スマートフォンが好きな人は『処理能力』や『カメラ画質』を選ぶ基準とする事が多いです。しかし全ての人が『スマホ好き』なはずはなく、値上げラッシュの昨今においては安くて実用的に使えれば十分というのが本音ではないでしょうか。
ただし『安い』だけを基準にすると高い確率で後悔します。なぜならスマートフォンは毎日使うものだから。生活必需品にとってもっとも重要なのは、安くても実用的に使えること。
スマホがあまり好きではない、拘りが無い人にこそお勧めしたいのが、Xiaomi（シャオミ）の『Redmi Note 10T』。今回はその理由をお伝えしていきたいと思います！
Xiaomi Redmi Note 10Tをスマホに拘りがない人にお勧めしたい9つの理由
最高水準の防塵防水性能（IP68）に準拠
スマートフォンの防塵・防水性能は、国際電気標準会議（IEC）が定めるIP（International Protection）』というコードで示されています。IPコードの詳細は下記の通り（JQA（一般財団法人日本品質保証機構）参照）。
防塵について（製品外部からの近接および外来固形物の侵入に対する保護等級）
| 保護等級 | IPコード | 保護の内容 |
| 0 | IP0X | 無保護 |
| 1 | IP1X | 直径50mm以上の大きさの外来固形物に対し保護されている |
| 2 | IP2X | 直径12.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護されている |
| 3 | IP3X | 直径2.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護されている |
| 4 | IP4X | 直径1.0mm以上の大きさの外来固形物に対して保護されている |
| 5 | IP5X | 防塵試験用粉塵（直径75μm）が入ったとしても所定の動作および安全性を損なわないように保護されている |
| 6 | IP6X | 耐塵試験用粉塵（直径75μm）が入らないように保護されている |
防水について（製品外部からの有害な影響を伴う水の侵入に対する保護等級）
| 保護等級 | IPコード | 保護の内容 |
| 0 | IP0X | 無保護 |
| 1 | IPX1 | 製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている |
| 2 | IPX2 | 製品を15度傾けた状態で施品上部から垂直に滴下する水に対し て保護されている |
| 3 | IPX3 | 製品上部から両側に60度までの角度で噴霧された水に対して保 護されている |
| 4 | IPX4 | 製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対して保護され ている |
| 5 | IPX5 | 製品に対するあらゆる方向からの噴流水（12.5ℓ/min）に対して 保護されている |
| 6 | IPX6 | 製品に対するあらゆる方向からの暴噴水（100ℓ／min）に対して 保護されている |
| 7 | IPX7 | 水に浸しても影響がないように保護されている |
| 8 | IPX8 | 潜水状態での使用に対して保護されている。IPX7より厳しい条件の 中で使用するもの |
Redmi Note 10Tは『IP68』に準拠。これは防塵の『IP6X』と防水の『IPX8』をまとめたもの。キッチンなどの水場はもとより、アウトドアシーンでも大活躍。『故障を気にせず使える場所が増える』というのが、防塵防水に対応するスマートフォン一番の利点です。
FeliCa対応でおサイフケータイが使える
最高水準の防塵防水性能を持ちつつ、『おサイフケータイ』も使えるRedmi Note 10T。この時点で『実用』の最低ラインはクリアしたと言っても良いでしょう。おサイフケータイ（FeliCa）に対応するスマートフォンを一度使ってしまったら、非対応端末に戻るのは至難の技。
財布がパンパンに膨らみ、決済の度にカードを出し入れする手間が発生。さらに定期の購入やグリーン席の予約を駅の券売機や緑の窓口で行うことに。スマートフォンでの購入に慣れてしまっていたら、これが何よりもの苦行。FeliCa対応の優先順位は最上位とするのが吉です。
5,000mAhの大容量電池と電力効率の高いSocの使用により連続駆動時間が長い
Redmi Note 10Tは『5,000mAh』の大容量電池を搭載。連続駆動時間の長さを決めるのは『電池容量』と『Soc』です。Socには電力効率の高さに重点をおいた『Snapdragon 480 5G』を採用。
一般的に『ハイエンド』と呼ばれる高性能なスマートフォンは『3Dゲームプレイ環境』を重視しています。つまりゲームをしない人にとっては無用の長物。電池もちの長さで選ぶのであれば、高額モデルではなくRedmi Note 10Tで正解です。
処理能力が底上げされた5G世代の安定型エントリーモデル
Redmi Note 10Tは『5G』に対応しています。5G世代は4G世代から処理能力が大幅に向上。実際に使っていて『エントリーモデル特有のモッサリ感』は脱したかなと。
処理能力の向上はAnTuTu Benchmarkのスコアにも表れており、データの演算処理を行う『CPU』とアプリの動作速度を示す『UX』が2021年発売のエントリーモデルRedmi 9Tから著しくアップ。上位モデルほどのサクサク感は勿論ありませんが、一般的な使い方であれば問題なし。発熱しづらいので夏場も安心して使えます。
Xiaomi Redmi Note 10TをAnTuTu Benchmarkで実測
Xiaomi Redmi 9TをAnTuTu Benchmarkで実測
メモリ・ストレージの容量を拡張出来る
Redmi Note 10Tは『メモリ増設』機能を搭載。これはストレージの一部（1GB）を仮想的にメモリとして使用するもので、4GBのメモリ容量が合計で5GBに。マルチタスク時の動作を安定させます。
また、Micro SDカードにも対応し、最大1TBのストレージ容量拡張が可能。高解像度の動画や音源をダウンロードして持ち歩くのに最適です。
YouTube動画の広告を非表示にして視聴をスムーズに
Xiaomiのスマートフォンには『ミュージック』という音楽再生用のアプリがインストールされています。ミュージックアプリはYouTube動画の再生に対応。解像度の変更など細かい設定は出来ませんが、動画の再生中は広告が非表に。バックグラウンド再生にも対応し、他のアプリを使用しながら動画の音声のみ聞くことが可能です。
YouTube Music再生中に画面を消灯させて消費電力を削減
YouTube Musicは有料プランに加入しないと画面を消灯させる事が出来ません。画面が点灯したままだと、電池の減りが早くなったりポケットや鞄の中では誤動作の原因に。
本来はゲームプレイを快適に行うための機能である『ゲームターボ』を使用すれば、無料プランのままYouTube Musicの『画面消灯』が可能に。広告は音声で流れますが無料なのでそこは妥協点。スマートウォッチやBluetoothイヤフォンを使用すれば、画面が消えたまま曲送りや一時停止を行えます。
最高の画質ではないけどソコソコ撮れるカメラ
カメラ画質は処理能力と同じく上位モデルの方が上です。ただしこの部分に関しても底上げが行われており、『そこそこの写真』は撮れるようになりました。この程度の画質で満足だという人は、Redmi Note 10Tを購入して後悔する確率が極めて低いかと。
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/100、ISO：70、焦点距離：4.25mm
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/469、ISO：50、焦点距離：4.25mm
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/1263、ISO：50、焦点距離：4.25mm
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/731、ISO：49、焦点距離：4.25mm
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/954、ISO：49、焦点距離：4.25mm
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/100、ISO：164、焦点距離：4.25mm
【Xiaomi Redmi Note 10Tのメインカメラで撮影】F値：1.8、シ ャッタースピード：1/483、ISO：50、焦点距離：4.25mm
2種類のSIMを同時に使いながらMicro SDカードが使える
Redmi Note 10Tは『eSIM』を内蔵しています。eSIMは物理的なSIMカードを必要とせず、オンライン上のやりとりと設定のみでモバイル通信が開通。
カードスロットは2スロットですが、『SIMカード』『eSIM』『Micro SDカード』の組み合わせにより、2種類のSIMを使ったデュアルSIM運用とMicro SDカードの同時使用が可能となります。
Xiaomi Redmi Note 10T（オープンマーケット版）に関するセール情報
Xiaomi Redmi Note 10T（オープンマーケット版）の主な仕様
| Xiaomi Redmi Note 10T | |
|---|---|
| Soc | Snapdragon 480 5G（8nm） |
| 容量 | 4GB/64GB
|
| 電池 | 5,000mAh（最大18W急速充電 ※充電器付属なし） |
| 重量 | 198g |
| 画面 |
|
| カメラ | メインカメラ
深度測定カメラ
フロントカメラ
|
| 防水防塵 | IPX8 IP6X |
| おサイフケータイ | 対応 |
| 指紋認証 | 側面 |
| イヤフォンジャック | 対応 |
| SIM | nanoSIM/eSIM |
| 外部メモリー | 最大1TB |
Redmi Note 10T（オープンマーケット版）にお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G：Band1（◎）、Band3（◎）、Band19（◎）、Band42（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）、Band n78（◎）、Band n79（×）
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G：Band1（◎）、Band3（◎）、Band8（◎）、Band42（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G：Band1（◎）、Band3（◎）、Band18（◎）、Band41（◎）、Band42（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）、Band n78（◎）
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G：Band3（◎）、Band18（パートナー回線）（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）