アップデート期間の延長だけじゃない?シャオミは素早く安全な充電技術と長く使える電池を開発中!長期で使えるスマホを目指す

高速安全充電

Xiaomiより

大手スマートフォンメーカーXiaomiは、先日公式ブログにおいて9月15日にリリースを予定している『Xiaomi 11 T』『Xiaomi 11 T Pro』に対して『4年間のセキュリティアップデート』『3世代にわたるAndroid OSアップデート』の提供を実施すると発表。

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『4年経過する前に電池のもちが悪くなって機種変するはず』と考えている人も多いとは思いますが、Xiaomiはバッテリーや充電技術についても同時に開発を進めています。

2021年5月の末、同社は有線で最大200W、無線で最大120Wの速度で充電を行う新技術を公開しました。有線環境においては、4,000mAhの電池を3分で50%充電する事が可能に。フル充電にかかる時間も僅か8分。

発表のメインは高出力による短時間充電ですが、利用されているバッテリーと充電技術の安全性についても言及。

中国の有名な情報メディアとithomeによると、10Cレート(約6分でフル充電出来る速度)においても安全に充電出来る事を想定した電池素材を使用し耐久性を強化。さらに放熱性を重視した構造を取り入れる事で発熱による電池へのダメージを軽減。

並列設計の導入により電力交換率をは98.6%まで向上。200Wの高出力で800回の充電サイクル行い、80%以上の蓄電容量維持を実現しました。一般的なリチウムイオン電池は500回の充電で60%程度まで蓄電容量が落ちるので、充電速度を高めつつ電池寿命を大きく延ばすという2つの難題を一度のクリア。

達成

充電器の基板には充電アルゴリズムと連携する独立したMCU(マイクロコントロールユニット)を採用。温度、電圧、電流、充電プロコトルといった4つに分けて管理。合計40の保護機能で安全を確保。

USB Type-Cコネクタには耐食性に優れるロジウム・ルテニウム合金を使用。充電ポートの温度を検出する過熱保護検出回路を備え、温度が上がりすぎた場合は給電が自動的にストップ。ここまでしっかりとした対策を行った上での最大200W充電なので、高速=危険、電池を劣化させるでは無いのです。

200WCharge

Xiaomiより

充電時間を出来るだけ短くしつつ電池の寿命を延ばす。そしてセキュリティやOSのアップデート期間を出来るだけ長くするというのが今のXiaomiが行っている施策です。

アップデート保証

Xiaomiより

Xiaomiはもともとスマートフォン事業だけで利益を出すというビジネスモデルではありません。スマートフォンで操作可能なIoT製品を関連会社からも多数リリースしており、様々な分野で包括的に売上を高めるというのが本来のスタイル。最近では自動運転電気自動車開発への本格参入を明らかにしています。

IoT

Xiaomiより

日本でもスマートフォン以外のにラインナップを徐々に拡大中。オンラインストアも開店した事ですし、さらに取り扱いアイテムを増やして欲しいですね。その段階でようやく軌道にのったと言えるでしょう。

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