月額3,278円(税込)支払えば、『データ高速無制限』『国内かけ放題(Rakuten Link使用時)』『国内SMS送り放題(Rakuten Link使用時)』という通信の『オールインワン』を実現する『楽天モバイル』。
通信キャリアの『格安プラン』と比較しても、その『自由度の高さ』はダントツ。一ヶ月を通して『データ通信量と通話料を気にしなくて良い』というのはとても大きなメリット。
楽天モバイル(最強プラン) | NTTドコモ(ahamo) | SoftBank(LINEMO) | au(povo2.0) | |
1GB(月間データ容量) | – | – | – | 390円(7日間) |
3GB | 1,078円 | – | 990円 | 990円(30日間) |
20GB | 2,178円 | 2,970円 | 2,728円 | 2,780円(30日間) |
60GB | – | 4,950円(大盛りオプション追加) | – | 6,490円(90日間) |
100GB | – | – | – | – |
150GB | – | – | – | 12,980円(180日間) |
無制限 | 3,278円 | – | – | 300円(24時間) |
超過後の速度 | 制限なし | 最大1Mbps | ミニプラン:最大300kbps、スマホプラン:最大1Mbps | 最大128kbps |
国内通話料金 | 無料 (Rakuten Link使用時。他社接続サービス、一部特番への通話は無料の対象外。標準アプリ使用の場合は22円/30秒) |
22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | – | 無料 | 550円 | 550円 |
10分かけ放題 | – | – | – | – |
15分かけ放題 | 1,100円(標準通話アプリ使用) | – | – | – |
無制限かけ放題 | Rakuten Linkアプリ使用でかけ放題 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
国内SMS(送信) | 無料 (Androidに限る。Rakuten Link未使用時は70文字全角まで3.3円) |
70文字(全角)まで3円~ | 70文字(全角)まで3.3円~ | 70文字(全角)まで3.3円~ |
メールアドレス提供 | ◯ | × | × | × |
申し込み | オンライン、店舗 | オンライン、店舗(1回3,300円) | オンライン | オンライン |
2023年6月1日からプラン名を『最強プラン』に変更した楽天モバイル。パートナー回線(au)エリアを一部拡大し、4Gの人口カバー率を『99.9%』まで引き上げました。
同社がMNOとして本格的に通信サービスの提供を開始したのは2020年4月。当初私の生活圏では『楽天回線』につながることが殆どなく、パートナー回線(au)で『オマケ程度にデータ通信を行える』状況でした。
『12ヶ月間基本料金無料』という大赤字キャンペーンが展開されていたので、『通話料金が0円になる(Rakuten Link使用時)』というだけでその時は満足。解約に至りませんでした。
そうこうしていると『楽天回線エリア』が一気に拡大。家で『楽天回線(4G)』を日常利用出来るようになった時は、正直感動しました。今では外出先でもパートナー回線につながることの方が稀。
次の段階はいよいよ『5G』。5Gは通常『4G転用(3.6GHz以下)』『Sub6(6GHz未満)』『ミリ波(28GHz)』に分類されます。『4G転用』の場合は帯域幅や周波数が4Gと同じなので、通信環境が大きく変化することはありません。『5G接続してるのに遅い』というのは大体このパターン。
楽天モバイルの場合は、後発が故に『転用出来る4G』がそもそも無いのです。よって楽天モバイルの5Gと言えば『Sub6』か『ミリ波』。Sub6は最大帯域幅が4Gの20MHzから『100MHz』に拡大。帯域幅は『道幅』のようなもので、広いほど通信が停滞しづらくなり、混雑時でもデータの送受信がスムーズに。
もっともモバイル通信のユーザーが混雑して速度が低下しやすいのは『平日お昼(午後0時~1時)』。先日格安SIMのIIJmioで速度を実測したところ『1.2Mbps(au回線)』『1.4Mbps(ドコモ回線)』でした。
今回は楽天モバイルの『5Gエリア』に行き、平日お昼にどの程度の速度を得られるか実測。
5Gで通信を開始しても、途中で4Gに切り替わるという現象が繰り返されました。これは他の通信キャリアにも見られる動き。基本的に高周波より低周波の方が電波をつかみやすいので、もう少し基地局が増えないと『安定して5Gで通信』は難しいのかと。
それでも平日のお昼に『82Mbps』『74Mbps』というのは十分すぎる速度。5Gによる通信が途絶えぬようになれば、恐らく余裕で100Mbpsを超えてくるでしょう(LINEMOは200Mbpsを超える)。
格安SIMの場合は、データ容量的に利用用途が『スマートフォン』にほぼ限定。よって一般的な使い方であれば、通信速度に固執しすぎる必要はありません。
しかし楽天モバイルのメリットは『データ通信し放題』。『パソコン』や『ストリーミングデバイス』をテザリング接続しているのに、通信速度が『1Mbps』では困ります。
平日のお昼に70~80Mbps程度の通信速度を維持出来れば、『大容量データ送受信』『高解像度動画再生』どちらも支障なし。自宅で『楽天5G』を安定的に使えるようになったら、私は『光回線』を解約する予定です。
光回線の月額料金は大体5~6千円。解約しない限りは年間で6万~7万2千円程度固定費が上乗せされていることに。2年で12万~14万4千円。新品のiPhoneを買えてしまいますね。
加えて楽天モバイルは国内通話0円(Rakuten Link使用時)。ドコモ、SoftBank、auといった通信キャリアが、同等のサービスを『3,278円(税込)』で提供するとは到底思えません(どちらかと言えば値上げ傾向)。
今出来るのは、楽天モバイルユーザーになって支援(投資)すること(2023年8月28日時点で500万回線突破)。それが将来的な固定費の削減に繋がるはずです。
投稿が見つかりません。楽天モバイルについて
- 音声対応SIM基本料金:1,078円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割りなし
- 通話料金:22円/30秒(電話回線)、0円(Rakuten Link使用)
- 15分かけ放題(電話回線):1,100円(税込)
- 無制限かけ放題(Rakuten Link使用):0円(税込)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:楽天、au(パートナー回線)
- eSIM設定方法(Android):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001374/
- eSIM設定方法(iOS):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/
- APN設定方法(楽天モバイルで購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/
- APN設定方法(楽天モバイル以外で購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001495/?l-id=guide_faq
- 公式サイト:楽天モバイル
格安SIMに関する記事
一覧はコチラから