シャオミのRedmi Note 11は『2万円台』に『使う』を凝縮したスマホ。無駄を削って必要な部分はしっかり性能UP

Redmi 11は2万円台に使う機能を凝縮したスマホ

原料高』『原油高』『物流コストの上昇』『人件費の高騰』『円安』などの連鎖が続き、食べ物から電化製品まで、値上げラッシュが止まらない昨今。スマートフォンも当然値上げが行われています。

無駄に高い買い物をしたくないのであれば、これまで以上に『必要性』を重視すべき。ゲームをしないのに『ハイエンド』、5Gが何かよく分からないのに『5G対応』のスマートフォンを購入したら確実にコスパは悪くなり、財布の中からお金が消えていきます。

Xiaomi(シャオミ)の『Redmi Note 11』は、このご時世に『24,800(税込)』という手頃な価格で販売されているスマートフォン。廉価モデルなのでゲームをするには適していません。『5G』にも非対応です。

Redmi Note 11 スターブルー

Redmi Note 11(Xiaomiより)

ただしディスプレイには廉価ながら液晶よりコストの高い6.43インチの大型『有機EL』を採用。有機ELは画素を消灯して漆黒を表現する事が可能。また、液晶と比較して応答速度が速いので、素早い動きに対して『残像が出来づらい』といった特徴も。YouTubeなどの動画を観るのに最適です。

発色が美しい有機EL

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有機ELが動画鑑賞に適している理由 YouTube

電池が『5,000mAh(33W急速充電対応)』と大容量であったり、Soc(Qualcomm Snapdragon 680)のプロセースルールが『6nm』と微細で電力効率に優れる点も動画視聴プレーヤーとしては強み。電池の減りを気にせず長時間動画を楽しめます。

有機ELパネルの採用は、バックパネルなどの部品を省けるといった物理的なメリットも。Redmi Note 11は電池大容量ながら重量は『約179g』。スタミナスマホは200g程度のものが多いので、それらと比較して20g程度軽いです。

片手持ちが楽

スピーカーはシングルではなくデュアル仕様。左右のスピーカーからステレオ音源を立体的に再生します。プリインストールされている『ミュージック』アプリを使用すれば、YouTubeの画面や広告を消す事も可能。作業音を流す程度ならRedmi Note 11が1台あれば十分。

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エントリーモデルなので処理能力に期待するのはNG。それでも底上げは着実に行われており、一般的な動作にもっとも影響を与えるCPU性能がRedmi 9Tから明確にアップ。

Redmi 9T処理能力

Xiaomi Redmi 9TをAntutuBenchmarkで計測した結果

Redmi Note 11 処理能力

Xiaomi Redmi Note 11をAntutuBenchmarkで実測

そしてメモリ増設機能(ストレージの一部をメモリに代用)によりメモリ領域を1GB拡張(合計5GB)出来るのも利点。最新ファームウェア『MIUI 13』の導入によりシステム全体がスリム化したXiaomi端末。廉価モデル特有の圧迫感はありません。

redmi note 11 メモリ増設

MIUI 13 メモリ最適化

Xiaomiより

最大リフレッシュレート(1秒間に画面を切り替え可能な回数)が『90Hz』であったり、物理的なカードスロットを『3つ』備え、デュアルSIM運用しながらMicro SDカードを使えるなど他にもRedmi Note 11の実用的な強化ポイントは盛り沢山。

90Hz

なかでも私が特に気に入っているのが『カメラ』。少し前であれば、『ゲーム性能』と『カメラ画質』をエントリーモデルに求めるなど有り得ませんでした。Redmi Note 11ではその片方を克服。カメラアプリの進化がクオリティをワンランク上に引き上げました。

redmi note 11 カメラ

オートフォーカスがとにかく苦手だったXiaomiのカメラアプリ。それが嘘だったかのように改善。ピント合わせの難しい被写体でもピタっと気持ち良くハマります。白飛びが減り、質感がしっかり残されているのも以前との違い。

さきかけの紫陽花

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/182、ISO:50、焦点距離:4.25mm

あじさい

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1342、ISO:50、焦点距離:4.25mm

ピンクでふわふわの花

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/812、ISO:50、焦点距離:4.25mm

白く細かい花

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/849、ISO:50、焦点距離:4.25mm

あじさい

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/191、ISO:50、焦点距離:4.25mm

白い花とマンション

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1028、ISO:50、焦点距離:4.25mm

花など近景だけではなく、広角もしっかり撮れるのがRedmi Note 11。全体のディテールが高精細で、空の色を含めて色合いが自然。強めの逆光も許容範囲の仕上がり。2万円台のスマートフォンにこれ以上の画質を求めるのは酷と言えるでしょう。

線路

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1303、ISO:50、焦点距離:4.25mm

逆光の電波塔

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/4713、ISO:50、焦点距離:4.25mm

スマートフォン本体の購入価格を抑え、Bluetoothイヤフォンスマートウォッチを購入すれば、モバイルライフが確実に盛り上がります。自分が『使う機能』を把握し、そこに最低限のお金を集中投資するのが値上げラッシュの賢いしのぎ方。コレを期に買い物上手になりましょう!

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Xiaomi Redmi Note 11の主な仕様

Xiaomi Redmi Note 11
Soc Snapdragon 680
容量 4GB/64GB
電池 5,000mAh
重量 約179g
画面
  • サイズ:6.43インチ
  • 種類: 有機EL
  • 解像度:1080×2400ピクセル
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • 最大タッチサンプリングレート:180Hz
  • ピーク輝度:1,000nits
  • コントラスト比:4,500,000:1
  • DCI-P3
カメラ
リアカメラ
  • メインカメラ
    解像度:5,000万画素
    F値:1.8
  • 超広角カメラ
    解像度:800万画素
    F値:2.2
    画角:118度
  • マクロカメラ
    解像度:200万画素
    F値:2.4
  • 深度測定カメラ
    解像度:200万画素
    F値:2.4
フロントカメラ
  • メインカメラ
    解像度:1,300万画素
    F値:2.4
イヤフォンジャック 対応
Bluetooth 5.0
位置情報 GPS、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1
Wi-Fi Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac
SIM NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い)
指紋認証 側面
NFC 対応
スピーカー ステレオ(デュアルスピーカー)
Micro SDカード 対応
OS Android™ 11

Xiaomi Redmi Note 11にお勧めな格安SIM

  • 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
  • 4G:LTE TDD: 38/40/41
  • 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
  • 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

OCN モバイル ONEIIJmioahamomineo

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

ワイモバイルLINEMOmineo

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

UQモバイルmineo

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイル

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