Xiaomi 12T Proのメインカメラはイメージセンサーが1.52インチから『1.22インチ』へと大型化。光の取得量が増し、前モデルから『リアル』な進化を感じる事が出来ました。
最大解像度はついに『2億画素』へと到達。イメージセンサーのサイズを変えずに解像度だけ高くすると、画素サイズが小さくなり画質が粗くなる原因に。Xiaomi 12T Proでは物理的なアップグレードもしっかり行わているので、高解像度撮影時のクオリティにも期待。
通常モードでは『1,250万画素』。ファイル形式は『HEIF(.HEIC)』と『JPEG』の2種類に対応。高解像度は『5,000万画素』と『2億画素』。今回は1,250万画素、5,000万画素、2億画素で撮り比べを行い、どういった違いが出るのかを検証していきたいと思います!
※掲載画像は全てサイズを変えて圧縮率を上げています。詳細は拡大画像を参考にしてください。
拡大してみて『通常モード』と『高解像度モード』の違いに驚きました。錆(さび)の広がりがとてつもなく細かい。5,000万画素より2億画素の方がよりディテールが精細です。ただしデータ容量は通常モード(1,250万画素)が『1.76MB』なのに対し、5,000万画素が『11.7MB』、2億画素は『41.2MB』とどんどん大きく。
通常モードはJPEG比較で圧縮率が約2倍の『HEIF(.HEIC)』で撮影。データサイズが極端に小さいのはこのため。
通常モードと5,000万画素の違いは明らかですが、5,000万画素と2億画素の間にデータ量と同じ『4倍』の画質差があるとは感じません。よってこの被写体の場合は、『印刷する』『トリミングする』といった明確な目的が無いかぎり『5,000万画素』で十分です。
通常モードでは木目の解像が粗くイラストっぽい仕上がりに。5,000万画素ではそれが写真に近づき、2億画素でより鮮明に。ディテールが細かくなると、その分2億画素の優位性が増しますね。
通常モードは『2.56 μm』、5,000万画素は『1.28 μm』、2億画素は『0.64 μm』と解像度によって異なる画素のサイズ。高解像度では画素が小さくなり取り込める光の量が減るのですが、昼間であれば2億画素でも十分に実用レベル。
等倍では分かりづらいですが、屋根部分を拡大するとその差は一目瞭然。影部分のノイズがやや目立つものの、微妙に異なる葉色を認識出来るのは見事。
ちなみにデータ容量は通常モード『4.17MB』、5,000万画素『23.2MB』、2億画素『68.3MB』。画角におさめる情報が増えると、その分データ量は大きくなります。多くの情報をより細かく残せるのが2億画素。
高解像度で撮る意味が有るか否か。Xiaomi 12T Proに関しては有ります。しかし中には『データ量が無駄に増えるだけ』という被写体も。『階調の広さ』を優先するのであれば、『解像度の高さ』よりも光の量を重視すべき。
グラデーションが美しいスマートフォンを、画素単位の光の量が少なくなる高解像度モードで撮影しても意味がありません。階調がせまくなってノイズが目立ち、挙げ句データ量が膨大に。良いこと無しです。
私が日常的に撮影している『花』も高解像度モードに適しません。花びらの質感や色の方が重要だからです。上画像ではなぜか高解像度モードだけ手前の花にピントが合わず。
Xiaomi 12T Proは『通常モード』『高解像度モード』どちらも高いクオリティで撮れるカメラを備えています。ただし被写体によって使い分ける必要あり。高解像度モードを多用したい人は、サブ機をワイヤレスストレージ化して使いましょう。Micro SDカード搭載モデルはXiaomi 12T Proの良き相棒になるはず!
投稿が見つかりません。Xiaomi 12T Pro(日本版)に関するセール情報
Xiaomi 12T Pro(日本版)を購入すべきポイント
- 最大出力120Wの神ジューデンに対応(充電器は同梱)。わずか19分で5,000mAhの大容量電池を安全(42の安全機能と9個の温度センサー搭載)に素早くフル充電
- スマートフォン用のバッテリーは通常約500回の充電サイクルを終えると約80%に最大容量が低下。Xiaomi 12T Proが搭載しているバッテリーは約800回の充電サイクルまで80%の最大容量を維持
- 24ヶ月無料バッテリー交換(1回限り)サービス対応(水没や破損などユーザーに過失がある場合は有償)
- Socには4nmプロセスを採用したQualcomm社のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載。前世代(Snapdragon 8 Gen 1)と比較してCPUパフォーマンス+16.7%、効率性+33%、さらにGPUパフォーマンス+11%、効率性+33%向上
- 3,725m㎡の大型ベイパーチャンバー(高性能放熱板)を採用。合計30,000m㎡の放熱素材により高いパフォーマンス、速い充電速度を維持
- 1/1.22インチサイズの大型イメージセンサーを搭載し、統合時の画素サイズは2.56 μmまで拡大。物理的な光の取得量増加
- Xiaomi史上最高となる2億画素の超高解像度をサポート。解像度は2億画素、5千万画素、1,250万画素の3種類から選択可能
- F値1.69の明るいレンズを採用
- 手ブレ補正を電子式から光学式にアップデート。夜景や動画撮影時の揺れを物理的にサポート
- フレーム単位でトーンマッピングが可能なHDR10+(10bit)による動画撮影に対応
- 独自撮影機能Xiaomi Pro Cutが最大5パターンの構図を自動生成。写真を撮るのが苦手な人をばっちりサポート
- JPEGの約半分の容量で同等の高画質を維持するHEIF(High Efficiency Image File Format)フォーマット対応
- 広角カメラ、超広角カメラ、マクロカメラといった3眼仕様
- 687億色以上の表示が可能な6.7インチの大型有機ELディスプレイ。フルHD+を超える2K(2712×1220ピクセル)解像度に進化
- 圧倒的なダイナミックレンジの広さで臨場感たっぷりな描写を可能とするDolby Vision、HDR10+コンテンツの表示に対応
- ゲーミングスマートフォンと同等の最大120Hzのリフレッシュレート、最大480Hzのタッチサンプリングレートに対応
- 表示するコンテンツ内容に合わせてリフレッシュレートを自動調整するAdaptiveSync対応。消費電力を効率化
- FeliCa対応でおサイフケータイやGoogle Payが使える
- 高い音響技術を持つHarman Kardonの監修を受けたDolby Atmos対応デュアルスピーカー
- 2026年8月までセキュリティアップデートを取得。長期間安心して使える
- 顔認証、指紋認証両対応でマスク着用時もロックを素早く解除
- 高速通信5Gネットワーク&Wi-Fi 6対応
- 物理的なnanoSIMに加えて開通まで時間がかからないeSIMをサポート
Xiaomi 12T Pro(日本版)の主な仕様
Xiaomi 12T Pro | |
---|---|
Soc | Snapdragon 8+ Gen 1(4nm) |
容量 | 8GB/128GB、8GB/256GB
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電池 | 5,000mAh(最大120W急速充電) |
重量 | 205g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
FeliCa | 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
Wi-Fi | Wi-Fi 4、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、802.11a/b/g |
センサー | 近接センサー、360度周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、IRブラスター、フリッカーセンサー、色温度センサー |
オーディオ | デュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応) |
SIM | デュアルSIM(nano SIM+eSIM) |
OS | MIUI 14(android 13) |
Xiaomi 12T Pro(日本版)にお勧めなSIM
- 5G:NSA + SA をサポート
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n75
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)