はじめてXiaomi(シャオミ)が日本市場に投入したハイエンドモデル『Xiaomi 11T Pro』。処理能力の高さは当然最高クラス。GPU性能も高く負荷の重いゲームまでソツなくこなします。
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充電速度は最大『120W』。電池が無くなりかかっていても10分程度あれば実用的な駆動時間を得られます。スピーカーはharman cardonが監修し『音楽が聴ける』レベルに音質がグレードアップ。6万円台という価格を考慮すれば、この時点で既に買う価値アリ。
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メインカメラには1/1.52インチの大型イメージセンサー『SAMSUNG ISOCELL HM2』を備えます。ミッドレンジで最高クラスのカメラ画質を持つ『Redmi Note 10 Pro』も同じイメージセンサーを採用。こちらは価格が3万円台なので、カメラと価格を重視するのであればRedmi Note 10 Proを選ぶのも一手。
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Xiaomi 11T ProはSocに『Snapdragon 888』を採用しているので、カメラの中核として画像の処理を担当するISPの性能がRedmi Note 10 Pro(Snapdragon 730G)より明確に上。
さらに汎用的なJPEG比較で『2倍』の圧縮率を持つ『HEIF(.HEIC)』をサポート。HEIFはデータ量を半分程度に抑えるだけでなく、『10bit(JPEGは8bit)』に対応する超優秀なファイル形式。データサイズは広角で撮影してもほぼ1MB台。容量を気にする事なくシャッターを切れるので撮り逃しが無くなります。
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Redmi Note 10 Proはもとより、AndroidスマートフォンはほぼHEIFに非対応。よって『HEIFが使える』というだけで、Xiaomi 11T Proを選ぶ価値が十分にあると個人的には感じます。
大型イメージセンサーを採用すると処理出来る光の範囲(ダイナミックレンジ)が広がります。加えてXiaomi 11T ProではHEIFが階調表現を豊かにするので、写し出す世界は臨場感抜群かつ高精細。スマートフォンがやや苦手とする奥行きのある描写もソツなくこなします。
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/556、ISO:50、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/1000、ISO:64、焦点距離:5.96mm
スペックの低いカメラは光の取得量が少ないので、出来るだけ明るい場所で撮影するのが理想。しかしXiaomi 11T Proの場合はむしろ低照度でこそ真価を発揮する印象。明瞭さを保ったままその場の雰囲気をリアルに記録。とりあえずではなく、撮りたい瞬間を撮りたくなるカメラです。
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/100、ISO:872、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/50、ISO:513、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/50、ISO:593、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/50、ISO:417、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/50、ISO:710、焦点距離:5.96mm
日常の何気ない風景をアーティスティックに魅せられるのは、背景ボケが美しいからこそ。背景をしっかりボカすには、小さいF値のレンズを使い大きめのイメージセンサーを採用する必要があります。
ただしそこに固執しすぎると光量過多となり、撮影場所によっては白飛びが発生しやすくなるというマイナスの側面も。1/1.52インチのイメージセンサーとF/1.75のレンズが織りなすバランスは絶妙。Xiaomi 11T Proを購入したら是非日常も撮ってみてください。いつもの違った見え方をするはずです。
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/233、ISO:50、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/50、ISO:536、焦点距離:5.96mm
【Xiaomi 11T Proのメインカメラで撮影(HEIFを変換)】F値:1.75、シャッタースピード:1/200、ISO:1585、焦点距離:5.96mm
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Xiaomi 11T Proの主な仕様
|
Xiaomi 11T Pro |
Soc |
Snapdragon 888(5nm) |
容量 |
8GB/128GB、8GB/256GB
|
電池 |
5,000mAh(最大120W急速充電) |
重量 |
204g |
画面 |
- サイズ:6.67インチ
- タイプ:有機EL
- 解像度:FHD+
- 最大リフレッシュレート:120Hz
- 最大タッチサンプリングレート:480Hz
- 輝度:800ニト(HBM)、1,000ニト(ピーク)
- コントラスト比:5000,000:1
- 10億色表示:対応
- Dolby Vision:対応
- MEMC:24fps to 48fps, 25fps to 50fps, 30fps to 60fps
- HDR10+:対応
- DisplayMate評価:A+
- 素材:Corning®️ Gorilla®️ Glass Victus™
|
カメラ |
メインカメラ
- 解像度:1億800万画素(動画は8K/30fps)
- F値:1.75
- 画素サイズ:2.1μm(9-in-1 Super Pixel)
超広角カメラ
- 解像度:800万画素
- 画角:水平120度
- F値:2.2
マクロカメラ
- 解像度:500万画素
- F値:2.4
- オートフォーカス(3cm~7cm)
フロントカメラ
|
FeliCa |
対応 |
センサー |
近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー |
オーディオ |
デュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応) |
SIM |
nano SIM×2スロット |
OS |
MIUI 12.5、android 11 |
Xiaomi 11T Proにお勧めなSIM
- 5G:NSA + SA をサポート
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
ワイモバイル、LINEMO
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
BIGLOBEモバイル、UQモバイル
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイル
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