
Lenovoより
安くて処理能力高めなノートパソコンは『欠点』も見極める必要あり
私が直近で『買う』と決めているモノのひとつが、サブ用の『ノートパソコン(Windows)』です。空いた時間に少しずつ調べた情報をざっくりまとめるとこんな感じ。
- 10万円程度でソコソコの処理能力(CPU)を得られる(PassMark2万以上)
- 極端に安いモデルはディスプレイの性能が低い
- 薄型軽量タイプはほぼメモリを増設出来ない
- Snapdragon搭載モデルはIntel、AMDと比較して高額
処理能力を求めすぎると無駄に購入価格が上がるので、とりあえず代表的なベンチマークである『PassMark(CPU)』のスコア2万程度を目安に。
PassMark(CPU)2万程度のノートパソコンは、『予算10万円以内』でも比較的簡単に見つけることが可能。ただし『ディスプレイの性能が低い』『画面サイズの割に重い』など、実用面において『デメリット』に感じる要素が高い確率で含まれます。
外出時に持ち歩くつもりなので、重さは『1.5kg以内』に抑えたいのが正直なところ(画面サイズは14インチ以上)。輝度は屋外での使用を考慮すると『400nit』程度が理想。
8万円台に割引されていた魅惑のAIノートパソコンを買いそうになった
実売価格が『10万円』を超えている『Snapdragon X Plus』搭載モデル83HL001FJPが、2025年2月7日時点で8万円台に値下がり。重さは『約1.48g』とギリギリセーフ。処理能力も必要十分なので飛びつきそうになりました。

Lenovoより
しかし『Arm版のWindows』『画面輝度300nit』とやや不安に感じる部分も。そして個人的に一番ネックになったのが『メモリ容量』です。値下がりしていたのは『16GB』モデル。例の如く増設は不可能(32GBモデルは高額)。
私はタブを多く開くので、使用感に合わせてメモリは『増設出来た方が良い』と考えていました。PassMark(CPU)スコア『2万』に加えて『メモリ32GB』『重量1.5kg以下』『それなりのディスプレイ』といった条件を含めると、一気に販売価格が跳ね上がります。
Ryzen™ 7 8840Uを搭載しつつ10万円切り!DellのInspiron-14-5445はどちらかと言えばお家向きな印象

Dellより
DellのInspiron-14-5445は、プロセッサーに『Ryzen™ 7 8840U』を採用しつつ直販価格9万円程度。『U』シリーズなので、TDP(28W)とベースクロック(3.3GHz)はやや低めに抑えられています。
電力効率に比重を置いたモデルですが、『ブラウジング』『文字入力』『動画鑑賞』といった一般的な用途であれば不足の無い処理能力。内蔵GPUが『Radeon 780M』なので、軽い画像処理程度は無難にこなしてくれるはず。『メモリの増設』が可能な点も個人的には大きなメリット。

ネックとなるのが『重さ』『画面輝度』です。14インチの画面サイズで『約1.61g』は微妙なライン。輝度は『250nit』と、こちらも屋外での利用には物足りない明るさ。
『普段は外部ディスプレイに接続』→『たまに外に持ち出す』といった使い方なら、Inspiron-14-5445は良好なパフォーマンスを発揮してくれるはず。しかし私の場合は『逆』なので、購入後に『何か違う』という結果になりそう。
