楽天モバイルは2023年5月11日(木)、同社と『KDDI株式会社』『沖縄セルラー電話株式会社』が2023年4月に新たなローミング協定を締結したことを発表しました。
新協定においては、これまでローミングに含まれていなかった『東京都23区』『名古屋市』『大阪市』を含む都市部の一部繁華街エリアを新たな対象に。一部インドア(地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設など)やルーラルエリア(田舎・僻地)も引き続きローミングを提供。
投稿が見つかりません。2023年5月12日(金)に行われたLIVE配信内では、上記の内容を絡めた新プラン『Rakuten最強プラン(2023年6月1日開始)』を発表。既存プランユーザーは自動移行となり、月額基本料金はRakuten UN-LIMIT VIIから変更なし。
ローミングエリアの拡大により、人口カバー率は現状(2023年4月)の98.4%から『ドコモ』『SoftBank』『au』と横並びの『99.9%(2023年6月以降)』に上昇。
パートナー回線(au)の使用時は月間データ容量を『5GB』に定めていましたが(超過後は最大1Mbpsに速度制限)、Rakuten最強プランでは上限を撤廃して『無制限』に。楽天回線からパートナー回線への切り替え速度も技術的に改善するとしています。
もっとも、既にローミングが終了して楽天回線に切り替わった地域で『ローミングが復活する』といったことはなく(楽天モバイルに確認済み)、あくまで楽天モバイルがプラチナバンドを獲得するまでの『補完的措置』であることは予め認識しておきましょう。
個人的にRakuten最強プランの目玉と感じたのは、『Rakuten Linkデスクトップ版』の提供開始(2023年8月から)。楽天回線を使って出来るだけベストな状態でテザリングを行うには、電波の届きやすい『窓際』にデバイスを置くのがベスト。
しかしその場合はRakuten Linkを使用した『通話』が難儀に。リアルタイムに着信相手を把握して通話を行うには、スマートウォッチやBluetoothイヤフォンといったデバイスを駆使するしかありませんでした。
Rakuten Linkデスクトップ版が導入されたら、パソコン1台で全てが完結。Rakuten LinkはSMSの送受信がどちらも『無料』なので、デスクトップ版がSMSに対応するなら、通話だけでなくメッセージのやりとりも楽になりそう。8月のリリースが今から待ち遠しい!
投稿が見つかりません。 投稿が見つかりません。楽天モバイルについて
- 音声対応SIM基本料金:1,078円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割りなし
- 通話料金:22円/30秒(電話回線)、0円(Rakuten Link使用)
- 15分かけ放題(電話回線):1,100円(税込)
- 無制限かけ放題(Rakuten Link使用):0円(税込)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:楽天、au(パートナー回線)
- eSIM設定方法(Android):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001374/
- eSIM設定方法(iOS):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/
- APN設定方法(楽天モバイルで購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/
- APN設定方法(楽天モバイル以外で購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001495/?l-id=guide_faq
- 公式サイト:楽天モバイル
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