私は仕事柄、スマートフォンを操作している時間がとても長いです。複数所有する端末の中で、直近で利用時間が『一番長いな』と感じるのは『Redmi Note 11 Pro 5G』。
同端末は『全ての面において最も優れている』というわけではなく、単純に扱いやすいのです。その第一理由となるのが『タッチサンプリングレート』の高さ。
タッチサンプリングレートは1秒間にディスプレイがタッチに反応する回数を示します。Redmi Note 11 Pro 5Gのタッチサンプリングレートは公表値で『360Hz』。1秒間に『360回』程度反応するという事です。ミッドレンジでこれはトップクラス。
タッチサンプリングレートが高いメリットは『指に吸い付くような操作感』。タッチサンプリングレートの低いディスプレイだと、画面上で指を素早くスライドさせた時にラグが発生します。Redmi Note 11 Pro 5Gはそのラグが極めて少なめ。
第二理由は『リフレッシュレート120Hz』『輝度高め』に設定しても『電池が減りづらい』こと。リフレッシュレートは1秒間に画面を書き換え可能な回数。数値が高いディスプレイではスクロールした時などに、流れるような『滑らかさ』を得られます。ちなみにPixel 6aやiPhone 14は『60Hz』です。
技術的にリフレッシュレートを高めやすいのは、有機ELではなく『液晶』です。コストが安くすむので、廉価でリフレッシュレートの高い端末は大体液晶を採用しています。
液晶は有機ELと比較してコントラスト比が低く(1,000~1,500:1程度)、発色の面で劣ります。Redmi Note 11 Pro 5Gはコントラスト比『4,500,000:1』の有機ELを採用しつつ、リフレッシュレートが高いというのもポイントです。
タッチサンプリングレートとリフレッシュレートは『Redmi Note 10 Pro』と変わりません。前モデルの時点でかなりスペックの高いディスプレイを採用していたのです。しかしRedmi Note 10 Proではリフレッシュレートを『120Hz』に設定すると電池の減りが極端に早くなったので、私は『60Hz』に落として使っていました。
Redmi Note 11 Pro 5Gではリフレッシュレートを『120Hz』に設定しても、電池の減りは緩やか。さらに輝度を高めてもまだ実用レベルを維持します。また、Redmi Note 10 ProからCPU性能が向上した事により、アプリの動作自体が軽快に。
Geekbench 5 | シングルコア | マルチコア |
Redmi Note 10 Pro | 559 | 1783 |
Motorola Edge 20 fusion | 577 | 1709 |
OPPO Reno5 A 5G | 596 | 1686 |
第三理由は『写真画質』。ハイエンドスペックな『1/1.52インチ』の大型イメージセンサーを採用しているので、光の取得量が多くダイナミックレンジ広め。一般的なミッドレンジよりも質感豊かな画質を手軽に得られます。ちょっとしたスナップを撮るには十分すぎ。
投稿が見つかりません。そして第四理由となる極めつけは最大『67W』の充電速度。一般的にスマートフォンは『寝ている時に充電するもの』だと思いますが、Redmi Note 11 Pro 5Gの場合は『30分』でOK(公式データは42分で100%充電)。出掛けに十分な電力を得られるので、煩わしさはほぼ無し。しかも67W出力の充電器が付属します。
『動画撮影機能がイマイチ』『HDRコンテンツ非対応』など、完璧さを求めるスマートフォンではありません(ミッドレンジなので当然ですが)。ただし日常的な使い方においては、『タッチ感度』『滑らかさ』『明るさ』『電池もち』『写真画質』『充電速度』の方がよほど重要。
加えて『おサイフケータイ』が使えたり、『Miビデオ』でYouTubeを広告なしで観られたり、『ゲームターボ』機能でYouTubeミュージックの画面を消して音楽だけ聴けたりとその他使い勝手も抜群。
『OCNモバイルONE』や『IIJmio』といった格安SIMの契約時なら『1万~2万円台』、楽天市場なら『3万円台』といったお手頃価格で購入出来るRedmi Note 11 Pro 5G。まさに『日常使いコスパモンスタースマホ』と言えるでしょう。物価高を凌ぐには最適な選択肢かも!
Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gを購入すべきポイント
- 1/1.52インチの大型イメージセンサーを採用し、1億800万画素の超高解像度撮影を可能とするメインカメラ
- ピクセル統合技術により画素サイズを2.1μmに拡大(通常撮影モード)。光の取得量が増し、明瞭かつダイナミックレンジの広い奥行きのある描写を得られる
- ISPにトリプルコアのQualcomm Spectra™ 346Tを採用。処理能力の向上によりHDR処理が円滑に
- 広角カメラ(1億800万画素)、超広角カメラ(800万画素)、マクロカメラ(200万画素)の3眼構成
- 充電速度は前モデルから2倍以上向上し、最大67Wに。5,000mAhの大容量電池を僅か15分で50%充電。液体冷却システムを使用する独自充電技術MMTバッテリーテクノロジーが安全かつ効率的に充電を制御
- 67Wの高出力に対応する充電器が同梱
- 4,500,000:1のコントラスト比、DPI-P3の広色域、1,200nitのピーク輝度に対応する6.67インチの大型有機ELディスプレイを採用。撮影した写真のプレビューや動画鑑賞に最適
- 最大リフレッシュレート(1秒間に画面を切り替え可能な回数)はiPhone 13の2倍となる120Hz。素早い動きを滑らかにサポート
- 最大タッチサンプリングレート(1秒間に画面タッチに反応する回数)は360Hz。高感度環境により操作性が向上
- Socにはプロセスサイズ6nmのSnapdragon 695 5Gを採用。微細化により電力効率がアップ。大容量電池との組み合わせにより長時間駆動を実現
- FeliCa対応でおサイフケータイが使える。財布の中身が軽くなりスタイリッシュに
- Micro SDカード対応で最大1TBの容量拡張が可能
- Micro SDカードを使用しながらeSIM+物理SIMによるデュアルSIM運用が可能
- デザインを損なわない側面指紋認証によりマスク着用時もスタイリッシュに素早くロックを解除
- 立体音響高効果DOLBY ATMOSに対応するデュアルステレオスピーカー
- 3.5 mm ヘッドホンジャック搭載で手持ちのイヤフォンやヘッドフォンがそのまま使える
- NTTドコモ、SoftBank、au、楽天モバイルといった複数の通信回線に対応。格安SIMも選び放題
Redmi Note 11 Pro 5Gの主な仕様
Redmi Note 11 Pro 5G | |
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Soc | Snapdragon 695 5G(6nm)
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容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 5,000mAh(最大67W急速充電)※充電機同梱 |
重量 | 約202g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
|
防水防塵 | IP53 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い)、eSIM |
指紋認証 | 側面 |
おサイフケータイ | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
DOLBY ATMOS | 対応 |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 12(MIUI 13) |
Redmi Note 11 Pro 5Gにお勧めな格安SIM
Redmi Note 11 Pro 5Gが対応する周波数帯
- 5G Sub-6: 対応バンド n3/n28/n41/n77/n78
- LTE: 対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41 (2545~2560MHz)/42
- 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 750/800/1800/1900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)