体を浮き立たせやすい描写が魅力。周辺まで解像度が安定し、フリンジ(色ずれ)や歪みも最小限。ただし背景分離を強調するAI処理で、境界がやや不自然に見えるケースがある。
ボケ表現(背景のぼかし・立体感)
評価:4/5
円形の玉ボケは多く出るが、スマホ特有の『硬さ』や二線ボケ傾向が見られる。それでも近接撮影では十分自然で、被写体を立体的に引き立てている。
総合評価
評価:4.3/5
スマホ望遠マクロとしては非常に優秀で、昆虫や花など小さな被写体のクローズアップに最適。広角マクロに比べ被写体の圧縮感があり、背景が大きくボケるため一眼的な表現に近い。一方でAI処理が強くかかる場面では『リアルさよりインパクト重視』の絵作りになる傾向あり。
【写真作例】POCO F7 Ultraのポートレートモードで撮影
POCO F7 Ultraのポートレートモードは、焦点距離(レンズ)を『24mm(広角)』『60mm(望遠)』で切り替えられます。
スマホのポートレートモードとしては完成度が高く、日常のスナップや物撮りでは一眼的な雰囲気を十分に楽しめるクオリティ。ただしAI補正の強さゆえに『自然さ』より『見栄え』を優先する傾向があり、作品用途よりはSNSやレビュー記事で映えるカットに適していると言えるでしょう。





POCO F7 Ultraの『広角(メイン)』『望遠』カメラ(夜景モード手持ち)で撮影した静止画作例と評価
広角(メイン)カメラで撮影した夜景



解像感
評価:4/5
低~中感度(ISO2500~4000)では花や壁面などのディテールがよく残っており、スマホとしては優秀。高感度(ISO10000)ではノイズリダクションにより細部がやや滲み気味。ただし建物や樹木の形状が崩れておらず、超高感度にしては健闘。
色再現
評価:4/5
街灯やネオンの色被りを抑えつつ、緑の植栽や花の白色を自然に再現。空の色味も暗部が潰れずに残っており、トーンコントロールは良好。
ダイナミックレンジ
評価:4/5
強い街灯の光源まわりが白飛びせず、周辺の階調も残っている。暗部も潰れにくく、全体としてHDR処理が自然。ただし非常に暗い場所ではシャドウ部にわずかな塗り絵感が見える。
ノイズ処理
評価:3.8/5
ISO2500~4000では粒状感を抑えつつ質感も保持。ISO10000でもノイズはしっかり抑えられているが、テクスチャが滑らかになりすぎる場面あり。低~中ISOではシャープさと滑らかさのバランスが良好。
総評
評価:4.2/5
強い光源と暗部の両立、高感度域でも破綻しない処理、自然な色合いと雰囲気のある描写 が特徴。ハイエンドらしい安定感を持っている。 一方で、ISO10000のような極端な条件ではややソフト。
フローティング望遠カメラで撮影した夜景



解像感
評価:4.2/5
ISO3200(花のカット)では花弁の繊細な質感が非常によく出ており、望遠らしい立体感が表現できている。遠景(ISO10000, ISO12800)では高感度によるノイズ処理の影響で細部がややソフトになるが、被写体の輪郭は崩れず保持。光学望遠を活かした圧縮感と切り取り感がしっかり表現されている。
色再現
評価:4/5
花のホワイトバランスが自然で、枝葉の緑も過剰に強調されず落ち着いた発色。 夜景(街灯や建物)は光源の色がやや黄色寄りに偏るが、全体の雰囲気は自然。緑色の建物や街路灯の光は実際よりも少し鮮やかに写る傾向あり。
ダイナミックレンジ
評価:3.9/5
街灯の光源は若干白飛びしているが、周辺の暗部描写は比較的しっかり残っている。暗所部分の階調は広角より狭めだが、被写体の主題が際立つ構図にはマッチしている。暗い部分では影が潰れやすい。
ノイズ処理
評価:3.8/5
ISO3200ではほとんど気にならない。ISO10000~12800ではノイズリダクションの影響で質感が滑らかになりすぎるが、ディテール破綻は少ない。高感度耐性が望遠カメラとしてはかなり良好。
総評
評価:4.0/5
花やポートレートのような被写体を切り出す撮影では非常に強い。遠景夜景ではノイズリダクションの影響が出やすいが、解像感と立体感を両立。広角よりも被写体の存在感を際立たせたい夜景シーンに向いている。
【動画作例】POCO F7 UltraとPOCO X7 Proの超広角/メイン(広角)カメラで撮影
広角カメラで撮影した動画







POCO X7 Proと比較して、POCO F7 Ultraは全体的に縦揺れがかなり抑えられている印象。ディテールが精細で、緑の発色が全体的に落ち着いているのもプラスの要素。日陰と日なたの境界でも白飛びが少なく、葉の陰影も残りやすい。ダイナミックレンジが広くHDR処理に余裕を感じます。
4K解像度のクオリティも比較的良好ですが、『8K』は揺れが多いシーンだと正直厳しい(そもそも歩きながら撮るのに向いていない)。三脚を使った定点撮影などでは活躍してくれそう。
超広角カメラで撮影した動画

POCO X7 Proでは白飛び気味の青空が、POCO F7 Ultraではしっかりと残っています。解像感(ディテール)は超広角ながら実用レベルを維持。木の葉の色に深みがあり、手ぶれ補正の精度も良好です。

【フロントカメラ】シャープかつ色鮮やかなSNS映えする描写。ビデオ通話やWEB会議用途にもぴったり
歪みを気にせず撮るなら30mm相当(等倍)での撮影がお勧め


30mm相当は顔や服の布地の繊維までシャープに描写。特にシャツの格子模様が潰れず、解像力は高い。24mm相当では広角特有の歪みが若干出ており、端に向かうほど解像が甘くなる。中心部の描写は良好。
赤・黄色・青などの原色が非常に鮮やかで、SNS映えするチューニング。背景の木材も自然な階調を保ちつつコントラスト強め。わずかに彩度が高めで『鮮やか演出寄り』だが、不自然さは少ない。
SNSや自撮りでは十分にハイエンドクラスの画質といえる一方で、暗部の階調表現や広角(24mm相当)の歪み補正は改善余地あり。
WEB会議の品質を高めてくれる『映像』『音声』改善機能搭載
白い背景でGoogleのビデオ会議サービス『Meet』を試してみると良好な画質(外からの自然光のみ)。境界の認識も綺麗に出来ています。



2台のスマートフォンを使用して『音声』がしっかり聞こえるかをテストしましたが、こちらも問題なし(POCO F7 Ultraは合計3つのマイクを搭載。マイクホールは下部に1つ確認)。
通話ツールボックスからは『フィルライト』『ノイズ低減』『同時通訳』『クロスデバイスカメラ』『ハンドジェスチャー』を設定出来ます。

フィルライトは画面の端に白を表示させ、ライトに代用する機能。実際暗めの場所で試してみると『効果あり』でした。

良好なカメラ画質に加え、環境改善機能も備えるPOCO F7 Ultra。ビデオ通話やWEB会議のクオリティを高めてくれる端末と言えるえしょう。
【ベンチマーク】POCO F7 Ultraの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
【実測】POCO F7 UltraのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
| AnTuTuスコア目安 | 性能レベル | 適した使い方(参考程度) |
|---|---|---|
| 〜40万程度 | 一般的なエントリークラス | 通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい |
| 40万〜65程度 | エントリークラス上位〜下位ミドルクラス | SNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度 |
| 65万〜90万程度 | 一般的なミドルクラス | 日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる |
| 90万〜130万程度 | 上位ミドルクラス | 3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える |
| 130万〜200万程度 | ハイエンド | 負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き |
| 200万〜 | 超ハイエンド | 最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級 |
室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。



Socに『Snapdragon 8 Elite』を搭載するPOCO F7 UltraのAnTuTu Benchmark実測結果は、3回連続で200万超え。3回目の実測値も『2,144,989』とXiaomi 15 Ultraに近いハイスコアを維持しています。
ただし電池温度が一時的に45度(リチウムイオン電池が劣化しやすくなるとされている温度)を超えているので、安定したパフォーマンスというよりは『トップスピード』の数値と認識しておきましょう。
スマートフォンの脳となる『CPU』、そしてグラフィックの処理をメインで行う『GPU』性能はどちらもスマートフォントップクラス。10万円以下の価格帯ながら、『超ハイエンド』に分類される端末です。
【実測】POCO F7 Ultraに近い性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
全端末室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。




3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測(同じ環境)して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

【実測】POCO F7 UltraのGeekbench6(CPU)スコア


全端末室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

POCO F7 UltraのGeekbench6(CPU)スコアは、単体で処理をするシングルコアが2千を超えています。CPUの総合力を示すマルチコアも『7,904』とかなり高め。下位モデルのPOCO X7 Proはもとより、Xiaomi 14 Ultraすら上回る数値です。
【実測】POCO F7 Ultraの3DMark Wild Life Stress Testスコア

室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。
1回目のベストループスコアは『20,202』で最大フレームレートは『168FPS』。20回中最低ループスコアは『15,196』、安定性は75.2%。最大温度が『51度』まで上昇しており、後半はフレーム部分を手で触れると『熱い』と感じる程度(実測を終えた後の温度低下ははやい印象)。
3DMark Wild Life Stress Testは『GPUに負荷をかけ続けること』を目的としています。通常の3Dゲームはシーンによって負荷に波があるので、同様の状況は『存在しない』と言っても過言ではありません。
最悪条件での持久力テストを20回連続で行い、『75%程度のパフォーマンスを維持』というのが今回の検証結果です。
ただし『周波数を落として発熱を抑えるべき』と考える人も多いはずなので、実際にゲームをプレイしてみて『熱い』と感じたら、グラフィック設定を低くするなど調整を加えましょう。
POCO F7 Ultraのゲーム推奨設定(参考程度)
| ジャンル | 解像度 | フレームレート | グラフィック品質 | エフェクト / 陰影 |
|---|---|---|---|---|
| 超重量級RPG(原神 / Honkai: Star Rail / Tower of Fantasy) | FHD+ | 60fps固定 | 高 or 中高 | 中 |
| FPS / TPS(PUBG Mobile / Apex / COD Mobile) | FHD+ | 90fps推奨(120fpsは非推奨) | HD~HDR相当 | 中 |
| MOBA / 格闘 / カジュアル(LoL: Wild Rift / 荒野行動 / モンスト) | FHD+ | 60fps固定 | 中~高 | 中 |
| エミュレーション(PS2 / Switch等) | FHD+(スケーリング1.0~1.5倍) | 60fps上限 | 中 | - |
【デザイン】差し色になるイエロー。付属の純正ケース(ブラック)を装着すればフォーマルスタイルにも対応
スポーツカーを彷彿とさせるテイスト。超薄型ベゼル採用の恩恵で片手もちに余裕あり
もともと『ブラック』を購入予定だったのですが、なぜか『イエロー』を注文してしまった私。最初は『派手すぎる』と感じていたのに、今はすっかり慣れてしまいました(むしろ気に入っている)。

色的に安っぽくなりがちですが、カメラ部分をメタリックに仕上げたり、サイドフレームをブラックにすることで重厚感をプラス。どちらかと言えばスポーツカーの様な仕上がりです。

私の手の大きさだと『片手持ち』も余裕あり。サラッとした質感が好印象。


フォーマルなスタイルには合わないと思っていましたが、ジャケットのポケットに入れてみると『差し色』に。

POCO F7 Ultraにはブラックの純正ケースが付属(マット素材)。装着すると派手さがかなり抑えられます。これなら硬めな職種の方もセーフなのでは。

POCO F7 Ultraに近い画面サイズの端末重量
POCO F7 Ultraの重量は『約212g』。同じ画面サイズを採用する下位モデルPOCO X7 Proよりも重いです。フローティング望遠カメラを搭載していたり、機能面の充実がトレードオフに。
| 端末名 | 画面サイズ | 重量 |
| POCO X7 Pro | 約6.67インチ | 約195g(プラスチック)/198g(PU) |
| POCO F7 Ultra | 約6.67インチ | 約212g |
| CMF Phone 2 Pro | 約6.77インチ | 約185g |
| Nothing Phone(3a) | 約6.77インチ | 約208g |
| Galaxy S25 Ultra | 約6.9インチ | 約218g |
| Pixel 9 XL | 約6.8インチ | 約221g |
| Xiaomi 15 Ultra | 約6.73インチ | 約226g |
| AQUOS R9 Pro | 約6.7インチ | 約229g |
【画面】明るく深みを感じられる滑らかなPOCO F7 Ultraの12bit有機ELディスプレイ。ブルーライトを制御する読書モードはカスタマイズに対応
POCO F7 Ultraのディスプレイガラスは『Xiaomi Shield Glass 2.0』?

POCO F7 Ultraはディスプレイに『POCO Shield Glass』というガラスを採用。公式には『透明性を維持しつつ、通常のガラスより耐落下性を20倍向上』との説明がされています。
Xiaomi 14 Ultra採用のXiaomi Shield Glassが『約10倍(通常ガラス比)』の耐落下性なので、POCO Shield Glassの20倍はそれを上回ります。
ちなみに公式サイト(グローバル)のQ&Aでは、『Q: POCO F7 Ultraの画面保護ガラスの種類は何ですか?』という質問に対して『A: Xiaomi Shield Glass 2.0です』との回答あり。

Xiaomi Shield Glass 2.0は、最上位モデルXiaomi 15 Ultraに使われているディスプレイガラス。POCO Shield Glassは同ガラスのリネーム版なのかもしれません。
『サンライトモード』をONにすると直射日光下での視認性が向上
POCO F7 Ultraの画面の明るさを手動で『100%』に設定して照度計で実測。屋外でも画面の内容を見やすい程度の『811LUX』を記録。
続けて『サンライトモード』をONにして再実測すると、『1,077LUX』まで上がりました。画面の明るさは直射日光下での視認性向上に寄与。カメラ撮影時に被写体をしっかり確認しながら撮影出来るなど、メリットは様々です。

12bit(680億)の色深度を体感出来る美しく滑らかな表示
CANON EOS RP(フルサイズ)でPOCO F7 Ultraの画面を撮影後、RAW現像して色合いを近づけています(実際の表示と異なる場合あり)。色彩の設定は原色Pro。


『680億色表示』『DCI-P3の広色域』をサポートするPOCO F7 Ultraのディスプレイ。色彩設定からはリアルな色を再現する『原色Pro』、周囲の光に合わせて色を調整する『アダプティブカラー』を選択することが可能です。


ディスプレイの色彩(色温度など)調整方法
『設定』→『ディスプレイと明るさ』→『色彩』からは細かい調整を行えます。

ブルーライトを制御する読書モードは『周期』『時間』『色温度』『テクスチャ』など細かい設定が可能
周期
アプリの種類と日の出/日の入りの時刻に基づいて色を自動的に調整。最適な快適さを実現。
クラシック
暖色系に切り替えてブルーライトの量を減らす。『色温度』『テクスチャ』『色彩(白黒もしくは単色)』を選択可能。

時間設定
- おやすみタイムの読書:日没後、自動的に読書モードに切り替える
- 読書モードの時間設定:開始時刻と終了時刻をスケジューリング出来る

【指紋認証】センサー部分が水で濡れていてもスムーズにロック解除。フィルム選びは慎重に
POCO F7 Ultraは『超音波式指紋認証センサー』を搭載。超音波式は凹凸を読み取るため、光学式と比較して『認証制度が高い』『汚れや水滴があっても影響が少ない』といった特性を持ちます。
体感的な認証速度は『速い』部類(アニメーションをOFFにした方が体感速度は上がる)。センサー部分を水で濡らしても高速認証を維持。ただし安価で分厚いガラスフィルムなどを貼り付けてしまうと認証精度が落ちる場合も。
指紋認証の速度を重視する場合はTPU・PET系の薄型フィルムか、『超音波指紋認証対応』と明記されたガラスフィルムを選ぶようにしましょう。
【スピーカー】低域が軽い印象。中域強調型で通話やYouTube視聴に適した音



スマホスピーカー特有の低音不足が顕著となり、中域に音の主成分が集中。人の声やメロディーはしっかりと再生されますが、密度が高く『詰まった』音に聞こえる可能性あり。高域(8kHz以上)は徐々に減衰し、10kHzを超える領域は弱め。
ダイナミックレンジ • ダイナミックレンジは比較的狭く、特に小さい音が埋もれやすい傾向。時間特性 • 高域の持続が短く、アタック感はそこそこあるものの、余韻が乏しい印象。楽器の響きや広がりにリアリティを求めるのは厳しいかもしれません。
中域(500Hz〜3kHz)が明瞭に出ているので、『通話』『ナレーション』『YouTube』『ポッドキャスト』といった用途に適しています。
【Bluetooth】高音質&低遅延な『aptX Adaptive』、高効率な『LC3』をサポート
【aptX Adaptive】人が多い駅のホームなどで音が途切れづらくなる

下位モデルPOCO X7 ProのSocメーカーはMediaTek製。高音質と低遅延を両立するQualcommのBluetoothコーデック『aptX Adaptive』を使えないのはデメリットの一つ。
POCO F7 UltraのSocはQualcomm社の『Snapdragon 8 Elite』。処理能力が突き抜けているだけでなく、『aptX Adaptive』をサポートしています。
aptX Adaptiveは環境に合わせて『ビットレート(データ量)』を自動的に調整。電波干渉が大きいときは、転送するデータ量を減らして『音の途切れ』を制御(駅のホームなどで本当に途切れない)。
| コーデック名 | aptX | aptX Adaptive | LDAC |
| 開発元 | Qualcomm | Qualcomm | Sony |
| 最大ビットレート | 352/384 kbps (固定) | 279~420 kbps (可変) | 330/660/990 kbps (選択) |
| 最大サンプリング周波数 | 48 kHz | 96 kHz | 96 kHz |
| 最大ビット深度 | 16 bit | 24 bit | 24 bit |
| 遅延 (目安) | 約 100~150 ms | 約 50~80 ms (低遅延モード時) | 約 100~250 ms (ビットレート依存) |
| 適応性 | なし | あり (環境に合わせて可変) | モード選択 (手動/自動) |
| 特徴 | 標準的な高音質 | 音質、遅延、安定性のバランス | 高ビットレートでの高音質志向 |
『音楽を聴く』『動画を観る』『ゲームをプレイ』など、利用用途が広いハイエンドモデルPOCO F7 Ultra。aptX Adaptiveに対応するイヤフォン(ヘッドフォン)を使用すると、オーディオ環境が大きく改善されます。
【LE Audio(LC3)】電池の減りとデータ転送量を抑えつつ高音質で音楽を聴ける
aptX Adaptiveに加え、次世代音声規格である『LE Audio(LC3)』にも対応(Redmi Buds 5 Proで確認)。LC3は低いビットレートで高音質を実現する高効率なBluetoothコーデック。電池の減りを抑えつつ、高音質で音楽を楽しめます(接続は他のコーデックと比較してやや不安定。アップデートで改善される可能性あり)。

【YouTube、アマプラ、Netflix】外部ストレージにコンテンツを保存出来る
POCO F7 Ultraは『Micro SDカードスロット』を備えません。XiaomiのMicro SDカードスロットを備えない『一部ハイエンドモデル』は、USB Type-Cポートに接続した外部ストレージに『YouTube Premium』『Amazonプライムビデオ』『Netflix』などのコンテンツをダウンロードして保存可能。

この便利拡張機能がPOCO F7 Ultraでも使えました。私が所有する『ポータブルSSD』『SDカードリーダー』をどちらも認識。動画や音楽を高解像度で沢山保存しても、内部ストレージが圧迫されないのは大きなメリットです。

【ジェスチャー】デジタルアシスタント、カメラアプリ、レコーダーの起動を素早く行える
POCO F7 Ultraには便利なジェスチャー機能が用意されています(設定→追加設定→ジェスチャーとショートカットから細かく設定可能)。
- デジタルアシスタントを起動:電源ボタンを0.5秒長押し
- スクリーンショットを撮影:3本の指を下にスライド、音量ダウン+電源
- 部分的なスクリーンショット:3本の指で長押し
- カメラを起動:電源ボタンを2回押す、画面ロック時に音量ダウンボタンを2回押す
- ライトをONにする:電源ボタンを2回押す
- 電源オフ:電源ボタンを3秒長押し、電源ボタンと音量ボタンを同時に押す
- 背面2回もしくは3回タップ:サイレントモード、レコーダー
デジタルアシスタントを変更する方法
- 『設定』を開いて検索ボックスに『デフォルト』と入力
- 一覧から『デフォルトのアプリ』を選択
- アシストと音声入力を選択
- デジタルアシスタントアプリを選択
- 利用したいデジタルアシスタントアプリ(ChatGPTなど)を選択

【デュアルアプリ&アプリロック】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に
POCO F7 Ultraでは、アプリを複製(2つインストール)可能な『デュアルアプリ』という機能を使うことが出来ます(設定→アプリ→デュアルアプリから)。

例えばデュアルアプリを開いて『LINE』にチェックを入れると、自動的に『もう一つのLINE』がインストール。複製したアプリは『異なるID』でログイン可能です。


仕事で利用する場合は『アプリロック(設定→アプリ→アプリロック)』の設定をお勧めします。アプリロッカーを適用したアプリを開くには『ロックの解除(指紋認証やパスワード)』が必要に。セキュリティを高めて安全に情報を管理。

【AI】文章から画像まで効率的に『生成』『拡張』『削除』『検索』出来る
AIライティング
文章の拡張、ブラッシュアップ、校正、要約、プロンプトに基づいた文章の作成機能。メモアプリを開いてAIライティングのアイコンをタップ。

例えば『木の下に佇む一人の男性。山に沈む夕焼けに向かって一言呟いた』という短文に対して『拡張』を行うと、AIがその内容を膨らませてくれます。


ChatGPTやGeminiも近い使い方を出来ますが、それぞれ内容が異なるので複数試すと理想に近い回答にたどり着けるかもしれません。
AI画像拡張
選択した画像を元に、背景を拡張生成してくれるAI拡張機能。提供開始当初とは比較にならないほどクオリティが上がっています。





AI消しゴムPro
簡易的な消しゴムツールとは異なり、複雑な画像でも違和感なく目的物を消してくれるAI消しゴムPro。仕上がりがイマイチだった場合は繰り返し適用可能です。



AI検索
設定→Xiaomi HyperAI→AIアプリブースト→AI検索から『アプリ検索』をONにすると利用可能になる同機能。

端末に保存しているデータの中から『花』に関するデータを探したい場合、ファイルマネージャーを開いて検索ボックスに『花』と入力。するとファイル名に『花』とつけていなくても、花に関するデータの一覧が表示されます。

POCO F7 UltraはSoc性能がとても高いので、こういった処理にかかる時間が短い印象。オンデバイスAI機能の拡充により、ハイエンドを選ぶ意味が増えたと言えるでしょう。
【マルチデバイス連係】アプリ表示/操作、ネットワーク接続、発着信などをタブレット側で行える
POCO F7 Ultraは『Xiaomi Interconnectivity』というマルチデバイス連係機能に対応しています。
- スマートフォンとタブレットの両方をXiaomi HyperOS 2以降にアップデート
- BluetoothおよびWLAN設定を有効化
- 同一のXiaomiアカウントにログイン
- 設定→相互接続性→Xiaomi相互接続をON
- 相互接続する内容をON(アプリ、ホーム画面+、クリップボード、通知、通話の同期、ネットワークの同期)
例えばホーム画面+とアプリの相互接続をONにした状態であれば、Xiaomi Pad 7からPOCO F7 Ultraにインストールしているアプリを表示及び操作することが可能に(POCO F7 Ultra側は基本的に画面表示OFF。アプリロックをかけていると表示されない)。

通話の同期をONにしていれば、POCO F7 Ultraをカバンの中に入れた状態でもタブレット側で発着信を行えます(接続環境によっては音が途切れやすくなる)。

ネットワークの同期をONにすると、タブレットのWi-Fiネットワーク選択にPOOC F7 Ultraが表示。『ポータブルホットスポットをONにする』『パスワードを入力する』といった作業が不要で、シームレスにテザリング接続が可能です。

【タッチ決済】POCO F7 Ultraはおサイフケータイ非対応。ただしGoogleウォレットや楽天カードタッチ決済が使える
POCO F7 UltraはFeliCa ICチップを搭載しないので、『おサイフケータイ』を使うことが出来ません。しかし最近は『PayPay』『楽天ペイ』といったQRコード決済がメインという人が大半のはず。
また、POCO F7 Ultraは『NFC Type-A/B』をサポート。つまり『Visa』『Mastercard』が提供する『タッチ決済』を利用することが可能。

設定方法はPOCO X7 Proと同じ(あっという間に終わる)。対応するクレジットカードの種類は少ないですが、『支払いの保険』として使えるようにしておくといざという時に便利です。

【付属ケース】市販されたら買いたくなるクオリティ
コストを削減する目的か、最近のスマートフォンには『充電器』『ケース』『フィルム』が付属していません。すべて揃えれば数千円はくだらない必須アクセリー。
POCO F7 Ultraには120W出力の超高性能なAC充電器(+USBケーブル)が付属し、フィルムは貼り付け済み。さらには『純正ケース』まで同梱。このケース、品質が素晴らしい。市販されていれば『3千円くらいするだろう』というのが個人的評価です。

一般的に付属するケースは、大体がTPUの透明なもの。POCO F7 Ultraのケースは色がブラック(グレーとも言える)。手触りの良いしっかりとした素材を使用しています(持ちやすい)。

カメラ部分は机などに置いた際キズがつきづらいよう一部を高く設計。均等ではなく斜めにカットされているのがポイント。

ディスプレイ面も同じく高めな設計。ボタンやホールの位置もバッチリです。POCO F7 Ultraはサードパーティ製のケースがイマイチなので、これ市販して欲しいですね。



POCO F7 Ultraで楽天モバイルを使えるか
POCO F7 Ultraは楽天モバイルの主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM非対応)。

実機で通話アプリRakuten Linkの動作状況を確認したところ『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました。
POCO F7 Ultraの日本発売日
2025年3月27日(木)
POCO F7 Ultraの日本販売価格
- 12GB/256GBモデル:99,980円(税込)
- 16GB/512GBモデル:109,800円(税込)

POCO F7 Ultraのアップデート保証期間
発売日を起点に4世代のAndroidアップデート、6年間のセキュリティアップデート
POCO F7 Ultraの同梱品
- スマートフォン本体
- ACアダプタ(試供品)
- USB Type-Cケーブル(試供品)
- SIM取り出し用ピン(試供品)
- ソフトケース(試供品)
- クイックスタートガイド
- 保護フィルム(試供品、貼付済み)
POCO F7 Ultraの主なスペック
プロセッサ
- Snapdragon® 8 Elite Mobile Platform
- 3nm製造プロセス
- オクタコアCPU
- プライムコア ×2:最大 4.32GHz
- パフォーマンスコア ×6:最大 3.53GHz
- Adreno™ GPU
- Qualcomm AI エンジン
メモリ & ストレージ
- 12GB + 256GB
- 16GB + 512GB
- LPDDR5X
- UFS 4.1(OTA対応予定)
- ※実際の利用可能容量はOSやプリインストールアプリにより減少
サイズ・重量
- 高さ:160.26mm
- 幅:74.95mm
- 厚さ:8.39mm
- 重量:212g(参考値)
ディスプレイ
- 6.67インチ WQHD+ AMOLED(有機EL)
- 解像度:3200×1440(526ppi)
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリング:最大480Hz(インスタント2560Hz)
- 輝度
- ピーク:3200 nits(25%領域)
- HBM:1800 nits
- コントラスト比:5,000,000:1
- 12bit色深度 / 68億色 / DCI-P3広色域
- HDR10+ / Dolby Vision
- TÜV認証(低ブルーライト・フリッカーフリー・サーカディアン)
- 保護ガラス:POCO Shield Glass
リアカメラ
- メイン:5000万画素 Light Fusion 800 センサー
- 2.0μm 4-in-1 ピクセル
- f/1.6
- 1/1.55インチ
- OIS搭載
- 望遠:5000万画素 フローティング望遠
- f/2.0
- 60mm相当
- OIS搭載
- 超広角:3200万画素
- f/2.2
- 120° FOV
機能(写真)
- ナイトモード / ポートレート / プロモード / 50MPモード
- 長時間露光 / ダイナミックショット / フィルムカメラ
機能(動画)
- 8K 24fps
- 4K 24/30/60fps
- 1080p 30/60fps
- 720p 30fps
- スローモーション:
- 720p 最大1920fps
- 1080p 最大960fps
- その他:テレプロンプター / ディレクターモード / デュアルビデオ / タイムラプス / ShootSteady
フロントカメラ
- 3200万画素
- 写真機能:ナイト / ポートレート / HDR / フィルムカメラ / パーム & ボイスシャッター
- 動画:
- 1080p 30/60fps
- 720p 30fps
- スロー 720p 120fps
バッテリー & 充電
- 容量:5300mAh(typ)
- 有線充電:120W ハイパーチャージ
- ワイヤレス充電:対応
- 端子:USB Type-C
セキュリティ
- 画面内超音波指紋センサー
- AI顔認証
ネットワーク・通信
- デュアルSIM(nano + nano)
- ネットワークバンド
- 5G SA: n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78/
- 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
- 4G LTE TDD:B38/40/41/42/48
- 4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
- 3G WCDMA:B1/2/4/5/8/6/19
- 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz
- Wi-Fi 7 / 6 / 5 / 4
- マルチリンク / 2×2 MIMO / MU-MIMO
- Bluetooth 6.0
- SBC / AAC / AptX / AptX HD / AptX Adaptive / LDAC / LHDC / LC3 / Auracast 対応
- NFC
ナビゲーション
- BeiDou / GPS / Galileo / GLONASS / QZSS / NavIC
オーディオ
- ステレオスピーカー
- 3マイクアレイ
- Hi-Res & Hi-Res Wireless 認証
- Dolby Atmos対応
マルチメディア対応
- 音楽:MP3 / FLAC / AAC / OGG / WAV ほか
- 動画:MP4 / MKV / AVI / WMV / WEBM ほか
- HDR再生:HDR10 / HDR10+ / Dolby Vision
センサー類
近接センサー、環境光センサー、加速度計、電子コンパス、ジャイロスコープ、IRブラスター、フリッカーセンサー
振動・その他
- X軸リニアモーター
POCO F7 Ultraにお勧めなSIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
実際に使った上で感じたPOCO F7 Ultraのメリットとデメリット

- 処理能力の高さが際立っている。カメラアプリなどの動作がとにかく速い
- フローティング望遠カメラの画質は想定以上。メイン(広角)を超える評価
- マクロの画質がクリア。望遠カメラを使うので影が入りづらい
- 充電をストレスと感じさせない最大120W充電はやはり便利。ワイヤレスでも高速(充電器による)
- ディスプレイの表示が美しい。『原色Pro』設定時は色合いが安定
- 指紋認証によるロック解除が体感レベルで速い
- aptX Adaptive対応で人混みでも音の途切れがほぼ無し
- ストリーミング動画を外部ストレージに保存可能
- 付属純正ケースのクオリティが高い。個人評価3千円程度
- FeliCaをサポートしていない
- eSIMを使えない
- スピーカー音がやや迫力にかける
POCO F7 Ultraに関するQ&A
- POCO F7 Ultraはワイヤレス充電に対応していますか?
ワイヤレス充電に対応しています。ワイヤレス充電器としてイヤフォンケースなどを充電することも可能です(設定が必要)。
- POCO F7 Ultraはおサイフケータイを使えますか?
おサイフケータイには対応していません。
- POCO F7 Ultraにケースは付属しますか?
純正ケース(ブラック)が付属します。
- POCO F7 Ultraに充電器は付属しますか?
最大120W出力の純正AC充電器とUSBケーブルが付属します。
- POCO F7 Ultraの画面にフィルムは貼られていますか?
開封時すでに貼り付けられていました。
- POCO F7 Ultraのカメラはマクロ撮影に対応していますか?
フローティング望遠カメラでマクロ撮影を行うことが出来ます(作例あり)。
- POCO F7 Ultraの防塵防水性能は?
最上位クラスとなるIP68に準拠しています。
