2021年4月16日にXiaomi(シャオミ)が日本市場に向けて発売を開始した『Redmi Note 10 Pro』。ハイエンドスペックの『カメラ』と『ディスプレイ』を備えるミッドレンジです。このスマートフォン購入をきっかけに、Xiaomiの虜になったという人は大勢いるはず。
そのRedmi Note 10 Proの後継機として、2022年5月30日に発売を開始した『Redmi Note 11 Pro 5G』。ハイエンドスペックのカメラとディスプレイを維持しつつ、『おサイフケータイ』『5G』『eSIM』『67W充電』に対応。
てんこ盛りのアップデートを遂げたRedmi Note 11 Pro 5Gは、Redmi Note 10 Proから見た目も大きく変化。トレンドのフラットデザインを採用する事でより洗練された雰囲気に。
今回はXiaomi Japanから貸していただいた『ポーラーホワイト』と、自分で購入した『アトランティックブルー』の2色を同時に開封していきたいと思います!
パッケージの中身は『Redmi Note 11 Pro 5G本体』『67W出力対応充電器』『USB充電ケーブル』『専用ケース』『SIMピン』。まずはケースからチェックしていきましょう。
少し青みがかったクリアケースはかなりしっかりしたTPU素材。隙間なくジャストフィットする設計なので、装着する際に少し手こずりました。
充電ポート部分にはホコリが入らないようにキャップが備えられています。ホコリの混入はショートの原因にもなるので、こういった試みは嬉しいですね。
スマートフォンの発売直後に廉価なケースを購入すると、バリが目立ったりホールの位置がずれている粗悪品が送られてくることは珍しくありません。Xiaomiの付属ケースは専門メーカー顔負けの精度の高い作り。
カメラを守ってくれるリング部分は見たことが無い斜めのカッティング。この部分がどうフィットするかを後ほど確認してみましょう。
続いて67Wの超高出力に対応するAC充電器とUSB充電ケーブル。充電器は光沢のある樹脂素材でデザインは至ってシンプル。プラグ部分を折り畳めないので、持ち運ぶ際はAmazonなどでACプラグキャップを購入すると良いかも。
充電器背面のUSB-A充電ポートと、USB充電ケーブルのUSB Type-Cコネクタにはコーポレートカラーの赤が使われています。見た目の良さに加え、複数のケーブルから見分けがつき易いのも色付けされているメリット。
ケースに加えてケーブルも堅牢。67W出力に対応しているので当然と言えば当然。ご覧の通りくせはつきやすいです。
67W出力に対応する充電器はどの程度の大きさなのか。私が普段使用しているマウスよりは一回り小さめ。片手にすっぽり収まります。
単体重量は98.53gでした。持ち運びが苦になるサイズ、重さではありません。ちなみにMacBook Airの充電も出来たので、出張時はコレ一台で事足りるのでは。
いよいよRedmi Note 11 Pro 5G本体に参ります。『ポーラーホワイト』『アトランティックブルー』という対照的な2色。
アトランティックブルーは光の当たり方によって晴れた海を彷彿とさせる独特のテクスチャが浮かび上がります。光沢のあるガラス素材が使われているので高級感はかなりのもの。ただし指紋は目立ちます。
ポーラーホワイトは予想外にフロストガラスを使用していました。フロストガラスは手ざわりがサラサラしていて、指紋の付着が目立ちません。柔らかなグラデーションが全体をしっとり優しい雰囲気に。指紋が目立たず手触りも良いので、ケース無しで使いたくなってしまう!女性にかなり人気が出そう。
側面はブルーとシルバーのアルミフレーム。両色ともつや消し加工が施されています。アトランティックブルーはラグジュアリーな背面とのコントラストが絶妙。フロストガラスを使用するポーラーホワイトとのハマり具合は、是非一度実物を見て欲しいレベル。
主張強めのカメラは、背面と同じフラットデザインに左右対称のシンメトリーレイアウトを合わせているのでバランスが秀逸。プロダクトデザインとして成立しています。ケース無しで使う場合はカメラ部分を下にしないよう注意。
フラットな形状の端末を使用したことが無い人は持った時の感触が気になると思いますが、手に触れる面積が広がるのでその分安定。側面のつや消しは滑り止めの効果もアリ。
Redmi Note 10 ProとRedmi Note 11 Pro 5Gを隣に並べるとまるで別シリーズ。見た目を大きく阻害していたCEマークが背面から無くなったのも大きい。明らかに邪魔でしたからね。
付属ケースを装着するとこの様に。ガラスとTPUの組み合わせは高級感が損なわれるのであまり好きではないのですが、このケースはきつめにフィットするのでTPU特有の野暮ったさがかなり抑えられています。
側面の電源ボタン&指紋認証部キーは解除しやすいように広く立体的にカット。スピーカーやポート部も寸分の狂いなし。フラットデザインだとケースの精巧さがより一層引き立ちますね。
斜めにカットされたリングは、カメラの凹凸に合わせて設計されたものでした。リングがカメラより上にくるので、背面を下に置いてもレンズが机などに直接触れることはありません。
保護機能はカメラだけでなくディスプレイ面にも。四隅が高くなっているので、前面、背面どちらを下に置いても安心。Xiaomiのスマートフォンはケースの付属に加えて保護フィルムも貼られているので、アクセサリー購入費用を抑えられます。
『Redmi Note 11』『Redmi Note 10T』に続き、2022年度3台目のリリースとなった『Redmi Note 11 Pro 5G』。プロダクトとしての所有欲を満たしてくれる、見せびらかしたくなるのはダントツでRedmi Note 11 Pro 5Gですね。フラット最高!引き続き使用レポートをお届けするのでお楽しみに。
Redmi Note 11 Pro 5Gの主な仕様
Redmi Note 11 Pro 5G | |
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Soc | Snapdragon 695 5G(6nm)
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容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 5,000mAh(最大67W急速充電)※充電機同梱 |
重量 | 約202g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
|
防水防塵 | IP53 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード+eSIM |
指紋認証 | 側面 |
おサイフケータイ | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
DOLBY ATMOS | 対応 |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 11(MIUI 13) |
Redmi Note 11 Pro 5Gにお勧めな格安SIM
Redmi Note 11 Pro 5Gが対応する周波数帯
- 5G Sub-6: 対応バンド n3/n28/n41/n77/n78
- LTE: 対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41 (2545~2560MHz)/42
- 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 750/800/1800/1900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)