Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのゲーム撮影動画は実際と違うかも?純正スクリーンレコーダー起動時に不具合発生!

Mi 11 Lite 5G ゲーム

約159gの軽量ボディながら、処理能力の高いSnapdragon 780Gを搭載し、Antutuのトータルベンチマークスコアが50万を超える超人気高性能スマートフォン『Mi 11 Lite 5G』。人気モデルゆえに粗探しもされており、一部のユーザーからは『ゲームプレイ時の不具合』が報告されています。

Mi 11 Lite 5G

Xiaomiより

実際に不具合が発生するのかどうか、『ポケモンGO』『パスドラ』『Asphalt 9』『ウマ娘』を入れて試してみました。しかし不具合らしき症状を発見する事は出来ませんでした。

ただしAsphalt 9に関しては、Snapdragon 765Gを搭載する下位モデルMi 10 Lite 5Gの方が背景の表示は滑らか。Snapdragon 800シリーズの様に『60FPS』の設定が行える訳では無いのですが、まるで60FPS出ているかの様に滑らかです。

Snapdragon 765Gを搭載するOPPO Reno5 A 5Gでも同様の滑らか表示が可能なので、これに関してはゲーム側がSnapdragon 765Gに対して何らかのアップグレードを行った可能性が高いです。Snapdragon 780Gも是非滑らか表示対応にしていただきたい!

1点『不具合』として確認できたのは『スクリーンレコーダー』。Xiaomi純正のスクリーンレコーダーを起動すると、その瞬間にポケモンGOの動きがおかしく(特に音声)なりました。何回も同じ症状が起きているのでスクリーンレコーダーが原因なのは間違いありません。録画をOFFにすると元に戻ります。

つまり純正のスクリーンレコーダーで録画をすると『おかしくなった状態』が記録されるので、あたかもMi 11 Lite 5Gのゲーム環境に不具合があるかの様な動画が出来上がってしまいます。純正スクリーンレコーダーと『SRecorder』で撮影した動画の比較がコチラ(音声をONにしてご覧ください)。

SRecorderを起動しても同様の不具合は発生しません。よって録画されている動画は『通常の状態』です。Xiaomiはスクリーンレコーダーのバグを早めに修正した方が良いですね。

発熱しやすい』というレビューもチラホラ見かけますが、Mi 11 Lite 5Gは処理能力(最大クロック周波数)が高いので、その分多くのパワーを必要とします。夏という時期的なものもあり、発熱するのは当然です。

4万円台という価格帯からいって、エントリーモデルやワンランク下のミッドレンジから機種変を行っている人が多いので、それらと比較して『発熱しやすい』という事なのでしょう。

基本的にバッテリー温度が45度を継続的に超えなければ問題はありませんが、どうしても発熱が気になるのであれば、処理能力の低い『クロック周波数の低いスマートフォン』を買うのがベストかと。Snapdragon 480 5G搭載モデルなどお勧めです。

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XiaomiはMIUI 12.5へのアップデートでCPU使用率の22%削減電力の15%低消費電力化を行いました。

そして8月10日に発表した『MIUI 12.5 Enhanced』では、CPU使用率を更に15%削減平均消費電力も10%カット。データの断片化を制御し効率性を60%アップ36ヶ月間の使用でデータの読み書きパフォーマンスの低下率を5%以下に抑えるとしています。

MIUI 12.5 Enhanced

Xiaomiより

軽量化のみに焦点を当てているのかと思いきや、データの断片化についても改善してくる辺りは流石。2021年6月度はSamsungを抜いて世界一のスマートフォンメーカーになったXiaomi。ファームウェアのさらなる改善が急ピッチで進みます。

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Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様

Xiaomi Mi 11 Lite 5G
Soc Snapdragon 780G(5nm)

  • CPU:Cortex-A78×1(2.4GHz)、Cortex-A78×4(2.4GHz)、Cortex-A55×4(1.9GHz)
  • GPU:Adreno 642(490MHz)
容量 6GB/128GB

  • メモリ:LPDDR4X
  • ストレージ:UFS2.2
電池 4,250mAh(最大33W急速充電)
重量 159g
画面
  • サイズ:6.55インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • タッチサンプリングレート:240Hz
  • ピーク輝度:450nits(標準)、800nits(高輝度モード)
  • コントラスト比:5000,000:1
  • HDR10+:対応
  • 素材:ゴリラガラス6
カメラ メインカメラ

  • 解像度:6,400万画素
  • F値:1.79
  • 焦点距離:26mm
  • センサーサイズ:1/1.97
  • 画素サイズ:0.7µm
  • オートフォーカス:デュアルピクセルAF

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平119度
  • センサーサイズ:1/4.0
  • F値:2.2
  • 画素サイズ:1.12µm

マクロカメラ

  • 解像度:500万画素
  • F値:2.4
  • オートフォーカス:コントラストAF

フロントカメラ

  • 解像度:2,000万画素
  • F値:2.2
  • 焦点距離:27mm
  • センサーサイズ:1/3.4
  • 画素サイズ:0.8µm
おサイフケータイ 対応
防水防塵 IP53
オーディオ デュアルスピーカー
SIM nano SIM×2スロット
OS MIUI12(Android 11)

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの対応周波数帯に関する情報

  • 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
  • LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
  • LTE TDD:38/40/41
  • 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
  • 2G GSM:2/3/5/8

docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

OCN モバイル ONEIIJmio

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

ワイモバイル

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

BIGLOBEモバイルUQモバイル

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイル

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