高額なハイエンドモデルと比較して、廉価なスマートフォンの弱みとなるのが『カメラ性能』。販売価格に合わせてコストを削減しなければならないので、それは仕方の無いこと。
ただしGCamという無料アプリ(Google Play非認証)を導入して『HDR(強制)』撮影すると、一定の画質向上は可能。1ショットで高画質に撮ることが難しいなら、『露出の異なる複数枚を合成して階調を広げる(滑らかにする)』という技を使うしかありません。
廉価なスマートフォンのデフォルトカメラアプリにも『HDR撮影機能』は備えられていますが、合成枚数が少ないのか期待するほどの効果は得られません。
GCamは1枚の写真を出力するのにそれなりの時間を要しますが、画質が伴っているのでその部分にストレスを感じることは無いですね。ただし『ブレやすくなる』のはデメリット。撮影の難易度は上がります。
HDR(GCam)設定時は階調が広がり精細になるだけでなく『ノイズ』も減少。カメラスペックの低いスマートフォンがもっとも苦手とする『低照度撮影時』に効力を発揮します。
廉価なスマートフォンはカメラスペックが低いので、マクロ撮影が不可能だったり、出来たとしても超広角レンズを使用した簡易的なものが殆ど。『ある程度近くまで寄って撮る』ことは出来ても、テレマクロ(望遠レンズ使用)の様な臨場感は得られません。
ただしアタッチメント型の『マクロレンズ』を装着すると、マクロ非対応の端末でも迫力ある接写が可能に。私が使用しているのは3千円程度の安価なものですが、パソコンのディスプレイで見る程度なら十分な描写を得られます。
マクロレンズを使用するデメリットは『見た目が不格好』『手ブレしやすくなる』『ノイズが増える』『ピントを合わせづらい』など。HDR撮影からさらに難易度が上がるイメージです。
GCamのHDR+拡張の設定は、一番右が合成枚数が多くてもっとも高画質。ただしマクロレンズ装着時は手ブレしづらい真ん中を選ぶのがベスト。
先述している通り、GCamはHDR撮影時にノイズが減少。つまりマクロレンズ使用時の画質も向上する可能性が高いのです。今回はRedmi 12 5Gにマクロレンズを装着して撮影。『3千円程度のマクロレンズ+無料アプリGCam』で得られる新しい世界がコチラ。
撮るのは難しいですが、ハマった時の描写は廉価なスマートフォンで撮っていることを忘れさせてくれるド迫力なもの。写真を撮るのが好きな人は『マクロレンズ』をお試しあれ(レンズが出っ張りすぎているとうまく装着出来ない場合あり)!
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Xiaomi Redmi 12 5GとRedmi 12Cの仕様比較
モデル名 | Redmi 12 5G | Redmi 12C |
Soc | Snapdragon 4 Gen 2(4nm) | Helio G85(12nm) |
メモリ容量 | 4GB(LPDDR4X) | 3GB、4GB(LPDDR4X) |
ストレージ容量 | 128GB(UFS 2.2) | 64GB、128GB(eMMC 5.1) |
電池 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 最大18W | 最大10W |
重量 | 約200g | 約192g |
サイズ |
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画面 |
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カメラ | メインカメラ(背面)
深度測定センサー(背面)
フロントカメラ
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メインカメラ(背面)
ポートレート用補助レンズ
フロントカメラ
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防水防塵 | IP53 | IP52 |
イヤフォンジャック | 搭載 | 搭載 |
Bluetooth | 5.0 | 5.1 |
位置情報 | GPS、Glonass、Galileo、Beidou | GPS、Glonass、Galileo、Beidou |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | nano SIM+eSIM | nano SIM+nano SIM |
認証 | 側面指紋認証+AI顔認証 | 背面指紋認証+AI顔認証 |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
スピーカー | モノラル | モノラル |
Micro SDカード | 対応(最大1TB) | 対応(最大1TB) |
5G(Sub6) | 対応 | 非対応 |
Xiaomi Redmi 12 5G(オープンマーケット版)にお勧めな格安SIM
Redmi 12 5Gが対応する周波数帯
- 5G Sub-6: 対応バンド n3/n28/n41/n77/n78
- LTE: 対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42
- 3G:WCDMA 1/2/4/5/8/6/19
- 2G:GSM 850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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