moto g53j 5GでYouTube動画1時間再生したら電池の減り僅か『3%』。低解像度のメリットを目の当たりに

低解像度ディスプレイだからこそ輝度を上げたりリフレッシュレートを高めても実用的に使える

先日Motorola edge 40など、計4端末の電池もちを検証しました。YouTubeで同じ動画を『1時間』再生して、Motorola edge 40は電池残量『-6%』。

Pixel 7aOPPO Reno9 Aは『-5%』。そして『-3%』という驚異的な電池もちを発揮したのが『Motorola moto g53j 5G』。

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4台の端末は照度計で輝度を揃えており、利用期間も短いので電池容量は『100%』のはず。つまり『moto g53j 5Gにとって有利な環境』で測定を行ったわけでは無いのです。

ではなぜ、YouTube動画を1時間再生して『たったの3%』しか電池容量が減らなかったのか。まずは電池が『5,000mAh』と大容量であることが1点。しかしそれだけではありません。

Motorola edge 40 OPPO Reno9 A Google Pixel 7a Motorola moto g53j 5G
Soc Dimensity 8020 Snapdragon 695 5G Tensor G2 Snapdragon 480+ 5G
電池容量 4,400mAh 4,400mAh 4,385mAh 5,000mAh
充電速度 有線:最大68W
無線:最大15W
有線:最大18W 有線:最大18W
無線:最大7.5W
最大18W
画面サイズ 6.55インチ 6.4インチ 6.1インチ 6.5インチ
画面タイプ 有機EL 有機EL 有機EL 液晶
画面解像度 FHD+(1,080 x 2,400) FHD+(1,080 x 2,400) FHD+(1,080 x 2,400) HD+ (1600 x 720)
最大リフレッシュレート 144Hz 90Hz 90Hz 120Hz
重さ 約171g 約183g 約193.5g 約183g

他の端末はディスプレイ解像度が『FHD+(1080×2400)』。それに対しmoto g53j 5Gは『HD+(1600×720)』。この影響が間違いなく大きいです。ここで重要なのは、『FHD+(1080×2400)』『HD+(1600×720)』であからさまに『見え方』が変わるのかということ。

画面サイズが大きくなったり視聴距離が近くなるほど、解像度の影響は大きくなります。例えば『HD(720p)』『FHD(1080p)』の解像度に対応する40インチのテレビを近い距離で視聴すれば、大半の人がその違いに気づくでしょう。

低解像度ディスプレイだからこそ輝度を上げたりリフレッシュレートを高められる

しかしスマートフォンの画面サイズは、大きいもので『6インチ台』。VRゴーグルでもしない限り、極端に目に近づけて使用する機会もなし。実際に画面を見比べても『HDとFHDの違いが良くわからない』という人は少なくないはず。

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左からMotorola moto g53j 5G、Motorola edge 40

電池もちの悪いスマートフォンで『輝度』『リフレッシュレート』を高めに設定すると、消費電力が一気に上がり、発熱と共にみるみる電池が減っていきます。せっかく高いディスプレイスペックを持っていても、使う機会が限定されてしまうということ。

ディスプレイ

電池もちの良いスマートフォンだと、上記をある程度高めに設定しても、発熱と電池の減りは緩やか。実際moto g53j 5Gでは、『120Hz』のリフレッシュレートと高めの輝度設定を実用レベルで使えます。

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moto g53j 5Gは、高解像度より『実用的な低解像度の方がメリット多いのでは?』と考えさせられるスマートフォンです。この思考は一部のハイエンドを否定することになりますが。

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下位モデルとなる『moto g13』もHD+解像度のディスプレイを採用していますが、こちらはSoc性能が低め(Helio G85)。快適な操作感を味わえるのは、moto g53j 5GのHD+ディスプレイに『Snapdragon 480+ 5G』という絶妙な組み合わせだからこそ。

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ワイモバイルが発売しているmoto g53y 5Gは、メモリ容量が『4GB』と少なめ。複数のアプリを同時に使用するといったマルチタスク時には、moto g53j 5G(8GB)の方が動作環境的に有利です。

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ただし『画面』『電池容量』に加えてSocも同じなので、『電池もち』に関しては変わらず。他社から『シンプルM』『シンプルL』への乗り換え時は、『1円』で買えてしまうmoto g53y 5G。家族にワイモバイルユーザーがいるなら、『家族割引サービス』を適用して格安SIM並みに利用料金を下げられるのも特徴です。

1時間YouTube動画を観て『3%』しか電池が減らなかったmoto g53j 5Gは、mineoの『マイそく(スタンダード)』との相性が抜群。

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マイそく(スタンダード)は、最大『1.5Mbps(動画を観られる程度の通信速度)』で3日間10GBまでデータ通信し放題。月額基本料金は『990円(税込)』と千円以内。低料金で100GB程度たっぷり使えます。

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月から金の午後0時から1時の間は速度を制限されますが、moto g53j(y) 5Gのストレージは『128GB』と大容量(さらにMicro SDカードで1TB拡張可能)。コンテンツをダウンロードしておき、オフラインで楽しむことも。

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高額な高性能モデルを購入しても、使い方次第では宝の持ち腐れに。今の端末に『電池もちが悪い』『使い勝手が悪い』といった不満を持っている人は、のんびりタップリ使えるバランス型スマートフォン『moto g53j(y) 5G』をお試しあれ!

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Motorola moto g53j(g53y) 5Gを購入すべきポイント

moto g53j 5G

Motorolaより

  • 1秒間に120回書き換え可能な20:9比率の6.5インチ滑らか液晶ディスプレイを搭載
  • SocにはSnapdragon 480 5Gの最大クロック周波数アップモデルとなるSnapdragon 480+ 5Gを採用
  • メモリ8GB(moto g53j 5Gのみ)、ストレージ128GBの大容量モデル
  • 5,000mAhの大容量電池による長時間駆動
  • 最大18Wの急速充電機能TurboPower™ チャージに対応
  • Micro SDカードで最大1TBまでストレージ容量の拡張が可能
  • 非接触ICカード技術方式FeliCa採用でおサイフケータイが使える
  • NTTドコモ・Softbank・au・楽天モバイルのメイン4G通信バンドをサポート
  • 第5世代移動通信システム(5G Sub6)に対応
  • 即日通信を開通させることも可能なeSIMサポート
  • Micro SDカードを使用しながらeSIM+物理SIMによるデュアルSIM運用が可能
  • Wi-Fiは2.4GHz/5GHzのデュアルバンド対応
  • セキュリティ&プライバシー保護機能Moto Secureにより、様々な脅威から情報を守り安全を確保
  • イヤフォンジャック搭載で手持ちのイヤフォンやヘッドフォンがそのまま使える
  • 電池大容量モデルながら約183gの実用的な重量をキープ
  • クアッドピクセルテクノロジー5,000万画素の高解像度撮影に対応するメイン(広角)カメラ
  • インスタ映えする画像を量産出来る200万画素のマクロカメラ
  • 夜景撮影時の画質を引き上げる専用モードナイトビジョンに対応
  • 顔認証に加えて指紋認証をサポート。マスク着用時もスムーズにロックを解除
  • GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouといった複数の衛星に対応
  • こぼれた水や水しぶきから保護する撥水設計
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Motorola moto g53j(g53y) 5Gのスペック

Motorola moto g53j(g53y) 5G
Soc Qualcomm Snapdragon 480+ 5G
容量 4GB/128GB(moto g53y 5G)、8GB/128GB(moto g53j 5G)
電池 5,000mAh
重量 約183g
画面
  • サイズ:6.5インチ
  • 種類: 液晶
  • 画面比率:20:9
  • 解像度:720×1,600ピクセル
  • リフレッシュレート:120Hz
カメラ
リアカメラ
  • メインカメラ
    解像度:5,000万画素
    F値:1.8
    画素サイズ:1.28μm(ピクセル統合時)
    オートフォーカス:PDAF
  • マクロカメラ
    解像度:200万画素
    F値:2.4
    画素サイズ:1.75μm
フロントカメラ
  • メインカメラ
    解像度:800万画素
    F値:2.0
イヤフォンジャック 対応
Bluetooth 5.1
位置情報 GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou
Wi-Fi Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz)
SIM NanoSIM+eSIM(DSDV)
防塵防水 IP52
認証 指紋認証(側面)、顔認証
おサイフケータイ 対応
Micro SDカード 対応(最大1TBまで)
OS Android™ 13

Motorola moto g53j(g53y) 5Gにお勧めな格安SIM

  • 5G:n3/n28/n77/n78
  • 4G:LTE B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42
  • 3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
  • 2G:GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

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