Amazon Music Unlimitedは、2022年5月にプライム会員の利用料金を月額780円から『880円(税込)』に値上げ。そして2023年8月15日には880円がなんと『980円(税込)』に。
2021年6月に上位プランとなる『Amazon Music HD』へのアップデートが追加料金不要で行われ、お得感が強かった同サービス。しかし短期間で一気に利用料金が上がり、このまま契約を継続するか悩ましい状況に。
月額980円(税込)で利用出来るのは『Amazonプライム会員』のみ(通常は1,080円)。そのプライム会員費用も、2023年に月額500円から『600円(年会費は4,900円から5,900円)』に値上げされています。
Amazon Music Unlimitedを契約するメリットは、最大『24bit/192kHz(ULTRA HD)』の高解像度音源に加え、『空間オーディオ』を聴くことが出来ること。Alexaに対応するスマートスピーカーとの連携のしやすさも、魅力であると個人的には感じています。
しかし『毎月継続的に発生するコストが上がった』というのは間違いなくネック。Amazonプライム会員がAmazon Music Unlimitedを利用すると、毎月『1,580円(税込)』の固定費が発生。
私がAmazon Music Unlimitedの代替えサービスとして『お試し利用』を始めたのが『楽天ミュージック』。こちらはとある条件をクリアしていれば、通常980円の月額料金が『780円(税込)』に。
とある条件の一つが『楽天モバイル(最強プラン)』の契約。楽天モバイルユーザー(ドコモ回線・au回線以外)は、すでに楽天ミュージックを安く運用出来る資格を持っていることに。しかし楽天モバイルユーザー以外は『乗り換え』が必要。ハードルが一気に上がります。
もう一つの条件は『楽天カード会員(家族カードは対象外)』であること。ちなみに楽天カードは『年会費永年無料』。楽天ミュージックの利用料金が安くなるだけでなく、楽天市場で買い物するとポイントを『+2倍(月間獲得上限1,000ポイント)』貰えるというメリットも。
楽天ミュージックは『初回30日間お試し無料』。Amazon Music Unlimitedを解約する前にどういったサービスかを体験することが出来ます。
私が楽天ミュージックをAmazon Music Unlimitedと比較して、『イマイチ』だと感じた点は下記の通り。
- ダークモードに非対応
- スマートスピーカー(Echoシリーズ)からの再生を指定出来ない(Alexa非対応)
- 音質が最大320kbps
- 空間オーディオ非対応
- ポッドキャストの数が少ない
- 気に入った系統の音楽への導線が少ない
有機ELディスプレイ採用端末時に『低消費電力』効果を得られるダークモードですが、楽天ミュージックは非対応。もっとも、再生する音楽を選んだ後は『画面OFF』『他のアプリを表示』する状態になると思うので、電池もちへの影響は少ないはず。
私が家で音楽を聴く時は、Amazonのスマートスピーカー『Echo Studio』を利用しています。Amazon Music Unlimitedのアプリを使うと、再生デバイスをスマートフォンからEcho Studioにシームレスな切り替え可能。楽天ミュージックでEcho Studioを使い続けるなら、Bluetoothか有線接続ですね。
楽天ミュージックの音質は『Low(64kbps)』『Normal(128kbps)』『High(320kbps)』の3段階調整。最近はXiaomi(シャオミ)のサウンド効果『イマーシブサウンド』を活用しているので、この部分に関しては『音が劣化した』と感じませんでした。Bluetooth接続なら『Normal』で十分な印象。
空間オーディオは対応するコンテンツが限られるので、優先順位は低め。ポッドキャストもよほど気に入った番組がない場合は固執する必要は無いでしょう。
『良いな』と感じる音楽への導線は、Amazon Music Unlimitedの方が多い印象。ただし楽天ミュージックも『あなたにおすすめの曲・アルバム』『あなたにおすすめのプレイリスト』が用意されているので、もう少し利用時間が増えれば熟れてくるかも。
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