OPPOは2023年6月13日(火)、日本市場に向けて『Reno A』シリーズの最新モデルを投入予定。2023年10月で4周年迎える同シリーズ。これまでの軌跡を辿ってみましょう。
OPPO RenoA、OPPO Reno3 A、OPPO Reno5 A、OPPO Reno7 Aオープンマーケット版の主なスペック
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OPPO Reno A | OPPO Reno3 A | OPPO Reno5 A | OPPO Reno7 A | |
発売日 | 2019年10月18日 | 2020年6月25日 | 2021年6月11日 | 2022年6月23日 |
Soc | Snapdragon 710 | Snapdragon 665 | Snapdragon 765G 5G | Snapdragon 695 |
容量 | 6GB/64GB | 6GB/128GB | 6GB/128GB | 6GB/128GB |
電池容量 | 3,600mAh | 4,025mAh | 4,000mAh | 4,500mAh |
充電速度 | 非公表 | 非公表 | 最大18W | 最大18W |
サイズ |
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重量 | 約169.5g | 約175g | 約182g | 約175g |
画面 |
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カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
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リアカメラ
フロントカメラ
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リアカメラ
フロントカメラ
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リアカメラ
フロントカメラ
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スピーカー | モノラル | モノラル | モノラル | モノラル |
防水防塵 | IP67 | IP68 | IP68 | IP68 |
認証 | 指紋認証(画面内)、顔認証 | 指紋認証(画面内)、顔認証 | 指紋認証(背面)、顔認証 | 指紋認証(画面内)、顔認証 |
Micro SDカード | 対応(最大256GB) | 対応(最大256GB) | 対応(最大1TB) | 対応(最大1TB) |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.1 | 5.1 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
位置情報 | GPS/GLONASS/Beidou/Galileo | GPS/Beidou/GLONASS/GALILEO/QZSS | GPS/A-GPS/BeiDou/QZSS | GPS/BeiDou/GLONASS/GALILEO/QZSS |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
SIM | nano SIM×2 | nano SIM×2 | nano SIM×2(eSIM対応) | nano SIM×2(eSIM対応) |
メーカー希望小売価格 | 39,380円 | 39,800円 | 43,800円 | 44,800円 |
2019年10月18日に、Reno Aシリーズ初となる『OPPO Reno A』が日本市場に『39,380円(税込)』で登場。Socにはミドルクラスの『Snapdragon 710』を搭載。『防塵防水(IP67)』『おサイフケータイ(FeliCa)』『有機ELディスプレイ』を採用しつつ、カメラ画質も良好なのだから大人気商品に。
グローバルメーカーOPPOの日本市場本格参入、日本特化モデルの登場(CMには指原莉乃を起用)により、それまでぱっとしなかった当時のSIMフリースマートフォン市場が一気に活性化。
大好評を博したOPPO Reno Aの後継モデルとなった『OPPO Reno3 A』は、Socが700番台から600番台の『Snapdragon 665』に。この部分に関してはやや不満の声が聞こえるも、『電池容量』『充電速度』『カメラ』『防水性能』など実用面を強化。背面は高級感のある仕上がりに。
上記に加え、OPPO Reno Aでは楽天版のみに提供していた『128GB』の大容量ストレージを標準化。位置情報は日本の『QZSS(みちびき)』にも対応しました。それでいて販売価格はほぼ据え置きの『39,800円(税込)』。この頃にはReno Aシリーズが日本ですっかり定着した印象。
投稿が見つかりません。2021年6月11日に登場した『OPPO Reno 5A』はSocをSnapdragon 665から『Snapdragon 765G 5G』にアップグレード。5Gにも初対応となり、性能アップに関しては『3段飛ばし』程度のインパクトがありました。
6,400万画素のメイン(広角)カメラは『ネオンポートレート』という独自フィルターに対応。単純に画質が向上しただけでなく、手軽に『映え』を得られるように。OPPO Reno5 Aでは夜景撮影時のグレードも上がりました。
ディスプレイは有機ELから『液晶』に。発色の部分では前モデルから劣りつつも、リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)を最大『90Hz』に引き上げ滑らか仕様に。
かつ輝度を高めに設定して視認性を上げたことで、不満の声はそこまで聞こえなかった様な。個人的には背面の『凹み(指紋認証)』の方が気になりました。
OPPO Reno7 Aでは90Hzのリフレッシュレートを維持しつつ、『有機ELディスプレイ』『画面内指紋認証(背面の凹みは無くなる)』が復活。筐体デザインは『フラット』へ。背面には独自加工技術『OPPO Glow』を採用するなど、見た目への拘りを強く感じられるモデルに。
ただしSocは700番台から再び600番台の『Snapdragon 695 5G』へ。番号的にはダウングレードですが、一般的な使い方に最も影響を与える『CPU』のベンチマークテストでは、OPPO Reno 7Aの方が高い数値を記録。
3段飛び程度の性能アップを記録したOPPO Reno 5Aと比較して同等以上。ミドルクラスなので3Dゲームは不得手としても、それ以外で動作が極端にモタつく事はありません。
OPPO Reno 7Aで『イマイチ』だったのは『動画撮影』。『4K』解像度を選択出来ず、フレームレートも『30fps』止まり。手ブレ補正精度も弱めでした。動画を頻繁に撮る人にとっては物足りない内容だったはず。
OPPOは2023年6月13日、日本市場に向けてReno Aシリーズの最新モデルを投入予定。物価高の影響により、各メーカーが鎬を削る昨今。4万円台の販売価格をギリギリで維持しつつ、動画撮影性能の向上など何かしらのアップデートは欲しいところ。Snapdragon 6 Gen 1が搭載されたら完全にサプライズですね!
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