Redmi Note 10 Proのディスプレイ性能をRedmi Note 9S、Note 9T、9Tと実機比較検証!

Redmi Note 10 ProはMi 11、iPhone 12 miniと同等のカメラ画質を持つ

カメラが主役というイメージが先行しがちなXiaomiの最新スマートフォンRedmi Note 10 ProMi 11iPhone 12 miniといったフラッグシップモデルとの撮り比べでは、ミッドレンジながら同等の画質を披露しました。カメラだけとっても34,800円(税込)なら間違いなく買いです。

Redmi Note 10 Proのディスプレイスペックは国内Xiaomi端末の中で最高ランク

そして高性能なのはカメラだけではありません。下記の通りディスプレイスペックも非常に優れているのがRedmi Note 10 Pro。国内で販売されているXiaomi端末の中では最高ランクです。今回は実機を使ってRedmi Note 10 Proのディスプレイ品質が本当に高いのかを比較検証していきたいと思います!

端末 ディスプレイスペック
Redmi 9T
  • サイズ:6.53インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:170~180Hz(実測)
  • ピーク輝度:400nits(標準)
  • コントラスト比:1500:1
  • 素材:ゴリラガラス3
Redmi Note 9S
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:170~180Hz(実測)
  • ピーク輝度:450nits(標準)
  • コントラスト比:1500:1
  • HDR10:対応
  • 素材:ゴリラガラス5
Redmi Note 9T
  • サイズ:6.53インチ
  • タイプ:液晶
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:170~180Hz(実測)
  • ピーク輝度:450nits(標準)
  • コントラスト比:1500:1
  • 素材:ゴリラガラス5
Mi Note 10 Lite
  • サイズ:6.47インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:165~170Hz(実測)
  • ピーク輝度:430nits(標準)、600nit(HBM)
  • コントラスト比:400000:1
  • HDR10:対応
  • 素材:ゴリラガラス5
Mi Note 10
  • サイズ:6.47インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:170~175Hz(実測)
  • ピーク輝度:430nit(標準)、600nit(HBM)
  • コントラスト比:400000:1
  • HDR10:対応
  • 素材:ゴリラガラス5
Mi Note 10 Pro
  • サイズ:6.47インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:170~175Hz(実測)
  • ピーク輝度:430nit(標準)、600nit(HBM)
  • HDR10:対応
  • 素材:ゴリラガラス5
Mi 10 Lite
  • サイズ:6.57インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:60Hz
  • タッチサンプリングレート:220~225Hz(実測)
  • ピーク輝度:430nit(標準)、600nit(HBM)
  • コントラスト比:4300000:1
  • HDR10+:対応
  • 素材:ゴリラガラス5
Redmi Note 10 Pro
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:120Hz
  • タッチサンプリングレート:240Hz(公表値)
  • ピーク輝度:450nits(標準)、1200nits(HBM)
  • コントラスト比:4,500,000:1
  • HDR10:対応
  • 素材:ゴリラガラス5

Redmi Note 10 Proのディスプレイスペックは国内Xiaomi端末の中で最高ランク

まずは明るさからチェック。室内で利用しているとそこまで気にならないディスプレイの明るさ。影響を受けるのは主に外に出た時です。直射日光下では輝度が高いほど情報を認識しやすくなります。逆に輝度が低いと暗くなってしまい何を表示しているのか分からない状況に。廉価モデルはディスプレイの限界輝度が低めの場合が多いです。

Redmi Note 10 Pro、Redmi 9T、Redmi Note 9Tのディスプレイを比較

私は直射日光下で写真を撮ろうとして被写体を認識出来なかった事が何度かあり、その時から輝度の重要性を意識するようになりました。Redmi Note 10 Proのディスプレイは明るく見易いといえるのか。Redmi 9TRedmi Note 9Tと比較してみましょう。

Redmi Note 10 Proのディスプレイは輝度が高いので白の表示に優れる

Redmi Note 10 Proのディスプレイ性能をチェック

左からRedmi 9T、Redmi Note 9T、Redmi Note 10 Pro(輝度最大)

明るさを分かりやすく示しているのが白い部分。Redmi Note 10 Proのディスプレイが際立って明るいのが分かりますね。Redmi Note 9TRedmi 9Tはややくすんでいて白というよりグレー。また、類似色の差が一番はっきりしていて分かりやすいのもRedmi Note 10 Pro。これはコントラスト比が影響しています。

Redmi Note 10 Proのディスプレイは原色系の表示がクッキリとしていて鮮やか

Redmi Note 10 Proのディスプレイは原色系の表示も綺麗

左からRedmi 9T、Redmi Note 9T、Redmi Note 10 Pro(輝度最大)

明るい原色系の表現力も際立っています。有機ELらしいクッキリメリハリのある発色。私は花の写真を撮るのが好きなので、この発色の良さが撮影時に大活躍。視認性が良いだけでなく、沢山撮りたくなるディスプレイです。高性能なカメラが真価を発揮出来るのは、間違いなくこのディスプレイありき。

Redmi Note 10 Proのディスプレイは白から漆黒の黒までを階調豊かに表示。ダントツの表現力

Redmi Note 10 Proのディスプレイは黒の表現が深い

左からRedmi 9T、Redmi Note 9T、Redmi Note 10 Pro(輝度最大)

有機ELはピクセルを消灯させて黒の表現を行います。液晶を採用しているRedmi 9TRedmi Note 9Tと並べると黒の差は明らか。液晶の場合はバックライトが点灯したままなので、真っ黒を表現する事は出来ません。白から真っ黒まで階調豊かなRedmi Note 10 Proのディスプレイ。表現力はやはりダントツでした。

Redmi Note 10 Proのディスプレイは1秒間に120回画面切り替えが可能

Redmi Note 10 Proのディスプレイは120Hzリフレッシュレートに対応。リフレッシュレートは1秒間に何回画面の切り替えを行う事が出来るかを示します。つまりRedmi Note 10 Proのディスプレイは1秒間に120回画面の切り替えが可能です。さらに有機ELはディスプレイの反応が液晶と比較して格段に速いので、残像が出にくいのも特長の一つ。

有機ELが動画鑑賞に適している理由 YouTube

Redmi Note 10 ProとRedmi Note 9Sのディスプレイ性能には明確な差あり

120Hzのリフレッシュレートに対応する有機ELディスプレイを持つRedmi Note 10 Proと、60Hzのリフレッシュレートに対応する液晶ディスプレイを備えるRedmi Note 9Sで比較を行うと、以下の通り無残な結果に。Redmi Note 9Sは標準的な液晶搭載モデル。特に性能が低いという訳ではありません。しかしRedmi Note 10 Proのディスプレイはカメラと同様フラッグシップスペック。120fpsの動画再生も余裕です。

リフレッシュレートとタッチサンプリングレートはどちらも高くなければ意味がない

ディスプレイのリフレッシュレートが高くても、感度が悪くてはフルに性能を活かせるとは言えません。感度を示すのはタッチサンプリングレート。1秒間にディスプレイがタッチに反応する回数をHzで示します。タッチサンプリングレートの数値が高いほど、素早い操作にディスプレイが遅延なく反応して操作は快適に。

タッチサンプリングレートが高くリフレッシュレートが低いと、表示が操作に追いつかず断片的に。逆にタッチサンプリングレートが低い場合はリフレッシュレートを持て余す事になります。つまりタッチサンプリングレート、リフレッシュレートはどちらも高くなければ意味がありません。

Redmi Note 10 ProのタッチサンプリングレートをTouch MultiTestで実測すると公表値より遥かに高い数値を記録

Redmi Note 10 Proリフレッシュレート120Hz。そしてXiaomiが公表しているタッチサンプリングレート240Hzなのでスペック的には申し分なし。しかもタッチサンプリングレートはTouch MultiTestで実測したところ公表値を遥かに超える330~340Hzを記録。これまでに実測した20端末以上の中で2番めに高い数値です。

端末 タッチサンプリングレート
moto g8 power 115~120Hz
OPPO Reno A 150~155Hz
Rakuten Hand 155~160Hz
TCL 10 Lite 165~170Hz
Xiaomi Mi Note 10 Lite 165~170Hz
Xiaomi Mi Note 10 170~175Hz
OPPO A5 2020 170~175Hz
SONY Xperia 10 II 175~180Hz
SHARP AQUOS sense4 175~180Hz
Xiaomi Redmi 9T 175~180Hz
Xiaomi Redmi Note 9S 175~180Hz
Xiaomi Redmi Note 9T 175~180Hz
ASUS ZenFone 7 175~180Hz
OPPO A73 190~195Hz
OPPO Reno3 A 190~195Hz
OnePlus 7T 215~220Hz
Xaomi Mi 10 215~220Hz
Xiaomi Mi 10 Lite 220~225Hz
Xiaomi Mi 11 320~325Hz
Xiaomi POCO X3 330~340Hz
Xiaomi Redmi Note 10 Pro 330~340Hz
Xiaomi POCO F3 5G 440~470Hz

Redmi Note 10 Proのディスプレイ操作性能はRedmi Note 9Sより明らかに高い

タッチサンプリングレート175~180Hz、リフレッシュレート60Hzの液晶ディスプレイを持つRedmi Note 9S。タッチサンプリングレート330Hz~340Hz、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを持つRedmi Note 10 Pro。両モデルを素早く操作すると以下の様な動きに。Redmi Note 10 Proの場合は指の動きに◯が素早く追従し、残像も殆ど出ていません。ディスプレイをスクロールする度にこの反応が繰り返される事に。ヘビーユーザーであればRedmi Note 10 Proを選択すべきですね。

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Redmi Note 10 Pro YouTube

Redmi Note 10 Proの主な仕様

Redmi Note 10 Pro
Soc Snapdragon 732G(8nm)

  • CPU:Cortex-A76×2(2.3GHz)、Cortex-A55×6(1.8GHz)
  • GPU:Adreno 618(810MHz)
容量 6GB/128GB

  • メモリ:LPDDR4X
  • ストレージ:UFS2.2
電池 5,020mAh(最大33W急速充電)
重量 193g
画面
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:120Hz
  • タッチサンプリングレート:240Hz
  • ピーク輝度:450nits(標準)、1200nits(HDR)
  • コントラスト比:4,500,000:1
  • HDR10:対応
  • 素材:ゴリラガラス5
カメラ メインカメラ

  • イメージセンサー:Samsung ISOCELL HM2
  • 解像度:1億800万画素
  • F値:1.9
  • 焦点距離:26mm
  • センサーサイズ:1/1.52
  • 画素サイズ:0.7µm、2.1µm(ピクセル統合時)
  • オートフォーカス:デュアルピクセルAF

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平118度
  • センサーサイズ:1/4.0
  • F値:2.2
  • 画素サイズ:1.12µm

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4
  • オートフォーカス:対応

深度測定カメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4
防水防塵 IP53
オーディオ デュアルスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス

Redmi Note 10 Proにお勧めな格安SIM

Redmi Note 10 Proが対応する周波数帯

  • 4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
    TDD-LTE B38/40/41(2545-2650MHz)
  • 3G:WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
  • 2G:GSM 850 900 1800 1900 MHz

docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

OCN モバイル ONEIIJmio

Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

ワイモバイル

auの4G(LTE)周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

BIGLOBEモバイルUQモバイル

楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイル

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