Socに『Snapdragon 695 5G』を搭載する、Xiaomi(シャオミ)のミドルレンジスマートフォン『Redmi Note 11 Pro 5G』。CPU性能に関しては、日常的な使い方であれば十分なレベル。ただし3Dゲームや動画撮影・編集に影響を与える『GPU』性能は低めです。
GPU性能の低いスマートフォンで、原神『60fps』はまともにプレイ出来るのか。ハイエンドでもフレーム落ちするので、それらと同じ設定でまともに遊べないのは検証前から分かっています。
ただし画質を下げていけば、どのクオリティかでフレームレートが追いつくのでは。気になったのでいざ実測!
画質『最高』設定では予想通りとてつもなく重い動き。ところどころで固まってしまいます。瞬間的に60fpsに到達する事はあっても、0fps~30fpsを行ったり来たり。とても実用的とは言えません。
画質を最高から『高』に変更。フレームレートが25fps~30fps程度に上昇。しかしこれでは60fpsに設定している意味がありません。動きは相変わらず重いです。
続けて画質を高から『中』に。30fps~35fpsで推移。ようやく『30fps』を超えてきました。60fpsには遠く及びませんが、動きもやや軽快に。
画質の劣化がトレードオフとなり、『低』まで下げると遂に40fps超え。
ところが昼間の時間帯になると画面の消費電力が上がり、再び30fps台にフレームレートが低下。そこから更に落ちることはなく、40fps超えまで戻しました。
画質を『最低』まで下げてみるとどうでしょう。局所的に50fpsを超えるも、そこから一気に30fps程度まで落ちるというやや不安定な動きに。安定感では『低』の方が勝っている印象。
最後はXiaomiの独自機能となるゲームターボの『ブースト』をONに。はっきりとした効果は得られませんでした。負荷がかかった状態でさらに負荷をかける事になるので、今回は『OFF』が正解なのかも。
結果的にどうだったのかと言えば、画質を『最低』まで下げれば『ソコソコの動き(40fps前半程度)』の動きは得られるようにはなります。とは言え、画質が落ちまくった上でフレームレートもまだ上昇の余地あり。ハイエンドとの差は明白です。ミドルレンジは一般使いに留めるのが吉かと。
Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gを購入すべきポイント
- 1/1.52インチの大型イメージセンサーを採用し、1億800万画素の超高解像度撮影を可能とするメインカメラ
- ピクセル統合技術により画素サイズを2.1μmに拡大(通常撮影モード)。光の取得量が増し、明瞭かつダイナミックレンジの広い奥行きのある描写を得られる
- ISPにトリプルコアのQualcomm Spectra™ 346Tを採用。処理能力の向上によりHDR処理が円滑に
- 広角カメラ(1億800万画素)、超広角カメラ(800万画素)、マクロカメラ(200万画素)の3眼構成
- 充電速度は前モデルから2倍以上向上し、最大67Wに。5,000mAhの大容量電池を僅か15分で50%充電。液体冷却システムを使用する独自充電技術MMTバッテリーテクノロジーが安全かつ効率的に充電を制御
- 67Wの高出力に対応する充電器が同梱
- 4,500,000:1のコントラスト比、DPI-P3の広色域、1,200nitのピーク輝度に対応する6.67インチの大型有機ELディスプレイを採用。撮影した写真のプレビューや動画鑑賞に最適
- 最大リフレッシュレート(1秒間に画面を切り替え可能な回数)はiPhone 13の2倍となる120Hz。素早い動きを滑らかにサポート
- 最大タッチサンプリングレート(1秒間に画面タッチに反応する回数)は360Hz。高感度環境により操作性が向上
- Socにはプロセスサイズ6nmのSnapdragon 695 5Gを採用。微細化により電力効率がアップ。大容量電池との組み合わせにより長時間駆動を実現
- FeliCa対応でおサイフケータイが使える。財布の中身が軽くなりスタイリッシュに
- Micro SDカード対応で最大1TBの容量拡張が可能
- Micro SDカードを使用しながらeSIM+物理SIMによるデュアルSIM運用が可能
- デザインを損なわない側面指紋認証によりマスク着用時もスタイリッシュに素早くロックを解除
- 立体音響高効果DOLBY ATMOSに対応するデュアルステレオスピーカー
- 3.5 mm ヘッドホンジャック搭載で手持ちのイヤフォンやヘッドフォンがそのまま使える
- NTTドコモ、SoftBank、au、楽天モバイルといった複数の通信回線に対応。格安SIMも選び放題
Redmi Note 11 Pro 5Gの主な仕様
Redmi Note 11 Pro 5G | |
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Soc | Snapdragon 695 5G(6nm)
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容量 | 6GB/128GB
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電池 | 5,000mAh(最大67W急速充電)※充電機同梱 |
重量 | 約202g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
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防水防塵 | IP53 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い)、eSIM |
指紋認証 | 側面 |
おサイフケータイ | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
DOLBY ATMOS | 対応 |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 12(MIUI 13) |
Redmi Note 11 Pro 5Gにお勧めな格安SIM
Redmi Note 11 Pro 5Gが対応する周波数帯
- 5G Sub-6: 対応バンド n3/n28/n41/n77/n78
- LTE: 対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41 (2545~2560MHz)/42
- 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 750/800/1800/1900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)