シャオミの1万円台スマホRedmi 9Tのカメラでマニュアル撮影＆RAW書き出し！どこまで画質を高められるか夜景で検証！

私はXiaomiのRedmi 9TとMi 11を所有しています（他にも色々ありますが）。廉価モデルとフラッグシップモデルなので、当然カメラ画質にも大きな開きあり。オートで撮影したら、Redmi 9TとはMi 11にまったく太刀打ち出来ません。

しかしRedmi 9TはProモードに対応し、ホワイトバランス、F値、シャッタースピード、ISO、露出、レンズをマニュアルで設定する事が可能。全ての数値を細かく設定するのは面倒ではありますが、一眼レフで撮影した事のある人であれば、むしろこちらの方がしっくり来るはず。車やバイクをマニュアルで運転している人もすぐに馴染めるでしょう。

Proモードの場合、同じ場所、同じスマートフォンで撮影しても設定値によって撮れる画像は大きく異なります。その違いこそが醍醐味。今回はProモードのみで撮影にチャレンジ。撮影シーンは難易度が高い夜景。端末はMi 11を使いたいところですが、真の実力を検証する為にRedmi 9Tをセレクト。

ノイズを出来る限り抑えたいのでISOは最小値となる100に設定。ISOを下げるとシャッタースピードが遅くなるのでミニ三脚を使用。解像度は4,800万画素を指定しました。色々と歩き回り、ようやく見つけたスポットで撮影した画像がコチラ（WEBに掲載している画像は圧縮率を上げています）。

Xiaomi Redmi 9TのProモードで撮影

先日夜景モードで試し撮りした画像と比較してみましょう。ノイズの量が明らかに減っています。夜景モードは手持ちで撮れるのが最大のメリット。これがRedmi 9Tの限界だと思っていましたが、時間をかける事でさらに画質が向上。三脚必須なのでお手軽とは言えませんが、長時間露光の恩恵は最大限に受けられます。

Xiaomi Redmi 9Tの夜景モードで撮影

Proモードは圧縮していないRAWデータの書き出しにも対応。今度はRAWで撮影して画像してみる事に。同じ場所で撮影したMi 11の画像に近い雰囲気を目指し、試行錯誤して出来上がった画像がコチラ。

Xiaomi Mi 11の夜景モードで撮影

Xiaomi Redmi 9TのProモードで撮影（RAWで書き出して現像）

天気が違うので空の色は異なりますが、かたや1万円台。かたや8万円台。価格からくる当然の画質差を大きくは感じない様な。RAW現像恐るべし。

RAWの書き出しはRedmi Note 9SやMi 11でも勿論可能。AIによる補正が加えられていない生データなので扱いは正直大変、しかしProモード以上に細かい調整が出来るので、自分好みの1枚に仕上げられます。

1万円台のスマートフォンでどこまでクオリティの高い画像を作り込めるか。Redmi 9Tを購入したら是非試してみてください！とても楽しいですよ！

Xiaomi Redmi 9Tを購入可能な店舗

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Xiaomi Redmi 9Tの仕様

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